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16、魔王の娘は人間嫌い
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「人間は……。人間は、弱くて卑怯で、全ての責任を魔族に押しつける。それから、情けなくて、ずる賢くて、すぐに群れて悪巧みをして……。人間と仲良く暮らしていくなんて無理だ」
「へえ。でも、ミアは俺よりも弱いよね」
「なっ……!」
アデルの一言にミアはカッとなって腕を振り上げたが、あっさりとその手を掴まれ、唇を奪われる。
「冗談だよ。
ミアの言う通り、魔族を恨んでいる人間もいるかもしれない。魔族よりも弱くて狡い部分もあるかもしれないけど、人間も悪いところばかりじゃないよ」
「……」
「過去の歴史や周りから聞いたことばかりじゃなくて、ミアには自分の目で判断してほしい」
真剣な表情でそう言われ、ミアは何かを考え込むようにうつむく。
「認めたくはないが、お前の言うことはもっともだ。私は視野を広げる必要がある。……が、私を城外に出さず、人間との関わりを禁じているのはお前だろう。これでは、人間を知りたくとも知ることが出来ない」
「ミアを守るためだよ。前にも言ったと思うけど、魔力の高い者を捉えて監禁する犯行がこの辺りで相次いでいるんだ。魔族のミアが外をうろついていたら、誰に狙われるか分からない」
「そうだったな。そのせいで結婚式も延期となり、お前の父や母も連日出払い、城内もバタついているというわけだ。私としては人間との結婚式が延期となったのは朗報ではあるが。
しかし、まだ犯人を特定出来ていないとはこれだから人間は~」
またミアの人間に対するディスりが始まり、アデルは苦笑いを浮かべたが、しばらくして何かを思いついたように瞳を輝かせた。
「そうだ! 魔族ということがバレなければいいんだよ。そのツノ、隠せない?」
「これか? そうだな……、隠せなくはないが……」
「よし、決まりだ! 明日二人で城下町に行こう。いいよね?」
「明日? しかし、……」
「怖いの? 人間がたくさんいるところに行くのが怖いんだ」
「そんなわけあるか! 人間など怖いわけないわ!」
口ごもるミアをアデルが挑発すると、ミアはあっさりと挑発にのってしまう。
「じゃあ、決まりだね。大丈夫、何があってもミアのことは必ず俺が守るから」
「う……」
布団ごとアデルに抱きしめられたミアは、真っ赤になって口ごもる。ミアとしては、自分の身ぐらい自分で守れると言いたいところだが、見た目よりもずっと筋肉質なアデルに抱きしめられ、心臓が爆発寸前で言葉を発することが出来なかった。
「城下町には明日行くことにして、まずは目の前の人間のことを知ってよ」
「はあ? ちょ、……結構だ!」
勢いよく布団をひっぺがされ、アデルの意図を察したミアは布団を取り返そうとがんばるが、アデルの力には敵わずに全裸の体がアデルの前に晒されてしまう。
「そんなこと言わずに、……ね?」
「あっ」
はちきれんばかりの大きな胸を隠していた両手をアデルに取り上げられ、ピンク色の先端にちゅっと口付けられたミアは甘い吐息を漏らす。硬くなり始めたミアの胸の先端を舌で転がし、軽く噛んでやると、もう片方の先もピンと尖ってくる。
「こっちも触ってほしかった?」
アデルの問いかけにミアはブンブンと首を大きく横に振るが、それとは裏腹にミアの乳首はどんどん大きく硬く尖り、触ってほしいと主張しているかのようだ。
「可愛いね、ミア」
豊かな胸に顔をうずめられ、尖った先端を優しく吸われ、ミアの体温はどんどん上がっていく。胸の愛撫だけで、秘部から蜜が垂れ、ミアは太ももをモジモジと擦り合わせた。
「こっちもほしいの? もっと気持ち良くしてあげるね」
