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1話 転生
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ん。誰かが呼んでる。もう朝?
あれ?どこだここ。木の天井?僕の部屋じゃない。
ログハウスかな?泊まりに来たっけ?
というか、美男美女にのぞき込まれているんだけど。外国人?
ヨーロッパ系の人だよな……。しかも若そう。20代前半くらいかな。
ああ、夢か。なんか良い感じの夢だな。
幸せに満ちあふれてる世界観って感じ。
「フランツ。お母さんよ。」
僕はこのきれいな人の息子なのか。しかも名前はフランツ。なんかかっこいい。
夢の中のお母さんに優しく包まれている。
ブロンドヘアーに黄色に少し緑が混ざった瞳。ひまわりの様な暖かさがあって、すごく安心する。
これじゃあまるで僕は赤ちゃんみたいだ。覚えていないけど赤ちゃんの時はこんな感じだったのかな?
あ、夢の中では僕は赤ちゃんってとこか。
てことは、隣にいるのはお父さんかな。
「フランツ。父さんだぞ。」
やった。正解だ。お父さんはシルバーの髪色にエメラルドグリーンの瞳。
優しさの中に、凜々しさというか紳士な感じなんだろうなっていうのが分かる。
それにしてもお似合いの夫婦だな。僕はお父さんとお母さんのもとに産まれて来る事が出来て幸せだよ。
「あぅ。あぅ。」
あれ?うまくしゃべれない。
夢なのに話せないのか。夢だから話せないのか?
夢……。
そういえば夢のわりには妙にリアルな気がする。
抱かれている感覚。目の前の光景。音。匂い。
えっと……?夢だよね?いや、夢じゃないのか?
ってなると、もしかして僕、転生したとか?
いや、そんな漫画みたいな話な訳……。
あるのか?
待て待て待て待って。てことは、日本で死んだってこと?いつだ?どこまで覚えてる?
まず家族は――、父母姉僕の4人家族だった。うん。覚えている。
働いてたな。確か。そうだ。プログラマーだった。
そういえば、会社のみんなに30歳の誕生日を祝ってもらった気がする。
その後の記憶は……。
てことは30くらいで死んだってことか?
「フランツ?大丈夫かー?」
お父さんにほっぺをつんつんされてる。
ほっぺをつんつん……あっ。今は赤ちゃんだ。
考え込みすぎて無表情だったかな?心配させちゃった。
そういえば外はどうなっているんだろう。
「あぅ。あぅ。」
精一杯手を動かしているつもりだけど、分かってくれるかな?
「ん?どうした?」
お父さん、分かって!外を見てみたいんだ。
「お外が気になるの?」
お!その通り!さすがお母さん。
「窓から一緒に眺めましょ。ほら。きれいでしょ。」
わぉ。自然豊かだな。青い空に緑の芝生。畑も見える。
「見て。あれは鳥さん。」
本当だ。鳥が羽ばたいている。すずめかな?
どれも本物にしか思えない。
やっぱり僕転生したのかな……。
僕が産まれてから数ヶ月が経った。
未だにこの世界にいる。
ということは、やはりこの世界は夢ではないみたいだ。
あれ?どこだここ。木の天井?僕の部屋じゃない。
ログハウスかな?泊まりに来たっけ?
というか、美男美女にのぞき込まれているんだけど。外国人?
ヨーロッパ系の人だよな……。しかも若そう。20代前半くらいかな。
ああ、夢か。なんか良い感じの夢だな。
幸せに満ちあふれてる世界観って感じ。
「フランツ。お母さんよ。」
僕はこのきれいな人の息子なのか。しかも名前はフランツ。なんかかっこいい。
夢の中のお母さんに優しく包まれている。
ブロンドヘアーに黄色に少し緑が混ざった瞳。ひまわりの様な暖かさがあって、すごく安心する。
これじゃあまるで僕は赤ちゃんみたいだ。覚えていないけど赤ちゃんの時はこんな感じだったのかな?
あ、夢の中では僕は赤ちゃんってとこか。
てことは、隣にいるのはお父さんかな。
「フランツ。父さんだぞ。」
やった。正解だ。お父さんはシルバーの髪色にエメラルドグリーンの瞳。
優しさの中に、凜々しさというか紳士な感じなんだろうなっていうのが分かる。
それにしてもお似合いの夫婦だな。僕はお父さんとお母さんのもとに産まれて来る事が出来て幸せだよ。
「あぅ。あぅ。」
あれ?うまくしゃべれない。
夢なのに話せないのか。夢だから話せないのか?
夢……。
そういえば夢のわりには妙にリアルな気がする。
抱かれている感覚。目の前の光景。音。匂い。
えっと……?夢だよね?いや、夢じゃないのか?
ってなると、もしかして僕、転生したとか?
いや、そんな漫画みたいな話な訳……。
あるのか?
待て待て待て待って。てことは、日本で死んだってこと?いつだ?どこまで覚えてる?
まず家族は――、父母姉僕の4人家族だった。うん。覚えている。
働いてたな。確か。そうだ。プログラマーだった。
そういえば、会社のみんなに30歳の誕生日を祝ってもらった気がする。
その後の記憶は……。
てことは30くらいで死んだってことか?
「フランツ?大丈夫かー?」
お父さんにほっぺをつんつんされてる。
ほっぺをつんつん……あっ。今は赤ちゃんだ。
考え込みすぎて無表情だったかな?心配させちゃった。
そういえば外はどうなっているんだろう。
「あぅ。あぅ。」
精一杯手を動かしているつもりだけど、分かってくれるかな?
「ん?どうした?」
お父さん、分かって!外を見てみたいんだ。
「お外が気になるの?」
お!その通り!さすがお母さん。
「窓から一緒に眺めましょ。ほら。きれいでしょ。」
わぉ。自然豊かだな。青い空に緑の芝生。畑も見える。
「見て。あれは鳥さん。」
本当だ。鳥が羽ばたいている。すずめかな?
どれも本物にしか思えない。
やっぱり僕転生したのかな……。
僕が産まれてから数ヶ月が経った。
未だにこの世界にいる。
ということは、やはりこの世界は夢ではないみたいだ。
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