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片思い
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「向日葵
おい!
待てって、
…
…待てよ!向日葵」
「……」
何度も名前を呼びながら後を追って来た世呉
腕を掴まれて足を止めると、そのまま私の正面に回り込む
「向日葵、お前なんで…」
私の顔を見た世呉は
続きの言葉を飲み込み、少し表情を歪める
私がよっぽど酷い顔をしているのだろう
「…大丈夫か?」
「…
…世呉」
「うん」
ごめんね世呉
また迷惑かけちゃうや
「私
ちゃんと、笑えてた?」
「…うん」
「変なこと言ってなかった?」
「うん」
「零さんも変に思ってないよね?大丈夫だよね?」
「うん。
零さん、驚いてたけど嬉しそうだった」
「そっか
じゃあ…よかった。
よかったんだよね
これで、よかっ、…」
堪えていた涙が
ぽろっと溢れて
もう、止められなかった
「何が "よかった"だよ。そんな顔してるくせに」
「……」
「泣くほど辛くて悲しいくせに、ケーキまでプレゼントして」
「…だって
零さんにとって大切な日なら…私も……お祝い、したいじゃん…うぅ」
「はぁ…」
「うぅ、うっ」
「はいはい。もうわかったから」
街中でボロボロと泣き出すなんて恥ずかしい
一緒にいる世呉も恥ずかしいに決まってる
それでも離れずに、ただ頭を撫でてくれた
__________
________
_______
「こんばんは~」
「こんばんは、零さん
お仕事お疲れ様です。
今日は何にしますか?」
「ん~ 抹茶ラテにしようかな」
「ふふ、お気に入りですもんね。
今作りますので、少々お待ちください」
「はーい」
あれから数ヶ月
私は懲りもせず、零さんのことを見つめていた
大切な人がいるのはわかってるし
零さんとその恋人との間に入り込む隙間なんて無いこともわかってる
そもそも私にそんな気も無くて
でも
この想いを忘れたくても
目で追うのをやめたくても
心は言うことを聞いてくれないから
だから仕方なく、こうして今日も零さんに片思い
「お待たせしました。こちら抹茶ラテになります」
「ありがとうございます~」
ふわっと微笑む零さん
いつもと変わらない表情だけど、一つだけ気になった
「零さん…もしかして体調があまり良くないんじゃ」
「ん?」
「あ、いえ。違うならいいんですが。何となく顔色が悪い気がして」
「あぁ…うん。実は風邪気味なんだ」
「え!風邪ですか?」
「喉が少し腫れてるだけだから大丈夫だよ」
「本当ですか?早く治ると良いですね…」
「ありがとう。
今の今まで誰も気づかなかったのに、向日葵ちゃんってすごいね」
「え…あ、それは」
私が
いつもいつも零さんのことばっかり見てるから
「些細な変化に気づけるなんて、人のことをよく見てるんだなぁ。
向日葵ちゃん優しいもんね」
「いえ、そんなことは」
違うんですよ
みんなのことをよく見てるわけじゃない
零さんのことだからわかっただけ
「……」
「うん?
どうかした?向日葵ちゃん」
「…
…いえ。何でもありません」
もしも私が
"零さんのことが好きです"
なんて言ったら
一体、どんな顔をするだろう
_
「ゴホゴホッ」
「大丈夫ですか?」
「ん、大丈夫…ゴホッ」
数日経っても零さんの風邪は治ってないみたい
むしろ、悪化してる気がする
「薬は飲んでないんですか?」
「うん…薬飲むほどじゃないかなぁって思ってたんだけど」
「早く治した方が良いですよ。長引くと大変です」
「そうだね。今日買って帰ろうかな」
笑顔に元気がなくて、ますます心配になる
栄養のあるご飯を食べさせて
風邪薬を飲ませて
ゆっくり休ませてあげたい
私なら、大丈夫と言って無理をする零さんを説得して
私なら…
「…
彼女さんには言ってないんですか?
風邪引いたこと」
「え?」
「あ……いや、その…
彼女さんが知ってたら、心配してるんじゃないかな…と」
「ん~ そうだね。きっとすごく心配するから、言わないでおこうと思って」
「え?…そうなんですね」
私ったら何を考えてるんだろう
"私なら"?