ミアの仕草をめざとく見つけたアデルは、ミアの両脚を高く掲げ、自分の両肩にそれを乗せる。そして、ミアが何か反応する前に硬くなった自身を彼女のナカに一気に突き刺した。
「ひゃうっ!」
いきなり挿入されたミアはビクリと飛び跳ねたが、数時間前に抱かれたばかりでとろとろになっていたミアのソコは嬉しそうにアデルを呑み込んでいく。
「ミア……。好きだよ」
呼吸を整えているミアにアデルが口づけすると、ミアはアデルの両腕にそっと手を伸ばす。
「……アデル」
ミアは切ない目でアデルを見つめ、彼の筋肉質な腕にそっと触れる。
「私は、人間が嫌いだ」
「知ってる。だから、俺のことも嫌い?」
「……ああ。嫌いなはずだ。だが……」
ミアは自分でもなぜそうしたいのかは分からないが、目の前の男にすがりつき、ぎゅっと強く抱きしめてほしいような気持ちが湧き上がってくるのを感じていた。
ミアはアデルの背に手を回そうとしたが、途中で思い直してその手を再びシーツへと戻す。それから、自分を見つめているアデルから逃れるように視線を逸らした。
「ミア……」
小さくミアの名前をつぶやいたあと、アデルは自身を思いきり彼女の奥に押し込んだ。
「ん……っ」
眉をひそめたミアに覆い被さるように彼女を抱きしめると、二人の体が隙間なく密着する。
「ミア。ミアには自分の目で判断してほしいって言ったけど、ごめんね。俺はミアを手放す気なんかないよ。仕方ないよね、ミアは俺のしもべなんだし」
「アデル……。私は……」
どこか切なさを感じさせる声でそう言ったアデルにミアは何か言おうとしたが、結局は口をつぐんでしまう。ミアが何も言わない代わりに、彼女の小さな身体からはドキドキと心臓の音がはっきりと聞こえてきて、アデルにもそれが聞こえるぐらいだった。
アデルは小さなミアをぎゅっと抱きしめたまま、ゆっくりと律動を開始する。
「あっ……あっ……ん……」
静まり返った部屋の中に、二人の結合部から聞こえる音、泣いているようなミアの喘ぎ声、それからアデルのわずかな息遣いだけが響く。
そのあと、ミアは中々アデルに解放してもらえず、結局夜が明けるまでたっぷりと人間と交流する羽目になってしまった。
「へえ。でも、ミアは俺よりも弱いよね」
「なっ……!」
アデルの一言にミアはカッとなって腕を振り上げたが、あっさりとその手を掴まれ、唇を奪われる。
「冗談だよ。
ミアの言う通り、魔族を恨んでいる人間もいるかもしれない。魔族よりも弱くて狡い部分もあるかもしれないけど、人間も悪いところばかりじゃないよ」
「……」
「過去の歴史や周りから聞いたことばかりじゃなくて、ミアには自分の目で判断してほしい」
真剣な表情でそう言われ、ミアは何かを考え込むようにうつむく。
「認めたくはないが、お前の言うことはもっともだ。私は視野を広げる必要がある。……が、私を城外に出さず、人間との関わりを禁じているのはお前だろう。これでは、人間を知りたくとも知ることが出来ない」
「ミアを守るためだよ。前にも言ったと思うけど、魔力の高い者を捉えて監禁する犯行がこの辺りで相次いでいるんだ。魔族のミアが外をうろついていたら、誰に狙われるか分からない」
「そうだったな。そのせいで結婚式も延期となり、お前の父や母も連日出払い、城内もバタついているというわけだ。私としては人間との結婚式が延期となったのは朗報ではあるが。
しかし、まだ犯人を特定出来ていないとはこれだから人間は~」
またミアの人間に対するディスりが始まり、アデルは苦笑いを浮かべたが、しばらくして何かを思いついたように瞳を輝かせた。
「そうだ! 魔族ということがバレなければいいんだよ。そのツノ、隠せない?」
「これか? そうだな……、隠せなくはないが……」
「よし、決まりだ! 明日二人で城下町に行こう。いいよね?」
「明日? しかし、……」
「怖いの? 人間がたくさんいるところに行くのが怖いんだ」
「そんなわけあるか! 人間など怖いわけないわ!」
口ごもるミアをアデルが挑発すると、ミアはあっさりと挑発にのってしまう。
「じゃあ、決まりだね。大丈夫、何があってもミアのことは必ず俺が守るから」
「う……」
布団ごとアデルに抱きしめられたミアは、真っ赤になって口ごもる。ミアとしては、自分の身ぐらい自分で守れると言いたいところだが、見た目よりもずっと筋肉質なアデルに抱きしめられ、心臓が爆発寸前で言葉を発することが出来なかった。
「城下町には明日行くことにして、まずは目の前の人間のことを知ってよ」
「はあ? ちょ、……結構だ!」
勢いよく布団をひっぺがされ、アデルの意図を察したミアは布団を取り返そうとがんばるが、アデルの力には敵わずに全裸の体がアデルの前に晒されてしまう。
「そんなこと言わずに、……ね?」
「あっ」
はちきれんばかりの大きな胸を隠していた両手をアデルに取り上げられ、ピンク色の先端にちゅっと口付けられたミアは甘い吐息を漏らす。硬くなり始めたミアの胸の先端を舌で転がし、軽く噛んでやると、もう片方の先もピンと尖ってくる。
「こっちも触ってほしかった?」
アデルの問いかけにミアはブンブンと首を大きく横に振るが、それとは裏腹にミアの乳首はどんどん大きく硬く尖り、触ってほしいと主張しているかのようだ。
「可愛いね、ミア」
豊かな胸に顔をうずめられ、尖った先端を優しく吸われ、ミアの体温はどんどん上がっていく。胸の愛撫だけで、秘部から蜜が垂れ、ミアは太ももをモジモジと擦り合わせた。
「こっちもほしいの? もっと気持ち良くしてあげるね」
ミアの仕草をめざとく見つけたアデルは、ミアの両脚を高く掲げ、自分の両肩にそれを乗せる。そして、ミアが何か反応する前に硬くなった自身を彼女のナカに一気に突き刺した。
「ひゃうっ!」
いきなり挿入されたミアはビクリと飛び跳ねたが、数時間前に抱かれたばかりでとろとろになっていたミアのソコは嬉しそうにアデルを呑み込んでいく。
「ミア……。好きだよ」
呼吸を整えているミアにアデルが口づけすると、ミアはアデルの両腕にそっと手を伸ばす。
「……アデル」
ミアは切ない目でアデルを見つめ、彼の筋肉質な腕にそっと触れる。
「私は、人間が嫌いだ」
「知ってる。だから、俺のことも嫌い?」
「……ああ。嫌いなはずだ。だが……」
ミアは自分でもなぜそうしたいのかは分からないが、目の前の男にすがりつき、ぎゅっと強く抱きしめてほしいような気持ちが湧き上がってくるのを感じていた。
ミアはアデルの背に手を回そうとしたが、途中で思い直してその手を再びシーツへと戻す。それから、自分を見つめているアデルから逃れるように視線を逸らした。
「ミア……」
小さくミアの名前をつぶやいたあと、アデルは自身を思いきり彼女の奥に押し込んだ。
「ん……っ」
眉をひそめたミアに覆い被さるように彼女を抱きしめると、二人の体が隙間なく密着する。
「ミア。ミアには自分の目で判断してほしいって言ったけど、ごめんね。俺はミアを手放す気なんかないよ。仕方ないよね、ミアは俺のしもべなんだし」
「アデル……。私は……」
どこか切なさを感じさせる声でそう言ったアデルにミアは何か言おうとしたが、結局は口をつぐんでしまう。ミアが何も言わない代わりに、彼女の小さな身体からはドキドキと心臓の音がはっきりと聞こえてきて、アデルにもそれが聞こえるぐらいだった。
アデルは小さなミアをぎゅっと抱きしめたまま、ゆっくりと律動を開始する。
「あっ……あっ……ん……」
静まり返った部屋の中に、二人の結合部から聞こえる音、泣いているようなミアの喘ぎ声、それからアデルのわずかな息遣いだけが響く。
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