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「やめといたほうがええように思うえ」
姿子さんはほう、とため息をついて、何だかためらうような感じで、また窓の外へ視線を投げた。
ハンカチーフからこぼれた後れ毛が、湿気を含んだ風に舞って、姿子さんの卵形の顔をなぶっている。
そうやって、ビルの向こうの空を見ている姿子さんは、どこかふんわりと風に包まれ運ばれて、消えてしまいそうに儚い気配だ。
「人にはそれぞれ事情があるしなあ」
どこか憂鬱そうな声に、私はマンション一人暮らしをもう十年も続けている姿子さんの事情、というものを考えてしまう。
姿子さんはとても若いころ、熱烈な恋愛をして京都に移り住んだのだそうだ。姿子さんを大事にしていた祖父は大反対して、勘当同然に出てきたらしい。
それでも、大好きな人とは二十年添い遂げて、夢のように幸せだったと姿子さんは言う。そのサイアイの夫を病気で亡くしてから、姿子さんは結局ずっと一人で暮らしているらしい。
子どもには恵まれへんかったけど、ええ友達には恵まれたんえ。
姿子さんがそう笑うたびに、かすかに目元に陰がさす。
京都は女の都やなあとしみじみ思たわ。
姿子さんはそうも話してくれたことがあるのだ。
なるほどお天子さんもいた、数々のお偉いかたもいたはった。数々の都の営み、歴史や建物に名前を残した男はんに比べたら、私ら女の生きざまなんて、こちゃこちゃしてせせこましいようにしか見えへんやろう。そやけど、ときどき、それ
は男はんが我と我が子孫のために、好きように作り上げた物語りにすぎひんと思えるのや。京を仕切り、京を都として生かしてきたのは、ただひたすらに女の命。京では女こそが天上天下、唯一の主なんやなあと思た、とも。
生まれも育ちも関東で、京都には中学の修学旅行でしか行ったことのない私にとって、京都は鮮やかで美しい古い都だ。いろいろな伝統行事が今も残っていて、そこに住む人は古式ゆかしいシキタリを守って暮らしている、その程度のイメー
ジでしかない。
だから、京都のことを話すときに必ず姿子さんの目元にさす陰は、妖しく奇妙な感じがした。
姿子さんがなぜその京都を離れたのか、それはいつも曖昧にぼかされて聞けないことだった。いつか無理に頼んで、母から聞いた話では、どこかの金持ちの後添いにと強く望まれたことがきっかけだったらしい。
姿子さんはその話を丁重に断ったのだけど、その欲のなさが災いしてか、金持ちの親類縁者の女達から怪しまれ、追い立てられるように京都を離れることになったのだという。
昔をしみじみと思い出してでもいるように、どこか侘しそうな姿子さんの雰囲気に巻き込まれて、ついぼんやりしていた私に、姿子さんはちろんと流し目を送ってきた。
いけない、いけない、うまい具合にそらされるところだった。
胸の中で両頬をぱんぱんと叩いて、私は気合を入れ直した。座り直して背筋を延ばし、姿子さんに向かい合う。
「やめとくって、悟をあきらめろっていうこと?」
「そうやのうて」
姿子さんは失敗したかというように苦笑して口ごもった後で、困り切ったような顔で窓を見上げたまま続けた。
「その、『帯留め』な、捜さんほうがええと思うんえ」
「どうしてよ?」
思っても見なかった意外なことばを聞かされて、私は問い返した。
「ものがなくなるのは意味のあること、他人がどうこうできるもんやない、というときもあるし」
姿子さんは少し考えた顔になってから、ようやく気持ちを決めたようにくるりと私を振り返った。
「今度のデートは時がいたらんかった、そう思てあきらめよし。そのうち、ええ時も来るやろし」
あいかわらず、姿子さんの口調は古くて妙に意味ありげだ。
そう考えて、ふと引っ掛かる。
『時がいたらんかった』ということは、ひょっとして、もし『時がいたっていたら』、在りかを教えてもよかったっていうこと、だろうか?
