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1巻
1-3
しおりを挟む「……っ! いっ、いえ……あの、その……友人に」
なるほど! ぴんときましたよ? 男だね、これは!
友人だと言っているが、彼氏かもしれない。
だって、顔がほんのり赤くなっているもの。
いかん。ニマニマしてしまいそうだ。
「まあ、だったら早く支度しないとね。私のことなら、もう大丈夫よ?」
「いえ、支度といっても、普段着に着替えるだけなので」
生真面目に答えるリリーナに、私は疑問を覚えた。
え? 普段着って……ちゃんとおしゃれするんだよね?
侍女の仕事は、お給金がいい代わりに休みはすごく少ない。丸一日休める日となると、月に一度あるかないか。半日のお休みでさえ、二週間に一度あればいいほうだ。
つまり、デートの時間はなかなか取れないはず。
ダメだよ! ちゃんとおしゃれしないと!
「……リリーナ。着替えたら、出かける前にもう一度、この部屋に顔を出しなさい」
私はあえて硬い声を出して命令した。
「……え?」
戸惑いと、わずかな恐怖の入り混じった表情で、リリーナが見つめてくる。
「さあ、いますぐ着替えてらっしゃい」
そう言うと、リリーナは慌てて部屋を出ていった。
それから私は、化粧道具の入った小物入れをキャビネットから取り出す。
あのメイクでデートに行くなんて、絶対ダメ!
ホントは服装とかにも口を出したいんだけど、流石に私のものを着るのはリリーナがためらうだろうし……
けど、メイクくらいならいいだろう。
うん。せっかくのデートなんだから、可愛くしてなにが悪い!
化粧道具を準備しながら、日本にいた頃のことを思い出す。
高校生の時、私はオタクであることを隠すため、周りの友達に合わせて必死でおしゃれしていた。
結局は途中でオタバレしてしまったので、それからは地味な格好をしていることが多かったんだけどね。
でも、がんばって習得したメイク術やおしゃれ知識は、いまもばっちり覚えている。
私は手にしたメイク道具をテーブルに並べながら、にんまりした。
まずは、リリーナの厚化粧を、すべて拭き取ってしまおう。
お化粧をしなおして、ついでに髪も編み込めばいいんじゃない?
細かいカラーストーンのついたカチューシャとかをつけてみたら、もっと可愛いかもしれない。
そこまで考えて、はたと気づく。
そういえば、この世界にカチューシャってないよね。
エリカの記憶にそれらしきものはないし、ゲームのスチルでも見たことがない。
……ふむ。
メイクにカチューシャ、か。
こういうのって、もしかして商売にならないかな?
いざという時のため、私個人の資産を増やしておくのも悪くない。
なにより、ちょっと楽しそうじゃない?
リリーナが戻ってくるのを待ちながら、私はさっそく計画を立てはじめたのだった。
四
「……うーん」
次の日。私は自室のテーブルに座り、頬杖をつきながら唸っていた。
目の前には、一枚の紙が置いてある。
これは、『クラ乙』で起こるイベントを、時系列順にまとめたものだ。
こうして書き出してみると、どうもいくつか忘れているものがあるらしいと気づいた。
いつの、どのイベントが抜けているのかはわからない。だけど、なぜか足りないってことはわかるのだ。
『さっきから、なーに唸ってんだよ』
「クロ。起きたのね」
足元に置いたクッションの上で、クロが伸びをしている。
「イベントがさ、いくつか思い出せないんだよね」
私は手元の紙に視線を戻しながら言った。
これは、私にとって死活問題だ。
いつ、どこで、なにが起こるのかわからなければ、面倒事に巻き込まれてしまうかもしれない。
『んなことより、猫じゃらししてくれよ! なあ、猫じゃらし!!』
猫って猫じゃらしで遊ぶのが本当に好きだよね。
でも、いまはしません。
ってかクロってば、ドンドン生意気になってきている気が……。拾った時は『人間怖い』とか言って震えてたくせに。
「あとでね。先に考えることがあるの」
『えーっ! 猫じゃらしは?』
テーブルにジャンプしてきて、紙の上に着地するクロ。
「こらっ! 紙を踏まないっ」
ああもうっ、ぐしゃぐしゃになっちゃったじゃないか!
