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しおりを挟む結局、白菜と水菜と人参(彩り要員)鶏肉と鶏肉団子としめじと豆腐の鍋になった。
陽一郎さんのリクエストで、売り場で見つけてしまった餅巾着も入れる。
良いのだ。鍋とは自分の好きなものを入れてフリーダムに楽しめば。
出汁は適当に希釈の白だしを使う。
俺は全く凝らない料理しか出来ない男なのだ。
2人で帰宅して、陽一郎さんに寛いでてもらってサッとシャワーを浴びる。
仕事後のまま料理をしたくない派。
出てから直ぐに鍋を用意して具材の準備に入る。
…あ、その前に。
「陽一郎さんも風呂かシャワー入っちゃってね。お湯貯めよっか?寒いし。」
と、陽一郎さんの部屋着(俺のスウェットを1組譲渡)を出しながら聞くと、
「シャワーにします。
お風呂は…どうせ後で2人で入るし…。」
と、頬を赤らめるので此方も照れる。
あ、あ~ね。確かにね。
ウチは結構築年数の経ってるマンションなんだけど、風呂場だけは少し広めで、それが内見時での決め手にもなった。
男2人でも一緒に入ってそれなりに色々出来ます。
流石に夜中は音には気をつけなきゃなんないけど。
お互いちょっと照れながら、陽一郎さんは風呂場へ、俺はキッチンへ。
し、新婚みたい。
俺はスケベ心丸出しにし過ぎたのか、その後指を包丁で切りかけてヒヤッとしたのだった。
「お鍋ってこんなに美味しいものなんですね…。」
湯気の向こうで ほわぁ~っと咀嚼する頬を押さえて陽一郎さんが言う。
肉団子がお気に召したよう。
出汁で煮てポン酢で食べるっていうシンプルさだけど、鍋なんてそれで十分美味いじゃん?
「たくさん食べちゃって下さいね。朝の残りご飯でおじやにしちゃうから。」
「…!!
お鍋って、幸せですね…。」
この2週間で知った事。
陽一郎さんはご飯ものが大好き。
そして、温かい家庭や人間関係に 飢えている。
「相手に、知られたようです。」
食事の後、テレビを観ながらまったりしてたら良い雰囲気になって、イチャイチャからの1回戦突入。
思う存分啼かせて、今日は奥に欲しいって言って聞かないからお言葉に甘えて結腸入口迄責めて、深く繋がった奥の奥で射精した。
大丈夫かな…。
そこ迄したのは初めてだったので流石に心配になって、
「もう少し堪能したいのに…。」
とごねる陽一郎さんを抱き上げて風呂場へ運び、精液掻き出し中。
散々擦られて過敏になってるんだろう。俺の指の動きにも感じちゃうみたいで、前をおっきくしてるのホントそそる。
後ろの孔から濃い白濁をどろりと垂れ流して、それが太腿迄汚してる。
それなのに前も元気に上向いて勃ってて、先端からはとろりと汁を滲ませてるなんて、エロ過ぎにも程があるでしょ…スキモノめ。(歓喜)
「電…話が…来、たんです…ァん…っ…。」
「なんて?」
あらかた出せたかなあ、と思って、答えながら前に回って陽一郎さんの屹立を口に含む。
奥を堪能させてくれたんだから、良い子良い子してあげないとね。
唾液をたくさん出して、じゅぷじゅぷと下品な音をわざと立てるのは、この綺麗な人の耳迄羞恥で犯してやりたいから。
案の定、顔を真っ赤にしながら首を振ってイヤイヤするように恥ずかしがる陽一郎さん。
逃げられないように尻を鷲掴みにして引き寄せる。
恥ずかしがる割りには体は正直で、陽一郎さんの分身は俺の口内でどんどん固くおっきくなる。
α特有の形にももう慣れた。
そもそもさ、他の男の性器なんか、まじまじ見る事なんて無いんだから、こういうもんだと思えば特に気にもならない。
「…はっ、あ…ああぁ…」
白い喉仏を反らし、腹筋と内股を痙攣させて陽一郎さんがイく。
喉奥にどろりと熱い飛沫が流し込まれる。口腔内で脈打つ太く熱い男性器。
興奮する。
俺が可愛がって、イかせたペニス。
まさか同性のペニスを愛しく思って頬擦りする日が来るとはなあ…。
自分が一番、この状況に驚いてるよ…。
シャワーで流してあげて、乳首を唇で挟むと擽ったそうに笑って逃げる。可愛い。
あ~、幸せだな~。
2人でバスタブの湯に浸かって一息吐くと、思い出したように陽一郎さんが続きを話し出した。
「何ですかね…許せないとか、婚約解消しちゃうからねとか、喚いてました。
男でもあんな甲高い声で喚けるんだなって、初めて知りました。」
心底迷惑そうな苦々しい表情である。気の毒に。
「仕事中なのに此方の状況確認もせず、突然電話鳴らすとか…。本当に参りました。」
「わぁ…聞きしに勝るアグレッシブさですねぇ…。」
俺は苦笑しながら湯を掬い、顔を洗う。
「本当、何故僕が望んでるみたいに思ってるんだろ。
殆ど話した事も無いのに。相変わらず思考回路が不思議です。」
「…話し合いになっても、話にならなそうなタイプですよね。」
「揉めるようなら弁護士立てるしかないと思ってます。」
だよなあ。
人の話を聞かない(聞けない)タイプの人間ってのが一定数いるのは知ってる。
自分に原因があるなんて、露とも思わない人間。
都合の悪い事は全て、他人のせいだと本気で思える人間。
「まあ、プロに任せるのも手ですよね。」
表情の曇った陽一郎さんの頬に手を伸ばし、へばりついた濡れた髪を指で耳に掛けてやると嬉しそうに笑った。
立派な成人男性なんだけど、守ってあげたいなと思う。
「…陽一郎。」
「…ッ、は、はい…。」
「何があっても、俺は傍にいるからね。」
陽一郎さんの顔が真っ赤に染まる。
「…真治…大好き…。」
肩を抱き寄せる。
俺よりは細いけど、別に小さくもか弱い訳でもない。
でも俺には、世界で唯一、守ってあげたい大切な肩。
湯に濡れた、滑らかな肌の感触。
俺の肩に頭を擦り寄せて甘えるしぐさ。
全てが愛しく、胸を軋ませる。
(絶対に、この人と生きるんだ…。)
最初は、絆された所も大きかった。
でも、今はもう……。
短期間だとは思えない程に、俺は陽一郎さんと溶け合ってしまった。
彼の背中に回す腕に少し力を込める。
この人の唯一になりたい。
この先、ずっと。
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