「おばちゃん」
私は姿子さんのことばの裏に唐突に気がついた。
「『帯留め』の在りか、わかったんでしょ」
「あら」
姿子おばちゃんはおどけたようにひょいと首をすくめた。
「怖いのは友美ちゃんの方やったか」
「わかったんなら、力になって、ね、お願い!」
私は両手をあわせた。
「明日のデートのことだけじゃなくて、悟、ほんとに困ってるんだから! 好きな人が困ってるとき、何かしてあげたいって思うの、悪いことじゃないでしょ? ね、一生に一度のお願い!」
帯留めが見つからなくて、家の中がばたばたしてて。
呟いた悟の顔を思い出す。
あれは本当につらくてしんどそうだった。 明日のデートはもちろん期待してるけど、半分はその悟のつらいことを何とかしてあげたいと思って、ケーキバイキングの誘いを蹴ってまで、わざわざ学校帰りに姿子さんのところに押しかけたのだ。
「困った、のはこっちやわ」
姿子さんはどこか重く深いため息をついた。
「友美ちゃんの気持ちも分かるけどなあ、これ、ひょっとして、私の思てる通りやったら、捜さんほうがええと…」
歯切れが悪く、ことばを濁す。
「絶対おばちゃんのせいにしないから! 何か起こっても、私一人で責任取るから!」
「そけやど…はあ、まあ、そうか」
姿子さんはじっと私を見つめた。
細い目の奥にある黒い瞳が、深い深い穴に見える。そこにへたに足を踏み込むと、生死をかけて逃れなくてはならないような、秘境の洞窟のように。
それは、まるで、大きな得体の知れないものかが姿子さんの小柄な体の中に巣くっていて、それがその目の奥からうっすら透けて見えているようにも見える。
前に立つ誰もが自分の生き方や信じたものが確かなものか、それを信じ切れるのかを試されているような感じ。
夜に見ると、きっと竦みあがるほど怖い目だろう。
それでも、しっかり姿子さんを睨み返すと、姿子さんは少し眉をあげ、ため息を重ねて立ち上がった。
「そこまでいうなら、してみよか」
やった。
ほっとして、心の中で歓声を上げた私に、姿子さんは淡々とした口調でつけ加えた。
「そやけど、明日はデートをあきらめてもらわなあかんえ」
それはないでしょう。
思わずぎょっとして聞き返す。
「どうして?」
「悟くんの家へ行ってみたいしな」
「なあんだ」
私は笑い出した。
「それなら全然オッケー。悟の家でデートだと思えばいいもん」
姿子さんはもう一度、何だかこれみよがしな深いため息をついた。
姿子さんはほう、とため息をついて、何だかためらうような感じで、また窓の外へ視線を投げた。
ハンカチーフからこぼれた後れ毛が、湿気を含んだ風に舞って、姿子さんの卵形の顔をなぶっている。
そうやって、ビルの向こうの空を見ている姿子さんは、どこかふんわりと風に包まれ運ばれて、消えてしまいそうに儚い気配だ。
「人にはそれぞれ事情があるしなあ」
どこか憂鬱そうな声に、私はマンション一人暮らしをもう十年も続けている姿子さんの事情、というものを考えてしまう。
姿子さんはとても若いころ、熱烈な恋愛をして京都に移り住んだのだそうだ。姿子さんを大事にしていた祖父は大反対して、勘当同然に出てきたらしい。
それでも、大好きな人とは二十年添い遂げて、夢のように幸せだったと姿子さんは言う。そのサイアイの夫を病気で亡くしてから、姿子さんは結局ずっと一人で暮らしているらしい。
子どもには恵まれへんかったけど、ええ友達には恵まれたんえ。
姿子さんがそう笑うたびに、かすかに目元に陰がさす。
京都は女の都やなあとしみじみ思たわ。
姿子さんはそうも話してくれたことがあるのだ。
なるほどお天子さんもいた、数々のお偉いかたもいたはった。数々の都の営み、歴史や建物に名前を残した男はんに比べたら、私ら女の生きざまなんて、こちゃこちゃしてせせこましいようにしか見えへんやろう。そやけど、ときどき、それ
は男はんが我と我が子孫のために、好きように作り上げた物語りにすぎひんと思えるのや。京を仕切り、京を都として生かしてきたのは、ただひたすらに女の命。京では女こそが天上天下、唯一の主なんやなあと思た、とも。
生まれも育ちも関東で、京都には中学の修学旅行でしか行ったことのない私にとって、京都は鮮やかで美しい古い都だ。いろいろな伝統行事が今も残っていて、そこに住む人は古式ゆかしいシキタリを守って暮らしている、その程度のイメー
ジでしかない。
