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痛みがわからないから
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真剣な顔を見せるエリンシアにヴァレンは短く息を吐いた。
「何故、人は脅しに舌を噛んだりするのだろうな」
呑気にも聞こえるその言葉にエリンシアが眉を寄せる。
「僕も昔、両親の前で舌を噛んだことがある」
「え……?」
「無論、脅しに使った」
冗談ではないだろう彼の話にエリンシアは思わず瞬きを増やした。
「お前は一度も聞いたことはないが、僕は過去に一度も婚約者を作らなかった」
「それは容易に想像がついたものですから……」
「だが、僕は王子だ。フィオレンツの王子に政略結婚の話がなかったと思うか?」
確かに。
王族は幼い頃から婚約者がいることも珍しくはない。貴族よりも政略結婚が多く、それは国同士を結ぶ大きな架け橋となる。
彼の両親が厳格であれば、自分の息子に強い同盟を結ぶ国か、まだ同盟を結んでいない国の王女を当てがったとしてもおかしくはない。ましてや、彼は両親に逆らえなかったのだから。
「戴冠式の日、僕は二十二歳。結婚して子供がいてもおかしくはない年齢だ」
「そう、ですね?」
結婚すればすぐに子作り。それが普通だ。妻と発表しながらも結婚式さえ挙げない今の状況がおかしい。
「僕は昔から妻はエリンシア以外認めないと両親に言ってきた」
「聞き入れてもらえていましたか?」
「戯言だと一蹴され続けた」
彼の言葉遣いは間違いなく親の教育のせいだと納得する。
「それでも構わなかった。僕が大事にしたいのはお前だけだったし、愛していたのもお前だけだった。だから戯言と言われても僕は彼らにお前の名前を出し続けた」
「手を上げられたことは?」
「ない。それは彼らの信念に反する。感情を消す、という信念にな。だから僕は彼らが結婚の話を出すたびに心に決めた相手がいると言い続けた。殴られない、怒鳴られないとわかっていたから」
「ずる賢い子供だったのですね」
ふふっと笑うエリンシアのからかいにヴァレンは素直に頷く。
「それも賢さのひとつだ。僕は彼らの子として親が決めた道を歩いてはやるが、全てを投げ売るつもりはなかったからな。立場こそ違えど、人間としては対等だと僕は思っていた」
両親を慕っていたわけではないし、愛していたわけでもない。彼は親を親ではなく、一人の人間として見ていた。
その対話の中には必ず“対等”という信念を持ち、接していた。それは親が、というよりは、“自分が”彼らと対等である、という考えだった。
「親は望んで子を産んだのだ。子は親の望みを叶える道具ではない。王子として生まれたからには義務は果たす。だが、それは同時に彼らもそうあるべきだったと僕は思っている。望んで産んだのだから義務を果たせと」
「義務、ですか?」
「子の唯一の願いを叶えてやること」
多くを望んだわけではない。わがままを言い続けたわけでもない。
両親が生きている間に彼が望んだのは、たったの二つ。
「ぬいぐるみを買ってほしい」
「婚約者はエリンシア・アルヴェンヌでなければ嫌だ」
どちらも両親は叶えてくれなかった。親として叶えられることすらも。
それは一生、彼の心の中に根深く残り続けるのだろう。
「それで、舌を噛んだのですか?」
「ああ。エリンシア・アルヴェンヌ以外を妻にするぐらいなら死んだほうがマシだと思ったし、彼らにそう言った」
彼らはなんと言ったのだろう。
自分の中で婚約者が決まっていると言う息子に彼らは『戯言』と言った。
そんな人間が、舌を噛んで死んだほうがマシだと脅すようなことを言った息子になんと言葉を返すのか。
彼らは自分たちの息子が冗談を言わないのはわかっているはず。そして、痛みを感じないことも。それなら舌を噛むぐらい躊躇なくやってしまうのは想像に難くないはずだ。
エリンシアは首を振る。
