40 / 96
第三章〜世界へと旅立つ〜
第40話 〜龍王と聖剣と規格外〜
しおりを挟む
その後ヒイロ達は、ドラゴン族が住む大きな山脈の入り口へとたどり着く。その別名ドラゴン山脈とも言われる大きな山脈には数百を超える数のドラゴン族がいたが、どのドラゴンも暴れる様子はなく、落ち着いて過ごしているように感じられた。
ロイが近くにいた青龍種《ブルードラゴン》に話しかけると、そのブルードラゴンは、すぐに反応し、話を聞いてくれる。やはり知能に優れており、尚且つ長命のドラゴン族は、人族達が話す共通語も理解している様子だった。結局、4人は、そのブルードラゴンに案内される形で、山脈で一番高い山の頂上にいる、このイバール国に住むドラゴン族の長老、現在の龍王とされる黒龍種《ブラックドラゴン》のカイザードラゴンと面会をさせてもらうこととなった。
その一際大きいブラックドラゴンは、龍王と呼ばれるに相応しい迫力と威厳があったが、荒々しさはなく、見るからに知性の高さが感じられた。
「人族の者よ、我に何か用か?」
龍王《カイザードラゴン》の問いにヒイロが答える。
「龍王様にお尋ねしたいことがあります。最近、ドラゴンが近隣の森や人族の集落で暴れている姿が確認されています。何か理由をご存知ありませんか?」
ヒイロは《モンスターボックス》から、先ほど気絶させたレッドドラゴンを出した。
「……申し訳ないのですが、ここへ来る途中にも1匹のドラゴンが自我を無くして暴れていたので、無理矢理ですが気絶させていただき、運ばせてもらいました。」
龍王は、気絶をしているレッドドラゴンを見て、少し悩むように話し出す。
「……すまなかった。確かに我らの同胞だ。我ら種族は、己の知識好奇心や強さ、縄張りなどの関心は強いものの、他種族だけでなく同胞への関心も薄い。若いドラゴンがある程度いなくなっても、皆、その者達が旅に出てのだろうとしか思うまい……すまんがもう少し……そのドラゴンを近くで見せてくれ。」
シルフが魔法を使い、気絶しているレッドドラゴンを自分と共に宙に浮かせ、龍王の近くまで寄る。そして、レッドドラゴンの瞼を開けて見せながら、暗く濁っている目を見せる。
「私はエルフ族の者です。ここを縄張りにしているドラゴン族ではないのですか、私が育った集落でも何度かドラゴン族と交流したことがあります。ただ……この若いドラゴンの目は、貴方様やほかのドラゴン族とは違い、目が全体的に暗く濁っており、何者かに操られているように感じます。」
「確かに……我も見たことがないような目をしておる。……だが、ドラゴン族を操れる者など……それこそ魔王かその配下しかおらぬが……」
「魔王……!?龍王様は、魔王と言う存在をご存知なのですか?では、この世界で《最後の神判》という言葉や魔神の存在は?」
「……魔神なら聞いたことがある。その昔、我ら……いや……現在、この世界に生きているほとんどの生物が生まれる前の世界で、この世界を創造した善神と、それに逆らった悪神と悪神に仕える3柱の魔神が戦い、悪神側が破れた。それから新たな世界……この世界が生まれたのだと……原初から代々続く龍王からの言い伝えがある。」
「そうですか……ありがとうございます。龍王様……いま、その魔神の配下と思われる六大魔王が復活しようとしているのです……。」
「……まことか!?……いや、なればこそ我が種族が、操られている可能性が高いか……。すまんが、我ら種族は戦いなら出来るが、調査や犯人探しなどが得意な種族ではない。我が持っている情報は全て渡すから、代わりに調査をしてくれぬか」
「わかりました。大丈夫ですよ、元からそのつもりでしたので!」
「すまない……それに、その操られていた若いレッドドラゴンの意識はもう戻りそうにない……そっちで処分してもらって構わぬ、まだ若いが、腐ってもドラゴン族、高値の素材となろう」
「……わかりました。調査はこちらでしますので、皆さんは、これからさらにお仲間が支配されぬように警戒をなさってください。」
「わかった。……それとお礼としてではないが……そこにいる貴様は勇者か?」
「は、はい!天職 《勇者》を授かりました。」
「昔、友になった勇者が死ぬ直前に、もし次に勇者出会う事があったら、これを渡してくれと頼まれていた物がある。それをお前にくれてやろう。」
