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トルディア家の願い
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トルディア侯爵家。
俺の家は所謂、上位貴族。
上には公爵家と王家。
まぁ、そこそこ権力もある。
両親も親族も特にそんなの気にはしていないけど。
媚びてくる相手には無関心、自らが認める相手じゃないと懐に入れない主義。
かくいう俺もそう。
サリエルとクラナは俺の特別。
2人のためなら・・
さてと家に到着したようだ。
「坊ちゃまおかえりなさいませ!!」
「ただいま~遅くなってすみません、皆さんはそろそろご自分の時間を取ってください、父上には僕から伝えておくので。」
「「「「「ありがとうござますっっ」」」」」
うんうん・・
使用人も疲れるからな。
「あ、メンデル、父上と母上はどちらかな?」
「旦那様と奥様でしたら、執務室のほうにいらしゃるかと」
「わかったよ、ありがとう。申し訳ないけど3人分のお茶の用意だけお願いしてもいい?
その後は仕事は終わっていいから。」
「わかりました、ではそのように。」
数分後、約束通りにお茶を用意してからメンデルも部屋へ戻っていった。
使用人が居なくなった執務室。
「父上、母上、今日はお願いがあってこのような時間に参りました。」
寝る時間であろう息子の訪問を嫌な顔せず受け入れてくれる寛大にさ感謝だ
。
「ふん、どうしたのだ?えらく真剣な顔で・・話してごらん」
母上は黙って聞いている。
「実は・・・ということなんです」
「なるほど。
して、リオルはどうしたいのだ?」
「!!僕はクラナ嬢のことが好きでした、もちろんいまも!なので、この機会を逃したくはありません」
「そうか。
よし、お前の気持ちはわかったよ。
では明日の朝一でキッシュ家にペア申し込み書を届けるように手配しよう。
ただし、クラナ嬢が断ったら諦めなさい、いいね?」
「わかりました!!」
「リオル、あなたの想いが叶うことを祈っているわ」
「父上、母上、ありがとうございます!!」
「さぁ、今日はもう寝なさい。また明日の朝食でな」
「はい・・そういえば午前中からキッシュ家に居たのでもう眠たいです(笑)」
「無理はダメよ~しっかり休んでね、また明日」
「はい、おやすみなさい」
「「おやすみ、リオル」」
執務室を後にして、自室では睡魔と戦いながら寝支度をしてベッドに入ると何かを考える間もなく夢の中に沈んだ。
クラナは応えてくれるかな・・
リオルが退室したあと、
「それにしても、ルティ家は本当に危ないな・・
まさかそんな裏事情があったとは。
現ルティ家当主も一見すると、割と気弱そうな印象なんだがな。
まぁ、うちと直接の関わりはないからほとんど話したことはないが・・」
息子の話を聞いて、危険な家だと判断するのは間違っていないだろう。
キッシュ家当主の判断もそのようだしな。
「ねぇあなた・・来週、ルティ家でのお茶会があるのだけど・・
私怖くなってしまったから参加辞退したいのだけど、いいかしら?」
ミラは体を擦ってぶるっしている。
「あぁ、ルティ伯爵夫人は大丈夫そうだが・・
今後あの家との付き合いは止めたほうがよさそうだ。
うちだって巻き込まれるのはごめんだし、嫁に来てくれるかもしれない子を守りたいからな。」
「そうよねぇ・・私たちだってクラナちゃんのことは小さな頃から知ってるんだもの・・あんないい子を怖がらせるなんて許せないわっ」
「そうだな・・本当に。
クラナは良い子だ。
リオルには頑張ってもらわないとな!」
そんなやり取り、リオルは全然知らないんです。
この先も知ることはないかもね。
ーーーー
今回短めです。
次回は翌日キッシュ家にて。
俺の家は所謂、上位貴族。
上には公爵家と王家。
まぁ、そこそこ権力もある。
両親も親族も特にそんなの気にはしていないけど。
媚びてくる相手には無関心、自らが認める相手じゃないと懐に入れない主義。
かくいう俺もそう。
サリエルとクラナは俺の特別。
2人のためなら・・
さてと家に到着したようだ。
「坊ちゃまおかえりなさいませ!!」
「ただいま~遅くなってすみません、皆さんはそろそろご自分の時間を取ってください、父上には僕から伝えておくので。」
「「「「「ありがとうござますっっ」」」」」
うんうん・・
使用人も疲れるからな。
「あ、メンデル、父上と母上はどちらかな?」
「旦那様と奥様でしたら、執務室のほうにいらしゃるかと」
「わかったよ、ありがとう。申し訳ないけど3人分のお茶の用意だけお願いしてもいい?
その後は仕事は終わっていいから。」
「わかりました、ではそのように。」
数分後、約束通りにお茶を用意してからメンデルも部屋へ戻っていった。
使用人が居なくなった執務室。
「父上、母上、今日はお願いがあってこのような時間に参りました。」
寝る時間であろう息子の訪問を嫌な顔せず受け入れてくれる寛大にさ感謝だ
。
「ふん、どうしたのだ?えらく真剣な顔で・・話してごらん」
母上は黙って聞いている。
「実は・・・ということなんです」
「なるほど。
して、リオルはどうしたいのだ?」
「!!僕はクラナ嬢のことが好きでした、もちろんいまも!なので、この機会を逃したくはありません」
「そうか。
よし、お前の気持ちはわかったよ。
では明日の朝一でキッシュ家にペア申し込み書を届けるように手配しよう。
ただし、クラナ嬢が断ったら諦めなさい、いいね?」
「わかりました!!」
「リオル、あなたの想いが叶うことを祈っているわ」
「父上、母上、ありがとうございます!!」
「さぁ、今日はもう寝なさい。また明日の朝食でな」
「はい・・そういえば午前中からキッシュ家に居たのでもう眠たいです(笑)」
「無理はダメよ~しっかり休んでね、また明日」
「はい、おやすみなさい」
「「おやすみ、リオル」」
執務室を後にして、自室では睡魔と戦いながら寝支度をしてベッドに入ると何かを考える間もなく夢の中に沈んだ。
クラナは応えてくれるかな・・
リオルが退室したあと、
「それにしても、ルティ家は本当に危ないな・・
まさかそんな裏事情があったとは。
現ルティ家当主も一見すると、割と気弱そうな印象なんだがな。
まぁ、うちと直接の関わりはないからほとんど話したことはないが・・」
息子の話を聞いて、危険な家だと判断するのは間違っていないだろう。
キッシュ家当主の判断もそのようだしな。
「ねぇあなた・・来週、ルティ家でのお茶会があるのだけど・・
私怖くなってしまったから参加辞退したいのだけど、いいかしら?」
ミラは体を擦ってぶるっしている。
「あぁ、ルティ伯爵夫人は大丈夫そうだが・・
今後あの家との付き合いは止めたほうがよさそうだ。
うちだって巻き込まれるのはごめんだし、嫁に来てくれるかもしれない子を守りたいからな。」
「そうよねぇ・・私たちだってクラナちゃんのことは小さな頃から知ってるんだもの・・あんないい子を怖がらせるなんて許せないわっ」
「そうだな・・本当に。
クラナは良い子だ。
リオルには頑張ってもらわないとな!」
そんなやり取り、リオルは全然知らないんです。
この先も知ることはないかもね。
ーーーー
今回短めです。
次回は翌日キッシュ家にて。
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