47 / 139
悪の栄えたためし無し
しおりを挟む
ようやくアグリーの手から逃れることのできたクラリスは、呆然とした様子で、床に座りこんでいた。血の気の引いた顔が、どれほどの恐怖を味わったのかを表している。
「クラリス嬢!首から血が!」
アンソニーがいち早く駆け寄ると、首の傷にハンカチを当てて止血する。
「ア、アンソニー様……あ……りがと……」
「今は何も話さないでください。首の傷に響きます」
アンソニーに言われ、クラリスは小さく頷く。恐怖から解放されたせいか、一気に痛みが襲ってきた。少しずつとはいえ出血が続いていたこともあり、軽い貧血状態でもあったのだろう。アンソニーに背中を支えられたクラリスは、そのままフッと意識を失った。
「ええい!このガキどもが!離せ!離せー!」
往生際悪く暴れるアグリーを騎士達に引き渡すと、ポールとエラリーもクラリスの元に駆け寄った。
「クラリス!」
「クラリス嬢!」
クラリスを囲む三人にウィルはホッと息を吐くと、厳しい目でアグリーを見た。
騎士達はアグリーを後ろ手に縛り上げると、周囲を大勢で取り囲む。絶対に逃さないという気迫が見てとれた。
「くそっ、なんでこんなことに!」
「なんでって、自業自得に決まっているだろう」
「……!王太子殿下……!」
「父親と一緒におとなしく捕まっていれば、命までは取らなかったものを」
「……」
「違法薬物の所持だけでも重罪だが……お前はその上に、騎士達と御者に違法薬物を使用した罪、父親を殺害した罪、貸し馬車屋の幼い娘を拉致し、親子を脅迫した罪」
「そして、何の罪もない少女を襲い、傷つけた罪」
ウィルがアグリーの罪を数え上げる。
「わずか一日でこれだけの罪を重ねたんだ。極刑は免れない」
「い、いやだ!俺はまだ死にたくない!」
この期に及んでまだアグリーはジタバタと暴れては、騎士達に押さえつけられている。それを見たウィルが、打って変わって優しい声で言った。
「安心しろ。お前には聞きたいことがたくさんあるからな。まずは取り調べが先だ。まあ、死んだ方がマシだと思うような荒っぽい取り調べになるだろうがな」
にっこり笑うウィルに、アグリーは言葉を失った。
騎士団の厳重な警戒のもとアグリーが連行されていくと、外で待機させられていたクラリスの家族が店の中に駆け込んできた。
「「「クラリス!」」」
意識を失ったまま応急手当てを受けているクラリスのもとに駆け寄ると、三人は息を呑んだ。
「ま、まさか…」
「大丈夫だ、クラリスは生きている」
ポールが三人を安心させようと力強く頷く。アンソニーも続く。
「命には別状はないようですが、念のため医者に見せた方がいいでしょう」
「な、なら、キンバリー伯爵家お抱え医師に!」
「伯爵家の医師も優秀でしょうが、やはりここは我が公爵家お抱え医師に見せる方が」
「アンソニーもエラリーも、今は張り合ってる場合じゃねえだろ!」
「そうだ。今はそんな場合ではない」
「「「お、王太子殿下……!」」」
クラリスの家族は慌てて頭を下げる。
「我が国の騎士達の不手際で、大事な娘さんを酷い目に合わせてしまったことを、この国の王太子としてお詫び申し上げる。申し訳ない」
言って頭を下げるウィルに、家族三人は大慌てで、首を横に振る。
「頭を上げてください。悪いのはあの男爵の息子で、あなたじゃない」
オーリーに言われ、ウィルは小さく微笑む。
(やっぱりクラリス嬢のご家族だな)
「クラリス嬢はこれから王宮へ連れて行って、王宮医師の診察を受けてもらおうと思うが、構わないだろうか?」
「お、王宮なんて、そんな畏れ多い……」
「おじさん、ウィルにお願いした方がいい。一流の医者にみてもらえるんだから、安心だろ」
ポールが驚くオーリーに声をかけると、自分より少しだけ背の低いウィルの肩をポンと叩いた。
「ウィル、クラリスを頼んだ」
「ああ、任せてくれ」
