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番外編
9.吉日(1)
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最近、フィーの様子がおかしい。まぁわりと頻繁におかしな行動をとるヤツだが、今度のは少し厄介だった……フィーらしくないのがとても気に食わない。
「……隠しごとだな」
「っ、わ! わ、ああっ!」
ただの独り言に対し、大袈裟に肩を揺らすばかりか動揺し過ぎて運んでいた籠まで落とすフィー。こんなにも隠しごとに向いてない癖に、前世の事だけはしっかり秘匿していたことがすごい。
「フィー、大丈夫か?」
籠が空っぽなのは確認済みだったけれど、床に膝をついたままのフィーに近づく。ジリジリと獲物を追い詰めている気分だった。すぐに問い詰めたいのを、これでも一週間は我慢してやったんだから褒めてくれても良いと思う。
「エイジ……」
助けを求めるような情けない顔を向けられたので、真横にしゃがんで目線合わせてキラキラしい微笑みを浮かべてやった。輝いてるかなんて知らないけれど、フィーの大好物なのは知っている。
まともな人が見れば裏があると警戒するだろう嘘くさい笑みだが、こいつは魅了の魔法でもかけられたみたいに全ての思考を放棄するのだ。無防備にも程がある。阿呆だ。そして可愛い。
「俺に言いたい事あるよな?」
「え、好き」
「それは知ってるけど」
誤魔化しじゃなく素で即答してくるので、不覚にもちょっと笑ってしまった。
「一人で実家行きすぎじゃね? 俺も誘えよ」
「……え、いやそれは、」
ハッとして疚しさに逸らそうとする視線を、軽く耳たぶ引っ張って捕まえる。特に意味もなくフィーのふわふわした髪をその小さな耳に掛け、思わせぶりにスルリと耳裏を撫でたら、あざとい角度で首を傾げて……からの一言。
「あんま置いて行くなよ、寂しいだろ」
痛い。お前何やってんの、と自分でも突っ込みたくなるけれど、悠長に手段を選んでもいられない。やると決めたら徹底的にやれって、日本に残してきた親父もよく言っていた。
「ごめん……エイジ、俺っ」
「……分かってるから」
「いや、その……でもね」
「祝ってくれるんだろ? 俺の誕生日。サプラーイズとか言って。それはそれで良いんだけど。お前、もう少し上手くやれよ」
「ーーふぁっ!」
驚いて咄嗟に逃げようとするが、既に遅い。ぽやーっとしてる間にフィーの首の後ろには抜かりなく腕を回してホールド済みだ。ぐぐーっと顔を近づけたらフィーが鳴いた。きゅぅぅ、って。
「隠しててごめんなさぁぁい」
落ちた。無事、追い込み成功である。
時期的にとっくに見当はついていたが、こっちも別に指摘しようとは思わなかった。たとえ他の理由だろうと、隠すの自体は構わない。恋人にだって知られたくない事の一つや二つ、あっても良いと思う。しかし――だ。
「後ろめたいからって俺を徹底的に避けんの止めろ。あとどんだけあると思ってんの? ひと月近くあるんだぞ」
「うう……ごめんね」
一週間前から目を合わせないどころか、半径五メートル以内に近づけない徹底ぶり。ほんの数日なら許せてもこれ以上は無理だ。
……という訳で、しおしおと凹むフィーを膝の上に乗せ、今現在とても満足している。
「詳しくは聞かねーから。ちゃんと俺の相手もして。じゃないと部屋閉じ込めて一歩も外出さねーぞ」
「……今後は気をつけま……す?」
「お前今、それはそれでアリとか思ってんだろ」
フィーは良くても俺が良くない。実家からの信用が地の底まで落ちる。本人を抜きにしてもあの家族が俺は好きなのだ。
「家の中さえ普通にしといてくれんなら、好きに出掛けろよ。楽しみにしとく」
「エイジ……俺、どっちも頑張るからね!」
かつてない位のやる気を見せたフィーは、ほぼ毎日店が終わるとどこかへ出掛けて行った。何やってんだろうなーとは思うけれど、人の顔見るたびにニヨニヨしては意気揚々と出掛ける姿がやたら可愛いので全然許せる。
