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お祭りとかはじめてだよ
絶対にな
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謎の幽霊、みゆうとの生活も慣れて少し時がたった。
「もうすぐ文化祭だ!クラスで何をするか決めてもらう」
そうか、もうすぐ文化祭か。
「いいねえ若者は、僕は死んじゃったからできないよお」
笑えないこと言うのやめろよ....
「わあああ!!!屋台とか屋台とか屋台とか楽しみい!!!」
「屋台しかねえじゃねえか食い意地張ってるから太るんだよ」
「太ってないよ肉付きがあるだけや!!!」
「お決まりの言い訳だな」
「お前ら仲いいなほんと...」
「仲良くねえよ!!!!」
飛べない豚はなんとやら、おおっとなんでもない。
「はい私語をしない!明日中には決めてもらうぞ!」
でも屋台とかしか思いつかねえよな、あとは演劇とかそういうの?
「松崎ちゃーん何すればいいかわかんないよー」
「ちゃん付けするな!!松崎先生と呼びなさい!!」
「でも確かに屋台とかしか思いつかないやんな~うちのクラス団結力ないしな~」
「悲しいこと言うなよ....」
確かにそうだけど。
「誰か案出せるやついないのか?」
結城が問いかける、だがみんなうーんといい感じだ。
「先生も長くやってられないからな?このままだとうちのクラスだけ屋台のみになるぞ?」
するとクラスのムードメーカーみたいなやつが口を開いた。
「そういやひよりって歌歌えるよな?テレビ出てたんだろ??」
この世で一番俺が聞きたくない、聞かれたくないことを問いかけられ、どくんと心臓がとまったみたいに脈を打った。
「え...ちょ....」
こころと結城が同時にまずいっという顔をする。
周りがざわつく、えー!?そうなのー!?みたいな声で埋まる。
どうすればいいかわからない、思考回路が回らない。
「俺お前の事情知ってるぜ、テレビでも報道されてたよな、なんだっけ歌に嫌われた、だっけ」
やめろ。
「あんた何ゆうてん!!?言っていいことと悪いことあるやろ!!!」
やめてくれ。
「ああそうだ思い出した、歌に呪われた家族とか笑っちゃうよなあ!!!!!」
やめてくれ!!!!!!!!
「やめろよ!!!!!!!!!!!」
我に帰った、何叫んでんだ俺。
「あ!!ちょ!!ひよりん!!!」
「ひより!!!!!」
結城とこころが呼ぶ声が聞こえる。
俺は走った、今は逃げるしかなかった。
いやまた逃げたんだ。
「はあ...喉いた....」
叫びすぎた。
「いやああれは酷いね、大丈夫かいひより」
「ああ...いたんだ...忘れてた...」
「ひどいなあ心配してあげたのに、喉、大丈夫かい?」
「大丈夫だよ....」
情けない、情けなさすぎる。
「君はいろいろ事情がありそうだね、人、いや幽霊とかいうよくわからない物体に打ち明けてみるのはどうだい??」
「もうすぐ文化祭だ!クラスで何をするか決めてもらう」
そうか、もうすぐ文化祭か。
「いいねえ若者は、僕は死んじゃったからできないよお」
笑えないこと言うのやめろよ....
「わあああ!!!屋台とか屋台とか屋台とか楽しみい!!!」
「屋台しかねえじゃねえか食い意地張ってるから太るんだよ」
「太ってないよ肉付きがあるだけや!!!」
「お決まりの言い訳だな」
「お前ら仲いいなほんと...」
「仲良くねえよ!!!!」
飛べない豚はなんとやら、おおっとなんでもない。
「はい私語をしない!明日中には決めてもらうぞ!」
でも屋台とかしか思いつかねえよな、あとは演劇とかそういうの?
「松崎ちゃーん何すればいいかわかんないよー」
「ちゃん付けするな!!松崎先生と呼びなさい!!」
「でも確かに屋台とかしか思いつかないやんな~うちのクラス団結力ないしな~」
「悲しいこと言うなよ....」
確かにそうだけど。
「誰か案出せるやついないのか?」
結城が問いかける、だがみんなうーんといい感じだ。
「先生も長くやってられないからな?このままだとうちのクラスだけ屋台のみになるぞ?」
するとクラスのムードメーカーみたいなやつが口を開いた。
「そういやひよりって歌歌えるよな?テレビ出てたんだろ??」
この世で一番俺が聞きたくない、聞かれたくないことを問いかけられ、どくんと心臓がとまったみたいに脈を打った。
「え...ちょ....」
こころと結城が同時にまずいっという顔をする。
周りがざわつく、えー!?そうなのー!?みたいな声で埋まる。
どうすればいいかわからない、思考回路が回らない。
「俺お前の事情知ってるぜ、テレビでも報道されてたよな、なんだっけ歌に嫌われた、だっけ」
やめろ。
「あんた何ゆうてん!!?言っていいことと悪いことあるやろ!!!」
やめてくれ。
「ああそうだ思い出した、歌に呪われた家族とか笑っちゃうよなあ!!!!!」
やめてくれ!!!!!!!!
「やめろよ!!!!!!!!!!!」
我に帰った、何叫んでんだ俺。
「あ!!ちょ!!ひよりん!!!」
「ひより!!!!!」
結城とこころが呼ぶ声が聞こえる。
俺は走った、今は逃げるしかなかった。
いやまた逃げたんだ。
「はあ...喉いた....」
叫びすぎた。
「いやああれは酷いね、大丈夫かいひより」
「ああ...いたんだ...忘れてた...」
「ひどいなあ心配してあげたのに、喉、大丈夫かい?」
「大丈夫だよ....」
情けない、情けなさすぎる。
「君はいろいろ事情がありそうだね、人、いや幽霊とかいうよくわからない物体に打ち明けてみるのはどうだい??」
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