僕の恋はeveryday

セナ

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僕の恋はeveryday

第1話

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朝の教室に複数の女子が話をしている。その様子を廊下から隠れて見つめる男子がいた。
彼の名は上村リョウ。彼の見つめる視線はただ1つ。そう、笹原美咲である。リョウはその美咲の横顔をじっと見つめていた。
健人「よう!リョウ! 何してんだ?」
急に肩を叩かれた。
リョウ「ぎゃあああぁぁぁ!!...なんだ健人か...おどかすなよ...」
健人「いや、驚いたのはこっちだし。
またお前笹原見てたのか?好きだな~ほんとに」
リョウ「こ、今回はちょっと...タイミングを見計らってただけだ」
健人「タイミング?」
リョウ「あぁ...そして今日こそは...笹原に告白する!!」
健人「またか...入学してから5回目だぞもう...」
リョウ「いや、今回は絶対にやる!」
健人「そのセリフも聞き飽きた」
リョウ「う、うるせぇ...」


美咲と会ったのは中2の頃。
同じクラスになった時だった。

学校の用事で俺は遅くまで学校にいた。
そのため、ほとんど生徒はいなかった。
帰る時クラスの植木鉢がたくさん置いてあるところを通った。見てみると、端っこに、1つだけ傾いているのがあった。
俺は気になってその植木鉢をまっすぐにさせようとして持ち上げると、いきなり外側の部分がバリッと割れた。いや、割られていた。中身が一気に崩れ出てきた。
急いで戻そうとした時、たまたまクラスメイトに見つかってしまった。
俺は否定し続けたが、誰も信じてくれない。割られた子は大泣きだった。そして先生にも疑われ、クラスの嫌われ者に。
でも、美咲だけは違った。
女子「ねぇ、上村のやつ最低だよね」
美咲「うーん...私は上村くんはそんなことはしないと思うけどな...」
女子「えー!? 美咲、人よすぎ」
美咲「でも、人をそんなに疑わなくてもいいと...思うけどな...」

あの時に好きになった。 あの言葉でどれほど救われたことか。
告白のさいに、お礼も言っておこう。

続く
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