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閑話 ルーカスの優雅でない一日
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その日、ルーカスはサンドラス王国の城へと来ていた。
もちろん、落ち人にかかわることになってから何度目になるかわからないヴァルフォルグからの呼び出しがあり、その帰りである。
どうやらヴァルフォルグは本気であの2人に興味を持ってしまったらしく、ほんの些細な情報でも話して聞かせようとするのだ。
まあ、ルーカスとしても気にならないと言えば嘘になるのでのこのこと来てしまうのだが。
「……しっかし、そろそろ来る可能性があるのか……」
いくらサンドラス王国の王族と言えども、落ち人にかかわる情報はそうそう入ってこないし、冒険者ギルドも落ち人に関するものは、そう簡単には口を開かない。というか、まず無理だ。
なので、入ってくる情報というのはとても断片的であり、正直それ本当か? と疑ってしまうようなものばかりだったりする。
まあ、実際嘘か真かどちらを信じるかというと、9割がた「……落ち人だし」と頷いてしまうのだが。
そんな中もたらされた確実かもしれない情報。
魔法都市デウニッツで、ヴァルフォルグの子飼いのものが2人らしき姿を見たというのだ。
しかも、前後してもたらされたイースティン聖王国絡みの不穏というか微妙な情報と、裏付けるようにやって来たイースティンの騎士たち。
それを聞いたルーカスは「あ、これなんかやらかしたな」と即座にそう思ってしまった。
もちろん、ヴァルフォルグの見解も同じである。
よって、イースティン聖王国とは決して友好的ではないこの国へと来る可能性が非常に高いだろうと、ヴォルフォルグはあのキラキラ笑顔で言ってのけた。
同時に無言の、絶対に会わせろよ的な圧力がのしかかったとも言っておこう。
思わず、可哀相にと、まだ再会したわけでもないのに2人に同情してしまう。
なんともやっかいな、というかめんどくさい人に興味を持たれてしまったものである。若干、ルーカスのせいだと思わないでもないがきっと速いか遅いかの差だろうと、棚に上げる。
そんなことを考えながら歩いていると、なにやら前方の右手の通路から人の話し声が聞こえた気がして立ち止まる。
「……?」
はっきり言って、この裏口へと続く通路には滅多に人がおらず、それなりの頻度で通うルーカスであっても、ほぼ誰とも遭遇しないレベルである。
なので不審に思い、元から薄くしていた気配をさらに消し、じっと耳を澄ませる。
「…………れな……かな?」
「…………る程度で…………どな……」
声はまだ若い。
さらに増した不信感に、あえて足音を出して歩き出す。
「ここでなにをしてっ……あ? ヒジリにハルキ、か?」
目にした姿に、唖然とした。
ちょっとまて、どうして今しがた話題にしていた本人たちがここにいるっ!?
