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第1章 『竜は街に居る』
7.どおおん「これ、本当のことなの?」(2)
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「…ごめんなさい……」
「あ…うん、いや、こっちこそ……ごめんね?」
舜は目の前のソファに埋まり込むように俯いた雷牙に謝り返す。
「…はい、どうぞ」
「…ありがとうございます」
藍奈がそっとテーブルにコーヒーを置いて、ちょいちょいと舜を呼ぶ。雷牙を気にしながら立ち上がって、カウンターの裏へと回る。
「…何?」
「誰?」
「…『竜夢』に新しく入った団員。雷牙、禄さん」
「……戦隊モノみたいな名前」
「うん、まあね」
「で?」
「でって?」
「誰」
「だからさ、今度演る芝居の」
「じゃなくて。鈍感。お兄ちゃんの何かって聞いてるの」
「何って……友達、かな…」
「………コンビニ事故に巻き込まれたのを心配してくれたんでしょ」
「うん」
「あんなに真っ青になって」
「うん」
「友達はないなあ…可哀想」
「いや、それ以上の何があるの」
「……あたし、ちょっと出てくる」
「え? 夕飯は?」
「外で済ませる。今夜は友達の所、泊まってもいいから」
「…どういう意味?」
藍奈はないわ~と小さく呟いて、舜を睨み上げた。
「もう少し関係を深めてあげたらって言ってるの」
解りが悪い兄貴を持つと妹は苦労するわ~~。
うんざりした声で付け加えた。
「関係を…?」
はいはいじゃあね、と手を振って離れる妹に、舜は眉を寄せる。
「…読み合わせとか……してみろってことかな?」
そっと、俯いたままコーヒーにも手を付けない雷牙を見遣る。
さっきは本当に驚いた。自分が買い物をしているコンビニに車が突っ込んでくるなんて、確かにニュースじゃ時たま見るけど、あり得ない状況だよね、普通。
でも少しワクワクしてしまったのも事実、こんなことに出くわした経験なんて、誰もが持っているもんじゃない。今俺は何を感じている? 何を考えている? どんな顔をしている? 胸の鼓動は速いか? 呼吸は? 汗は出ているか? 体はどれぐらいの温度?
一つ一つ確かめていたら、不意に雷牙に両腕を掴まれた。
『無事、だったのか……!』
悲痛な響きを宿した叫び。滴るような濃厚な不安。肌から染み込んで、胸の中央を貫くような熱。何よりも、食い入るように舜を見た瞳が鮮烈で。
ああ、俺ヤバかったんだ。
ぼんやりそう考えていた。
危うく死にかけてたのに、それをひたすら味わおうとするなんて、さすがにちょっとヤバ過ぎる。これが周囲の女の子がいつの間にか引いちゃったり、舞台で妙に浮いちゃったりする原因なのかな。
リアルか?
そう、いつも尋ね続けている。
この動きは、声は、感覚は、現実に近いか?
そうでなくていいと言う役者もいる。現実を再現しなくていいと。誇張し拡張し、時に絞り込み削ぎ落とした演技こそ、『演じる』ことだと。
けれども舜の体はそれを拒否する。
片方の足を失っているのなら、そこに体があっても『ない状態』で崩れなくちゃいけない。現実には『ある』から動きがずれる。どうすれば、そのずれをなくせるか。
それが一番面白い。
ふっとカザルはそうだろうなと思う。
生死の境が非常に薄い。死が透けている生だろう。けれども、『生きている』体は『死』に対して抵抗する。カザルが本当にあの生い立ちなら、もっと感情がなくなり表情も消えゾンビみたいな青年なんじゃないだろうか。笑ったり怒ったり悲しんだり、ましてやオウライカに恋い焦がれたりできないんじゃないか。
だから、こう思う。
カザルは一番初めにオウライカに抱かれた時、オウライカから他の人間とは違う何かを受け取ったんじゃないか。
それまでは『塔京』の殺人機械として、どんな相手とも抱いたり抱かれたりしただろう。だから、オウライカが一度抱いたからと言って、すぐに堕ちることはなかったはずだ。
でも、何が違ったのだろう?