「昔の勇者様が?ありがとうございます!」
龍王が少し目を閉じると、遠くから光り輝く剣が、ロイの前へと飛んできた。
「《デュランダル》という聖剣じゃ、ドラゴンの鱗でさえも簡単に切ることが出来る。これから魔王と戦うには必要だろう……持っていけ。」
ロイは、目の前に差し出された剣を手に持つ。
「《聖剣デュランダル》……すごい……初めて持ったのに、よく手に馴染む……龍王様ありがとうございます!」
聖剣も持ち主をロイと認めたようで、その輝きがより一層増す。ロイもまた、嬉しそうに時を忘れたかのように聖剣を眺めている。ヒイロは、その様子を微笑ましく見守りながら龍王にお礼を言う。
「……では、この付近を含め、原因の調査をしていきたいと思います。貴重な情報と聖剣をありがとうございました」
ヒイロが頭を下げると、他の3人も丁寧に頭を下げ、龍王に別れを告げる。こうしてヒイロ達は、ドラゴンの山脈を中心に調査を開始した。
途中何度か、自我をなくしたドラゴンが暴れていたが、元々知的に高いドラゴンが、種族スキル等使わず、その身体能力だけで暴れ回るだけだと、厄介ではあるが討伐難易度的にSランクの魔物より、多少強いぐらいでそれほど脅威ではなかった。
4人が調査を続けていると山脈の麓、龍王が住む山頂から遠く離れた山脈の外れに、グラシャラボラスのダンジョンと、似た雰囲気のダンジョンを見つける。
「見つけた……あれだ!あれで間違いない!」
「ヒイロさん、わかるのですか?」
「あぁ、実際に入って攻略したんだ。ただあの時よりも禍々しい気配が少し弱い気もする。」
「たしか情報では……そのダンジョンから魔物が現れ、魔物のスタンピードを作ろうとしていたのだな。」
「そうです。ネビロスという魔王の配下、グラシャラボラスと戦いました。その時のダンジョンは、もっと禍々しい雰囲気がありましたが、同じように自然じゃない作りもののような独特な気配がありました。」
「確かに……私が知る限りでは、初めて感じる気配だ。ではあのダンジョンに魔王……もしくはその配下がいるとみて間違いないか?」
「恐らく……きっと、あそこに自我を失ったドラゴンの元凶があると思います」
「わかった……では、一人が見張り兼連絡役で外に残り、3人でダンジョンの中に入ろう。」
「なら……ナットさんが残ってください。きっと敵も軽くSSランクは超えてくると思います。」
ヒイロは、普段からストレージボックスに入れている一人用のキャンプセットをナットに渡し、さらに少し離れたところに、昔《森の家》の周りに使っていた結界魔法の強化版を展開する。
「これである程度は、Sランクぐらいまでの魔獣の攻撃なら耐えられますし、隠蔽も施してあるので、かなりの知能がある魔獣でなければ気付きもしません」
「……あ、あぁ」
ヒイロが何気なく説明している姿に他の3人は、ただただ呆然としていた。ヒイロの規格外に今更気付いたロイは、シルフに一応確認する。
「……あのシルフさん、SSランクの皆さんて、みんなこんなレベルなんですか……?」
「……勘違いするなロイ……他の者たちは知らぬが、少なくとも私は先程からヒイロが使っている特殊な魔法はほとんど出来ん……いや、たぶんコイツがおかしい……」
「そうだぞ……俺はある程度他のSSランク冒険者を事も知っているが、誰もがそのずば抜けた戦闘能力が認められSSランクの称号を得ている……転移魔法に収納魔法、そして今の結界魔法……どれもがかなりのユニークレアスキルで、聞いたことがあっても実際に持っている者など見たことがない……それを1人で使ってるコイツが規格外でおかしい……」
「……ですよね……良かったです……」
何が良かったかは分からないが、ヒイロはその3人の反応に気付かず、せっせとキャンプを張っていく。
「……すまんなヒイロ……お前達も無理をするなよ。命の危険を感じたらすぐにでも戻ってこい。特にロイ、お前はまだ見習い勇者だ。無理はせず、2人の最高ランク冒険者の戦い方を学んでこい」
ナットのその言葉を飲み込むようにロイは真剣な眼差しで大きく頷く。
「わかりました。お二人の足は絶対に引っ張らないようにします。」
「よし、それじゃあ行きましょう。俺が先頭で、ロイが中、シルフさんが後ろを頼みます。」
