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宿敵
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ある日、翡翠に一通の依頼が届いた。
ある高校の水泳部の部活中に女子部員が3人同時に溺れてしまう事故があった。
この事故は偶然の出来事ではないと思った理事長から事故の真相を暴いてほしいというのが今回の依頼だった。
「なるほど…妖魔の仕業である可能性が高いわね、溺れた子は生命エネルギーを吸い取られたんだわ…」
「綾女さん…いつ向かいますか?」
「もう生徒は下校している時間ね…今から行くわよ」
「わかりました!」
沙希と綾女は依頼があった高校に向かい、高校に着くとまず理事長と話をする。
「失礼します!ご依頼を受けた翡翠の者です。」
「翡翠の方、本日はよろしくお願い致します。」
綾女は理事長から事故の詳細を聞く。
報告によると、泳いでいた女子生徒3人がいきなり水中に引きずり込まれるように消え、次の瞬間にはぐったりとしたまま浮かんで来たという。
「妖魔の仕業に間違いないですね…」
「やはりそうなのですか…お願いします。ぜひ退治してください。」
「わかりました…退治するとなると多少プールを破損させてしまう恐れがありますが…」
「構いません…この学校のためですから…」
「わかりました!」
沙希と綾女は理事長との挨拶を済ませるとプールに向かった。
2人は服を脱ぎ水着姿になる。
「変ね…妖気を全く感じない…」
「プールが閉鎖されたからここに居る必要が無くなったんじゃないですか?」
「わからない…」
2人がプールを覗き込むと水面が紫色に光りだした。
「きゃっ…なに?」
「何か来る!」
ザパァ…
突然水中から何かが飛び出し、綾女と沙希がいるプールサイドの反対側に降りた。
「ふぅ…お前ら、翡翠か?」
プールサイドに降りたのは大人の女性の見た目をした妖魔だった。
桜色の長い髪と美しい顔立ちで180センチほどの長身で黒いビキニのような物を身につけていた。
「逃げるわよ…沙希…」
「えっ?」
綾女はいつになく弱気だった。
「綾女さん!どうして!」
「こいつの名前は桜花(おうか)妖魔の中でも最強クラスの妖力と高い知能をもっている…今の私たちじゃ勝てないわ…2年前、私はこいつに殺されかけた…」
「そんな…」
綾女と沙希はプールサイドのフェンスを飛び越えようと高く飛ぶ。
「逃がすかよ!」
「うっ!」
桜花はプール全体を覆うようにドーム状に結界を張った。
「はっ!」
バチィィ…
綾女は結界を斬ろうとするが弾かれてしまう。
「くっ…戦うしかないみたいね…」
「はい!」
2人は刀を抜き構える。
「あれ?アンタ綾女じゃないか、またやられたいのか?」
「いい?沙希…あいつに触れられたらその瞬間負けよ…」
「わかりました…気をつけます…」
フッ…
桜花は沙希と綾女の前から突然消えた。
「沙希!…後ろ!」
「はい!」
「遅いよ!」
沙希は後ろに表れた桜花に斬りかかるが簡単に避けられる。
ガシッ!
「あぐっ…」
桜花は沙希の首を掴み、引き寄せるとそのまま唇を重ねる。
「むぐぅ…んんっ…」
「はっ!」
フッ…
その隙に綾女が斬りかかるが桜花は姿を消してしまう。
「くっ…避けられた…」
「ぷはぁ…はぁ…はぁ…なに、これ?」
沙希の首元を光の輪が覆っていた。
桜花は2人の前に姿を現すと不敵な笑みを浮かべ、指をならした。
パチンっ!
バチバチバチバチバチバチバチバチバチ…
「ひぎゃあああああああああああああ!」
「沙希!」
桜花が指をならすと、沙希の全身に激痛が走る。
「あがっ…がっ…あうぅ…」
ドサッ…
沙希は膝から崩れ落ち倒れ込むと、身体を痙攣させていた。
ピク…ピク…ピクピク…ピクピク…
「うぅ…かはっ…あぁっ…」
「あははは…いい声で鳴くじゃない!」
「貴様!」
綾女が刀を振りかざすと桜花は再び指をならす。
パチンっ!