家に帰ってくれば、宣言通り頑張っているらしく、無駄に俺の周りをチョロチョロしているし。
「フィー」
「――っ! なに? 何か取ってくる?」
ちょっと名前を呼んだだけで、目を輝かせて「なに? なに?」としてくるのが構って貰いたいイヌっぽくてウケる。頑張りの方向性が何か違うような気はするけれど、他でもない俺が大満足だから間違ってはないんだろう。
長いはずのひと月はあっという間だった。
主役の俺より楽しみで仕方ない様子のフィーは、前夜もずっと興奮しっぱなしで、寝かしつけるのが大変だった。ベッドに投げて添い寝してても三十分刻みに起き上がろうとするから、身動き出来ないように羽交い締めしてるうちに朝が来た。
「エイジ、おはよう」
「……ん。おはよ」
「あの……二十歳おめでと」
腕の中から窮屈そうに顔を覗かせて、はにかみながら祝われる。一日の幕開けから中々に贅沢だなって、幸せ噛みしめながらぎゅうぎゅう抱きしめた。正直、一日中このままでも良いぐらい。
そんでも、せっかくの準備を無駄にしたくはないから、うっきうきのフィーに急かされるまま支度して家を出る。
「そんで? どこ連れてってくれんの?」
「まずはね。特別な朝に相応しいモーニングを食べてもらおうと思います」
とにかくエスコートしたい欲が先立って、右腕をグイグイ引っ張ってくる。本人的には添乗員気分のようだが、端から見れば強制連行してるようにしか見えないと思う。
着いたのはいつも行ってる食堂で、朝の営業なんかしてないはずなのにフィーは「おばちゃーん」と声を張り上げながら入っていく。貸し切りの食堂内には一組だけ席が用意されてあった。
「エイジ君、お誕生日おめでとうねー」
「――うわ、ありがとうございます。わざわざ、こんな」
さすがにこれはガチめに恐縮する。席に案内してくれたおばちゃんはいつも以上のニコニコで「いいから大人しく祝われてなさい」なんて言ってきた。
次々と運ばれて来るのは、ふわっふわのオムレツやこんがりしたベーコン、キッシュっぽいのだったり、スープにサラダやフルーツまで付いてくるから、本当にどこかのホテルのモーニングみたいだった。しかも安定してやっぱ美味い。
「……あ、これフィーのパンだ」
今日は焼くような時間なんてなかったけれど、確信を持って言うとフィーが悪戯が成功したみたいな顔していた。
「分かる? 分かっちゃうんだ、エイジ」
気づいて貰えて嬉しいらしい。焼き上げは頼んだようなので正確にはフィーのパンではないけれど、食べ慣れた味にほっこりした。ちょっと手を加えてくれようとする優しさが嬉しい。
「分かるよ、このパン世界一好きだから」
「――っうああ! ヤバい、俺溶けそう」
素直な気持ちを伝えたら、フィーの挙動がおかしくなったけれど、いつもの事なのであまり気にせず美味しい朝食を摂った。
食後には店主がのっそり現れて、小さなケーキを出してくれる。大きな身体でこの小さな小さなケーキを可愛らしくデコレーションする姿を想像してしまい、つい笑ってしまった。
「たくさん祝われておけ」
子供でもないのに、こんな祝われては恥ずかしい気持ちもあるのだけれど、無口な店主の貴重な言葉に笑って頷く。
こんなに祝われたのって小学生以来じゃないだろうか。日本に居た頃もある程度大きくなったら、ぶっちゃけ臨時収入がある日って認識だった。
それがこんなに――。
食堂を後にしても、フィーのエスコートは続いた。町の隅々を二人で歩き回り、行く先々で「おめでとう」「おめでとう」って祝いの言葉とささやかとは言い難い贈り物を差し出される。
「いや、お前どんだけ言い回ってんだよ」
もう苦笑するしかない。花屋に行けば手の込んだリースを渡され、服屋に行けば揃いのエプロン、小物屋では製パン道具に名前まで刻んでくれていた。
ぐるりと一周して店に戻ってきた時には、フィーも俺も大荷物を抱えていた。