「はい!」
「わかったわ。」
ロイが近くにいた青龍種《ブルードラゴン》に話しかけると、そのブルードラゴンは、すぐに反応し、話を聞いてくれる。やはり知能に優れており、尚且つ長命のドラゴン族は、人族達が話す共通語も理解している様子だった。結局、4人は、そのブルードラゴンに案内される形で、山脈で一番高い山の頂上にいる、このイバール国に住むドラゴン族の長老、現在の龍王とされる黒龍種《ブラックドラゴン》のカイザードラゴンと面会をさせてもらうこととなった。
その一際大きいブラックドラゴンは、龍王と呼ばれるに相応しい迫力と威厳があったが、荒々しさはなく、見るからに知性の高さが感じられた。
「人族の者よ、我に何か用か?」
龍王《カイザードラゴン》の問いにヒイロが答える。
「龍王様にお尋ねしたいことがあります。最近、ドラゴンが近隣の森や人族の集落で暴れている姿が確認されています。何か理由をご存知ありませんか?」
ヒイロは《モンスターボックス》から、先ほど気絶させたレッドドラゴンを出した。
「……申し訳ないのですが、ここへ来る途中にも1匹のドラゴンが自我を無くして暴れていたので、無理矢理ですが気絶させていただき、運ばせてもらいました。」
龍王は、気絶をしているレッドドラゴンを見て、少し悩むように話し出す。
「……すまなかった。確かに我らの同胞だ。我ら種族は、己の知識好奇心や強さ、縄張りなどの関心は強いものの、他種族だけでなく同胞への関心も薄い。若いドラゴンがある程度いなくなっても、皆、その者達が旅に出てのだろうとしか思うまい……すまんがもう少し……そのドラゴンを近くで見せてくれ。」
シルフが魔法を使い、気絶しているレッドドラゴンを自分と共に宙に浮かせ、龍王の近くまで寄る。そして、レッドドラゴンの瞼を開けて見せながら、暗く濁っている目を見せる。
「私はエルフ族の者です。ここを縄張りにしているドラゴン族ではないのですか、私が育った集落でも何度かドラゴン族と交流したことがあります。ただ……この若いドラゴンの目は、貴方様やほかのドラゴン族とは違い、目が全体的に暗く濁っており、何者かに操られているように感じます。」
「確かに……我も見たことがないような目をしておる。……だが、ドラゴン族を操れる者など……それこそ魔王かその配下しかおらぬが……」
「魔王……!?龍王様は、魔王と言う存在をご存知なのですか?では、この世界で《最後の神判》という言葉や魔神の存在は?」
「……魔神なら聞いたことがある。その昔、我ら……いや……現在、この世界に生きているほとんどの生物が生まれる前の世界で、この世界を創造した善神と、それに逆らった悪神と悪神に仕える3柱の魔神が戦い、悪神側が破れた。それから新たな世界……この世界が生まれたのだと……原初から代々続く龍王からの言い伝えがある。」
「そうですか……ありがとうございます。龍王様……いま、その魔神の配下と思われる六大魔王が復活しようとしているのです……。」
「……まことか!?……いや、なればこそ我が種族が、操られている可能性が高いか……。すまんが、我ら種族は戦いなら出来るが、調査や犯人探しなどが得意な種族ではない。我が持っている情報は全て渡すから、代わりに調査をしてくれぬか」
「わかりました。大丈夫ですよ、元からそのつもりでしたので!」
「すまない……それに、その操られていた若いレッドドラゴンの意識はもう戻りそうにない……そっちで処分してもらって構わぬ、まだ若いが、腐ってもドラゴン族、高値の素材となろう」
「……わかりました。調査はこちらでしますので、皆さんは、これからさらにお仲間が支配されぬように警戒をなさってください。」
「わかった。……それとお礼としてではないが……そこにいる貴様は勇者か?」
「は、はい!天職 《勇者》を授かりました。」
「昔、友になった勇者が死ぬ直前に、もし次に勇者出会う事があったら、これを渡してくれと頼まれていた物がある。それをお前にくれてやろう。」
「昔の勇者様が?ありがとうございます!」
龍王が少し目を閉じると、遠くから光り輝く剣が、ロイの前へと飛んできた。
「《デュランダル》という聖剣じゃ、ドラゴンの鱗でさえも簡単に切ることが出来る。これから魔王と戦うには必要だろう……持っていけ。」