『なんだよ、考えることってー』
「もちろん、どうやって破滅エンドを回避するかよ。一番手っ取り早いのは、学園に行かないことなんだけど……」
ゲームの舞台である学園に、通わないという選択。
そうすれば、カノンにも攻略対象にも会うことはないし、彼女をこれ以上いじめようがない。
とはいえ、それはきっとエリカの両親が許さないだろう。
子息令嬢を王立学園に通わせることは、貴族に課せられた義務だ。それを果たさないとなれば、オルディス侯爵家の評判にも関わる。
学園に行くのを拒んだら、修道院送りにされかねない。
そうなれば結婚もできないし、それどころか修道院の外へ出ることも難しくなる。
流石にそれはキツい。
や、死ぬよりはマシなんだろうけど……
それにもう一つ、不登校になることをためらう理由がある。
学園には、私が『クラ乙』で大好きだったキャラクターがいるのだ。
ティオネ・ブラン伯爵令嬢とマリア・コールディル侯爵令嬢。
彼女たちは、『クラ乙』に登場するサブキャラで、ネット上では二人のガールズラブ展開を妄想する会があったくらいの人気キャラだ。
私自身、この二人を拝むために、『クラ乙』をやっていたと言っても過言ではない。
この二人に比べたら、攻略対象たちなんか目じゃないのよ!
いや、命は大切ですよ? でもね? でもね?
やっぱりお会いしたい! 遠くからでいいから姿を拝みたい!
せっかく生で目にする機会があるのに、それを自ら手放すなんて、ファン失格もいいとこでしょ! ぐむむ……
「やっぱないわー」
修道院行きも、あの方々に会える機会を捨てるというのもありえない。
「となると、次に考えるべきは、学園でどう振る舞うか、かな」
私は今までのエリカについて、クロに説明する。
エリカは一学期の終わりにあったある事件……というかイベントによって、学園では完全にボッチだ。
そもそもなぜエリカが自殺するまでに追い詰められたのかというと……その原因はエリカ自身にある。
自業自得というか……エリカ、やりすぎたんだよね。
ニキビだの、体重だのが増えはじめたのは、彼女が自殺する数ヶ月前のこと。
ほんの数ヶ月で、誰もが認める美少女だったエリカは、ずいぶん変わってしまった。
きっかけは学園の入学式。
もっとも優れた者が集まる少数精鋭の特別クラスで、カノンと出会ったことにある。
学園の生徒は主に貴族なんだけど、中には寄付金をたくさん払った裕福な家の子供や、カノンのように聖属性を持っている者、厳しい試験を突破した特待生など、わずかだが平民の生徒もいる。
学園側は、学びの場において生徒たちは身分に関係なく皆平等だとしている。
けれど実際には平民の存在をよく思わない貴族の生徒がほとんどで、エリカも例に漏れず彼らのことを目障りだと思っていた。
そのうえカノンは特別クラスに入ることになり、エリカと同じ聖属性持ち。しかもエリカより高い魔力を持っていた。
入学式の日にそのことを知って、しかも周りの人間が自分よりもカノンに注目していることに気づき、エリカは彼女をいじめはじめる。
エリカは悪役令嬢らしい高飛車な女王様キャラだ。けれど、王太子の婚約者候補として、幼い頃から美貌や教養を磨いて努力してきた。
だから、なんの努力もしていないカノンが、自分よりも高い位置にいることが許せなかったんだよね。
カノンをいじめればいじめるほど、王太子が彼女との距離を縮めていったのも耐えられなかったみたい。
そのことに苛立ってまたカノンに嫌がらせをするという悪循環が起きる。
それに便乗して、エリカの取り巻きたちもいばり散らすようになり――一学期のなかばだっていうのに、エリカは早くも孤立しちゃったんだよね。
そんな彼女にトドメを刺したのは、王太子の言葉だった。
――貴族の恥。
――顔も見たくない。
そんな言葉を、よりによってたくさんの生徒たちが溢れる食堂で王太子は言った。
もう少し考えてあげてよ、と私は思う。
学園において、もっとも影響力のある王太子の言葉だ。
その一言で、誰もエリカに近づかなくなったばかりか、わずかにいたエリカの取り巻きの令嬢たちは彼女にすべての罪をなすりつけ、蜘蛛の子を散らすようにいなくなった。
せめて人目のないところで言ってあげてほしい。王太子には、自分の影響力ってものをしっかり自覚してほしいよね。
……まぁ、エリカの自業自得ではあるんだけどさ。
孤立したエリカは、ストレスで過食に走った。肌は荒れ、体重は増え続ける。
それでも王太子に会いたくて学園に通い続け……
一学期最後の日。
学園に行ったエリカを待っていたのは、仲よく寄り添い、笑い合う王太子とカノンの姿。
その夜、エリカは裏町で手に入れた毒薬をあおって自殺を図ったのだ。
――というわけで、学園にエリカの味方は誰もいない。
このまま誰とも深く関わらずに学園生活を送るというのもアリだと思う。
私は空気になってますんで、そちらはご勝手にどうぞー、ってなふうに。