彼は「噛んだ」と言ったのだ。両親の反応が良くなかったのはそれでわかること。わざわざ聞く必要がどこにある。
「彼らは思い違いをしていた」
「思い違い?」
「僕が王子としての責任から愚行には走らない、という思い違いだ」
王子。王位継承者。世継ぎ──それは多くのプレッシャーを与えるものだが、彼は違った。
彼は手に入れたいたったひとつのものが手に入らないのであれば全てを捨てるつもりだった。自分の命という最も尊いものを。
「脅しは理性ある人間のすることではない。愚者に成り下がるつもりなら止めはしないが、と言われたから目の前で噛んでやった。僕は脅しのつもりではなかったし、愚者でもなかったからな」
痛みがないからこそ恐怖がない。痛みがないだけで身体は損傷する。特別ではないのだ。
彼は当然それを知りながらやったのだ。自分が冗談で言っているわけではないことを示すために。
「……どうなったのですか?」
「布を口に詰め込まれた。止血のつもりか、それともそれ以上噛まないようにするつもりだったのかは知らぬが、即座に医者が駆けつけ、押さえつけられて処置を受けた。何やら色々していたが、よく覚えていない」
無茶をする性格は昔から変わっていないのだと眉を下げながら苦笑を滲ませる。
「婚約予定は白紙に戻り、その日以降、彼らが僕の結婚について何か口にすることはなかった」
「次は本当に舌を噛み切ると思ったのでしょうね」
「彼らも愚かではなかったということだ」
めでたしと言わんばかりの口調にエリンシアは首を振る。
手の甲にキスをしたことで、彼の中に愛と執着が芽生えた。親からすれば子供の浅い感情というものでしかなかったのだろうが、ヴァレンの想いは本物だった。
「彼らは愛を知らない。言われるがままに結婚し、規律に従うように子供を産んだ。だから僕が感じた愛をくだらないものだと判断し、嘲った。それは理解できる」
だが……そう続くのだろうとエリンシアは思った。
「僕の人生に必要なのは権力でも肩書きでもなく、お前だ。エリンシア」
真っ直ぐな告白に嬉しそうに目を細めながら見つめる。
「お前には責任を取る義務がある。あの日、僕の心に愛を植えた責任を」
「何色の花が咲いていますか?」
「……黒、だろうな」
「黒……じゃあ、ダリアかアイリスですね」
瞬きもせずにこちらを見つめるヴァレンにエリンシアはにっこりと笑う。
黒という自虐的な発言をエリンシアは常にポジティブに捉える。彼の自虐に付き合ったり、そんなことないという言葉は使わない。覆してやるのだ。
だからこそヴァレンはエリンシアを好きだと思う。背中を撫でて慰めるわけではなく、良い方向へと持っていく。それが彼女だと。
「黒いバラだ」
「黒バラの花言葉は……」
赤や白などは調べることもあったが、黒は何故か調べようと思ったことがないため知識にない。
苗を植えるまでに色々と調べていたヴァレンに問うと、彼はスッと目を細めた。
「滅びることのない永遠の愛。あなたは私のもの」
「ああ……」
黒い花が咲いたというのは謙遜ではなく事実だったのかと気づき、エリンシアは笑いを堪えるように手で口を覆って俯いた。
彼の心を表現する最も正しい花だと。
ふふっと小さく笑ったエリンシアだが、ふと目の前の唇に目がいった。
「そういえば、舌は後遺症が残らなかったのですか?」
話し方に違和感はない。スムーズに話せている。だが、手と同じで、注意深く意識を向けなければわからないものかもしれないと思ったのだ。
すると、ヴァレンはエリンシアの顎を軽く掴むようにして顔を近づける。
「残らなかったかどうか、確かめてみるか?」
エリンシアの顔がカアッと赤くなった。
こんなことが言える人だとは思っていなかった。疑問符がついているということは自分に選択肢を与えてくれているのだろうが、選ぶに選べない。
断れば受け入れてくれるのだろうが、傷つくかもしれない。
かといって、普段から頻繁にキスをするわけでもないため、これは一種のチャンスでもある。