それが何なのよ
零さんに私は必要ない
他に大切な人がいる
私がどう思ったって、零さんにも零さんの恋人にも関係ないんだ
これ以上は余計なこと
ただのお節介
私は心配するだけ
他に何もしなくていい
何度も自分に言い聞かせ、息を整えて
零さんの方を見る
「お待たせしました、抹茶ラテです」
「わ~ 美味しそう。いつもありがとう」
「喜んでもらえて嬉しいです。
…
零さん
お大事にしてくださいね」
「ありがとう。
またね、向日葵ちゃん」
笑顔で手を振り見送る
これでいい
私の役目はここまで
『ねぇねぇ 向日葵』
「何?美奈」
『前から気になってたんだけど、向日葵って あのお客さんと仲良いよね』
「え……そう、かな」
『ちょっと~ 誤魔化さないでよ。
どんな関係なの?教えて』
私たちがバイトを始めてから、シフトが楽になったらしく
すっかり元気になった美奈
私のことに関心を持つくらい元気になったのはちょっと困るけど…
「顔見知り…より、少し親しいくらいかな。それだけだよ」
『嘘だ。そんな雰囲気じゃなかった』
「な、何が」
『向日葵の視線』
「……」
『特別なものを感じましたけど、そこのところどうなんですか?ん?ん??』
しつこい記者のように、手で作ったマイクを向けてくる
てか
私 顔に出てるんだ
全然ダメじゃん
この想い、隠せてない
「はぁ…」
『怪しい』
「美奈の顔も充分怪しいよ」
『あ~ひどい』
「さ、仕事しよう」
『あれ
もしかして
好きになっちゃった?』
「え!?」
いきなりのどストレートな質問に
動揺を隠せない
「な、なな、何言ってるの?
す、好きだなんて…そんな…そんなわけ」
『図星でしょ!
あの人格好良いもんね。ファンになる気持ちわかるよ』
「ファン…?」
『高嶺の花だから近づけないけど、遠くから見守っていたい。
一言でも話せたら嬉しくて疲れも吹き飛ぶ。
そして、ついついあの美しい顔に見惚れてしまう。
そういうことでしょ?』
「…
あー…うん。そんなとこ」
『やっぱみんな考えることは同じねぇ。
ここの女の子は、みんなあの人目当てでバイトしてるもん』
「え!えぇ!?何それ…そうだったの?」
そんなの初耳
零さんがこのカフェの常連だからって理由でバイトしてる人がほとんど…?
つまり、みんな零さんが好き?
.
.
.
なんだ
私なんて、大勢の中の一人でしかなかったんだ
もし恋人がいなかったとしても
私が零さんの特別な存在になることなんてなかったんだろう
『世呉が来てからは票が半々くらいに割れたけどね~
イケメンに安らぎを求めるのはみんな同じ』
「へぇ、俺って人気なんだ」
『おわっ!世呉!
どこから来たの。びっくりさせないでよ』
「倉庫の片付けして来たんです」
『もしかしてもう終わったの?』
「うん」
『うわー…ビジュアルだけじゃなくて、仕事の効率まで良いんだから。
そりゃモテるよね。さすが大学一の人気者』
「そんなに褒めたって何も出ないよ」
『あら残念』
「お喋りはその辺にして仕事してください」
『はいはーい。
じゃあ向日葵、詳しいことはまた今度教えてね』
世呉に促され、美奈は仕事に戻って行った
「大丈夫か?向日葵
難しい顔してるけど」
「ん…大丈夫」
「美奈に何か言われた?」
「…
零さんに向ける私の視線が、特別なものに思えたって。
零さんとどんな関係なのか、零さんのことが好きなのかって…問い詰められちゃった」
「そんな核心をつくようなことまで?意外と鋭いんだな」
「まぁ、ファンとして好きだと思ってるみたいだけど」
「ファン?
なんだ。全然わかってないんじゃん。感心して損した」
「……」
「まだ何かあんの?」
「…零さんってすごく人気なんだね。女の子たちに」
「何を今更。店員も客も零さん見て騒いでるじゃん」
「え」
「え?気づいてなかった?」
「……」
「そうだった。お前そういうの疎いよな」
おい!