ただ、それで破滅が回避できるのかというと、微妙なとこなんだよね。
すべてのイベントを思い出せていない以上、うっかり巻き込まれてしまう可能性がある。
それに断罪イベントは、カノンがそのルートを選択したが最後、エリカの意思では回避できなくなってしまう。
「とりあえず、カノンや攻略対象たちには近づかず、でも周りの評価は少しずつ改善していく方針で……しばらくはボッチのまま様子見かな? 少なくとも、カノンの動きには注意しておかないとね」
自分からストーリーに関わるのは避けたいけど、カノンの動向を把握しないわけにはいかない。
彼女の行動によって、私が取るべき対策も、断罪イベントの時期も変わってくるのだから。
「味方も作っておきたいところだしね……」
学園は、貴族としての社交を学ぶ場だ。そして、結婚相手を探す場でもある。
将来のために、生徒たちはより有力な家とのつながりを作ろうと奔走するのだ。
特に今年は、王太子であるアーサー様が入学したので、なんとか彼と知り合いになろうと皆必死だ。
王太子は攻略対象の一人で、カノンが現在攻略中。
だから私の場合、王族との関係作りは諦めるとしても、誰か信頼できる味方くらいは作っておきたいんだけど……
『ふーん、なんかよくわかんないけど。それだけか? だったら猫じゃらししようぜっ! ほら猫じゃらししてたら、忘れてるイベントとやらを思い出すかもよ?』
「……わかったわよ」
仕方ないので付き合ってあげますよ。
猫じゃらし。
ちょっとだけね。
私はクロの目の前で猫じゃらしを振りながら、ため息をつく。
「はあ、まだ他にも考えることはあるんだよ?」
猫じゃらししてる場合じゃないっての。
『なにを?』
「早急に考えないといけないのは、この家を抜け出す方法かな?」
『……は?』
私はクロを捕まえると、自分の膝に乗せて続けた。
「この前、いざという時のためにお金を稼げないかなって考えてたんだよね」
日本人としての記憶を利用し、この世界にないモノを作ってお金を稼ぐ。
転生、あるいはトリップものの小説では、テンプレな展開である。
ただこの世界は、ご都合主義的なゲームの設定をもとにしているだけに、いろいろなものが充実している。
例えば娯楽。リバーシやチェスもあり、地域によっては将棋だって存在している。
料理に至っては、ショートケーキやハンバーグなんかもあるし、エリカの好物はバターたっぷりのクロワッサンだ。
ちょっとしたダイエット料理くらいなら考案できるかもしれないけど、ただのオタクだった私の知識からは、お金を稼げるほどのアイディアは生み出せないと思う。
となると私が売りにできる分野は、やっぱりメイクやファッションだろう。
「この世界では珍しい服や小物、化粧品などなどを扱うお店を開いたら、そこそこ売れるんじゃないかなって」
保守的な高位貴族は無理でも、富裕層の庶民や下位貴族になら、売れるんじゃないかなーと考えていたのだ。
世のお嬢さんたちが、おしゃれで可愛くなったら私も嬉しいし!
それがうまくいって、高位貴族にまで広められれば、ボロ儲け間違いなしだしね。
そのうちおしゃれグッズだけではなく、乙女な小説なんかも一緒に売れたりして!?
夢は膨らむばかりである。
そういうわけで、まずはじめに店を借りて、従業員を雇いたい。
それくらいのお金なら、私のお小遣いでもなんとかなる。
問題は、私が思い描く服やら小物やらを誰に作ってもらうかだ。
できればオルディス侯爵家としてではなく、私個人が運営する事業として、秘密裏に事を運びたい。なるべく目立ちたくないし、万が一断罪された時、利益を取り上げられたくないもの。
だから、オルディス侯爵家御用達の職人さんたちには頼めないし……
一番楽なのは、すでにある服屋や雑貨屋を、取引先ごと買い取っちゃうことだろう。
だけど、はたしてそんな都合のいい物件があるのか?
あるとしても、私に見つけられるのか?
仮にそのあたりのすべてがうまくいったとしても、もう一つ問題がある。
経営が安定するまで、私が直接店に出向く必要があるということだ。
隠し資金を作ろうとするなら、家から指示を出すというわけにもいかない。
「お店を作るとなると、頻繁に外出する必要があるのよ」
実は、こっそり邸の外に出る方法はある。
ただその間、私の不在をどうやって誤魔化すかというのが問題だ。
「ああ……アニメとかに出てきそうな、代わりに留守番してくれるアイテムみたいなのがあればなあ!」
『……ドッペルスライムみたいなものか?』
「はい? ドッペルスライム?」
『魔物だよ。弱っちいんだけど、姿を変えるのが得意なんだ。敵に遭遇した時は、その姿を模倣して、相手が動揺した隙に逃げ出す。確か、友達がドッペルスライムと知り合いだって言ってた気がするけど……』
「それだっ!」
私はクロをもみくちゃにして「それ! そのドッペルスライム紹介して!!」と叫んだ。
ドッペルスライム。
超お役立ちキャラじゃんっ!
