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厄日ですか?モテ期ですか?
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「隣、いいかな?」
へ?隣?隣ってどこ?
あ、ここか?
私が腰を下ろした岩はずれればギリ二人並んで座れる大きさだ。
だけど。
近いよね?
近すぎない?
私はずれないことにした。
「ダメです」
「どうして?」
「狭いですし、隣にお座りになる必要があります?」
手をおいて、空いたスペースも塞いでおく。
「ところでこちらにはどうして?」
他にも訊きたいことはいくつもあるんだけど、とりあえずそこから。
「エリカ嬢が砦から出て行ったから追って」
んんんんんー。
(ストーカー?)
っていうか、何故私が出てきたのを知ってるわけ?
生徒は部屋に待機でしょ?
してない私が言うのもなんだけど。
「見張ってでもいらっしゃったの?」
どこから?
どうやって?って感じだよね?
ちょっと、怖いよね。
イケメンでもストーカーは犯罪デスヨ。
「ごめん、そう」
あっさり白状してるし!
「どどどどうやって?」
引くよ!
引きますよ!
お巡りさん!この人ストーカーでーす!
ここにストーカーがいますよ!
あ、この世界警察はないんでした。
王都だと騎士団や警備隊が、町や村だと自警団がその役割を担っている。
ここだと砦の兵士だよね。
入口にいた兵士たち、何してたのよ!
あっさり通したりしちゃダメじゃん!
一応生徒は部屋に待機、だったでしょ?
「……よく出られましたわね?」
「うん。入口の兵士にはエリカ嬢と待ち合わせだって言っておいたから。だったらってすぐ通してくれたよ」
おい!
それってウソだよね!?
待ち合わせなんてしてませんけど!
深夜に森の中で二人で逢い引きとか、噂になったら洒落になんないんですけど!
(いったいどういうつもりだこの人は!)
恋人云々とかいう噂はもう充分ですよ!!
でなくてもお母様はその気になりまくってるんだから。
マジに婚約とかなったらどうすんの?
(……したい、とか?)
え?
私と?
なんで?
や、ナイナイ。
ないよね?
「こんなことをなさってたら、そちらも困りますわよ?」
いかん。
モジモジしてしまう。
「どうして?」
「どうしてって、その……親が責任とれとか言い出したらどうなさいますの?」
「とるよ?……というかそれを狙ってる部分もあるし」
「……ふあばっっ!!!!!」
のわっっ!!
なんですと!!!
「な、なんでっ!」
思わず立ち上がってしまった。
すると足を地面からはみ出た木の根に捕られた。
「ひゃっ……たっ!」
ヤバイコケる!
しかも後ろ向きに!
え?これって座ってた岩にお尻絶対ぶつけるよね!
ぎゅっ、と目をつぶって衝撃と痛みに備えたけど。
いつまで待っても衝撃も痛みもなかった。
というか。
腰の辺りになにやら腕らしき感触が……。
「危ないよ、大丈夫?」
にょほほほほっ……!
「す、すみません大丈夫ですっ!」
ーーなので放して下さいっっ!
びっくりした。
マジにホントに超びっくりした!
つーか、早くその手を放してってば!
私が悪かった。
急に立ち上がってこけた私が悪かったし、支えてもらって助かったけど!
もう大丈夫ですから離れて~!
ぜぇぜぇ。
私はやたらと息を荒げながら、岩に座り直す。
あー、心臓に悪い。
今日は厄日だわ。
もう色々ありすぎでしょ。
「それはつまりもしかしてもしかするとですね」
「うん?」
「あー、カイル様は私と、えとこ、こん、婚約したい、とか、言います?」
「そうだね」
にっこり微笑まれても。
(困るわ!)
「何故?」
「それは俺がエリカ嬢のことが好きだからじゃない?」
ない?って。
ない?って~!
ちょっと待って!
やーめーてーっ!
