傾国の性悪Ωは悪役令息に恋をする

Q矢(Q.➽)

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噛まれた俺 (※R18描写あり)

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また中に射精された。


胎に流れ入ってくる熱い奔流に本当に自分の体内が変わっていくような気がする。

俺は今、孔の中にエリオの種をたくさんたくさん、持っている。

暫く余韻に浸っていたエリオが俺の中から抜けていくのを見計らって、俺はぐるんと体勢をひっくり返した。


「今度はまた俺ね。」


頬に唇を落とすと恥ずかしそうにはにかむ。

あ~もう…何時間抱き合ってると思ってんの。
未だ羞じらうの、ホントもう…!

先刻から未だ時間が経ってないからか、すんなり挿入る。
でもやっぱり狭い。
俺とは違う、αの体は男性器を受け入れるようには出来ていない。
自然に濡れたりもしない。
だから時折俺の唾液を使う。

汚いとか、言わないで、
好きなコを傷つけない為には仕方ない措置だから!

健気に俺のペニスを受け入れてくれるエリオに、痛い思いはさせたくない。

「…あ、すっごい締まる…。」


狭い肉の道に包み込まれて俺のペニスは悦んで中で涙を滲ませてる筈だ。

馴染んできたのでゆっくり抜き差しをする。

「んぅ…」

エリオが身悶えて、涙に濡れた瞳が俺を見た。
視線を逸らせない程、美しい グラデーションのかかった海のような瞳が濡れてきらきらと俺を映す。

こんなに綺麗な瞳で見る世界はやはり美しいんだろうか、なんて妙な事を考えてしまったりして。


「セス、セスの目、きれい…宝石みたい、だね…。」


同じような事を感じて、同じように考えて。

俺達は互いに同じように相手に惹かれていると思って良いのかな。

俺の腹の中はエリオみたいに綺麗でも無垢でもないし、
たくさん壊してきたし、
αが嫌いだし、出来れば一生、誰とも番わずにいられたら、なんて考えてたけれど。

身勝手ながら、俺は今、すごくエリオが欲しい。

こんなに惹かれる人間なんていなかった。

遊び半分で他人の間を掻き回してた俺が、本当に誰かを欲しくなるなんて。

嘘から出たまこと、瓢箪から駒。

ただ少し持っただけの興味が、俺の中でこんなに育って、本気でエリオを王太子から奪うつもりでいる。

あんな奴にエリオを弄ばれるなんて耐えられないから。


俺の腰はピストンを続けて、エリオの中でイった。
中で射精を受け止めたエリオは小さく喘いで、体を震わせるが、ペニスはガン勃ちのまま。
流石α、細っこいのに精力ある~。


それでまた攻守交替。

何度目かわからない交わりがまた始まって、今度は後背位から貫かれる。

背中をエリオの舌と唇が這う。
後ろから抱き締められながら挿抜される。

首筋にエリオの熱い息がかかる。

ああ、気持ち良い、トロトロだ、何処もかしこも愛されて、愛して、トロトロに溶けそうだ。


「…噛んでぇ…」

「うん。」

 
え、と思ったら噛まれていた。


「ッツ…!!」


エリオの犬歯がうなじにめり込む。表皮を破り肉を食み血が滴る、その儀式。


「あ、あ、あ…!!!」


痛い、痛いのに、痺れるような快感。それこそ、死ぬ程の。

だって俺は、噛まれた瞬間、未だ勃ちきってないのにイった。


その直後からの何とも言えない一体感。
それ迄とは比べ物にならない、溺れる程の快楽の波に翻弄され、俺は堕ちた。





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