目を回しそうになりながら答えようとしたエリンシアより先にヴァレンが口を開いた。
「時間切れだ」
目を閉じると同時に唇が重なった。
「何故、人は脅しに舌を噛んだりするのだろうな」
呑気にも聞こえるその言葉にエリンシアが眉を寄せる。
「僕も昔、両親の前で舌を噛んだことがある」
「え……?」
「無論、脅しに使った」
冗談ではないだろう彼の話にエリンシアは思わず瞬きを増やした。
「お前は一度も聞いたことはないが、僕は過去に一度も婚約者を作らなかった」
「それは容易に想像がついたものですから……」
「だが、僕は王子だ。フィオレンツの王子に政略結婚の話がなかったと思うか?」
確かに。
王族は幼い頃から婚約者がいることも珍しくはない。貴族よりも政略結婚が多く、それは国同士を結ぶ大きな架け橋となる。
彼の両親が厳格であれば、自分の息子に強い同盟を結ぶ国か、まだ同盟を結んでいない国の王女を当てがったとしてもおかしくはない。ましてや、彼は両親に逆らえなかったのだから。
「戴冠式の日、僕は二十二歳。結婚して子供がいてもおかしくはない年齢だ」
「そう、ですね?」
結婚すればすぐに子作り。それが普通だ。妻と発表しながらも結婚式さえ挙げない今の状況がおかしい。
「僕は昔から妻はエリンシア以外認めないと両親に言ってきた」
「聞き入れてもらえていましたか?」
「戯言だと一蹴され続けた」
彼の言葉遣いは間違いなく親の教育のせいだと納得する。
「それでも構わなかった。僕が大事にしたいのはお前だけだったし、愛していたのもお前だけだった。だから戯言と言われても僕は彼らにお前の名前を出し続けた」
「手を上げられたことは?」
「ない。それは彼らの信念に反する。感情を消す、という信念にな。だから僕は彼らが結婚の話を出すたびに心に決めた相手がいると言い続けた。殴られない、怒鳴られないとわかっていたから」
「ずる賢い子供だったのですね」
ふふっと笑うエリンシアのからかいにヴァレンは素直に頷く。
「それも賢さのひとつだ。僕は彼らの子として親が決めた道を歩いてはやるが、全てを投げ売るつもりはなかったからな。立場こそ違えど、人間としては対等だと僕は思っていた」
両親を慕っていたわけではないし、愛していたわけでもない。彼は親を親ではなく、一人の人間として見ていた。
その対話の中には必ず“対等”という信念を持ち、接していた。それは親が、というよりは、“自分が”彼らと対等である、という考えだった。
「親は望んで子を産んだのだ。子は親の望みを叶える道具ではない。王子として生まれたからには義務は果たす。だが、それは同時に彼らもそうあるべきだったと僕は思っている。望んで産んだのだから義務を果たせと」
「義務、ですか?」
「子の唯一の願いを叶えてやること」
多くを望んだわけではない。わがままを言い続けたわけでもない。
両親が生きている間に彼が望んだのは、たったの二つ。
「ぬいぐるみを買ってほしい」
「婚約者はエリンシア・アルヴェンヌでなければ嫌だ」
どちらも両親は叶えてくれなかった。親として叶えられることすらも。
それは一生、彼の心の中に根深く残り続けるのだろう。
「それで、舌を噛んだのですか?」
「ああ。エリンシア・アルヴェンヌ以外を妻にするぐらいなら死んだほうがマシだと思ったし、彼らにそう言った」
彼らはなんと言ったのだろう。
自分の中で婚約者が決まっていると言う息子に彼らは『戯言』と言った。
そんな人間が、舌を噛んで死んだほうがマシだと脅すようなことを言った息子になんと言葉を返すのか。
彼らは自分たちの息子が冗談を言わないのはわかっているはず。そして、痛みを感じないことも。それなら舌を噛むぐらい躊躇なくやってしまうのは想像に難くないはずだ。
エリンシアは首を振る。
彼は「噛んだ」と言ったのだ。両親の反応が良くなかったのはそれでわかること。わざわざ聞く必要がどこにある。
「彼らは思い違いをしていた」