「半分くらいはもう勝手に噂になってたんだよ。皆、祝うの好きだから張り切っちゃったんだね」
俺より嬉しそうなフィーも贈り物までは想定していなかったらしく、一緒になってアタフタしていた。この町の人々は皆温かい。
「……隠しごとだな」
「っ、わ! わ、ああっ!」
ただの独り言に対し、大袈裟に肩を揺らすばかりか動揺し過ぎて運んでいた籠まで落とすフィー。こんなにも隠しごとに向いてない癖に、前世の事だけはしっかり秘匿していたことがすごい。
「フィー、大丈夫か?」
籠が空っぽなのは確認済みだったけれど、床に膝をついたままのフィーに近づく。ジリジリと獲物を追い詰めている気分だった。すぐに問い詰めたいのを、これでも一週間は我慢してやったんだから褒めてくれても良いと思う。
「エイジ……」
助けを求めるような情けない顔を向けられたので、真横にしゃがんで目線合わせてキラキラしい微笑みを浮かべてやった。輝いてるかなんて知らないけれど、フィーの大好物なのは知っている。
まともな人が見れば裏があると警戒するだろう嘘くさい笑みだが、こいつは魅了の魔法でもかけられたみたいに全ての思考を放棄するのだ。無防備にも程がある。阿呆だ。そして可愛い。
「俺に言いたい事あるよな?」
「え、好き」
「それは知ってるけど」
誤魔化しじゃなく素で即答してくるので、不覚にもちょっと笑ってしまった。
「一人で実家行きすぎじゃね? 俺も誘えよ」
「……え、いやそれは、」
ハッとして疚しさに逸らそうとする視線を、軽く耳たぶ引っ張って捕まえる。特に意味もなくフィーのふわふわした髪をその小さな耳に掛け、思わせぶりにスルリと耳裏を撫でたら、あざとい角度で首を傾げて……からの一言。
「あんま置いて行くなよ、寂しいだろ」
痛い。お前何やってんの、と自分でも突っ込みたくなるけれど、悠長に手段を選んでもいられない。やると決めたら徹底的にやれって、日本に残してきた親父もよく言っていた。
「ごめん……エイジ、俺っ」
「……分かってるから」
「いや、その……でもね」
「祝ってくれるんだろ? 俺の誕生日。サプラーイズとか言って。それはそれで良いんだけど。お前、もう少し上手くやれよ」
「ーーふぁっ!」
驚いて咄嗟に逃げようとするが、既に遅い。ぽやーっとしてる間にフィーの首の後ろには抜かりなく腕を回してホールド済みだ。ぐぐーっと顔を近づけたらフィーが鳴いた。きゅぅぅ、って。
「隠しててごめんなさぁぁい」
落ちた。無事、追い込み成功である。
時期的にとっくに見当はついていたが、こっちも別に指摘しようとは思わなかった。たとえ他の理由だろうと、隠すの自体は構わない。恋人にだって知られたくない事の一つや二つ、あっても良いと思う。しかし――だ。
「後ろめたいからって俺を徹底的に避けんの止めろ。あとどんだけあると思ってんの? ひと月近くあるんだぞ」
「うう……ごめんね」
一週間前から目を合わせないどころか、半径五メートル以内に近づけない徹底ぶり。ほんの数日なら許せてもこれ以上は無理だ。
……という訳で、しおしおと凹むフィーを膝の上に乗せ、今現在とても満足している。
「詳しくは聞かねーから。ちゃんと俺の相手もして。じゃないと部屋閉じ込めて一歩も外出さねーぞ」
「……今後は気をつけま……す?」
「お前今、それはそれでアリとか思ってんだろ」
フィーは良くても俺が良くない。実家からの信用が地の底まで落ちる。本人を抜きにしてもあの家族が俺は好きなのだ。
「家の中さえ普通にしといてくれんなら、好きに出掛けろよ。楽しみにしとく」
「エイジ……俺、どっちも頑張るからね!」
かつてない位のやる気を見せたフィーは、ほぼ毎日店が終わるとどこかへ出掛けて行った。何やってんだろうなーとは思うけれど、人の顔見るたびにニヨニヨしては意気揚々と出掛ける姿がやたら可愛いので全然許せる。
家に帰ってくれば、宣言通り頑張っているらしく、無駄に俺の周りをチョロチョロしているし。
「フィー」
