追放された薬師は、辺境の地で騎士団長に愛でられる

 王宮薬師のアンは、国王に毒を盛った罪を着せられて王宮を追放された。幼少期に両親を亡くして王宮に引き取られたアンは、頼れる兄弟や親戚もいなかった。

 森を彷徨って数日、倒れている男性を見つける。男性は高熱と怪我で、意識が朦朧としていた。

 オオカミの襲撃にも遭いながら、必死で男性を看病すること二日後、とうとう男性が目を覚ました。ジョーという名のこの男性はとても強く、軽々とオオカミを撃退した。そんなジョーの姿に、不覚にもときめいてしまうアン。

 行くあてもないアンは、ジョーと彼の故郷オストワル辺境伯領を目指すことになった。
 そして辿り着いたオストワル辺境伯領で待っていたのは、ジョーとの甘い甘い時間だった。

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