「思い違い?」
「僕が王子としての責任から愚行には走らない、という思い違いだ」
王子。王位継承者。世継ぎ──それは多くのプレッシャーを与えるものだが、彼は違った。
彼は手に入れたいたったひとつのものが手に入らないのであれば全てを捨てるつもりだった。自分の命という最も尊いものを。
「脅しは理性ある人間のすることではない。愚者に成り下がるつもりなら止めはしないが、と言われたから目の前で噛んでやった。僕は脅しのつもりではなかったし、愚者でもなかったからな」
痛みがないからこそ恐怖がない。痛みがないだけで身体は損傷する。特別ではないのだ。
彼は当然それを知りながらやったのだ。自分が冗談で言っているわけではないことを示すために。
「……どうなったのですか?」
「布を口に詰め込まれた。止血のつもりか、それともそれ以上噛まないようにするつもりだったのかは知らぬが、即座に医者が駆けつけ、押さえつけられて処置を受けた。何やら色々していたが、よく覚えていない」
無茶をする性格は昔から変わっていないのだと眉を下げながら苦笑を滲ませる。
「婚約予定は白紙に戻り、その日以降、彼らが僕の結婚について何か口にすることはなかった」
「次は本当に舌を噛み切ると思ったのでしょうね」
「彼らも愚かではなかったということだ」
めでたしと言わんばかりの口調にエリンシアは首を振る。
手の甲にキスをしたことで、彼の中に愛と執着が芽生えた。親からすれば子供の浅い感情というものでしかなかったのだろうが、ヴァレンの想いは本物だった。
「彼らは愛を知らない。言われるがままに結婚し、規律に従うように子供を産んだ。だから僕が感じた愛をくだらないものだと判断し、嘲った。それは理解できる」
だが……そう続くのだろうとエリンシアは思った。
「僕の人生に必要なのは権力でも肩書きでもなく、お前だ。エリンシア」
真っ直ぐな告白に嬉しそうに目を細めながら見つめる。
「お前には責任を取る義務がある。あの日、僕の心に愛を植えた責任を」
「何色の花が咲いていますか?」
「……黒、だろうな」
「黒……じゃあ、ダリアかアイリスですね」
瞬きもせずにこちらを見つめるヴァレンにエリンシアはにっこりと笑う。
黒という自虐的な発言をエリンシアは常にポジティブに捉える。彼の自虐に付き合ったり、そんなことないという言葉は使わない。覆してやるのだ。
だからこそヴァレンはエリンシアを好きだと思う。背中を撫でて慰めるわけではなく、良い方向へと持っていく。それが彼女だと。
「黒いバラだ」
「黒バラの花言葉は……」
赤や白などは調べることもあったが、黒は何故か調べようと思ったことがないため知識にない。
苗を植えるまでに色々と調べていたヴァレンに問うと、彼はスッと目を細めた。
「滅びることのない永遠の愛。あなたは私のもの」
「ああ……」
黒い花が咲いたというのは謙遜ではなく事実だったのかと気づき、エリンシアは笑いを堪えるように手で口を覆って俯いた。
彼の心を表現する最も正しい花だと。
ふふっと小さく笑ったエリンシアだが、ふと目の前の唇に目がいった。
「そういえば、舌は後遺症が残らなかったのですか?」
話し方に違和感はない。スムーズに話せている。だが、手と同じで、注意深く意識を向けなければわからないものかもしれないと思ったのだ。
すると、ヴァレンはエリンシアの顎を軽く掴むようにして顔を近づける。
「残らなかったかどうか、確かめてみるか?」
エリンシアの顔がカアッと赤くなった。
こんなことが言える人だとは思っていなかった。疑問符がついているということは自分に選択肢を与えてくれているのだろうが、選ぶに選べない。
断れば受け入れてくれるのだろうが、傷つくかもしれない。
かといって、普段から頻繁にキスをするわけでもないため、これは一種のチャンスでもある。
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