ロイは、目の前に差し出された剣を手に持つ。
「《聖剣デュランダル》……すごい……初めて持ったのに、よく手に馴染む……龍王様ありがとうございます!」
聖剣も持ち主をロイと認めたようで、その輝きがより一層増す。ロイもまた、嬉しそうに時を忘れたかのように聖剣を眺めている。ヒイロは、その様子を微笑ましく見守りながら龍王にお礼を言う。
「……では、この付近を含め、原因の調査をしていきたいと思います。貴重な情報と聖剣をありがとうございました」
ヒイロが頭を下げると、他の3人も丁寧に頭を下げ、龍王に別れを告げる。こうしてヒイロ達は、ドラゴンの山脈を中心に調査を開始した。
途中何度か、自我をなくしたドラゴンが暴れていたが、元々知的に高いドラゴンが、種族スキル等使わず、その身体能力だけで暴れ回るだけだと、厄介ではあるが討伐難易度的にSランクの魔物より、多少強いぐらいでそれほど脅威ではなかった。
4人が調査を続けていると山脈の麓、龍王が住む山頂から遠く離れた山脈の外れに、グラシャラボラスのダンジョンと、似た雰囲気のダンジョンを見つける。
「見つけた……あれだ!あれで間違いない!」
「ヒイロさん、わかるのですか?」
「あぁ、実際に入って攻略したんだ。ただあの時よりも禍々しい気配が少し弱い気もする。」
「たしか情報では……そのダンジョンから魔物が現れ、魔物のスタンピードを作ろうとしていたのだな。」
「そうです。ネビロスという魔王の配下、グラシャラボラスと戦いました。その時のダンジョンは、もっと禍々しい雰囲気がありましたが、同じように自然じゃない作りもののような独特な気配がありました。」
「確かに……私が知る限りでは、初めて感じる気配だ。ではあのダンジョンに魔王……もしくはその配下がいるとみて間違いないか?」
「恐らく……きっと、あそこに自我を失ったドラゴンの元凶があると思います」
「わかった……では、一人が見張り兼連絡役で外に残り、3人でダンジョンの中に入ろう。」
「なら……ナットさんが残ってください。きっと敵も軽くSSランクは超えてくると思います。」
ヒイロは、普段からストレージボックスに入れている一人用のキャンプセットをナットに渡し、さらに少し離れたところに、昔《森の家》の周りに使っていた結界魔法の強化版を展開する。
「これである程度は、Sランクぐらいまでの魔獣の攻撃なら耐えられますし、隠蔽も施してあるので、かなりの知能がある魔獣でなければ気付きもしません」
「……あ、あぁ」
ヒイロが何気なく説明している姿に他の3人は、ただただ呆然としていた。ヒイロの規格外に今更気付いたロイは、シルフに一応確認する。
「……あのシルフさん、SSランクの皆さんて、みんなこんなレベルなんですか……?」
「……勘違いするなロイ……他の者たちは知らぬが、少なくとも私は先程からヒイロが使っている特殊な魔法はほとんど出来ん……いや、たぶんコイツがおかしい……」
「そうだぞ……俺はある程度他のSSランク冒険者を事も知っているが、誰もがそのずば抜けた戦闘能力が認められSSランクの称号を得ている……転移魔法に収納魔法、そして今の結界魔法……どれもがかなりのユニークレアスキルで、聞いたことがあっても実際に持っている者など見たことがない……それを1人で使ってるコイツが規格外でおかしい……」
「……ですよね……良かったです……」
何が良かったかは分からないが、ヒイロはその3人の反応に気付かず、せっせとキャンプを張っていく。
「……すまんなヒイロ……お前達も無理をするなよ。命の危険を感じたらすぐにでも戻ってこい。特にロイ、お前はまだ見習い勇者だ。無理はせず、2人の最高ランク冒険者の戦い方を学んでこい」
ナットのその言葉を飲み込むようにロイは真剣な眼差しで大きく頷く。
「わかりました。お二人の足は絶対に引っ張らないようにします。」
「よし、それじゃあ行きましょう。俺が先頭で、ロイが中、シルフさんが後ろを頼みます。」
「はい!」
「わかったわ。」
0
あなたにおすすめの小説
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
【完】あの、……どなたでしょうか?
