大変良かったです！永江さんの作品にしては萎え気味なタイトルだなぁ、と躊躇してしまいましたが、どうしてどうして、やはりとても読み応えのある作品だと思いました！タイトル、キャッチーにしないと埋もれてしまう…とかなのかな？「枯れ気味大公殿下の初恋」程度でいいと思うのですが…。
　マリー一家のキャラがとても暖かく血が通っているな、という上手い書き手さんの感じが出ていて、若干印象の弱いヒロインなのに背後に祖父母の守護がドーン！と見える感じが好きでした。
　大公殿下は、イケオジ、モテ男、人たらし、の表向き設定を覆すヘタレ加減…なのに一部地域に荒くれ者と、穏やかで芯の強いマリーとしっかり対なすキャラクターでとても魅力的でした。
　また、KUSOどもが悔しいことに適当キャラではなく、キチンとどうしようも無い性格でただの当て馬でもなく、主役2人の試練の為のちゃんとしたキャラ、ってところが感じられて、ひたすら主役2人を応援したくなりました。
　純な女の子と、キレイナカラダ（笑）ながら女嫌いの男の敵の恋愛の軌跡、とても楽しく読ませていただきました。連載中の作品も(すみませんが完結次第)読ませていただきます！
　あー、でも大公殿下、ほんとに女性に対してはヘタレでしたねぇ…。

マリーは強くなりましたよね(⌒▽⌒)

アーサーに何度もヤキモキさせられましたが変わらぬマリーへの愛が下地に有るから許してあげよう！って感じです(⌒▽⌒)

良いですよね(⌒▽⌒)

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