待てって、
…
…待てよ!向日葵」
「……」
何度も名前を呼びながら後を追って来た世呉
腕を掴まれて足を止めると、そのまま私の正面に回り込む
「向日葵、お前なんで…」
私の顔を見た世呉は
続きの言葉を飲み込み、少し表情を歪める
私がよっぽど酷い顔をしているのだろう
「…大丈夫か?」
「…
…世呉」
「うん」
ごめんね世呉
また迷惑かけちゃうや
「私
ちゃんと、笑えてた?」
「…うん」
「変なこと言ってなかった?」
「うん」
「零さんも変に思ってないよね?大丈夫だよね?」
「うん。
零さん、驚いてたけど嬉しそうだった」
「そっか
じゃあ…よかった。
よかったんだよね
これで、よかっ、…」
堪えていた涙が
ぽろっと溢れて
もう、止められなかった
「何が "よかった"だよ。そんな顔してるくせに」
「……」
「泣くほど辛くて悲しいくせに、ケーキまでプレゼントして」
「…だって
零さんにとって大切な日なら…私も……お祝い、したいじゃん…うぅ」
「はぁ…」
「うぅ、うっ」
「はいはい。もうわかったから」
街中でボロボロと泣き出すなんて恥ずかしい
一緒にいる世呉も恥ずかしいに決まってる
それでも離れずに、ただ頭を撫でてくれた
__________
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「こんばんは~」
「こんばんは、零さん
お仕事お疲れ様です。
今日は何にしますか?」
「ん~ 抹茶ラテにしようかな」
「ふふ、お気に入りですもんね。
今作りますので、少々お待ちください」
「はーい」
あれから数ヶ月
私は懲りもせず、零さんのことを見つめていた
大切な人がいるのはわかってるし
零さんとその恋人との間に入り込む隙間なんて無いこともわかってる
そもそも私にそんな気も無くて
でも
この想いを忘れたくても
目で追うのをやめたくても
心は言うことを聞いてくれないから
だから仕方なく、こうして今日も零さんに片思い
「お待たせしました。こちら抹茶ラテになります」
「ありがとうございます~」
ふわっと微笑む零さん
いつもと変わらない表情だけど、一つだけ気になった
「零さん…もしかして体調があまり良くないんじゃ」
「ん?」
「あ、いえ。違うならいいんですが。何となく顔色が悪い気がして」
「あぁ…うん。実は風邪気味なんだ」
「え!風邪ですか?」
「喉が少し腫れてるだけだから大丈夫だよ」
「本当ですか?早く治ると良いですね…」
「ありがとう。
今の今まで誰も気づかなかったのに、向日葵ちゃんってすごいね」
「え…あ、それは」
私が
いつもいつも零さんのことばっかり見てるから
「些細な変化に気づけるなんて、人のことをよく見てるんだなぁ。
向日葵ちゃん優しいもんね」
「いえ、そんなことは」
違うんですよ
みんなのことをよく見てるわけじゃない
零さんのことだからわかっただけ
「……」
「うん?
どうかした?向日葵ちゃん」
「…
…いえ。何でもありません」
もしも私が
"零さんのことが好きです"
なんて言ったら
一体、どんな顔をするだろう
_
「ゴホゴホッ」
「大丈夫ですか?」
「ん、大丈夫…ゴホッ」
数日経っても零さんの風邪は治ってないみたい
むしろ、悪化してる気がする
「薬は飲んでないんですか?」
「うん…薬飲むほどじゃないかなぁって思ってたんだけど」
「早く治した方が良いですよ。長引くと大変です」
「そうだね。今日買って帰ろうかな」
笑顔に元気がなくて、ますます心配になる
栄養のあるご飯を食べさせて
風邪薬を飲ませて
ゆっくり休ませてあげたい
私なら、大丈夫と言って無理をする零さんを説得して
私なら…
「…
彼女さんには言ってないんですか?
風邪引いたこと」
「え?」
「あ……いや、その…
彼女さんが知ってたら、心配してるんじゃないかな…と」
「ん~ そうだね。きっとすごく心配するから、言わないでおこうと思って」
「え?…そうなんですね」
私ったら何を考えてるんだろう
"私なら"?