しかも、何かに安堵したように駆け寄ってくる様子に、意図してこの場所にいる訳ではないのはよくわかったのだが、言っている意味が分からない。
わからないのだが、…………まあ、落ち人だしなと、思ったと同時にストンと心に落ちた。
よし、これは仕方がない。だってこういう生き物だ。落ち人って。
考えても理解できない、それが落ち人である。
などと考えていると、慌てていた2人が同時に落ち着きを取り戻していた。まったくもって不思議だが、冷静になってくれるならその方がいいだろう。場所的に。
さて、この後はどうしようかと考える。
このままヴァルフォルグの元に連れて行ってもあちらは何の問題もないだろうというか、嬉々としてその他のことなど放り投げるだろうが、周りにも2人にも不憫すぎる。
なので、ここは一旦城から離れようと決め、城下にある自宅へと案内したのだがものの数分も経たずに呼び出しが来た。
思わず頬が引きつったが、2人には読みたいと言っていた本を数冊渡し、急いで城へと舞い戻る。
そして、現状。
目の前にはそれはもう、無駄なキラキラ笑顔を装備したヴァルフォルグの姿。
すぐさまなかったことにして帰りたいのが本音である。
「……えーと、なんでしょうか?」
「先ほど戻ったばかりなのに、すまないね」
「……いえ」
まったくすまなそうな様子ではないが、ルーカスに返せる言葉はそれしかない。
とりあえず勧められるまま、先ほど座っていた場所に腰掛ける。
と、ヴァルフォルグに、どこか困惑したような歓喜したような、そんな不可思議な表情が浮かんでいることに気付いた。
ひょっとして、お待ちかねの落ち人が現れたことに気付かれただろうかと一瞬思うも、たとえそうであってもそれだけではないと思い直す。
「……ひょっとして、城内が何やら騒がしいのと関係が?」
城内に、先ほどにはなかった人の行き来があった。
何かを探し回るように行き来する宮廷魔術師たちの姿。それを、この部屋へと辿りつく前にルーカスは見ていた。
それに、ヴォルフォルグは頷く。
「このサンドラス王国の建国にかかわってくる、白き聖獣のことを知っているね?」
「それはもちろん」
それは英雄王と盟約を結んだとされる、聖なる獣。
それを知らない国民はいないだろう。
「そう。それで、その白き聖獣との盟約は今だサンドラス王国となされていてね」
「え?」
「正確には、英雄王の血に混ぜられている。とはいっても英雄王のように特別な加護があるわけではないが」
「……はあ」
とりあえず、ルーカスは頷く。
なんでそれを一般人にいいますかね!? と内心悲鳴をあげながら。
そんなルーカスの内心を知りもせず、というか気にすることなくヴァルフォルグは続ける。
「で、盟約の証として残されているのが『聖なる鈴』だ」
「……。……」
「それは白き聖獣とこちらをつなぐとされているものであり、この王宮というかサンドラス王国には、白き聖獣との道があるとされている」
「ええと……」
なんとなく、本当に何となくだが、ルーカスは徐々に嫌な予感を感じ始めていた。
何だろうか。
こう、何かと何かが繋がるような繋がって欲しくないような、そんな予感。
ちょっと待ってほしいと思うも、そんなルーカスの感情などヴァルフォルグは当然待ってくれない。
「それでね、ルーカス」
「……なんでしょう」
「どうやらその道が先ほど、一度だけ繋がったようなんだよ」
「………そう、ですか」
「それで宮廷魔術師たちが血眼になってその痕跡を探してるのだけど、まあ、無理だろうね」
そんな風にヴァルフォルグは、自国の魔術師たちの努力を、あっさりと切って捨てる。
そして、再びキラキラ笑みを浮かべたかと思うと、すっと目を細めた。
「――ああ、やはり私の推測は正しいようだね」
ひくりと、ルーカスの頬が盛大に引きつるが、何とか口を開く。
「どういう、意味でしょうか?」
「裏門から報告があってね。なんでも2人の少年を連れていたとか」
あ、これもうバレてる。
情報が早すぎるっ、と内心叫びながらもなんとかのみ込み、そして深々と息を吐いた。
「……後で、落ちついてから言おうと思ったんです」
「そのまま私の部屋に連れて来てくれてもよかったんだよ?」
「それはあまりにも可哀相だったのでやめました」
ルーカスはきっぱりと言い切る。
通常なら不敬ものの台詞だが、ヴァルフォルグに対しては許されているので、躊躇う気はない。
その証拠にヴァルフォルグは「おや?」と少しだけ面白そうな表情を浮かべただけである。
「それに本人たちも、よくわかっていなかったようなので、一度城から離しました」
「それで話は聞けたのか?」
「……どうして、聞けたと思うんでしょうかねぇっ」
