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プロローグ
プロローグ
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この世界はBLゲームの世界である──と言って、何人の人が信じるだろうか。いや、誰も信じまい。
でもそうなのだ。この世界には魔法があるし科学があまり発展していないし魔物がいるしBLもある。
今日も俺は天蓋付きのベッドから体を起こすし、使用人の開けておいてくれた窓からは柔らかな春風が吹き込んできていた。
『君と待つ光』。一時期BLゲームの覇権を握っていたこの作品は、記憶喪失の主人公がある名家に奉公するところから始まる。
可愛いからと館の主人(攻略対象)にメイドにされた主人公。心を壊した奥方、意地の悪い長子、母に依存する美少年(攻略対象)と交流を深めていく。
そんな中全寮制男子魔法学校の招待状が届いて──?
みたいな、出来の悪いハリーポッターみたいなシナリオである。ちなみに人気は長く続かず続編で大コケして今はクソゲー愛好会の中で人気だ。続編だけ。
何故そんなに詳しいかって?
(俺がそのゲームの元シナリオライターだからだよ……!)
俺には前世があった。大学のサークルでゆるくゲーム開発をしていて、好きなBLを詰め込んでシナリオをつけたゲームを発売した前世が。トラックに轢かれ長らく生死の境を彷徨っていたがこのたび他界。そして誕生。オギャー!!
父母は泣かせてしまったし意識不明の間にキミヒカ(略称)がクソゲーになってて最悪だった。その衝撃で死んだ。嘘である元々生きられる身体ではなかった。
(前世に関しては、諦めがついてる。長い間痛いし苦しいしずっと死ぬなぁと思ってたし……この記憶だって、記憶としてあるだけ。俺はこの世界で生まれたし、日本の俺は死んだ。死人に口なしだ)
ただ今世。今世はどうにかしがみついて生きていきたい。
「何故なら俺──アーノルド=フィレンツェ現在十六歳。男好きのビッチ兼ヤリチンであるキミヒカの厄介な悪役令息は……登場するたびに主人公を虐めいびり、どのルートでも必ず酷い目に遭うのだ……!」
どうして。いやストレスが溜まってたんです。他学科聴講をとったは良いものの最悪の教授でGPA落ちて最悪だったんだ。
その結果アーノルド、つまり今の俺は未来で火刑に処されたり拷問されて死んだり本当に痛い死に方をする。痛い死に方本なんか読むんじゃなかった。そんなの読んでるから単位を落とすのでは……?
「流石に、流石に二度目の死は老衰で行かせてもろて……」
『でもアナタ悪魔召喚してますよね』
「それは本当にそう」
左手の人差し指にはめた指輪から、ヘリウムで高めたみたいな声がする。他人がいる時は絶対に喋らないこの黄金製の指輪は、術者の欲しいものをなんでも叶える悪魔が封じ込められているのだ。
真名は“サムラドル・ツツ・レームクレール・メルトハミハルテンシュタイン”。
世界にかつて厄災を齎したとされる魔神であり、当然厄ネタ。しかし攻略対象である。
「お前がルースに使役されると無条件にルートに入る。当然俺は死ぬ。分かるか? お前の存在自体が俺の死亡フラグなんだよ……!」
『だからお家の地下深くに眠ってた私を叩き起こして真名暴いて使役ですか。最悪。人権などご存知ない?』
「お前は現在人ではないため……」
文句を言うたびに小刻みに震える指輪を煽りつつネグリジェから着替えた。
ちなみに悪魔は真名を握られたら終わりなのだが、俺は創造主なのでこいつの真名を覚えている。スマホに“サムラドル”って打ったら全部出てくるようにしてあった。長いのでね名前が。
今はこんなバイブレーションすることしかできない無力な金属だが、本体は褐色肌に血色の瞳、ぴちぴちドスケベインナーの美麗な男なのだ。故あって性癖を詰めさせていただいた。
──魔術の名門であるフィレンツェ家が、斃すこともできず家にどうにか封じ込めている魔神。
それを指輪に封じ無力化した俺は永遠の栄誉を賜っても良いんですけどね! まぁ、これは主人公に家を追われそうになった時まで取っておくことにしよう。
「俺がもし家から追い出されそうになったら、こう、良い感じに精神を犠牲にしてお前を封じ込めていました──みたいな演出をつけて逃れるからよろしくな」
『……いやまぁ、良いですけど。元来主人の望みを叶えるのが悪魔の本ですから……』
「うん。そういうふうに作ったからな」
『創造主って本当タチが悪い』
悪魔は本人の思考や保身より、支配者の望みを優先して叶える本能がある。俺がそう作った。他人に“ノア”と自分を呼ばせるこの魔神もそこは同じである。
ネグリジェから貴族の子息らしい首元のヒラヒラとベストとズボンに着替えたら部屋を出る。臙脂色のカーペットに大理石の廊下。フィレンツェ家は王家に連なる魔術師の一門であり、家も豪邸だ。
「っあ、アーノルド様……」
「ルース」
取り付けられた窓から朝陽を取り込んで明るい廊下を歩いていると、何やら掃除しているメイドが肩を揺らして俺を見た。メイド♂である。そう、キミヒカ主人公のルースだ。
庇護欲の湧く小柄な体格に、この世界では珍しい黒髪。大きな丸い眼鏡は彼の素朴さを演出しているが、服装によっては極上の宝石に負けない美貌を発揮する。
ウーーン今日も完璧な美少年!
「何をしている? お前は今日一日暇のはずだが」
「そ、それは、その……」
「……家政長に言っておく。父には知られたくないだろう、あの人はすぐ大ごとにするからな」
よそから来た彼はメイドの中でいいように使われていて、(男なのにメイド服を着ているのも多分にあるのだが)、良い子なのでそれに文句も言えていない。ルースを溺愛している父ならどうにかしてくれるんだけど……
(まぁ、その場合使用人たちはタダじゃ済まないな……)
そして一斉解雇。一人の少年に骨抜きにされたと噂され父の威厳消滅、お家の立場も悪くなる。
「あっ、ありがとうございます……ごめんなさい、僕、またご迷惑を……」
「気にするな。使用人は俺に取って家族のようなものでもある。父上に大ごとにされて困るのも俺だ。我慢させてしまってすまない」
「が、我慢だなんて! アーノルド様はこんな僕によくしてくださってます……!」
うーーんルース! 自己肯定感低!! 健気で可愛いんだが、自己卑下ばっかりしすぎるとどんどん自分がつまらないものに見えてくるから良くないぞ。
仕方ない。こういうのはメイン攻略対象の第二王子がやることなんだが、ちょっと上げておくか。
「こんな、というのは良くないな」
「えっ、ご、ごめんなさ」
「もちろん俺は、お前も家族のようなものだと思っている。難しいだろうが……慣れてくれると嬉しいよ。お前はここで暮らすんだから」
「アーノルド様……!」
感激したように目元を潤ませるルース。去年の冬に引き取ってきて現在十三歳なので、魔法学校の入学まであと二年ほど。とりあえず悪い印象は与えておきたくないぜ、今後のために。保身!
ルースと別れ家政長に声を掛け、俺はまっしぐら……とまでは行かないがまぁ比較的まっすぐ薔薇園に向かった。
薔薇園は館の裏門から行ける、鳥籠のような柵で覆われた中庭だ。わかりにくいが魔法を使っていて、いつでも満開の美しい薔薇を咲かせてくれる。ちなみに俺が掛けました。実は難しいんだぞこれ。
「セリオン? セリオン! お兄ちゃんだぞ、出ておいでー!」
声を張り上げながら中庭をねり歩くと、幼い子供の背丈程度はある薔薇の生垣が曲がりくねった。小さい頃はよくここに弟が迷い込んで、俺も探すのが大変だったっけ。
懐かしい思い出に浸っていると、前方を塞がれまっっ……すぐと館へ戻るように生垣が整えられている。
こういうの日本とかで造園やってる人がみたらブチギレそうだな。ほぼ魔法植物だから許してくれや。
「よーしよしセリオンったら照れ屋なんだから!」
「げっ……」
そして俺は魔法使い。うーんいい響き!
サッと飛んで前を塞ごうと蠢く生垣や薔薇をかわし、ガゼボの方で昼寝をしていたかわい子ちゃんの前に降り立った。その早さ手際雷の如し──。
「チッ、なんで箒無しで……」
「箒ってちんちん痛いんだよ。かつて可愛いセリオンとお風呂に入っていた頃とはひと味違う、ビッグマグナムが」
「リス?」
「あれは一部の種金玉がでかい」
おっと大変下品な会話失礼。俺が始めた物語です。
俺が降ってきて明らかに嫌そうな顔をしているのは、弟であり本妻の子、セリオン=フィレンツェだ。えっ俺? ああ俺は妾の子だぜ。
とにかく世界一大天使、俺の愛する弟──そして、ヤンデレ依存系攻略対象である。
でもそうなのだ。この世界には魔法があるし科学があまり発展していないし魔物がいるしBLもある。
今日も俺は天蓋付きのベッドから体を起こすし、使用人の開けておいてくれた窓からは柔らかな春風が吹き込んできていた。
『君と待つ光』。一時期BLゲームの覇権を握っていたこの作品は、記憶喪失の主人公がある名家に奉公するところから始まる。
可愛いからと館の主人(攻略対象)にメイドにされた主人公。心を壊した奥方、意地の悪い長子、母に依存する美少年(攻略対象)と交流を深めていく。
そんな中全寮制男子魔法学校の招待状が届いて──?
みたいな、出来の悪いハリーポッターみたいなシナリオである。ちなみに人気は長く続かず続編で大コケして今はクソゲー愛好会の中で人気だ。続編だけ。
何故そんなに詳しいかって?
(俺がそのゲームの元シナリオライターだからだよ……!)
俺には前世があった。大学のサークルでゆるくゲーム開発をしていて、好きなBLを詰め込んでシナリオをつけたゲームを発売した前世が。トラックに轢かれ長らく生死の境を彷徨っていたがこのたび他界。そして誕生。オギャー!!
父母は泣かせてしまったし意識不明の間にキミヒカ(略称)がクソゲーになってて最悪だった。その衝撃で死んだ。嘘である元々生きられる身体ではなかった。
(前世に関しては、諦めがついてる。長い間痛いし苦しいしずっと死ぬなぁと思ってたし……この記憶だって、記憶としてあるだけ。俺はこの世界で生まれたし、日本の俺は死んだ。死人に口なしだ)
ただ今世。今世はどうにかしがみついて生きていきたい。
「何故なら俺──アーノルド=フィレンツェ現在十六歳。男好きのビッチ兼ヤリチンであるキミヒカの厄介な悪役令息は……登場するたびに主人公を虐めいびり、どのルートでも必ず酷い目に遭うのだ……!」
どうして。いやストレスが溜まってたんです。他学科聴講をとったは良いものの最悪の教授でGPA落ちて最悪だったんだ。
その結果アーノルド、つまり今の俺は未来で火刑に処されたり拷問されて死んだり本当に痛い死に方をする。痛い死に方本なんか読むんじゃなかった。そんなの読んでるから単位を落とすのでは……?
「流石に、流石に二度目の死は老衰で行かせてもろて……」
『でもアナタ悪魔召喚してますよね』
「それは本当にそう」
左手の人差し指にはめた指輪から、ヘリウムで高めたみたいな声がする。他人がいる時は絶対に喋らないこの黄金製の指輪は、術者の欲しいものをなんでも叶える悪魔が封じ込められているのだ。
真名は“サムラドル・ツツ・レームクレール・メルトハミハルテンシュタイン”。
世界にかつて厄災を齎したとされる魔神であり、当然厄ネタ。しかし攻略対象である。
「お前がルースに使役されると無条件にルートに入る。当然俺は死ぬ。分かるか? お前の存在自体が俺の死亡フラグなんだよ……!」
『だからお家の地下深くに眠ってた私を叩き起こして真名暴いて使役ですか。最悪。人権などご存知ない?』
「お前は現在人ではないため……」
文句を言うたびに小刻みに震える指輪を煽りつつネグリジェから着替えた。
ちなみに悪魔は真名を握られたら終わりなのだが、俺は創造主なのでこいつの真名を覚えている。スマホに“サムラドル”って打ったら全部出てくるようにしてあった。長いのでね名前が。
今はこんなバイブレーションすることしかできない無力な金属だが、本体は褐色肌に血色の瞳、ぴちぴちドスケベインナーの美麗な男なのだ。故あって性癖を詰めさせていただいた。
──魔術の名門であるフィレンツェ家が、斃すこともできず家にどうにか封じ込めている魔神。
それを指輪に封じ無力化した俺は永遠の栄誉を賜っても良いんですけどね! まぁ、これは主人公に家を追われそうになった時まで取っておくことにしよう。
「俺がもし家から追い出されそうになったら、こう、良い感じに精神を犠牲にしてお前を封じ込めていました──みたいな演出をつけて逃れるからよろしくな」
『……いやまぁ、良いですけど。元来主人の望みを叶えるのが悪魔の本ですから……』
「うん。そういうふうに作ったからな」
『創造主って本当タチが悪い』
悪魔は本人の思考や保身より、支配者の望みを優先して叶える本能がある。俺がそう作った。他人に“ノア”と自分を呼ばせるこの魔神もそこは同じである。
ネグリジェから貴族の子息らしい首元のヒラヒラとベストとズボンに着替えたら部屋を出る。臙脂色のカーペットに大理石の廊下。フィレンツェ家は王家に連なる魔術師の一門であり、家も豪邸だ。
「っあ、アーノルド様……」
「ルース」
取り付けられた窓から朝陽を取り込んで明るい廊下を歩いていると、何やら掃除しているメイドが肩を揺らして俺を見た。メイド♂である。そう、キミヒカ主人公のルースだ。
庇護欲の湧く小柄な体格に、この世界では珍しい黒髪。大きな丸い眼鏡は彼の素朴さを演出しているが、服装によっては極上の宝石に負けない美貌を発揮する。
ウーーン今日も完璧な美少年!
「何をしている? お前は今日一日暇のはずだが」
「そ、それは、その……」
「……家政長に言っておく。父には知られたくないだろう、あの人はすぐ大ごとにするからな」
よそから来た彼はメイドの中でいいように使われていて、(男なのにメイド服を着ているのも多分にあるのだが)、良い子なのでそれに文句も言えていない。ルースを溺愛している父ならどうにかしてくれるんだけど……
(まぁ、その場合使用人たちはタダじゃ済まないな……)
そして一斉解雇。一人の少年に骨抜きにされたと噂され父の威厳消滅、お家の立場も悪くなる。
「あっ、ありがとうございます……ごめんなさい、僕、またご迷惑を……」
「気にするな。使用人は俺に取って家族のようなものでもある。父上に大ごとにされて困るのも俺だ。我慢させてしまってすまない」
「が、我慢だなんて! アーノルド様はこんな僕によくしてくださってます……!」
うーーんルース! 自己肯定感低!! 健気で可愛いんだが、自己卑下ばっかりしすぎるとどんどん自分がつまらないものに見えてくるから良くないぞ。
仕方ない。こういうのはメイン攻略対象の第二王子がやることなんだが、ちょっと上げておくか。
「こんな、というのは良くないな」
「えっ、ご、ごめんなさ」
「もちろん俺は、お前も家族のようなものだと思っている。難しいだろうが……慣れてくれると嬉しいよ。お前はここで暮らすんだから」
「アーノルド様……!」
感激したように目元を潤ませるルース。去年の冬に引き取ってきて現在十三歳なので、魔法学校の入学まであと二年ほど。とりあえず悪い印象は与えておきたくないぜ、今後のために。保身!
ルースと別れ家政長に声を掛け、俺はまっしぐら……とまでは行かないがまぁ比較的まっすぐ薔薇園に向かった。
薔薇園は館の裏門から行ける、鳥籠のような柵で覆われた中庭だ。わかりにくいが魔法を使っていて、いつでも満開の美しい薔薇を咲かせてくれる。ちなみに俺が掛けました。実は難しいんだぞこれ。
「セリオン? セリオン! お兄ちゃんだぞ、出ておいでー!」
声を張り上げながら中庭をねり歩くと、幼い子供の背丈程度はある薔薇の生垣が曲がりくねった。小さい頃はよくここに弟が迷い込んで、俺も探すのが大変だったっけ。
懐かしい思い出に浸っていると、前方を塞がれまっっ……すぐと館へ戻るように生垣が整えられている。
こういうの日本とかで造園やってる人がみたらブチギレそうだな。ほぼ魔法植物だから許してくれや。
「よーしよしセリオンったら照れ屋なんだから!」
「げっ……」
そして俺は魔法使い。うーんいい響き!
サッと飛んで前を塞ごうと蠢く生垣や薔薇をかわし、ガゼボの方で昼寝をしていたかわい子ちゃんの前に降り立った。その早さ手際雷の如し──。
「チッ、なんで箒無しで……」
「箒ってちんちん痛いんだよ。かつて可愛いセリオンとお風呂に入っていた頃とはひと味違う、ビッグマグナムが」
「リス?」
「あれは一部の種金玉がでかい」
おっと大変下品な会話失礼。俺が始めた物語です。
俺が降ってきて明らかに嫌そうな顔をしているのは、弟であり本妻の子、セリオン=フィレンツェだ。えっ俺? ああ俺は妾の子だぜ。
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