桐生桜月姫
恋愛
「キャサリン・ルーラー
爵位を傘に取る卑しい女め、今この時を以て貴様との婚約を破棄する。」
見た目だけは、麗しの王太子殿下から出た言葉に、婚約破棄を突きつけられた美しい女性は………
「あの、……どなたのことでしょうか?」
まさかの意味不明発言!!
今ここに幕開ける、波瀾万丈の間違い婚約破棄ラブコメ!!
結末やいかに!!
*******************
執筆終了済みです。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
転生無双なんて大層なこと、できるわけないでしょう! 公爵令息が家族、友達、精霊と送る仲良しスローライフ
幸運寺大大吉丸◎ 書籍発売中
ファンタジー
アルファポリス様より書籍化!
転生したラインハルトはその際に超説明が適当な女神から、訳も分からず、チートスキルをもらう。
どこに転生するか、どんなスキルを貰ったのか、どんな身分に転生したのか全てを分からず転生したラインハルトが平和な?日常生活を送る話。
- カクヨム様にて、週間総合ランキングにランクインしました!
- アルファポリス様にて、人気ランキング、HOTランキングにランクインしました!
- この話はフィクションです。
ファンタジーは知らないけれど、何やら規格外みたいです 神から貰ったお詫びギフトは、無限に進化するチートスキルでした
渡琉兎
ファンタジー
『第3回次世代ファンタジーカップ』にて【優秀賞】を受賞!
2024/02/21(水)1巻発売!
2024/07/22(月)2巻発売!(コミカライズ企画進行中発表!)
2024/12/16(月)3巻発売!
2025/04/14(月)4巻発売!
応援してくださった皆様、誠にありがとうございます!!
刊行情報が出たことに合わせて02/01にて改題しました!
旧題『ファンタジーを知らないおじさんの異世界スローライフ ~見た目は子供で中身は三十路のギルド専属鑑定士は、何やら規格外みたいです~』
=====
車に轢かれて死んでしまった佐鳥冬夜は、自分の死が女神の手違いだと知り涙する。
そんな女神からの提案で異世界へ転生することになったのだが、冬夜はファンタジー世界について全く知識を持たないおじさんだった。
女神から与えられるスキルも遠慮して鑑定スキルの上位ではなく、下位の鑑定眼を選択してしまう始末。
それでも冬夜は与えられた二度目の人生を、自分なりに生きていこうと転生先の世界――スフィアイズで自由を謳歌する。
※05/12(金)21:00更新時にHOTランキング1位達成!ありがとうございます!
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
3点スキルと食事転生。食いしん坊の幸福無双。〜メシ作るために、貰ったスキル、完全に戦闘狂向き〜
幸運寺大大吉丸◎ 書籍発売中
ファンタジー
伯爵家の当主と側室の子であるリアムは転生者である。
転生した時に、目立たないから大丈夫と貰ったスキルが、転生して直後、ひょんなことから1番知られてはいけない人にバレてしまう。
- 週間最高ランキング:総合297位
- ゲス要素があります。
- この話はフィクションです。
この聖水、泥の味がする ~まずいと追放された俺の作るポーションが、実は神々も欲しがる奇跡の霊薬だった件~
夏見ナイ
ファンタジー
「泥水神官」と蔑まれる下級神官ルーク。彼が作る聖水はなぜか茶色く濁り、ひどい泥の味がした。そのせいで無能扱いされ、ある日、無実の罪で神殿から追放されてしまう。
全てを失い流れ着いた辺境の村で、彼は自らの聖水が持つ真の力に気づく。それは浄化ではなく、あらゆる傷や病、呪いすら癒す奇跡の【創生】の力だった!
ルークは小さなポーション屋を開き、まずいけどすごい聖水で村人たちを救っていく。その噂は広まり、呪われた女騎士やエルフの薬師など、訳ありな仲間たちが次々と集結。辺境の村はいつしか「癒しの郷」へと発展していく。
一方、ルークを追放した王都では聖女が謎の病に倒れ……。
落ちこぼれ神官の、痛快な逆転スローライフ、ここに開幕!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる