1 / 1
男親の悲劇
しおりを挟む
自粛下でも呑みたい人たちが、
仲の良い連中で、こぢんまりと忘年会に集まった。
呑み始めてしばらく、各々酔いが回ったところで一人がボヤいた。
「こないだ娘の彼氏がウチに来てね。
『お義父さん、娘さんを僕にください』
って言ったんだよ」
「嗚呼、もうそんな歳ですか~」
座はいっそう盛り上がった。
「おめでとうございます」
「結構クルもんだね」
さみしさ混じりに男は笑った。
「いや~羨ましい。
ウチなんかこないだ息子の彼氏が来て、
『お義父さん、息子さんを僕にください』
って言ったんですよ」
一同はドン引きして、いっきに酔いが醒めた。
仲の良い連中で、こぢんまりと忘年会に集まった。
呑み始めてしばらく、各々酔いが回ったところで一人がボヤいた。
「こないだ娘の彼氏がウチに来てね。
『お義父さん、娘さんを僕にください』
って言ったんだよ」
「嗚呼、もうそんな歳ですか~」
座はいっそう盛り上がった。
「おめでとうございます」
「結構クルもんだね」
さみしさ混じりに男は笑った。
「いや~羨ましい。
ウチなんかこないだ息子の彼氏が来て、
『お義父さん、息子さんを僕にください』
って言ったんですよ」
一同はドン引きして、いっきに酔いが醒めた。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
2
この作品の感想を投稿する
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる