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第3章 ウワサの行方(ゆくえ)
39、強がりの果てに<後2>
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口にしていないのにも関わらず、そんなマーガレットの疑問にエドワード様は答えてくれる……マリコさん並みの察知力で。
「本名を名乗りたくない事情があるのだと思っていた。
ただ、約束を覚えているという合図の1つとして、わざとあの頃の名で呼んだのだ。
それとは別の証拠として、すれ違う度に、マリーからもらったハンカチを見せた。
マリーが初めて刺繍してプレゼントしてくれたものだ。
私が葉っぱにとまっているてんとう虫だと言ったら、すごくマリーに怒られた……正解は私が好きだと言ったイチゴだと。
その懐かしい記憶も含めて、今でもオレの宝物だ」
そう言ってエドワード様は、片腕はマーガレットの腰にガッチリと回したまま、もう片方の手を何やらガサゴソすると、黄ばんだハンカチをサッと取り出し、マーガレットに見せた。
あっ、あれは、ハンカチ落としのハンカチ!
そしてやっぱり男の子には、イチゴではなく、てんとう虫に見えていたんだ!
マーガレットは驚いて、目を見開く。
しかしエドワード様の問いかけに、大いに心当たりがあるマーガレットの顔は瞬時に青ざめたため、マーガレットは咄嗟に俯き、表情を見せないようにした。
そしてこのまま認めるわけにはいかないマーガレットは、首を左右に振り続ける。
「知りません、そのような心当たりはありません……ウグッ」
最後の「ウグッ」は、首を左右に振り続けたら、自身の悪臭をまともに吸い込んで吐きそうになり、思わず発してしまった。
まだ、ほのかに漂う残臭にウププっとなりながらも、マーガレットは心の中で、自分の考えを改めて見つめ直す。
あの幸せだった頃の天使様との出会いや約束は、今はもう良き思い出となっているし、これからのマーガレットが思い描いている「シガラミ全てバイバイ平民計画」に、ご実家が華麗なる高位貴族であるエドワード様を、登場させる予定はない。
でも何より厄介なコトは……。
きっとエドワード様ご本人は知らないに違いない……いや、ご本人の耳に入らないようにしているのだ……王城イチ、モテ男のファンクラブが持つ怨念と力を。
もしエドワード様の申し出をこの場で受け、言葉通り「次の休みの日にエドワード様と結婚するの♡」と食堂で話した3秒後に、間違いなくマーガレットは毒殺されるであろう。
ヤる!
あの組織なら絶対にヤる!
だから、誰もがエドワード様に関してギャーギャー騒ぎはしても、「エドワード様と結婚する!」とは冗談でも口にはしない。
せいぜい「お付き合いしている」と命をはって言うぐらいだ……それもエドワード様が公言する「将来を誓った女性」を前に、ファンクラブメンバーに鼻で笑われる末路を辿るわけだが。
王城イチのモテ男とは、王城内の女性の夢であり、希望であり、執念でもあり……本人の意志に関係なく、目には見えない強固な不可侵協定が課せられているのである。
もしこの協定を壊す者が現れたとしたら、あのファンクラブという名の巨大組織が容赦なく、それこそ地獄の果てまで襲いかかるのだあぁぁぁぁぁ~
ああぁ、なんて恐ろしい!
目の前のエドワード様には悪いけど、そんな面倒な事にマーガレットは巻き込まれたくないし、覚悟もない。
エドワード様の横に立つ女性は、あの巨大ファンクラブメンバー全員が、絶対敵わないと納得させるほどの美貌、地位、知力、財力を持つ、大国の王女様に決まってる!
間違っても、お化けメイク崩れの怨霊オンナ馬臭お茶ブレンド付きではないのだ!
エドワード様に直接申し上げるには忍びない真っ黒な理由を、1人胸の中で吐き出したマーガレットは、顔を伏せたまま、ジッとエドワード様の反応を待った。
アレっ……静かすぎる?
ただ、マーガレットの腰に回された腕にグッと力が入っただけで、エドワード様は特に何も言われない。
マーガレットは、恐る恐るチラリとエドワード様の顔を見上げた。
む……ムッ……無ぅ~っ
顔が整った人が無表情だと、逆に凄みが増す。
少しビビったマーガレットが、すぐ目線を戻して下を向いてジッとしていると、エドワード様は、宝物とまで言い切った古ぼけたハンカチを大事そうに、かつ即座にササッとしまい、空いた手でマーガレットの顎をクイッと掴み、目線を合わせてきた。
「さっき、アタッと言っていたな?