「関係を…深める……か」
ごくり、と唾を飲み込み、雷牙の前へ戻る。
「…コーヒー、冷めるよ?」
「……なれない」
「え?」
予想していたことばと違う返答が返ってきて、戸惑う。
「何?」
「……オウライカになれない」
「は?」
「…ぼくはオウライカになれない…っ」
悔しげに唸る雷牙に呆気にとられ、やがて少し苦笑いする。
「まだ早いよ」
「だって」
「立ち稽古もしてないし」
「でも」
「…この間の読み合わせ、良かったじゃん」
「……」
「いつもと違ってさ、何か、生まれそうだった感じするよ。俺が言うんだから間違いないって」
慰めながら思い出す。
そうだ、あの時、いつもの禄らしくなくて……ああ、そうか。
不意に自分が『雷牙』に対して距離を取っているのを理解した。
「…俺だって…掴みあぐねてる」
「…」
禄が顔を上げる。眉に被さった髪の毛の隙間から舜を射抜く視線に、どく、と胸が打った気がした。
「カザルが……オウライカに入れ込む理由が、わからなくて」
リアルじゃない。
促すように見つめる禄の視線に、何となく顔が熱くなった。
「生い立ちから言えば、カザルはオウライカに堕ちないと思う」
どれほど自分誂えの服や首輪を用意されても、そんなものは貢物として何度も受け取ったことがあるだろう。けれどカザルは捧げてしまう、自分の命を天秤にかけてもオウライカの命を守ることに突き進んで、自分のおそらく一番綺麗な気持ちを差し出そうとする。
「…抱かれて、みる?」
「…っ」
放たれた低い声に鳥肌がたった。禄の視線は静かだ。激情は見えない。無意識に口を開く。
「…抱かれ方、知らない、から」
「抱き方も知らないよ」
「あの…うちの劇団、団員間の恋愛禁止で」
「恋愛じゃない………経験だ」
「……俺が……抱かれる、方、だよね」
「ぼくが抱く、方」
ごく、と喉が鳴る。
「あの、気持ち悪かったり、したら」
「すぐ止める」
禄は穏やかに応じて目を伏せる。
「痛かったり、苦しかったりしても、すぐに止める」
誓うように厳かな声。
汝、病める時も健やかなる時も。
「え……あ……」
重なったことばに舜は狼狽える。
「あ、じゃ、じゃあ、とにかく、やってみよう、かな。ほら、勃つとは限らないし」
「…うん」
薄く目を開けた禄が静かに頷き、舜は腰からぞわぞわしてきて思わず立ち上がった。
「あ、あの、じゃあ、俺、妹に、友達の所に止まってきてって、頼んでくる。で、上の俺の部屋、準備してくる。だから、その、シャワー浴びてたら、どうかな」
「…舜」
「なっ、なにっ」
「怖いなら止めよう」
「違うっ、怖くないっ、大丈夫だから、ほら、何事も経験だし? 役者だし? この先似たような役がくるかもしれないし? あ、れ…? どこ行くの?」
「ん?」
立ち上がった禄がすいっとドアの方へ歩き出して戸惑った。
「ベビーオイルと例のやつ、買ってくる」
「へ? ……あ、ああっ」
「ストックある?」
「ない、けど、それなら俺が」
「いいから、妹さんに連絡して、部屋準備して、シャワー浴びてて。で…もし気持ちが変わったら、ドア閉めて入れないで、帰れって言ってくれればいいから」
「あ…うん……」
気を遣わせたんだ、俺があんまりオタオタしてるから。
「ごめん…」
「じゃあね、おやすみ」
目の端で禄が笑ってドアを出て行く、その矢先に身体中が熱くなって舜は立ち竦む。
何だろう、これ。何だろうこの気持ち。すごく大事にされてる気がするんだけど。すごくしたいって望まれてるのに、俺のこと一番に考えて待ってくれてる気がするんだけど。
「え、えーと、とにかく、連絡、だな」
藍奈はメールを入れると『頑張れ☆』と返された。部屋を片付けて、禄の分のタオルや寝間着を出した。使わないんじゃないのと瞬間に思って、顔が熱くなって慌ててシャワーを浴びた。上がってくるとちょうど禄が戻ってきたらしく、ゆっくりチャイムが鳴らされて、迷う前に扉を開けた。