「――っ! なに? 何か取ってくる?」
ちょっと名前を呼んだだけで、目を輝かせて「なに? なに?」としてくるのが構って貰いたいイヌっぽくてウケる。頑張りの方向性が何か違うような気はするけれど、他でもない俺が大満足だから間違ってはないんだろう。
長いはずのひと月はあっという間だった。
主役の俺より楽しみで仕方ない様子のフィーは、前夜もずっと興奮しっぱなしで、寝かしつけるのが大変だった。ベッドに投げて添い寝してても三十分刻みに起き上がろうとするから、身動き出来ないように羽交い締めしてるうちに朝が来た。
「エイジ、おはよう」
「……ん。おはよ」
「あの……二十歳おめでと」
腕の中から窮屈そうに顔を覗かせて、はにかみながら祝われる。一日の幕開けから中々に贅沢だなって、幸せ噛みしめながらぎゅうぎゅう抱きしめた。正直、一日中このままでも良いぐらい。
そんでも、せっかくの準備を無駄にしたくはないから、うっきうきのフィーに急かされるまま支度して家を出る。
「そんで? どこ連れてってくれんの?」
「まずはね。特別な朝に相応しいモーニングを食べてもらおうと思います」
とにかくエスコートしたい欲が先立って、右腕をグイグイ引っ張ってくる。本人的には添乗員気分のようだが、端から見れば強制連行してるようにしか見えないと思う。
着いたのはいつも行ってる食堂で、朝の営業なんかしてないはずなのにフィーは「おばちゃーん」と声を張り上げながら入っていく。貸し切りの食堂内には一組だけ席が用意されてあった。
「エイジ君、お誕生日おめでとうねー」
「――うわ、ありがとうございます。わざわざ、こんな」
さすがにこれはガチめに恐縮する。席に案内してくれたおばちゃんはいつも以上のニコニコで「いいから大人しく祝われてなさい」なんて言ってきた。
次々と運ばれて来るのは、ふわっふわのオムレツやこんがりしたベーコン、キッシュっぽいのだったり、スープにサラダやフルーツまで付いてくるから、本当にどこかのホテルのモーニングみたいだった。しかも安定してやっぱ美味い。
「……あ、これフィーのパンだ」
今日は焼くような時間なんてなかったけれど、確信を持って言うとフィーが悪戯が成功したみたいな顔していた。
「分かる? 分かっちゃうんだ、エイジ」
気づいて貰えて嬉しいらしい。焼き上げは頼んだようなので正確にはフィーのパンではないけれど、食べ慣れた味にほっこりした。ちょっと手を加えてくれようとする優しさが嬉しい。
「分かるよ、このパン世界一好きだから」
「――っうああ! ヤバい、俺溶けそう」
素直な気持ちを伝えたら、フィーの挙動がおかしくなったけれど、いつもの事なのであまり気にせず美味しい朝食を摂った。
食後には店主がのっそり現れて、小さなケーキを出してくれる。大きな身体でこの小さな小さなケーキを可愛らしくデコレーションする姿を想像してしまい、つい笑ってしまった。
「たくさん祝われておけ」
子供でもないのに、こんな祝われては恥ずかしい気持ちもあるのだけれど、無口な店主の貴重な言葉に笑って頷く。
こんなに祝われたのって小学生以来じゃないだろうか。日本に居た頃もある程度大きくなったら、ぶっちゃけ臨時収入がある日って認識だった。
それがこんなに――。
食堂を後にしても、フィーのエスコートは続いた。町の隅々を二人で歩き回り、行く先々で「おめでとう」「おめでとう」って祝いの言葉とささやかとは言い難い贈り物を差し出される。
「いや、お前どんだけ言い回ってんだよ」
もう苦笑するしかない。花屋に行けば手の込んだリースを渡され、服屋に行けば揃いのエプロン、小物屋では製パン道具に名前まで刻んでくれていた。
ぐるりと一周して店に戻ってきた時には、フィーも俺も大荷物を抱えていた。
「半分くらいはもう勝手に噂になってたんだよ。皆、祝うの好きだから張り切っちゃったんだね」
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