バチバチバチバチバチバチバチバチバチ…
「あぎゃああああああああああああ!」
「沙希!」
沙希は身体を跳ね上げながら激痛に苦しむ。
「かはっ…はっ…かひゅ…」
ドサッ…
ピクピク…ピクピク…ピクピク…
「うぅ…痛いよぉ…うぅぅ…うぇっ…うっ…」
沙希は今まで味わったことのないあまりの激痛に泣き出してしまう。
「綾女、大人しくしてな!逆らったらあの子が酷い目にあうよ!次は死ぬかもね…」
「くっ!」
綾女は刀を手放す。
「これからたっぷりといたぶってやるから、大人しくしてなよ!」
「好きにしなさい…」
桜花は不敵な笑みを浮かべ綾女のお腹を蹴る。
ドスっ!
「うぐぅ…」
綾女の身体がくの字に折れるが桜花は綾女な髪を掴んで引っ張る。
「倒れるんじゃないよ!倒れたらあの子が死ぬよ」
桜花は綾女の顔を殴りつける。
ゴンっ…ゴンっ…ゴンっ…
「あぐっ…がっ…がっ…」
綾女はよろけてしまうが決して倒れようとはしなかった。
「これなら?」
「えっ?」
パシッ!
桜花は綾女の脚を払った。
ドサッ…
流石に綾女も倒れてしまう。
「倒れたね…じゃああの子に苦しんでもらうわ…」
「やめっ…やめろ~!」
パチンっ!
バチバチバチバチバチバチバチバチバチ…
「あががががががががががががああああ!」
「沙希ぃぃぃ!」
沙希の身体に激痛が走る。
(身体が動かない…意識が遠のいていく…もう…だめ…)
ガクっ…
沙希は気絶してしまった。
「さぁ立ちな綾女!続きだよ!」
綾女はよろよろと立ち上がる。
ある高校の水泳部の部活中に女子部員が3人同時に溺れてしまう事故があった。
この事故は偶然の出来事ではないと思った理事長から事故の真相を暴いてほしいというのが今回の依頼だった。
「なるほど…妖魔の仕業である可能性が高いわね、溺れた子は生命エネルギーを吸い取られたんだわ…」
「綾女さん…いつ向かいますか?」
「もう生徒は下校している時間ね…今から行くわよ」
「わかりました!」
沙希と綾女は依頼があった高校に向かい、高校に着くとまず理事長と話をする。
「失礼します!ご依頼を受けた翡翠の者です。」
「翡翠の方、本日はよろしくお願い致します。」
綾女は理事長から事故の詳細を聞く。
報告によると、泳いでいた女子生徒3人がいきなり水中に引きずり込まれるように消え、次の瞬間にはぐったりとしたまま浮かんで来たという。
「妖魔の仕業に間違いないですね…」
「やはりそうなのですか…お願いします。ぜひ退治してください。」
「わかりました…退治するとなると多少プールを破損させてしまう恐れがありますが…」
「構いません…この学校のためですから…」
「わかりました!」
沙希と綾女は理事長との挨拶を済ませるとプールに向かった。
2人は服を脱ぎ水着姿になる。
「変ね…妖気を全く感じない…」
「プールが閉鎖されたからここに居る必要が無くなったんじゃないですか?」
「わからない…」
2人がプールを覗き込むと水面が紫色に光りだした。
「きゃっ…なに?」
「何か来る!」
ザパァ…
突然水中から何かが飛び出し、綾女と沙希がいるプールサイドの反対側に降りた。
「ふぅ…お前ら、翡翠か?」
プールサイドに降りたのは大人の女性の見た目をした妖魔だった。
桜色の長い髪と美しい顔立ちで180センチほどの長身で黒いビキニのような物を身につけていた。
「逃げるわよ…沙希…」
「えっ?」
綾女はいつになく弱気だった。
「綾女さん!どうして!」
「こいつの名前は桜花(おうか)妖魔の中でも最強クラスの妖力と高い知能をもっている…今の私たちじゃ勝てないわ…2年前、私はこいつに殺されかけた…」
「そんな…」
綾女と沙希はプールサイドのフェンスを飛び越えようと高く飛ぶ。
「逃がすかよ!」
「うっ!」
桜花はプール全体を覆うようにドーム状に結界を張った。
「はっ!」
バチィィ…
綾女は結界を斬ろうとするが弾かれてしまう。
「くっ…戦うしかないみたいね…」
「はい!」
2人は刀を抜き構える。
「あれ?アンタ綾女じゃないか、またやられたいのか?」
「いい?沙希…あいつに触れられたらその瞬間負けよ…」
「わかりました…気をつけます…」
フッ…
桜花は沙希と綾女の前から突然消えた。
「沙希!…後ろ!」
「はい!」
「遅いよ!」
沙希は後ろに表れた桜花に斬りかかるが簡単に避けられる。
ガシッ!