舌を噛んだのではないか?
見せてみろ」
へっ?
唐突な話題転換にマーガレットはついていけず、口を少し開けたまま、一瞬ポカンとしてしまう。
その隙をエドワード様に狙われた。
「ううっ……んぅ」
瞬時にマーガレットの口はエドワード様の唇で覆われ、マーガレットの舌は、エドワード様の舌に絡めとられる。
「うぐっ……あぅ……んん」
突然始まった激しく深い口づけに、マーガレットは何もできず、ただ受け止めるだけで精一杯だ。
エドワード様の舌は絡むだけじゃなく、マーガレットの上顎や口内を自由に這い回り、最後はエドワード様の唇に吸われたまま、数回扱かれる。
その素晴らしい巧みな技に、快感を呼び覚まされたマーガレットの身体は支えを失い、自分の足では立てなくなるが、代わりにエドワード様の腕力が、ガッシリと抱きかかえているから問題はない。
いや、あるしぃい~!
頭の中に響き渡る危険信号のピコピコピコーンに、ようやく身体が条件反射のように動き、マーガレットは抗議と離してくれの意味を込めて、エドワード様の胸をドンドンドンと思いっきり叩いた……つもりだったが、実際には快感に支配されメロメロになり、ツンツンツンと人差し指で、エドワード様のお胸様を押しているだけになっているのに気づかない。
だからだろうか……エドワード様はさらに燃え上がり……攻める角度を変えられ、もう一度、にゅっちゃ、ねぇっちゃ、れろーんと貪られ、口内の唾液をずずずぅ~っと吸われたところで、ようやくマーガレットの唇が解放された。
使用されたのが唇だけとはいえ、長く熱烈な行為に、マーガレットの目には涙が浮かぶ。
エドワード様は、白い肌に映える真っ赤な唇でニヤリと笑うと、抑えきれない妖艶さを纏ったまま、マーガレットの目尻に溜まった涙を優しく拭いながら、こう言った。
「これが、あの夜のキスだ。
思い出したか?マーガレット?」
決して逃しはしないと決意した、獰猛な目つきのまま。
「本名を名乗りたくない事情があるのだと思っていた。
ただ、約束を覚えているという合図の1つとして、わざとあの頃の名で呼んだのだ。
それとは別の証拠として、すれ違う度に、マリーからもらったハンカチを見せた。
マリーが初めて刺繍してプレゼントしてくれたものだ。
私が葉っぱにとまっているてんとう虫だと言ったら、すごくマリーに怒られた……正解は私が好きだと言ったイチゴだと。
その懐かしい記憶も含めて、今でもオレの宝物だ」
そう言ってエドワード様は、片腕はマーガレットの腰にガッチリと回したまま、もう片方の手を何やらガサゴソすると、黄ばんだハンカチをサッと取り出し、マーガレットに見せた。
あっ、あれは、ハンカチ落としのハンカチ!
そしてやっぱり男の子には、イチゴではなく、てんとう虫に見えていたんだ!
マーガレットは驚いて、目を見開く。
しかしエドワード様の問いかけに、大いに心当たりがあるマーガレットの顔は瞬時に青ざめたため、マーガレットは咄嗟に俯き、表情を見せないようにした。
そしてこのまま認めるわけにはいかないマーガレットは、首を左右に振り続ける。
「知りません、そのような心当たりはありません……ウグッ」
最後の「ウグッ」は、首を左右に振り続けたら、自身の悪臭をまともに吸い込んで吐きそうになり、思わず発してしまった。
まだ、ほのかに漂う残臭にウププっとなりながらも、マーガレットは心の中で、自分の考えを改めて見つめ直す。
あの幸せだった頃の天使様との出会いや約束は、今はもう良き思い出となっているし、これからのマーガレットが思い描いている「シガラミ全てバイバイ平民計画」に、ご実家が華麗なる高位貴族であるエドワード様を、登場させる予定はない。
でも何より厄介なコトは……。
きっとエドワード様ご本人は知らないに違いない……いや、ご本人の耳に入らないようにしているのだ……王城イチ、モテ男のファンクラブが持つ怨念と力を。
もしエドワード様の申し出をこの場で受け、言葉通り「次の休みの日にエドワード様と結婚するの♡」と食堂で話した3秒後に、間違いなくマーガレットは毒殺されるであろう。
ヤる!
あの組織なら絶対にヤる!
だから、誰もがエドワード様に関してギャーギャー騒ぎはしても、「エドワード様と結婚する!」とは冗談でも口にはしない。
せいぜい「お付き合いしている」と命をはって言うぐらいだ……それもエドワード様が公言する「将来を誓った女性」を前に、ファンクラブメンバーに鼻で笑われる末路を辿るわけだが。
王城イチのモテ男とは、王城内の女性の夢であり、希望であり、執念でもあり……本人の意志に関係なく、目には見えない強固な不可侵協定が課せられているのである。
もしこの協定を壊す者が現れたとしたら、あのファンクラブという名の巨大組織が容赦なく、それこそ地獄の果てまで襲いかかるのだあぁぁぁぁぁ~
ああぁ、なんて恐ろしい!
目の前のエドワード様には悪いけど、そんな面倒な事にマーガレットは巻き込まれたくないし、覚悟もない。
エドワード様の横に立つ女性は、あの巨大ファンクラブメンバー全員が、絶対敵わないと納得させるほどの美貌、地位、知力、財力を持つ、大国の王女様に決まってる!
間違っても、お化けメイク崩れの怨霊オンナ馬臭お茶ブレンド付きではないのだ!
エドワード様に直接申し上げるには忍びない真っ黒な理由を、1人胸の中で吐き出したマーガレットは、顔を伏せたまま、ジッとエドワード様の反応を待った。
アレっ……静かすぎる?
ただ、マーガレットの腰に回された腕にグッと力が入っただけで、エドワード様は特に何も言われない。
マーガレットは、恐る恐るチラリとエドワード様の顔を見上げた。
む……ムッ……無ぅ~っ
顔が整った人が無表情だと、逆に凄みが増す。
少しビビったマーガレットが、すぐ目線を戻して下を向いてジッとしていると、エドワード様は、宝物とまで言い切った古ぼけたハンカチを大事そうに、かつ即座にササッとしまい、空いた手でマーガレットの顎をクイッと掴み、目線を合わせてきた。
「さっき、アタッと言っていたな?
舌を噛んだのではないか?
見せてみろ」
へっ?
唐突な話題転換にマーガレットはついていけず、口を少し開けたまま、一瞬ポカンとしてしまう。
その隙をエドワード様に狙われた。
「ううっ……んぅ」
瞬時にマーガレットの口はエドワード様の唇で覆われ、マーガレットの舌は、エドワード様の舌に絡めとられる。
「うぐっ……あぅ……んん」
突然始まった激しく深い口づけに、マーガレットは何もできず、ただ受け止めるだけで精一杯だ。
エドワード様の舌は絡むだけじゃなく、マーガレットの上顎や口内を自由に這い回り、最後はエドワード様の唇に吸われたまま、数回扱かれる。
その素晴らしい巧みな技に、快感を呼び覚まされたマーガレットの身体は支えを失い、自分の足では立てなくなるが、代わりにエドワード様の腕力が、ガッシリと抱きかかえているから問題はない。
いや、あるしぃい~!
頭の中に響き渡る危険信号のピコピコピコーンに、ようやく身体が条件反射のように動き、マーガレットは抗議と離してくれの意味を込めて、エドワード様の胸をドンドンドンと思いっきり叩いた……つもりだったが、実際には快感に支配されメロメロになり、ツンツンツンと人差し指で、エドワード様のお胸様を押しているだけになっているのに気づかない。
だからだろうか……エドワード様はさらに燃え上がり……攻める角度を変えられ、もう一度、にゅっちゃ、ねぇっちゃ、れろーんと貪られ、口内の唾液をずずずぅ~っと吸われたところで、ようやくマーガレットの唇が解放された。
使用されたのが唇だけとはいえ、長く熱烈な行為に、マーガレットの目には涙が浮かぶ。
エドワード様は、白い肌に映える真っ赤な唇でニヤリと笑うと、抑えきれない妖艶さを纏ったまま、マーガレットの目尻に溜まった涙を優しく拭いながら、こう言った。
「これが、あの夜のキスだ。
思い出したか?マーガレット?」
決して逃しはしないと決意した、獰猛な目つきのまま。
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