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『可愛い癖』
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「み…なみ…」
乱れた声で京介が呼ぶ。
「み…な……」
は、と息を吐いた指先が震えながら自分の首を探す。
「ここ?」
「…う…っ」
指先が触れた場所に唇を触れると、ひくりと仰け反って目を開く。蕩けてかすんだ瞳で淡く微笑みながら、うん、と頷いた。
「きも…ち…」
「いい?」
「ん…」
波打って揺れている体は溶け落ちていくバターのようだ。また緩やかに指が動き、顔を背けながら胸へと滑っていく。
「はい」
「……っぁ」
指示されるままに唇を落とし、少しきつめに吸うと切ない声を上げて京介が眉を寄せた。
その京介に頭の芯を溶かされながら、美並は京介の望む場所にキスマークをつけていく。
可愛い癖。
「みな……み…っ」
美並の唇を全身に受け止めて、守りにしようとする京介が堪えかねて駆け上がった。
乱れた声で京介が呼ぶ。
「み…な……」
は、と息を吐いた指先が震えながら自分の首を探す。
「ここ?」
「…う…っ」
指先が触れた場所に唇を触れると、ひくりと仰け反って目を開く。蕩けてかすんだ瞳で淡く微笑みながら、うん、と頷いた。
「きも…ち…」
「いい?」
「ん…」
波打って揺れている体は溶け落ちていくバターのようだ。また緩やかに指が動き、顔を背けながら胸へと滑っていく。
「はい」
「……っぁ」
指示されるままに唇を落とし、少しきつめに吸うと切ない声を上げて京介が眉を寄せた。
その京介に頭の芯を溶かされながら、美並は京介の望む場所にキスマークをつけていく。
可愛い癖。
「みな……み…っ」
美並の唇を全身に受け止めて、守りにしようとする京介が堪えかねて駆け上がった。
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