「あぐっ…」
桜花は沙希の首を掴み、引き寄せるとそのまま唇を重ねる。
「むぐぅ…んんっ…」
「はっ!」
フッ…
その隙に綾女が斬りかかるが桜花は姿を消してしまう。
「くっ…避けられた…」
「ぷはぁ…はぁ…はぁ…なに、これ?」
沙希の首元を光の輪が覆っていた。
桜花は2人の前に姿を現すと不敵な笑みを浮かべ、指をならした。
パチンっ!
バチバチバチバチバチバチバチバチバチ…
「ひぎゃあああああああああああああ!」
「沙希!」
桜花が指をならすと、沙希の全身に激痛が走る。
「あがっ…がっ…あうぅ…」
ドサッ…
沙希は膝から崩れ落ち倒れ込むと、身体を痙攣させていた。
ピク…ピク…ピクピク…ピクピク…
「うぅ…かはっ…あぁっ…」
「あははは…いい声で鳴くじゃない!」
「貴様!」
綾女が刀を振りかざすと桜花は再び指をならす。
パチンっ!
バチバチバチバチバチバチバチバチバチ…
「あぎゃああああああああああああ!」
「沙希!」
沙希は身体を跳ね上げながら激痛に苦しむ。
「かはっ…はっ…かひゅ…」
ドサッ…
ピクピク…ピクピク…ピクピク…
「うぅ…痛いよぉ…うぅぅ…うぇっ…うっ…」
沙希は今まで味わったことのないあまりの激痛に泣き出してしまう。
「綾女、大人しくしてな!逆らったらあの子が酷い目にあうよ!次は死ぬかもね…」
「くっ!」
綾女は刀を手放す。
「これからたっぷりといたぶってやるから、大人しくしてなよ!」
「好きにしなさい…」
桜花は不敵な笑みを浮かべ綾女のお腹を蹴る。
ドスっ!
「うぐぅ…」
綾女の身体がくの字に折れるが桜花は綾女な髪を掴んで引っ張る。
「倒れるんじゃないよ!倒れたらあの子が死ぬよ」
桜花は綾女の顔を殴りつける。
ゴンっ…ゴンっ…ゴンっ…
「あぐっ…がっ…がっ…」
綾女はよろけてしまうが決して倒れようとはしなかった。
「これなら?」
「えっ?」
パシッ!
桜花は綾女の脚を払った。
ドサッ…
流石に綾女も倒れてしまう。
「倒れたね…じゃああの子に苦しんでもらうわ…」
「やめっ…やめろ~!」
パチンっ!
バチバチバチバチバチバチバチバチバチ…
「あががががががががががががああああ!」
「沙希ぃぃぃ!」
沙希の身体に激痛が走る。
(身体が動かない…意識が遠のいていく…もう…だめ…)
ガクっ…
沙希は気絶してしまった。
「さぁ立ちな綾女!続きだよ!」
綾女はよろよろと立ち上がる。
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