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第1章 『竜は街に居る』
10.ドラマが始まる 「なんで君は笑ってられるの?」(5)
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ああ、どうしよう、どうしよう。
トイレの個室で忙しく手を動かしながら、貢は沸詰まった思考を繰り返す。
あれでやれるのか? 俺が? あの人と? 芝居を?
どうしようどうしようどうしよう。
こうしていても、先日のあの人が重なって体が勝手に走り出しそうなんですけど?
寺戸には早々に白状してしまった、『竜夢』に来た意味、役割、仕事。
『ああ、そんなこともあるだろうが……暇なんだな、そんなことを仕掛けるほど』
苦笑いでいなされた。
『俺は強制していない。移りたければ移ればいいし、奪いたければ奪ってもいい、ここで演るより凄いものを見せてくれるならな』
吐き出されたのは自信ではなくて、淡々とした事実。
次々と化ける『竜夢』のメンバーを目の前にして、自分がどれほど矮小に見えるか、寒気がした。
演じる?
演じるって、何だっけ?
何をどうしたら、役者は配役に滑り込めたっけ?
「…っあ、…っっっ」
呻きながら吐き出して、多少は醒めた頭に戻る。
滑り込めたのは許されたからだとわかっていた。甘い声を上げてよがる陸斗を蹂躙したつもりだったが及ばなかった。快感に踊らされて体の下で全く別の『何か』に変わっていく陸斗を見ないふりして、ただただ必死に技術で追い上げた。
「…技術…」
トイレの壁にすがりながら瞬きすると、汗だか涙だかが頬を伝って流れ落ちた。
体の中を必死に探す。今吐き出したもの以上の何かがなかっただろうかと、薄暗い図書館の隅で積み上げられた本を捲るように、目を凝らして頭の中身を追い続ける。
あの人は仕事も失って家も失って、ひょっとするとたくさんのものを捨てて、貢のところへ来てくれる。赤い炊飯器に拗ねた顔をして見せたけど、静かな笑顔がひどく怖かった。
どうして笑っていられるの?
自分を構成する様々なものが消えて行くのを、どうして黙って見ていられるの。
胸の中で尋ねて、ふいに気づく。
そうだ、それがリフト・カークではなかったのか。
『塔京』の主人で権力を欲しいままにし、地位も名誉も全て手に入れたように見えるカークは、その実最愛の友を失い信頼できる配下を失い誇りを満たす仕事も失った。堕ちるしかない我が身を餌に、遠ざかるばかりの希望を眺めて魑魅魍魎を惹きつける、それこそが自分の仕事と見定めていた。
そんな男に向き合ったライヤーは、恐ろしくはなかっただろうか。魅かれれば魅かれるほど、ライヤーは自分の中に何もないことが自覚できたはずだ。飢えて乾いた砂漠のような男が、傷を負っても傲然と立つ人の拠り所になることはできないと知って、絶望はしなかったのか。
「…そうか…」
なぜ演じられたのか。
いつも容易に切り分けることができた、演じる自分と置き去る自分。なぜなら、どこで切り分けようと、貢自身には影響がなかったから。守り抜かねばならない自分もなければ、譲れない自分もなかったから。
そんな男が、慈しむように願って守って育ててきたものを切り捨ててまで、役者を全うしようとする人間の、何がわかる。
ライヤーは影としては完璧だがオウライカの代わりにはなれないと知っていた。どれほどオウライカが親身になり自分を大事に扱ってくれても、背負うものが違いすぎることをオウライカよりもわかっていた。だからこそ『斎京』で生きていることができなくなった。だからこそ、手駒として『塔京』でカークを屠り、自分の中に少しでも『斎京』のオウライカを残そうとした。
けれど。
カークのオウライカへの思慕を知って。
初めてライヤーは天秤に乗せられたあれかこれかの判断に迷う自分と出くわした。
自分を殺してオウライカを守ろうとするカーク。空っぽな自分を利用してオウライカを支えようとした自分。どちらが重いのか。どちらが必要なのか。それともどちらも不要なのか、オウライカにとっては?
決まっている。
最初から空っぽな我が身を殺したところで、世界に損傷はない。
沢山の願いと思いを抱えて諦めた人が殺されては、世界が傷つく。
だから、ライヤーは、自分を殺すことを選んだ。
「…僕より大事なのは、あなただ……」
貢は目を閉じ、呟く。
「僕には…何もない…から」
ああ、そうだ、本当にそうだ。
金はある、能力もあるし、見かけも悪くない。望めば何でも手に入った、女だって、仕事だって、歓声だって、評価だって。
けれど貢には、陸斗が望んだ赤い炊飯器ほどの大事なものは、何一つない。
手を拭い、身なりを整え、頬を濡らしたものをそのままに、体を起こす。個室から出て、洗面所の鏡の中を眺めれば、白く色を失って表情をなくした自分の姿が写っていた。
近寄って、隅々まで観察する。生気のない目だ。不安そうに開いた唇だ。微かに寄った眉、濡れた頬はひどく削げている。
これが内側に何もない男の顔だ。
守るも愛しむものも貫くものもない、なのになぜか生きている男の顔だ。
俯いて顔を洗って、ぬるぬるした汗やら涙やらを流した。紙タオルで顔を拭き、濡れた手で髪を梳いてまとめる。
このままで行こう。
いつものように、演じる自分を切り分けないで。
「うん」
迷う前に動き出して部屋に戻った。
戸口から入ると、左右両側で舜と禄が『炎旗隊』の黒い大きなフラッグをゆっくりと回していた。
「…え?」
戸惑う貢の視線を導くように、舜と禄が視線を動かして奥を示す。舜がいつものように明るく言った。
「オープニングだってさ」
「この旗を回しながら、始まるんだって」
2人の声は耳に入って流れて行った。
真正面に1人の男が立っている。細身の体、半身に構えてひんやりと貢を眺めている。
本当ならば、オープニングなのだから、この先に立っているのはオウライカのはずだ。『塔京』から弾かれて『斎京』にやってきたライヤーを迎えたのは、『斎京』のオウライカの隊列だった。
けれど、ライヤーを生き長らえさせたのは、その儀式でもオウライカの清冽さでもなかった。
「…っ」
貢はよろめくように足を踏み出す。無意識に差し伸べた手はまっすぐ陸斗に向かっていく。
儀式に出会い、オウライカに出会い、ライヤーはこれでもういいと生きることを手放そうとした。救ったのはオウライカの勝手で、ライヤーの願いではなかった、今ならそうわかる。
ライヤーが本当の意味で、誰を傷つけても生き延びようと決心したのは、カークのためだ。
一番綺麗なものを屠ってでも、カークの側で生きていようと決意した、あの瞬間が、ライヤーの命の原点だ。
よろよろと近づく貢に陸斗は手を伸ばさない。冷ややかに接近を見守っている。
フラッグが回る、ゆっくりと。
いつの間にか薄暗く照明が落とされ、フラッグの背後にある懐中電灯の光だけがちかりちかりと視界に飛び込む。
『影が必要だったからな』
禄が囁くように台詞を口にした。
『そこにお前が飛び込んできただけだ』
『…倒れ込んだ、の間違いですよ』
口は勝手に応じた。カークに向かって、夢の中の歩みのように、のろのろと足を踏み出しながら、
『僕にとっては幸運でした』
『「塔京」に何か動きがあったのかも知れん。探ってくれ』
『入り込むのに時間がかかりますね』
ねっとりとした闇のような濃い空気の中を泳いで行く。
『だからお前に頼む』
禄は楽しげに続ける。
『じゃあ…留守の間、僕の「影」をよろしくお願いします』
ライヤーに影などない。元から本体もない。オウライカはわかっていただろうか、ライヤーが戻らないことを。
陸斗の元に辿り着いた。恭しく跪き、頭を垂れる。
『……僕はあなたを守ります、オウライカさん』
その通り、ライヤー自身を魔王カークへの供物とすることで、本命を果たし、己の命に意味を見出した。
かつり、と固い音を立てて陸斗が近づく。身を屈めて、その靴先に口付ける。
「…っは…」
ぞくりと身体中を走った甘い痺れに声が漏れた。自分で聞いたことのない、我を失った切なげな喘ぎ。生身の、現実の、重くて熱い感覚。
ああ、溶ける。
貢は薄笑みを浮かべて惚ける。
がん! がん!
舜と禄がフラッグを激しく床に打ち鳴らしながら立てた。衝撃に揺れた体を必死に堪える耳に、寺戸の声が響き渡る。
「『竜は街に居る』、開幕!」
胸元から唐突に、外したことのない銀の十字架が、鎖が切れて床に落ちた。
トイレの個室で忙しく手を動かしながら、貢は沸詰まった思考を繰り返す。
あれでやれるのか? 俺が? あの人と? 芝居を?
どうしようどうしようどうしよう。
こうしていても、先日のあの人が重なって体が勝手に走り出しそうなんですけど?
寺戸には早々に白状してしまった、『竜夢』に来た意味、役割、仕事。
『ああ、そんなこともあるだろうが……暇なんだな、そんなことを仕掛けるほど』
苦笑いでいなされた。
『俺は強制していない。移りたければ移ればいいし、奪いたければ奪ってもいい、ここで演るより凄いものを見せてくれるならな』
吐き出されたのは自信ではなくて、淡々とした事実。
次々と化ける『竜夢』のメンバーを目の前にして、自分がどれほど矮小に見えるか、寒気がした。
演じる?
演じるって、何だっけ?
何をどうしたら、役者は配役に滑り込めたっけ?
「…っあ、…っっっ」
呻きながら吐き出して、多少は醒めた頭に戻る。
滑り込めたのは許されたからだとわかっていた。甘い声を上げてよがる陸斗を蹂躙したつもりだったが及ばなかった。快感に踊らされて体の下で全く別の『何か』に変わっていく陸斗を見ないふりして、ただただ必死に技術で追い上げた。
「…技術…」
トイレの壁にすがりながら瞬きすると、汗だか涙だかが頬を伝って流れ落ちた。
体の中を必死に探す。今吐き出したもの以上の何かがなかっただろうかと、薄暗い図書館の隅で積み上げられた本を捲るように、目を凝らして頭の中身を追い続ける。
あの人は仕事も失って家も失って、ひょっとするとたくさんのものを捨てて、貢のところへ来てくれる。赤い炊飯器に拗ねた顔をして見せたけど、静かな笑顔がひどく怖かった。
どうして笑っていられるの?
自分を構成する様々なものが消えて行くのを、どうして黙って見ていられるの。
胸の中で尋ねて、ふいに気づく。
そうだ、それがリフト・カークではなかったのか。
『塔京』の主人で権力を欲しいままにし、地位も名誉も全て手に入れたように見えるカークは、その実最愛の友を失い信頼できる配下を失い誇りを満たす仕事も失った。堕ちるしかない我が身を餌に、遠ざかるばかりの希望を眺めて魑魅魍魎を惹きつける、それこそが自分の仕事と見定めていた。
そんな男に向き合ったライヤーは、恐ろしくはなかっただろうか。魅かれれば魅かれるほど、ライヤーは自分の中に何もないことが自覚できたはずだ。飢えて乾いた砂漠のような男が、傷を負っても傲然と立つ人の拠り所になることはできないと知って、絶望はしなかったのか。
「…そうか…」
なぜ演じられたのか。
いつも容易に切り分けることができた、演じる自分と置き去る自分。なぜなら、どこで切り分けようと、貢自身には影響がなかったから。守り抜かねばならない自分もなければ、譲れない自分もなかったから。
そんな男が、慈しむように願って守って育ててきたものを切り捨ててまで、役者を全うしようとする人間の、何がわかる。
ライヤーは影としては完璧だがオウライカの代わりにはなれないと知っていた。どれほどオウライカが親身になり自分を大事に扱ってくれても、背負うものが違いすぎることをオウライカよりもわかっていた。だからこそ『斎京』で生きていることができなくなった。だからこそ、手駒として『塔京』でカークを屠り、自分の中に少しでも『斎京』のオウライカを残そうとした。
けれど。
カークのオウライカへの思慕を知って。
初めてライヤーは天秤に乗せられたあれかこれかの判断に迷う自分と出くわした。
自分を殺してオウライカを守ろうとするカーク。空っぽな自分を利用してオウライカを支えようとした自分。どちらが重いのか。どちらが必要なのか。それともどちらも不要なのか、オウライカにとっては?
決まっている。
最初から空っぽな我が身を殺したところで、世界に損傷はない。
沢山の願いと思いを抱えて諦めた人が殺されては、世界が傷つく。
だから、ライヤーは、自分を殺すことを選んだ。
「…僕より大事なのは、あなただ……」
貢は目を閉じ、呟く。
「僕には…何もない…から」
ああ、そうだ、本当にそうだ。
金はある、能力もあるし、見かけも悪くない。望めば何でも手に入った、女だって、仕事だって、歓声だって、評価だって。
けれど貢には、陸斗が望んだ赤い炊飯器ほどの大事なものは、何一つない。
手を拭い、身なりを整え、頬を濡らしたものをそのままに、体を起こす。個室から出て、洗面所の鏡の中を眺めれば、白く色を失って表情をなくした自分の姿が写っていた。
近寄って、隅々まで観察する。生気のない目だ。不安そうに開いた唇だ。微かに寄った眉、濡れた頬はひどく削げている。
これが内側に何もない男の顔だ。
守るも愛しむものも貫くものもない、なのになぜか生きている男の顔だ。
俯いて顔を洗って、ぬるぬるした汗やら涙やらを流した。紙タオルで顔を拭き、濡れた手で髪を梳いてまとめる。
このままで行こう。
いつものように、演じる自分を切り分けないで。
「うん」
迷う前に動き出して部屋に戻った。
戸口から入ると、左右両側で舜と禄が『炎旗隊』の黒い大きなフラッグをゆっくりと回していた。
「…え?」
戸惑う貢の視線を導くように、舜と禄が視線を動かして奥を示す。舜がいつものように明るく言った。
「オープニングだってさ」
「この旗を回しながら、始まるんだって」
2人の声は耳に入って流れて行った。
真正面に1人の男が立っている。細身の体、半身に構えてひんやりと貢を眺めている。
本当ならば、オープニングなのだから、この先に立っているのはオウライカのはずだ。『塔京』から弾かれて『斎京』にやってきたライヤーを迎えたのは、『斎京』のオウライカの隊列だった。
けれど、ライヤーを生き長らえさせたのは、その儀式でもオウライカの清冽さでもなかった。
「…っ」
貢はよろめくように足を踏み出す。無意識に差し伸べた手はまっすぐ陸斗に向かっていく。
儀式に出会い、オウライカに出会い、ライヤーはこれでもういいと生きることを手放そうとした。救ったのはオウライカの勝手で、ライヤーの願いではなかった、今ならそうわかる。
ライヤーが本当の意味で、誰を傷つけても生き延びようと決心したのは、カークのためだ。
一番綺麗なものを屠ってでも、カークの側で生きていようと決意した、あの瞬間が、ライヤーの命の原点だ。
よろよろと近づく貢に陸斗は手を伸ばさない。冷ややかに接近を見守っている。
フラッグが回る、ゆっくりと。
いつの間にか薄暗く照明が落とされ、フラッグの背後にある懐中電灯の光だけがちかりちかりと視界に飛び込む。
『影が必要だったからな』
禄が囁くように台詞を口にした。
『そこにお前が飛び込んできただけだ』
『…倒れ込んだ、の間違いですよ』
口は勝手に応じた。カークに向かって、夢の中の歩みのように、のろのろと足を踏み出しながら、
『僕にとっては幸運でした』
『「塔京」に何か動きがあったのかも知れん。探ってくれ』
『入り込むのに時間がかかりますね』
ねっとりとした闇のような濃い空気の中を泳いで行く。
『だからお前に頼む』
禄は楽しげに続ける。
『じゃあ…留守の間、僕の「影」をよろしくお願いします』
ライヤーに影などない。元から本体もない。オウライカはわかっていただろうか、ライヤーが戻らないことを。
陸斗の元に辿り着いた。恭しく跪き、頭を垂れる。
『……僕はあなたを守ります、オウライカさん』
その通り、ライヤー自身を魔王カークへの供物とすることで、本命を果たし、己の命に意味を見出した。
かつり、と固い音を立てて陸斗が近づく。身を屈めて、その靴先に口付ける。
「…っは…」
ぞくりと身体中を走った甘い痺れに声が漏れた。自分で聞いたことのない、我を失った切なげな喘ぎ。生身の、現実の、重くて熱い感覚。
ああ、溶ける。
貢は薄笑みを浮かべて惚ける。
がん! がん!
舜と禄がフラッグを激しく床に打ち鳴らしながら立てた。衝撃に揺れた体を必死に堪える耳に、寺戸の声が響き渡る。
「『竜は街に居る』、開幕!」
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