ウィルの力強い言葉にポールは微笑んだ。
「ご主人、すまないが、クラリス嬢を王宮まで連れてきてもらえないか」
「王太子殿下、俺が妹を運びます」
オーリーに代わって兄のフレデリックが名乗りをあげた。
「さっき仕入れから帰ってきたばかりで、何があったのか詳しく聞きたいんです」
「わかった。では兄君にお願いしよう。アンソニー、エラリー、ポールも一緒に来てくれ」
フレデリックがクラリスを抱き上げるのを見て、アンソニー、エラリー、ポールは少し残念そうな顔をしたが、ウィルの言葉に頷くと、クラリスを抱えたフレデリックを守るように囲み、ドアへと向かった。
「おじさん、おばさん、片付け手伝えなくてごめんな」
最後にドアを出ようとしていたポールがクラリスの両親に片手を上げて詫びる。
「ポールが気にすることじゃないわ」
「気持ちだけで十分だ。それより、フレディとクラリスをよろしく頼む」
「任せとけ!」
ポールがニカっと笑って出て行くと、店はようやく静かになった。
「クラリス嬢!首から血が!」
アンソニーがいち早く駆け寄ると、首の傷にハンカチを当てて止血する。
「ア、アンソニー様……あ……りがと……」
「今は何も話さないでください。首の傷に響きます」
アンソニーに言われ、クラリスは小さく頷く。恐怖から解放されたせいか、一気に痛みが襲ってきた。少しずつとはいえ出血が続いていたこともあり、軽い貧血状態でもあったのだろう。アンソニーに背中を支えられたクラリスは、そのままフッと意識を失った。
「ええい!このガキどもが!離せ!離せー!」
往生際悪く暴れるアグリーを騎士達に引き渡すと、ポールとエラリーもクラリスの元に駆け寄った。
「クラリス!」
「クラリス嬢!」
クラリスを囲む三人にウィルはホッと息を吐くと、厳しい目でアグリーを見た。
騎士達はアグリーを後ろ手に縛り上げると、周囲を大勢で取り囲む。絶対に逃さないという気迫が見てとれた。
「くそっ、なんでこんなことに!」
「なんでって、自業自得に決まっているだろう」
「……!王太子殿下……!」
「父親と一緒におとなしく捕まっていれば、命までは取らなかったものを」
「……」
「違法薬物の所持だけでも重罪だが……お前はその上に、騎士達と御者に違法薬物を使用した罪、父親を殺害した罪、貸し馬車屋の幼い娘を拉致し、親子を脅迫した罪」
「そして、何の罪もない少女を襲い、傷つけた罪」
ウィルがアグリーの罪を数え上げる。
「わずか一日でこれだけの罪を重ねたんだ。極刑は免れない」
「い、いやだ!俺はまだ死にたくない!」
この期に及んでまだアグリーはジタバタと暴れては、騎士達に押さえつけられている。それを見たウィルが、打って変わって優しい声で言った。
「安心しろ。お前には聞きたいことがたくさんあるからな。まずは取り調べが先だ。まあ、死んだ方がマシだと思うような荒っぽい取り調べになるだろうがな」
にっこり笑うウィルに、アグリーは言葉を失った。
騎士団の厳重な警戒のもとアグリーが連行されていくと、外で待機させられていたクラリスの家族が店の中に駆け込んできた。
「「「クラリス!」」」
意識を失ったまま応急手当てを受けているクラリスのもとに駆け寄ると、三人は息を呑んだ。
「ま、まさか…」
「大丈夫だ、クラリスは生きている」
ポールが三人を安心させようと力強く頷く。アンソニーも続く。
「命には別状はないようですが、念のため医者に見せた方がいいでしょう」
「な、なら、キンバリー伯爵家お抱え医師に!」
「伯爵家の医師も優秀でしょうが、やはりここは我が公爵家お抱え医師に見せる方が」
「アンソニーもエラリーも、今は張り合ってる場合じゃねえだろ!」
「そうだ。今はそんな場合ではない」
「「「お、王太子殿下……!」」」
クラリスの家族は慌てて頭を下げる。