それが何なのよ
零さんに私は必要ない
他に大切な人がいる
私がどう思ったって、零さんにも零さんの恋人にも関係ないんだ
これ以上は余計なこと
ただのお節介
私は心配するだけ
他に何もしなくていい
何度も自分に言い聞かせ、息を整えて
零さんの方を見る
「お待たせしました、抹茶ラテです」
「わ~ 美味しそう。いつもありがとう」
「喜んでもらえて嬉しいです。
…
零さん
お大事にしてくださいね」
「ありがとう。
またね、向日葵ちゃん」
笑顔で手を振り見送る
これでいい
私の役目はここまで
『ねぇねぇ 向日葵』
「何?美奈」
『前から気になってたんだけど、向日葵って あのお客さんと仲良いよね』
「え……そう、かな」
『ちょっと~ 誤魔化さないでよ。
どんな関係なの?教えて』
私たちがバイトを始めてから、シフトが楽になったらしく
すっかり元気になった美奈
私のことに関心を持つくらい元気になったのはちょっと困るけど…
「顔見知り…より、少し親しいくらいかな。それだけだよ」
『嘘だ。そんな雰囲気じゃなかった』
「な、何が」
『向日葵の視線』
「……」
『特別なものを感じましたけど、そこのところどうなんですか?ん?ん??』
しつこい記者のように、手で作ったマイクを向けてくる
てか
私 顔に出てるんだ
全然ダメじゃん
この想い、隠せてない
「はぁ…」
『怪しい』
「美奈の顔も充分怪しいよ」
『あ~ひどい』
「さ、仕事しよう」
『あれ
もしかして
好きになっちゃった?』
「え!?」
いきなりのどストレートな質問に
動揺を隠せない
「な、なな、何言ってるの?
す、好きだなんて…そんな…そんなわけ」
『図星でしょ!
あの人格好良いもんね。ファンになる気持ちわかるよ』
「ファン…?」
『高嶺の花だから近づけないけど、遠くから見守っていたい。
一言でも話せたら嬉しくて疲れも吹き飛ぶ。
そして、ついついあの美しい顔に見惚れてしまう。
そういうことでしょ?』
「…
あー…うん。そんなとこ」
『やっぱみんな考えることは同じねぇ。
ここの女の子は、みんなあの人目当てでバイトしてるもん』
「え!えぇ!?何それ…そうだったの?」
そんなの初耳
零さんがこのカフェの常連だからって理由でバイトしてる人がほとんど…?
つまり、みんな零さんが好き?
.
.
.
なんだ
私なんて、大勢の中の一人でしかなかったんだ
もし恋人がいなかったとしても
私が零さんの特別な存在になることなんてなかったんだろう
『世呉が来てからは票が半々くらいに割れたけどね~
イケメンに安らぎを求めるのはみんな同じ』
「へぇ、俺って人気なんだ」
『おわっ!世呉!
どこから来たの。びっくりさせないでよ』
「倉庫の片付けして来たんです」
『もしかしてもう終わったの?』
「うん」
『うわー…ビジュアルだけじゃなくて、仕事の効率まで良いんだから。
そりゃモテるよね。さすが大学一の人気者』
「そんなに褒めたって何も出ないよ」
『あら残念』
「お喋りはその辺にして仕事してください」
『はいはーい。
じゃあ向日葵、詳しいことはまた今度教えてね』
世呉に促され、美奈は仕事に戻って行った
「大丈夫か?向日葵
難しい顔してるけど」
「ん…大丈夫」
「美奈に何か言われた?」
「…
零さんに向ける私の視線が、特別なものに思えたって。
零さんとどんな関係なのか、零さんのことが好きなのかって…問い詰められちゃった」
「そんな核心をつくようなことまで?意外と鋭いんだな」
「まぁ、ファンとして好きだと思ってるみたいだけど」
「ファン?
なんだ。全然わかってないんじゃん。感心して損した」
「……」
「まだ何かあんの?」
「…零さんってすごく人気なんだね。女の子たちに」
「何を今更。店員も客も零さん見て騒いでるじゃん」
「え」
「え?気づいてなかった?」
「……」
「そうだった。お前そういうの疎いよな」
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