城から自宅までどのくらいの距離があると思っているのか。馬車なんて優雅なものを常に使っている人には到底わからないらしい。
「家に帰って数分で呼び出しですよ? どこにそんな暇があると!?」
「……そうか? 自宅に戻るまでの時間があっただろう?」
「そんな誰に聞かれてるかわからないような場所で、明らかに普通じゃない話なんて出来るわけないでしょうが!」
前後の詳しい状況なんて聞かなくても、明らかに何かをやらかしてるのはわかるのだ。
そんな内容を外でぺらぺら聞く気になるわけがない。
「……そうか?」
「そうなんですよ! 落ち人のやることなんですから!」
それでも不思議そうな様子に、ルーカスはなんでわかんないのかなと、内心頭を抱える。
やっぱり王族と一般人には、越えられない壁があるのか。
などと思っていたのだが、次のヴァルフォルグの言葉に止まった。
「たとえ聞いたとしても、本気にしないだろうし、気にしないと思うのだが」
「……た、たしか、に……」
いくら落ち人という存在が知れ渡っているとはいえ、通りすがりに耳にした内容と落ち人を結びつけるものは、そう居ない違いない。
たまたま本人に接触しているルーカスや、普通の人よりは事情を知る冒険者なら話は別だが、確かにヴァルフォルグの言う通りである。
どうやら気づかない内に、ルーカス自身も冷静ではなかったらしい。
いくら落ち人のやることとはいえ、この怒涛の展開は衝撃過ぎた。
「どうやら漸くもとに戻ったようだね」
「あー、はい。ご面倒をおかけしました」
ルーカスの状態など、一発で見抜いていたようだ。
さすが王族、と先ほどとは真逆のことを思う。
「それで、私にはいつごろ紹介してくれるのかな?」
「落ち着いてからになると思いますが、……あくまでも本人が了承したら、ですからね?」
「もちろんだとも。期待しているよ、ルーカス」
そのキラキラしい笑みにルーカスは、思わず胃を抑えながら頷いた。
「……善処します」
ちなみにその後、戻ったルーカスは、聖と春樹による詳しい状況説明に胃薬を飲んだとか飲まなかったとか。
もちろん、落ち人にかかわることになってから何度目になるかわからないヴァルフォルグからの呼び出しがあり、その帰りである。
どうやらヴァルフォルグは本気であの2人に興味を持ってしまったらしく、ほんの些細な情報でも話して聞かせようとするのだ。
まあ、ルーカスとしても気にならないと言えば嘘になるのでのこのこと来てしまうのだが。
「……しっかし、そろそろ来る可能性があるのか……」
いくらサンドラス王国の王族と言えども、落ち人にかかわる情報はそうそう入ってこないし、冒険者ギルドも落ち人に関するものは、そう簡単には口を開かない。というか、まず無理だ。
なので、入ってくる情報というのはとても断片的であり、正直それ本当か? と疑ってしまうようなものばかりだったりする。
まあ、実際嘘か真かどちらを信じるかというと、9割がた「……落ち人だし」と頷いてしまうのだが。
そんな中もたらされた確実かもしれない情報。
魔法都市デウニッツで、ヴァルフォルグの子飼いのものが2人らしき姿を見たというのだ。
しかも、前後してもたらされたイースティン聖王国絡みの不穏というか微妙な情報と、裏付けるようにやって来たイースティンの騎士たち。
それを聞いたルーカスは「あ、これなんかやらかしたな」と即座にそう思ってしまった。
もちろん、ヴァルフォルグの見解も同じである。
よって、イースティン聖王国とは決して友好的ではないこの国へと来る可能性が非常に高いだろうと、ヴォルフォルグはあのキラキラ笑顔で言ってのけた。
同時に無言の、絶対に会わせろよ的な圧力がのしかかったとも言っておこう。
思わず、可哀相にと、まだ再会したわけでもないのに2人に同情してしまう。
なんともやっかいな、というかめんどくさい人に興味を持たれてしまったものである。若干、ルーカスのせいだと思わないでもないがきっと速いか遅いかの差だろうと、棚に上げる。
そんなことを考えながら歩いていると、なにやら前方の右手の通路から人の話し声が聞こえた気がして立ち止まる。
「……?」
はっきり言って、この裏口へと続く通路には滅多に人がおらず、それなりの頻度で通うルーカスであっても、ほぼ誰とも遭遇しないレベルである。
なので不審に思い、元から薄くしていた気配をさらに消し、じっと耳を澄ませる。
「…………れな……かな?」
「…………る程度で…………どな……」
声はまだ若い。
さらに増した不信感に、あえて足音を出して歩き出す。
「ここでなにをしてっ……あ? ヒジリにハルキ、か?」
目にした姿に、唖然とした。
ちょっとまて、どうして今しがた話題にしていた本人たちがここにいるっ!?
しかも、何かに安堵したように駆け寄ってくる様子に、意図してこの場所にいる訳ではないのはよくわかったのだが、言っている意味が分からない。
わからないのだが、…………まあ、落ち人だしなと、思ったと同時にストンと心に落ちた。
よし、これは仕方がない。だってこういう生き物だ。落ち人って。
考えても理解できない、それが落ち人である。
などと考えていると、慌てていた2人が同時に落ち着きを取り戻していた。まったくもって不思議だが、冷静になってくれるならその方がいいだろう。場所的に。
さて、この後はどうしようかと考える。
このままヴァルフォルグの元に連れて行ってもあちらは何の問題もないだろうというか、嬉々としてその他のことなど放り投げるだろうが、周りにも2人にも不憫すぎる。
なので、ここは一旦城から離れようと決め、城下にある自宅へと案内したのだがものの数分も経たずに呼び出しが来た。
思わず頬が引きつったが、2人には読みたいと言っていた本を数冊渡し、急いで城へと舞い戻る。
そして、現状。
目の前にはそれはもう、無駄なキラキラ笑顔を装備したヴァルフォルグの姿。
すぐさまなかったことにして帰りたいのが本音である。
「……えーと、なんでしょうか?」
「先ほど戻ったばかりなのに、すまないね」
「……いえ」
まったくすまなそうな様子ではないが、ルーカスに返せる言葉はそれしかない。
とりあえず勧められるまま、先ほど座っていた場所に腰掛ける。
と、ヴァルフォルグに、どこか困惑したような歓喜したような、そんな不可思議な表情が浮かんでいることに気付いた。
ひょっとして、お待ちかねの落ち人が現れたことに気付かれただろうかと一瞬思うも、たとえそうであってもそれだけではないと思い直す。
「……ひょっとして、城内が何やら騒がしいのと関係が?」
城内に、先ほどにはなかった人の行き来があった。
何かを探し回るように行き来する宮廷魔術師たちの姿。それを、この部屋へと辿りつく前にルーカスは見ていた。
それに、ヴォルフォルグは頷く。
「このサンドラス王国の建国にかかわってくる、白き聖獣のことを知っているね?」
「それはもちろん」
それは英雄王と盟約を結んだとされる、聖なる獣。
それを知らない国民はいないだろう。
「そう。それで、その白き聖獣との盟約は今だサンドラス王国となされていてね」
「え?」
「正確には、英雄王の血に混ぜられている。とはいっても英雄王のように特別な加護があるわけではないが」
「……はあ」
とりあえず、ルーカスは頷く。
なんでそれを一般人にいいますかね!? と内心悲鳴をあげながら。
そんなルーカスの内心を知りもせず、というか気にすることなくヴァルフォルグは続ける。
「で、盟約の証として残されているのが『聖なる鈴』だ」
「……。……」
「それは白き聖獣とこちらをつなぐとされているものであり、この王宮というかサンドラス王国には、白き聖獣との道があるとされている」
「ええと……」
なんとなく、本当に何となくだが、ルーカスは徐々に嫌な予感を感じ始めていた。
何だろうか。
こう、何かと何かが繋がるような繋がって欲しくないような、そんな予感。
ちょっと待ってほしいと思うも、そんなルーカスの感情などヴァルフォルグは当然待ってくれない。
「それでね、ルーカス」
「……なんでしょう」
「どうやらその道が先ほど、一度だけ繋がったようなんだよ」
「………そう、ですか」
