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ウキカ国
しおりを挟むルナ「うわぁ~晴天だね!!すごーーーい、本当に真っ青の空だよ~気持ちいいっ」
晴れ渡った空の下、パールホワイトのフワフワの髪の毛を頭の高い位置で1つに束ねてもらった。
いつの間にか用意してくれたのか・・夕陽色の大きなリボン飾りが付けられた。
風に揺れるのが可愛いくて気に入っている♪
この髪型に、今日の服装はどうしよう・・とジーンを筆頭にメイとナナリー3人が、アレでもないコレでもない~~とクローゼットを漁り出した時は長くなりそうだ・・と青ざめたよ。
朝から1時間刻もかかってやっと決まった服装。
以前、ユメイルの自由散策の時に気に入って買った中から選ばれたもの・・
●スタンドカラーシャツ(クリームホワイトの優しい色で上から3つめまでは小さなリボン型のボタン飾りが付いててさり気なさが可愛い♪)
●大きめクルミボタンがアクセントのもっこもこカーディガン(腰までの丈でゆとりがある、薄いピンク色)
●膝上巻きスカート(クリーム✕チョコカラーのチェック柄、前側の合わせ部分に夕陽色の細いリボンが付いてる)
●チョコレートカラーのぴったりした下履きで下半身はあったか♪
●辛口カッコいいしっかりした革ブーツ(色は黒。脛までの丈で動きやすく、秋~真冬に大活躍する)
●首周りには防寒の仕上げとばかりに、全体はチョコ色で端っこに黄色で3つ並んだ月の刺繍が入ってる(刺繍はナナリーが後付で足したらしい)
選ぶのに時間はかかっていたけど、仕上がりは大満足!
ルナ「今日も可愛くしてくれてありがとう!お出かけが楽しくなる~~♪」
そんな主の姿を見て、侍女3人も満足顔で頷いている。
段々と冬に近づいているため、いつもの夜空のようなネイビーブルーのスタンドカラーのロングワンピースにクリーム色のシンプルなエプロン(胸の中心辺りに仲間の証である刺繍が入っている)を着ているけどれど、その上から羊の中でも寒さに強い種の毛を使った毛糸で編んだ厚手のワッフルカーディガンを羽織っている。
色は其々の瞳の色の毛糸を選ぶかと思っていた当初・・・、ジーン(アイスグリーン)、メイ(黒)、ナナリー(金茶色)を選んでいて困惑したけれど(笑)
いまでは納得・・それぞれの恋人の瞳の色だったのだ。
もう恥ずかし~~~けど、幸せそうで何よりだよねっ
そういう自分は、至る所にヴァルの髪色と瞳の色が使われている配色だというのに気づいていないのだ。
そんな抜けたところを見越して、勝手に侍女だけでこの配色にしているのだから怖い(笑)
侍女としては、ここまでやり遂げて、あとはヴァルにサプライズで見せて反応を楽しみたいという魂胆まであったとか・・(怖っ)
その後、やっとのことでお出かけ準備を終えて玄関ホールに集合した時にヴァルがワタワタしているのを見られて侍女3人は大変満足な笑顔だったとか・・
ルイ「コホン・・では、今日は新しい場所だからな~うーん、とりあえずメイとナナリーの侍女組はガロとスカラを付かせるから、好きに見て回ってきたらいい。
俺とジーンはハイエンと3人で動くからな、厨房から・・ヴァン!付いてきてくれ~「はい!」
・・
テンダはサベロと行動頼んだぞ~
あとはお嬢か・・ヴァルは付けるとして、あぁ・・カガミとエニシ!!頼んでもいいか?お前たちは祖国だからな、道に迷うこともないだろう?
ただし・・絶対にお嬢を守れ。絶対にだ・・何かあればみんなに念話通せ!
んじゃ、解散~
あ、夕飯時には戻ってくること、コレは絶対な。」
ルイが留守番組に箱庭のことを頼んでから、出発となった。
入国審査は問題無かったけど・・ウキカでは、大体の人が黒か黒に近い髪色で瞳も黒~グレーと暗めが多く、彩りのある身体的特徴・・それに加えて服装があまりにも違うことで他国の人間はとても目立つらしい。
そこに神の色・・・目立たないわけがない。(むしろ世界に1人しかいない色だもんね・・)
それはどこに行ってもそうだから、覚悟はしていた。
けどね??
なんで私が通る度に、道が開けて皆頭下げるのよ!!そういうの要らないから~~
もうっ
でも、気にしていたら何も楽しめないし・・なるべくカガミとエニシにそういうのはいいからって制止してもらうことでどうにかその日は終わったけど。
うーん、動きにくいよねぇ・・
ここはさ、神様にお願いだよね??
と、その日の夜の寝る前に創造神様と5神を呼び出して、どうにか普通にしてもらえるようにと国民へ通達してもらうことにした。
その報せが広まるまでの期間を考えて、3日は箱庭で大人しくしておくことにした。
まさか、ウキカの皇室が動き出すとは思っていなかったけれど・・
面倒事は御免なんだけどな。
私もだけど、今日のことにカガミとエニシも結構ピリピリしていたし、ヴァルに至っては顔に怒りが出てたんだよね・・
見た目笑顔だったけどね?アレは相当だよ・・私がああいう対応嫌がるって仲間はみんな知ってるからねぇ。
とりあえず、今日は心身をゆっくり休めたかった。
ナナリーが私の好きなハーブミルクティーとリモネの香りを練り込んだキャンドルを焚いて、少し話してから香りが部屋を満たした頃・・「おやすみ」と優しくギュっとしてくれて心が満たされて深く夢の中へ沈んだ。
翌々日刻・・思いもよらなかった訪問者がいるとは誰も思わず・・
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