「あ…うん、いや、こっちこそ……ごめんね?」
舜は目の前のソファに埋まり込むように俯いた雷牙に謝り返す。
「…はい、どうぞ」
「…ありがとうございます」
藍奈がそっとテーブルにコーヒーを置いて、ちょいちょいと舜を呼ぶ。雷牙を気にしながら立ち上がって、カウンターの裏へと回る。
「…何?」
「誰?」
「…『竜夢』に新しく入った団員。雷牙、禄さん」
「……戦隊モノみたいな名前」
「うん、まあね」
「で?」
「でって?」
「誰」
「だからさ、今度演る芝居の」
「じゃなくて。鈍感。お兄ちゃんの何かって聞いてるの」
「何って……友達、かな…」
「………コンビニ事故に巻き込まれたのを心配してくれたんでしょ」
「うん」
「あんなに真っ青になって」
「うん」
「友達はないなあ…可哀想」
「いや、それ以上の何があるの」
「……あたし、ちょっと出てくる」
「え? 夕飯は?」
「外で済ませる。今夜は友達の所、泊まってもいいから」
「…どういう意味?」
藍奈はないわ~と小さく呟いて、舜を睨み上げた。
「もう少し関係を深めてあげたらって言ってるの」
解りが悪い兄貴を持つと妹は苦労するわ~~。
うんざりした声で付け加えた。
「関係を…?」
はいはいじゃあね、と手を振って離れる妹に、舜は眉を寄せる。
「…読み合わせとか……してみろってことかな?」
そっと、俯いたままコーヒーにも手を付けない雷牙を見遣る。
さっきは本当に驚いた。自分が買い物をしているコンビニに車が突っ込んでくるなんて、確かにニュースじゃ時たま見るけど、あり得ない状況だよね、普通。
でも少しワクワクしてしまったのも事実、こんなことに出くわした経験なんて、誰もが持っているもんじゃない。今俺は何を感じている? 何を考えている? どんな顔をしている? 胸の鼓動は速いか? 呼吸は? 汗は出ているか? 体はどれぐらいの温度?
一つ一つ確かめていたら、不意に雷牙に両腕を掴まれた。
『無事、だったのか……!』
悲痛な響きを宿した叫び。滴るような濃厚な不安。肌から染み込んで、胸の中央を貫くような熱。何よりも、食い入るように舜を見た瞳が鮮烈で。
ああ、俺ヤバかったんだ。
ぼんやりそう考えていた。
危うく死にかけてたのに、それをひたすら味わおうとするなんて、さすがにちょっとヤバ過ぎる。これが周囲の女の子がいつの間にか引いちゃったり、舞台で妙に浮いちゃったりする原因なのかな。
リアルか?
そう、いつも尋ね続けている。
この動きは、声は、感覚は、現実に近いか?
そうでなくていいと言う役者もいる。現実を再現しなくていいと。誇張し拡張し、時に絞り込み削ぎ落とした演技こそ、『演じる』ことだと。
けれども舜の体はそれを拒否する。
片方の足を失っているのなら、そこに体があっても『ない状態』で崩れなくちゃいけない。現実には『ある』から動きがずれる。どうすれば、そのずれをなくせるか。
それが一番面白い。
ふっとカザルはそうだろうなと思う。
生死の境が非常に薄い。死が透けている生だろう。けれども、『生きている』体は『死』に対して抵抗する。カザルが本当にあの生い立ちなら、もっと感情がなくなり表情も消えゾンビみたいな青年なんじゃないだろうか。笑ったり怒ったり悲しんだり、ましてやオウライカに恋い焦がれたりできないんじゃないか。
だから、こう思う。
カザルは一番初めにオウライカに抱かれた時、オウライカから他の人間とは違う何かを受け取ったんじゃないか。
それまでは『塔京』の殺人機械として、どんな相手とも抱いたり抱かれたりしただろう。だから、オウライカが一度抱いたからと言って、すぐに堕ちることはなかったはずだ。
でも、何が違ったのだろう?