「我が国の騎士達の不手際で、大事な娘さんを酷い目に合わせてしまったことを、この国の王太子としてお詫び申し上げる。申し訳ない」
言って頭を下げるウィルに、家族三人は大慌てで、首を横に振る。
「頭を上げてください。悪いのはあの男爵の息子で、あなたじゃない」
オーリーに言われ、ウィルは小さく微笑む。
(やっぱりクラリス嬢のご家族だな)
「クラリス嬢はこれから王宮へ連れて行って、王宮医師の診察を受けてもらおうと思うが、構わないだろうか?」
「お、王宮なんて、そんな畏れ多い……」
「おじさん、ウィルにお願いした方がいい。一流の医者にみてもらえるんだから、安心だろ」
ポールが驚くオーリーに声をかけると、自分より少しだけ背の低いウィルの肩をポンと叩いた。
「ウィル、クラリスを頼んだ」
「ああ、任せてくれ」
ウィルの力強い言葉にポールは微笑んだ。
「ご主人、すまないが、クラリス嬢を王宮まで連れてきてもらえないか」
「王太子殿下、俺が妹を運びます」
オーリーに代わって兄のフレデリックが名乗りをあげた。
「さっき仕入れから帰ってきたばかりで、何があったのか詳しく聞きたいんです」
「わかった。では兄君にお願いしよう。アンソニー、エラリー、ポールも一緒に来てくれ」
フレデリックがクラリスを抱き上げるのを見て、アンソニー、エラリー、ポールは少し残念そうな顔をしたが、ウィルの言葉に頷くと、クラリスを抱えたフレデリックを守るように囲み、ドアへと向かった。
「おじさん、おばさん、片付け手伝えなくてごめんな」
最後にドアを出ようとしていたポールがクラリスの両親に片手を上げて詫びる。
「ポールが気にすることじゃないわ」
「気持ちだけで十分だ。それより、フレディとクラリスをよろしく頼む」
「任せとけ!」
ポールがニカっと笑って出て行くと、店はようやく静かになった。
0
あなたにおすすめの小説
悪役令嬢に成り代わったのに、すでに詰みってどういうことですか!?
ぽんぽこ狸
恋愛
仕事帰りのある日、居眠り運転をしていたトラックにはねられて死んでしまった主人公。次に目を覚ますとなにやら暗くジメジメした場所で、自分に仕えているというヴィンスという男の子と二人きり。
彼から話を聞いているうちに、なぜかその話に既視感を覚えて、確認すると昔読んだことのある児童向けの小説『ララの魔法書!』の世界だった。
その中でも悪役令嬢である、クラリスにどうやら成り代わってしまったらしい。
混乱しつつも話をきていくとすでに原作はクラリスが幽閉されることによって終結しているようで愕然としているさなか、クラリスを見限り原作の主人公であるララとくっついた王子ローレンスが、訪ねてきて━━━━?!
原作のさらに奥深くで動いていた思惑、魔法玉(まほうぎょく)の謎、そして原作の男主人公だった完璧な王子様の本性。そのどれもに翻弄されながら、なんとか生きる一手を見出す、学園ファンタジー!
ローレンスの性格が割とやばめですが、それ以外にもダークな要素強めな主人公と恋愛?をする、キャラが二人ほど、登場します。世界観が殺伐としているので重い描写も多いです。読者さまが色々な意味でドキドキしてくれるような作品を目指して頑張りますので、よろしくお願いいたします。
完結しました!最後の一章分は遂行していた分がたまっていたのと、話が込み合っているので一気に二十万文字ぐらい上げました。きちんと納得できる結末にできたと思います。ありがとうございました。
転生してモブだったから安心してたら最恐王太子に溺愛されました。
琥珀
恋愛
ある日突然小説の世界に転生した事に気づいた主人公、スレイ。
ただのモブだと安心しきって人生を満喫しようとしたら…最恐の王太子が離してくれません!!
スレイの兄は重度のシスコンで、スレイに執着するルルドは兄の友人でもあり、王太子でもある。
ヒロインを取り合う筈の物語が何故かモブの私がヒロインポジに!?