もちろん、協力してくれたらお礼はするよ!
『誰が言ってたんだっけなあ?』
そう言ったクロを「思い出してーっ!」と叫びながら揺さぶる。
しばらくしてクロは、『おそらくアイツで間違いない』と苦しそうに言葉を吐き出した。
クロいわく、ドッペルスライムと知り合いなのは、チロという名の犬らしい。
チロは庶民街にある宿屋の看板犬だそうだ。
『スゲーでかくて、だけど性格は温厚だよ』
おっきい犬かあー。いいなー、抱きついてぎゅっとしたい。
子供の頃、友達の家におっきい犬がいたのを思い出す。
ゴールデンレトリバーだったかな?
ふわふわのモフモフで、肌触りは最高だった。
「じゃ、さっそくそのチロさんに、ドッペルスライムを紹介してもらってきて! お願い!」
そう言って、なかば強引にクロを窓際に追いやる。
私の部屋は二階にあるのだが、クロはいつもここから器用に出入りしているのだ。
『ちょっと待った!』
「なによ?」
『オレがいちいち宿まで行ってたら、時間がかかるだろ? チロに聞いてすぐ、ドッペルスライムを見つけられるかもわかんねえしさ』
庶民街へは、私の足で歩いても三十分くらいの距離がある。
確かにクロが行って帰ってくるだけでも、それなりに時間がかかりそうだ。
クロによると、ドッペルスライムとは、いろんな動物に姿を変えつつ、あちこち移動しながら生活しているものらしい。
それは、人間に狩られないようにするためだという。
彼らは魔物の中でもすっごく珍しい種族だから、人間に捕まったら売られてしまうんだって。なかなか大変みたい。
そんな種族なので、王都にいるのはその一匹だけだそうな。
「だからなに?」
『鳥たちに頼んで、用件をチロに伝えてもらおう』
「ふんふん」
って、クロってばいつの間に鳥たちと仲よくなってたんだ?
『同時に、鳥たちにドッペルスライムを探してもらう。んで、ドッペルスライムがいる場所の近くでチロと待ち合わせして、一緒に会いに行くよ』
「なるほど」
鳥たちに連絡係になってもらうんだね。
確かにそのほうが効率がいい。
頭いいじゃん、クロ!
私はさっそく窓を全開にした。
『おーい、みんなちょっと来てくれー』
外に向かってクロが呼びかけると、近くにいた鳥たちが集まってきてくれる。
あっ! そうだ!
私は慌てて机の引き出しから、鳥たち用に取ってあるパンくずの入った袋を持ってきた。
鳥たちにチロさんへの伝言とドッペルスライム探しをお願いして、お礼にパンくずをあげる。
それを平らげた鳥たちは、すぐに空へ飛び立ち、三十分ほどで戻ってきた。
鳥たちによれば、ドッペルスライムは現在子犬の姿に擬態しており、庶民街の公園近くにいるという。
チロさんのほうも、ドッペルスライムを紹介すると言ってくれたらしい!
私は鳥たちへのお礼に、またパンくずをあげる。
『じゃ、行ってくるわ』
鳥たちが去っていったあと、クロはそう言って窓から出ていった。
「そろそろ暗くなるから気をつけて! よろしくね!」
クロに声をかけて、私は窓を半分だけ閉めた。
そうしてすっかり空が暗くなった頃、クロは戻ってきた。
茶色い三毛猫を連れて。
あれ? 猫? 子犬って言ってなかったっけ?
そう思いながら、私は窓に駆け寄る。
「おかえり、クロ。えーと、その子が?」
『ああ』
『ドッペルスライムです。はじめまして』
おや、礼儀正しいね。
ペコリと頭を下げる様子が可愛い。
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「はじめまして。エリカだよ、よろしくね。疲れてない? なにか食べる?」
『い、いえ……』
『食べるー!』
ドッペルスライムは気を遣って遠慮しようとしたんだろう。
だけどその言葉を遮って、クロが声を上げた。
「はいはい。クロには、リリーナがお魚を用意しているよ。ドッペルスライムちゃん? くんかな? キミはどういったものを食べるの?」
魔物がなにを好むのかはわからない。
いえ、ね? 一瞬、「人間」ってのが頭に思い浮かんだんだけど……それは流石に、ねえ。
『雑食なので、なんでも食べます。でも一番いいのはエナ……いえ、なんでも』
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