だから、京都のことを話すときに必ず姿子さんの目元にさす陰は、妖しく奇妙な感じがした。
姿子さんがなぜその京都を離れたのか、それはいつも曖昧にぼかされて聞けないことだった。いつか無理に頼んで、母から聞いた話では、どこかの金持ちの後添いにと強く望まれたことがきっかけだったらしい。
姿子さんはその話を丁重に断ったのだけど、その欲のなさが災いしてか、金持ちの親類縁者の女達から怪しまれ、追い立てられるように京都を離れることになったのだという。
昔をしみじみと思い出してでもいるように、どこか侘しそうな姿子さんの雰囲気に巻き込まれて、ついぼんやりしていた私に、姿子さんはちろんと流し目を送ってきた。
いけない、いけない、うまい具合にそらされるところだった。
胸の中で両頬をぱんぱんと叩いて、私は気合を入れ直した。座り直して背筋を延ばし、姿子さんに向かい合う。
「やめとくって、悟をあきらめろっていうこと?」
「そうやのうて」
姿子さんは失敗したかというように苦笑して口ごもった後で、困り切ったような顔で窓を見上げたまま続けた。
「その、『帯留め』な、捜さんほうがええと思うんえ」
「どうしてよ?」
思っても見なかった意外なことばを聞かされて、私は問い返した。
「ものがなくなるのは意味のあること、他人がどうこうできるもんやない、というときもあるし」
姿子さんは少し考えた顔になってから、ようやく気持ちを決めたようにくるりと私を振り返った。
「今度のデートは時がいたらんかった、そう思てあきらめよし。そのうち、ええ時も来るやろし」
あいかわらず、姿子さんの口調は古くて妙に意味ありげだ。
そう考えて、ふと引っ掛かる。
『時がいたらんかった』ということは、ひょっとして、もし『時がいたっていたら』、在りかを教えてもよかったっていうこと、だろうか?
「おばちゃん」
私は姿子さんのことばの裏に唐突に気がついた。
「『帯留め』の在りか、わかったんでしょ」
「あら」
姿子おばちゃんはおどけたようにひょいと首をすくめた。
「怖いのは友美ちゃんの方やったか」
「わかったんなら、力になって、ね、お願い!」
私は両手をあわせた。
「明日のデートのことだけじゃなくて、悟、ほんとに困ってるんだから! 好きな人が困ってるとき、何かしてあげたいって思うの、悪いことじゃないでしょ? ね、一生に一度のお願い!」
帯留めが見つからなくて、家の中がばたばたしてて。
呟いた悟の顔を思い出す。
あれは本当につらくてしんどそうだった。 明日のデートはもちろん期待してるけど、半分はその悟のつらいことを何とかしてあげたいと思って、ケーキバイキングの誘いを蹴ってまで、わざわざ学校帰りに姿子さんのところに押しかけたのだ。
「困った、のはこっちやわ」
姿子さんはどこか重く深いため息をついた。
「友美ちゃんの気持ちも分かるけどなあ、これ、ひょっとして、私の思てる通りやったら、捜さんほうがええと…」
歯切れが悪く、ことばを濁す。
「絶対おばちゃんのせいにしないから! 何か起こっても、私一人で責任取るから!」
「そけやど…はあ、まあ、そうか」
姿子さんはじっと私を見つめた。
細い目の奥にある黒い瞳が、深い深い穴に見える。そこにへたに足を踏み込むと、生死をかけて逃れなくてはならないような、秘境の洞窟のように。
それは、まるで、大きな得体の知れないものかが姿子さんの小柄な体の中に巣くっていて、それがその目の奥からうっすら透けて見えているようにも見える。
前に立つ誰もが自分の生き方や信じたものが確かなものか、それを信じ切れるのかを試されているような感じ。
夜に見ると、きっと竦みあがるほど怖い目だろう。
それでも、しっかり姿子さんを睨み返すと、姿子さんは少し眉をあげ、ため息を重ねて立ち上がった。
「そこまでいうなら、してみよか」
やった。
ほっとして、心の中で歓声を上げた私に、姿子さんは淡々とした口調でつけ加えた。
「そやけど、明日はデートをあきらめてもらわなあかんえ」
それはないでしょう。
思わずぎょっとして聞き返す。
「どうして?」
「悟くんの家へ行ってみたいしな」
「なあんだ」
私は笑い出した。
「それなら全然オッケー。悟の家でデートだと思えばいいもん」
姿子さんはもう一度、何だかこれみよがしな深いため息をついた。
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