氷の様に無表情で周囲に怖がられている王太子ルルドと親しくなってきた時、小説の物語の中である事件が起こる事を思い出す。ルルドの為に必死にフラグを折りに行く主人公スレイ。
このお話は目立ちたくないモブがヒロインになるまでの物語ーーーー。
【完結】悪役令嬢の妹に転生しちゃったけど推しはお姉様だから全力で断罪破滅から守らせていただきます!
くま
恋愛
え?死ぬ間際に前世の記憶が戻った、マリア。
ここは前世でハマった乙女ゲームの世界だった。
マリアが一番好きなキャラクターは悪役令嬢のマリエ!
悪役令嬢マリエの妹として転生したマリアは、姉マリエを守ろうと空回り。王子や執事、騎士などはマリアにアプローチするものの、まったく鈍感でアホな主人公に周りは振り回されるばかり。
少しずつ成長をしていくなか、残念ヒロインちゃんが現る!!
ほんの少しシリアスもある!かもです。
気ままに書いてますので誤字脱字ありましたら、すいませんっ。
月に一回、二回ほどゆっくりペースで更新です(*≧∀≦*)
転生したので推し活をしていたら、推しに溺愛されました。
ラム猫
恋愛
異世界に転生した|天音《あまね》ことアメリーは、ある日、この世界が前世で熱狂的に遊んでいた乙女ゲームの世界であることに気が付く。
『煌めく騎士と甘い夜』の攻略対象の一人、騎士団長シオン・アルカス。アメリーは、彼の大ファンだった。彼女は喜びで飛び上がり、推し活と称してこっそりと彼に贈り物をするようになる。
しかしその行為は推しの目につき、彼に興味と執着を抱かれるようになったのだった。正体がばれてからは、あろうことか美しい彼の側でお世話係のような役割を担うことになる。
彼女は推しのためならばと奮闘するが、なぜか彼は彼女に甘い言葉を囁いてくるようになり……。
※この作品は、『小説家になろう』様『カクヨム』様にも投稿しています。
転生賢妻は最高のスパダリ辺境伯の愛を独占し、やがて王国を救う〜現代知識で悪女と王都の陰謀を打ち砕く溺愛新婚記〜
紅葉山参
恋愛
ブラック企業から辺境伯夫人アナスタシアとして転生した私は、愛する完璧な夫マクナル様と溺愛の新婚生活を送っていた。私は前世の「合理的常識」と「科学知識」を駆使し、元公爵令嬢ローナのあらゆる悪意を打ち破り、彼女を辺境の落ちぶれた貴族の元へ追放した。
第一の試練を乗り越えた辺境伯領は、私の導入した投資戦略とシンプルな経営手法により、瞬く間に王国一の経済力を確立する。この成功は、王都の中央貴族、特に王弟公爵とその腹心である奸猾な財務大臣の強烈な嫉妬と警戒を引き寄せる。彼らは、辺境伯領の富を「危険な独立勢力」と見なし、マクナル様を王都へ召喚し、アナスタシアを孤立させる第二の試練を仕掛けてきた。
夫が不在となる中、アナスタシアは辺境領の全ての重責を一人で背負うことになる。王都からの横暴な監査団の干渉、領地の資源を狙う裏切り者、そして辺境ならではの飢饉と疫病の発生。アナスタシアは「現代のインフラ技術」と「危機管理広報」を駆使し、夫の留守を完璧に守り抜くだけでなく、王都の監査団を論破し、辺境領の半独立的な経済圏を確立する。
第三の試練として、隣国との緊張が高まり、王国全体が未曽有の財政危機に瀕する。マクナル様は王国の窮地を救うため王都へ戻るが、保守派の貴族に阻まれ無力化される。この時、アナスタシアは辺境伯夫人として王都へ乗り込むことを決意する。彼女は前世の「国家予算の再建理論」や「国際金融の知識」を武器に、王国の経済再建計画を提案する。
最終的に、アナスタシアとマクナル様は、王国の腐敗した権力構造と対峙し、愛と知恵、そして辺境の強大な経済力を背景に、全ての敵対勢力を打ち砕く。王国の危機を救った二人は、辺境伯としての地位を王国の基盤として確立し、二人の愛の結晶と共に、永遠に続く溺愛と繁栄の歴史を築き上げる。 予定です……
死亡予定の脇役令嬢に転生したら、断罪前に裏ルートで皇帝陛下に溺愛されました!?
