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第二章
68話目 ようこそ
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フロントから離れ相良さん達も受付を終えると部屋に向かった。
オーフェンさんの声も出せない程の動揺っぷりが面白かった。
「笑うな!!!!」
エレベーターの中でオーフェンさんから発せられた言葉である。
「くっ……」
「ププ……」
「っ………っ……!!」
「あはははは!!!!」
上から相良さん、高梨さん、灯里、私の反応だ。
オーフェンさんは年甲斐もなく顔を紅くしてなんとも言えない表情をしている。
この中で無言な春子さんが気になってちらりと様子を見てギョッとした。
「どどどうしたんですか春子さん!?」
静かに涙を溢していた。
「え………?」
手で頬を触って気付いたようだ。
「あら……」
みんなの視線が春子さんに集中する。
春子さんはそれぞれに視線を巡らせ最後にオーフェンさんを見た。
そこで顔を歪めまるでダムが決壊したかのようにボロボロ泣き出した。
「大丈夫ですか?」
「春子さん騙して連れて来てごめんなさい!」
オロオロしながら声をかける私と灯里。
「違うの。 大丈夫……大丈夫」
そんな事をしている間にフロアにたどり着いた。
暗証番号を入力する。
専用のラウンジにはソファーが置かれ壁際には冷蔵庫が設置されていた。
その中には飲み物が入っている。
「春子さんは何か飲みますか?」
「っ……そうね、お水貰おうかしらっ…」
天然水のペットボトルを取り渡した。
各々飲み物を取り部屋の前に来る。
「私と春子の部屋がここか?」
「そうです」
オーフェンさんの質問に相良さんが応える。
あれ?てっきり私と灯里と春子さんが一緒の部屋だと思ったんだけど。
と思ってたら不審な様子に気づいた灯里がコソッと教えてくれた。
「オーフェンさんと春子さん、夫婦だよ」 と。
ぇえっ!? 声が出そうになったのを手で抑え、目を見開いて灯里を見てオーフェンさんを見た。
オーフェンさんが気づいたようで苦笑してた。
その後時間を示し合わせそれぞれ部屋に入った。
「嘘ーーー!? えっ? 歳の差いくつ? ビックリした!!」
パタンと扉が閉まった瞬間そんな事を言ってしまった。
「私も正確な年月聞いてないんだけど、春子さんこっちに来て少なくとも10年以上は経ってるよ。来た時から見た目が変わらないって噂聞いたことあるけど……」
「はーーー、そうなんだ」
夫婦……そうか夫婦か。
「こっちの世界にオーフェンさんは居ないもんね」
「そういう事なのかな」
なんかちょっとしんみりした。
その後は部屋を探検し時間が来たのでラウンジに行った。
「さっきはごめんなさいね」
ちょっと目が赤い春子さんに謝られた。
「こっちこそ騙し打ちしてすみませんでした」
「良いのよ。素敵な場所に連れてきてくれてありがとう」
「全く。規格外も良いとこですよ」
「お!みんなもう揃ってたんだ」
「では行きますか」
みんな揃って浴衣を手に持っていた。
と言うかオーフェンさんが凄くソワソワしてる。
「そうそう…オーフェンさん、春子さん、これがこちらのお金です。金貨と交換しますか?」
相良さんがオーフェンさんさん達にレートを教えてた。
オーフェンと春子さんは二つ返事で満額交換を了承した。
アイテムボックスを使える春子さんが金貨を相良さんに渡し代わりにお財布ごと受け取ってた。
「これがこっちのお金か」
ほうっとお財布を開き中を見るオーフェンさん。
春子さんのアイテムボックスに仕舞い大浴場へ向かった。
オーフェンさんの声も出せない程の動揺っぷりが面白かった。
「笑うな!!!!」
エレベーターの中でオーフェンさんから発せられた言葉である。
「くっ……」
「ププ……」
「っ………っ……!!」
「あはははは!!!!」
上から相良さん、高梨さん、灯里、私の反応だ。
オーフェンさんは年甲斐もなく顔を紅くしてなんとも言えない表情をしている。
この中で無言な春子さんが気になってちらりと様子を見てギョッとした。
「どどどうしたんですか春子さん!?」
静かに涙を溢していた。
「え………?」
手で頬を触って気付いたようだ。
「あら……」
みんなの視線が春子さんに集中する。
春子さんはそれぞれに視線を巡らせ最後にオーフェンさんを見た。
そこで顔を歪めまるでダムが決壊したかのようにボロボロ泣き出した。
「大丈夫ですか?」
「春子さん騙して連れて来てごめんなさい!」
オロオロしながら声をかける私と灯里。
「違うの。 大丈夫……大丈夫」
そんな事をしている間にフロアにたどり着いた。
暗証番号を入力する。
専用のラウンジにはソファーが置かれ壁際には冷蔵庫が設置されていた。
その中には飲み物が入っている。
「春子さんは何か飲みますか?」
「っ……そうね、お水貰おうかしらっ…」
天然水のペットボトルを取り渡した。
各々飲み物を取り部屋の前に来る。
「私と春子の部屋がここか?」
「そうです」
オーフェンさんの質問に相良さんが応える。
あれ?てっきり私と灯里と春子さんが一緒の部屋だと思ったんだけど。
と思ってたら不審な様子に気づいた灯里がコソッと教えてくれた。
「オーフェンさんと春子さん、夫婦だよ」 と。
ぇえっ!? 声が出そうになったのを手で抑え、目を見開いて灯里を見てオーフェンさんを見た。
オーフェンさんが気づいたようで苦笑してた。
その後時間を示し合わせそれぞれ部屋に入った。
「嘘ーーー!? えっ? 歳の差いくつ? ビックリした!!」
パタンと扉が閉まった瞬間そんな事を言ってしまった。
「私も正確な年月聞いてないんだけど、春子さんこっちに来て少なくとも10年以上は経ってるよ。来た時から見た目が変わらないって噂聞いたことあるけど……」
「はーーー、そうなんだ」
夫婦……そうか夫婦か。
「こっちの世界にオーフェンさんは居ないもんね」
「そういう事なのかな」
なんかちょっとしんみりした。
その後は部屋を探検し時間が来たのでラウンジに行った。
「さっきはごめんなさいね」
ちょっと目が赤い春子さんに謝られた。
「こっちこそ騙し打ちしてすみませんでした」
「良いのよ。素敵な場所に連れてきてくれてありがとう」
「全く。規格外も良いとこですよ」
「お!みんなもう揃ってたんだ」
「では行きますか」
みんな揃って浴衣を手に持っていた。
と言うかオーフェンさんが凄くソワソワしてる。
「そうそう…オーフェンさん、春子さん、これがこちらのお金です。金貨と交換しますか?」
相良さんがオーフェンさんさん達にレートを教えてた。
オーフェンと春子さんは二つ返事で満額交換を了承した。
アイテムボックスを使える春子さんが金貨を相良さんに渡し代わりにお財布ごと受け取ってた。
「これがこっちのお金か」
ほうっとお財布を開き中を見るオーフェンさん。
春子さんのアイテムボックスに仕舞い大浴場へ向かった。
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