僕はどうやら神様の手違いにより飛ばされたみたいです・・・。

わっしー

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8話～20話までの解説

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用語解説

銀魔法
「破魔魔法」・「増幅魔法」の元になった魔法。
銀の魔女が使っていた魔法で他にも何種類かに分裂した。

増幅魔法
銀魔法の一種。
強化魔法の上位互換。
元が一緒の銀魔法である破魔魔法にも打ち消されることのない魔法。
ただし、術者が心を許している相手以外には作用することはなく、逆に猛威を振るうという難しい魔法。
また、感情が高ぶると魔力が暴走してしまう。
身体強化だけではなく魔力も高めることが出来る。

ゴブリン
討伐ランクEの魔物。
個々の戦闘力は低く、単体であれば村人でも討伐することが出来るが10体以上になると駆け出しの冒険者でも全滅の憂き目を受ける。
ゴブリンにはメスは居らず繁殖する場合は他種族の女性を攫って強姦する。
主に村を襲いそこに住む村娘や討伐に来た冒険者の女性などを弱らせた後に凌辱する。
ゴブリンの性欲は果てしなく1日中女性を凌辱する。
その繁殖力はすさまじく、3ヶ月程度で幼体まで成長、2ケ月程度で生体となる。
一人の女性から3～4体程のゴブリンが生まれる。
女性が幼体を生むとまたゴブリンは女性に凌辱を続けるため救出に成功したとしても被害者は精神を崩壊させて廃人となる。
ちなみに男性は食料として食べられてしまう。
ゴブリン討伐の報酬は安く、中堅・上級冒険者や国軍の兵士は討伐に出ることが少ないためさらに被害が広がっている。

孕ませ袋
ゴブリンにより凌辱された女性のなれの果て。
精神は崩壊してただただゴブリンを生み続ける道具になってしまう。

リル
ブリストアでの共通通貨。
1リル＝10円程度の価値がある。
普通に暮らす分には持ち家などがあれば900リル＝9000円程度で暮らすことが可能。

シニネン不動産
シニネン王国の一等地に居を構えた不動産小売店。

メリダ村
メリッサが幼い頃に住んでいた村。

獣人の耳と尻尾
獣人は魔力を内に溜める性質を持っており、それにより身体能力を上昇させている。
その魔力が獣の耳や尻尾として顕現する。
しかし、魔力を封じられるか魔力が尽きると獣の耳や尻尾が消失して身体能力も通常時よりも著しく下がってしまう。

破魔魔法　その2
破魔魔法に触れてしまうと一時的に魔力を封じられてしまう。
対象者の武器などから魔力を流すことでも効果を発揮する。

戦闘と魔法
戦闘の際には全員が強化魔法を使い身体能力を向上させて戦う。
そのため、魔法を封じられた場合戦闘能力が著しく下がってしまい不利な状況に陥る。

ミイラ男
メリッサによって「死ぬことが出来ない呪い」不死の化け物にされた貴族の男。
その内にはメリッサによって殺された者達の魂が縛り付けられており魔力が混ざっている。
メリッサに50年以上拷問を受けて精神は崩壊している。
殺されたとしても瀕死の状態で復活する。
さらに、意識を失うことが出来ないため永遠に苦しみ続ける。
最後は正真の破魔魔法によって呪いは解呪されて灰となって消滅した。
魔力の色はどす黒い黒となっている。
理由はミイラ男の内に縛り付けられている魂が持っていた魔力の色が混ざったため。

死ぬことが出来ない呪い
魔王が使っていたという魔法の一つ。
人を操り死してなおその体と魂を縛り付ける邪法で、対象者はどんなに瀕死の状態でも瀕死の状態で延命させられてしまう。

人物

マリア
種族は獣人で14歳。
銀の魔女と同じ魔法を使うことが出来るため国を追われた少女。
髪が銀色でケモ耳も銀色。

魔法
増幅魔法

アルス
種族は獣人で18歳。
マリアの兄で国を追われたマリアを守るために一緒に国を出る。
髪は赤髪。

魔法
火魔法

武器
剣

ソーマ・ソルダン
ソーマのフルネーム。
ソルダン家は中級貴族の家。

キサラ
シニネン不動産の営業担当。
正真たちをメリッサたちが潜んでいる洋館に連れて行った張本人。
コウに憑かれてしまう。

メリッサ・マルグレーラ
享年15歳。
母はある貴族のメイドでその貴族との間に生まれた妾の娘。
幼馴染のコウとその家族を殺されたことを“ある男”に聞かされ父や継母などを殺害して呪いをかける。
50年の間、洋館に近づいたものを殺害していくことによって狂気に目覚める。

魔法
ポルターガイスト
死ぬことが出来ない呪い

武器
大鎌

コウ
享年16歳。
メリッサの幼馴染の村人。
メリッサと共に駆け落ちするため屋敷に向かうが計画を知ったメリッサの父により殺害されてしまう。
その後、一族も惨殺されてしまう。
気絶していたキサラに憑き、メリッサを開放するため正真に協力する。

あとがき
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。
正真たちの最初のイベントはいかがだったでしょうか？
正直、力不足が否めないものになってしまいました。
頭の中ではもう少し壮大なストーリーなどはあったのですが僕の文章力ではこれが限界でした。
特に戦闘シーンは難しかったです。
漫画なら作画で表現できるのですが文章だと表現が難しいです。
絵が上手ければ良かったのですが、僕の画力は子供の落書きレベルですから・・・。
幕間ではメリッサとコウのその後を書かせていただきました。
基本、ハッピーエンドが好きですので自分としてはそこそこ満足しています。
“そこそこ”と付けているのはやはり僕の文章力が足りなかったせいで骨部分は良く出来たが肉付けがいまいち・・・という感じです。
さて、今回で第一章は終わり、次は第二章です。
第二章ではこの解説でも結構詳しく書かせていただいたあの魔物が活躍します。
では、第二章もお付き合いできれば幸いです。

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