私、こういうの免疫ないんですっ。
マージーでー!
へ?隣?隣ってどこ?
あ、ここか?
私が腰を下ろした岩はずれればギリ二人並んで座れる大きさだ。
だけど。
近いよね?
近すぎない?
私はずれないことにした。
「ダメです」
「どうして?」
「狭いですし、隣にお座りになる必要があります?」
手をおいて、空いたスペースも塞いでおく。
「ところでこちらにはどうして?」
他にも訊きたいことはいくつもあるんだけど、とりあえずそこから。
「エリカ嬢が砦から出て行ったから追って」
んんんんんー。
(ストーカー?)
っていうか、何故私が出てきたのを知ってるわけ?
生徒は部屋に待機でしょ?
してない私が言うのもなんだけど。
「見張ってでもいらっしゃったの?」
どこから?
どうやって?って感じだよね?
ちょっと、怖いよね。
イケメンでもストーカーは犯罪デスヨ。
「ごめん、そう」
あっさり白状してるし!
「どどどどうやって?」
引くよ!
引きますよ!
お巡りさん!この人ストーカーでーす!
ここにストーカーがいますよ!
あ、この世界警察はないんでした。
王都だと騎士団や警備隊が、町や村だと自警団がその役割を担っている。
ここだと砦の兵士だよね。
入口にいた兵士たち、何してたのよ!
あっさり通したりしちゃダメじゃん!
一応生徒は部屋に待機、だったでしょ?
「……よく出られましたわね?」
「うん。入口の兵士にはエリカ嬢と待ち合わせだって言っておいたから。だったらってすぐ通してくれたよ」
おい!
それってウソだよね!?
待ち合わせなんてしてませんけど!
深夜に森の中で二人で逢い引きとか、噂になったら洒落になんないんですけど!
(いったいどういうつもりだこの人は!)
恋人云々とかいう噂はもう充分ですよ!!
でなくてもお母様はその気になりまくってるんだから。
マジに婚約とかなったらどうすんの?
(……したい、とか?)
え?
私と?
なんで?
や、ナイナイ。
ないよね?
「こんなことをなさってたら、そちらも困りますわよ?」
いかん。
モジモジしてしまう。
「どうして?」
「どうしてって、その……親が責任とれとか言い出したらどうなさいますの?」
「とるよ?……というかそれを狙ってる部分もあるし」
「……ふあばっっ!!!!!」
のわっっ!!
なんですと!!!
「な、なんでっ!」
思わず立ち上がってしまった。
すると足を地面からはみ出た木の根に捕られた。
「ひゃっ……たっ!」
ヤバイコケる!
しかも後ろ向きに!
え?これって座ってた岩にお尻絶対ぶつけるよね!
ぎゅっ、と目をつぶって衝撃と痛みに備えたけど。
いつまで待っても衝撃も痛みもなかった。
というか。
腰の辺りになにやら腕らしき感触が……。
「危ないよ、大丈夫?」
にょほほほほっ……!
「す、すみません大丈夫ですっ!」
ーーなので放して下さいっっ!
びっくりした。
マジにホントに超びっくりした!
つーか、早くその手を放してってば!
私が悪かった。
急に立ち上がってこけた私が悪かったし、支えてもらって助かったけど!
もう大丈夫ですから離れて~!
ぜぇぜぇ。
私はやたらと息を荒げながら、岩に座り直す。
あー、心臓に悪い。
今日は厄日だわ。
もう色々ありすぎでしょ。
「それはつまりもしかしてもしかするとですね」
「うん?」
「あー、カイル様は私と、えとこ、こん、婚約したい、とか、言います?」
「そうだね」
にっこり微笑まれても。
(困るわ!)
「何故?」
「それは俺がエリカ嬢のことが好きだからじゃない?」
ない?って。
ない?って~!
ちょっと待って!
やーめーてーっ!
私、こういうの免疫ないんですっ。
マージーでー!
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