「関係を…深める……か」
ごくり、と唾を飲み込み、雷牙の前へ戻る。
「…コーヒー、冷めるよ?」
「……なれない」
「え?」
予想していたことばと違う返答が返ってきて、戸惑う。
「何?」
「……オウライカになれない」
「は?」
「…ぼくはオウライカになれない…っ」
悔しげに唸る雷牙に呆気にとられ、やがて少し苦笑いする。
「まだ早いよ」
「だって」
「立ち稽古もしてないし」
「でも」
「…この間の読み合わせ、良かったじゃん」
「……」
「いつもと違ってさ、何か、生まれそうだった感じするよ。俺が言うんだから間違いないって」
慰めながら思い出す。
そうだ、あの時、いつもの禄らしくなくて……ああ、そうか。
不意に自分が『雷牙』に対して距離を取っているのを理解した。
「…俺だって…掴みあぐねてる」
「…」
禄が顔を上げる。眉に被さった髪の毛の隙間から舜を射抜く視線に、どく、と胸が打った気がした。
「カザルが……オウライカに入れ込む理由が、わからなくて」
リアルじゃない。
促すように見つめる禄の視線に、何となく顔が熱くなった。
「生い立ちから言えば、カザルはオウライカに堕ちないと思う」
どれほど自分誂えの服や首輪を用意されても、そんなものは貢物として何度も受け取ったことがあるだろう。けれどカザルは捧げてしまう、自分の命を天秤にかけてもオウライカの命を守ることに突き進んで、自分のおそらく一番綺麗な気持ちを差し出そうとする。
「…抱かれて、みる?」
「…っ」
放たれた低い声に鳥肌がたった。禄の視線は静かだ。激情は見えない。無意識に口を開く。
「…抱かれ方、知らない、から」
「抱き方も知らないよ」
「あの…うちの劇団、団員間の恋愛禁止で」
「恋愛じゃない………経験だ」
「……俺が……抱かれる、方、だよね」
「ぼくが抱く、方」
ごく、と喉が鳴る。
「あの、気持ち悪かったり、したら」
「すぐ止める」
禄は穏やかに応じて目を伏せる。
「痛かったり、苦しかったりしても、すぐに止める」
誓うように厳かな声。
汝、病める時も健やかなる時も。
「え……あ……」
重なったことばに舜は狼狽える。
「あ、じゃ、じゃあ、とにかく、やってみよう、かな。ほら、勃つとは限らないし」
「…うん」
薄く目を開けた禄が静かに頷き、舜は腰からぞわぞわしてきて思わず立ち上がった。
「あ、あの、じゃあ、俺、妹に、友達の所に止まってきてって、頼んでくる。で、上の俺の部屋、準備してくる。だから、その、シャワー浴びてたら、どうかな」
「…舜」
「なっ、なにっ」
「怖いなら止めよう」
「違うっ、怖くないっ、大丈夫だから、ほら、何事も経験だし? 役者だし? この先似たような役がくるかもしれないし? あ、れ…? どこ行くの?」
「ん?」
立ち上がった禄がすいっとドアの方へ歩き出して戸惑った。
「ベビーオイルと例のやつ、買ってくる」
「へ? ……あ、ああっ」
「ストックある?」
「ない、けど、それなら俺が」
「いいから、妹さんに連絡して、部屋準備して、シャワー浴びてて。で…もし気持ちが変わったら、ドア閉めて入れないで、帰れって言ってくれればいいから」
「あ…うん……」
気を遣わせたんだ、俺があんまりオタオタしてるから。
「ごめん…」
「じゃあね、おやすみ」
目の端で禄が笑ってドアを出て行く、その矢先に身体中が熱くなって舜は立ち竦む。
何だろう、これ。何だろうこの気持ち。すごく大事にされてる気がするんだけど。すごくしたいって望まれてるのに、俺のこと一番に考えて待ってくれてる気がするんだけど。
「え、えーと、とにかく、連絡、だな」
藍奈はメールを入れると『頑張れ☆』と返された。部屋を片付けて、禄の分のタオルや寝間着を出した。使わないんじゃないのと瞬間に思って、顔が熱くなって慌ててシャワーを浴びた。上がってくるとちょうど禄が戻ってきたらしく、ゆっくりチャイムが鳴らされて、迷う前に扉を開けた。
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