「それで宮廷魔術師たちが血眼になってその痕跡を探してるのだけど、まあ、無理だろうね」
そんな風にヴァルフォルグは、自国の魔術師たちの努力を、あっさりと切って捨てる。
そして、再びキラキラ笑みを浮かべたかと思うと、すっと目を細めた。
「――ああ、やはり私の推測は正しいようだね」
ひくりと、ルーカスの頬が盛大に引きつるが、何とか口を開く。
「どういう、意味でしょうか?」
「裏門から報告があってね。なんでも2人の少年を連れていたとか」
あ、これもうバレてる。
情報が早すぎるっ、と内心叫びながらもなんとかのみ込み、そして深々と息を吐いた。
「……後で、落ちついてから言おうと思ったんです」
「そのまま私の部屋に連れて来てくれてもよかったんだよ?」
「それはあまりにも可哀相だったのでやめました」
ルーカスはきっぱりと言い切る。
通常なら不敬ものの台詞だが、ヴァルフォルグに対しては許されているので、躊躇う気はない。
その証拠にヴァルフォルグは「おや?」と少しだけ面白そうな表情を浮かべただけである。
「それに本人たちも、よくわかっていなかったようなので、一度城から離しました」
「それで話は聞けたのか?」
「……どうして、聞けたと思うんでしょうかねぇっ」
城から自宅までどのくらいの距離があると思っているのか。馬車なんて優雅なものを常に使っている人には到底わからないらしい。
「家に帰って数分で呼び出しですよ? どこにそんな暇があると!?」
「……そうか? 自宅に戻るまでの時間があっただろう?」
「そんな誰に聞かれてるかわからないような場所で、明らかに普通じゃない話なんて出来るわけないでしょうが!」
前後の詳しい状況なんて聞かなくても、明らかに何かをやらかしてるのはわかるのだ。
そんな内容を外でぺらぺら聞く気になるわけがない。
「……そうか?」
「そうなんですよ! 落ち人のやることなんですから!」
それでも不思議そうな様子に、ルーカスはなんでわかんないのかなと、内心頭を抱える。
やっぱり王族と一般人には、越えられない壁があるのか。
などと思っていたのだが、次のヴァルフォルグの言葉に止まった。
「たとえ聞いたとしても、本気にしないだろうし、気にしないと思うのだが」
「……た、たしか、に……」
いくら落ち人という存在が知れ渡っているとはいえ、通りすがりに耳にした内容と落ち人を結びつけるものは、そう居ない違いない。
たまたま本人に接触しているルーカスや、普通の人よりは事情を知る冒険者なら話は別だが、確かにヴァルフォルグの言う通りである。
どうやら気づかない内に、ルーカス自身も冷静ではなかったらしい。
いくら落ち人のやることとはいえ、この怒涛の展開は衝撃過ぎた。
「どうやら漸くもとに戻ったようだね」
「あー、はい。ご面倒をおかけしました」
ルーカスの状態など、一発で見抜いていたようだ。
さすが王族、と先ほどとは真逆のことを思う。
「それで、私にはいつごろ紹介してくれるのかな?」
「落ち着いてからになると思いますが、……あくまでも本人が了承したら、ですからね?」
「もちろんだとも。期待しているよ、ルーカス」
そのキラキラしい笑みにルーカスは、思わず胃を抑えながら頷いた。
「……善処します」
ちなみにその後、戻ったルーカスは、聖と春樹による詳しい状況説明に胃薬を飲んだとか飲まなかったとか。
応援ありがとうございます!
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