六角
恋愛
「え、私が…断罪?処刑?――冗談じゃないわよっ!」
前世の記憶が蘇った瞬間、私、公爵令嬢スカーレットは理解した。
ここが乙女ゲームの世界で、自分がヒロインをいじめる典型的な悪役令嬢であり、婚約者のアルフォンス王太子に断罪される未来しかないことを!
その元凶であるアルフォンス王太子と聖女セレスティアは、今日も今日とて私の目の前で愛の劇場を繰り広げている。
「まあアルフォンス様! スカーレット様も本当は心優しい方のはずですわ。わたくしたちの真実の愛の力で彼女を正しい道に導いて差し上げましょう…!」
「ああセレスティア!君はなんて清らかなんだ!よし、我々の愛でスカーレットを更生させよう!」
(…………はぁ。茶番は他所でやってくれる?)
自分たちの恋路に酔いしれ、私を「救済すべき悪」と見なすめでたい頭の二人組。
あなたたちの自己満足のために私の首が飛んでたまるものですか!
絶望の淵でゲームの知識を総動員して見つけ出した唯一の活路。
それは血も涙もない「漆黒の皇帝」と万人に恐れられる若き皇帝ゼノン陛下に接触するという、あまりに危険な【裏ルート】だった。
「命惜しさにこの私に魂でも売りに来たか。愚かで滑稽で…そして実に唆る女だ、スカーレット」
氷の視線に射抜かれ覚悟を決めたその時。
冷酷非情なはずの皇帝陛下はなぜか私の悪あがきを心底面白そうに眺め、その美しい唇を歪めた。
「良いだろう。お前を私の『籠の中の真紅の鳥』として、この手ずから愛でてやろう」
その日から私の運命は激変!
「他の男にその瞳を向けるな。お前のすべては私のものだ」
皇帝陛下からの凄まじい独占欲と息もできないほどの甘い溺愛に、スカーレットの心臓は鳴りっぱなし!?
その頃、王宮では――。
「今頃スカーレットも一人寂しく己の罪を反省しているだろう」
「ええアルフォンス様。わたくしたちが彼女を温かく迎え入れてあげましょうね」
などと最高にズレた会話が繰り広げられていることを、彼らはまだ知らない。
悪役(笑)たちが壮大な勘違いをしている間に、最強の庇護者(皇帝陛下)からの溺愛ルート、確定です!
乙女ゲームに転生したので、推しの悲恋EDを回避します〜愛され令嬢は逆ハーはお断りです!
神城葵
恋愛
気づいたら、やり込んだ乙女ゲームのサブキャラに転生していました。
体調不良を治そうとしてくれた神様の手違いだそうです。迷惑です。
でも、スチル一枚のサブキャラのまま終わりたくないので、最萌えだった神竜王を攻略させていただきます。
※ヒロインは親友に溺愛されます。GLではないですが、お嫌いな方はご注意下さい。
※完結しました。ありがとうございました!
※改題しましたが、改稿はしていません。誤字は気づいたら直します。
表紙イラストはのの様に依頼しました。
《完》義弟と継母をいじめ倒したら溺愛ルートに入りました。何故に?
桐生桜月姫
恋愛
公爵令嬢たるクラウディア・ローズバードは自分の前に現れた天敵たる天才な義弟と継母を追い出すために、たくさんのクラウディアの思う最高のいじめを仕掛ける。
だが、義弟は地味にずれているクラウディアの意地悪を糧にしてどんどん賢くなり、継母は陰ながら?クラウディアをものすっごく微笑ましく眺めて溺愛してしまう。
「もう!どうしてなのよ!!」
クラウディアが気がつく頃には外堀が全て埋め尽くされ、大変なことに!?
天然混じりの大人びている?少女と、冷たい天才義弟、そして変わり者な継母の家族の行方はいかに!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる