異世界で農業をやろうとしたら雪山に放り出されました。

マーチ・メイ

文字の大きさ
11 / 73

18-19日目

しおりを挟む
18日目朝


MP169/220


MP上げの途中で寝落ちしてしまった。
伸びをして寒い寒いと火を焚きアイスプラントとサツマイモに水をやる。

MP70/220


………ん?

随分残ったな。


じゃあ昨日のリベ……いや。
ここの量じゃまだまだ足らないな。
んー………じゃあ伐採した木でも割るか。
外に出る今日は曇りで風が冷たい。
なんだかどんより薄暗く雪が降ってきそうだ。
その前にできる所までやってしまわねば。

木を取り出すために除雪をしてスペースを作る。
インベントリに手を突っ込み木…木…と念じながらまさぐる。
手に感触があり引っ張り出そうとした。
インベントリから出す直前までは重さを感じなかったのだが出した瞬間手にズシッと重さが来て手が滑ってしまった。
インベントリはその場から動かなかったから正確にはずり落ちた感じだ。足には当たらなかったが少し冷や汗をかいた。
幸い高さがそれほど高くなかったので地面に当たりはしたが折れたりすることはなかった。あとはインベントリの高さを下げ地面に添うように出していった。


………全部出さなくてもいいかな?
1m程の長さの幹が露出したのでインベントリをそのままにした。
閉じようとしたが閉じれなかった。
物を出している最中は閉じることが出来ないのか。
泥で目印をつける。
間隔は30cmくらい。


エアーカッターを唱える。
MP1/220 回数は途中で回復を挟んだので8回、1/3程切れ込みを入れることが出来た。

またインベントリに収納し用を足し洞窟へ戻る。

MP6/220

MP上げにはちょっと早いな。
手を洗いアイスプラントの脇芽を摘み焼き芋の半分と共に食べる。
インベントリから水をとりのどを潤す。

MP9/220

そうだ。
火置き場の前にインベントリから土を取り出し土の山を作る。
一番上に昨日中途半端に出来た。
土のプレートを置く。
足りない部分に土を足し地面に接する部分を大きくし円錐台にする。
昨日のプレートの周りを魔力を込め固めていく。
いびつになったが円になった。

MP1/220
続きはまた今度。

火置き場に火を焚き少し早いがMP上げをすることにした。
MP1/221

MP上げをしようとした。

………おかしい。

目が覚めて火置き場にファイアーを唱えようとしたら、まだ火が燃えていた。
薪の燃え残りではない。


ステータスをよく見てみた。
………!MP回復のLvが上がってる。
昨日まではMP回復しか表記なかったのに今見るとMP回復Lv2になっていた。
いつの間に……。

どこかで経験値欄とか見ることできないのかな?
今まで世界地図や百科事典も念じれば表示操作できたからこれもいけるか……?

MP回復Lv2を見つつ経験値経験値と念じてみた。
表示が切り替わった。

MP回復Lv2

効果MP回復速度+200%
MP回復Lv3迄162/2000

回復速度+200%だと。

元々が60分でMP6回復、24時間で144、これに100%+200%=300%をかける。
1日で………432!?

MP1回復するのに3分ちょっとか!通りで火が消えずに残ってたはずだ。

だが困ったな。
今までMPを上げるのに火置き場に向かってファイアーを唱えていたが今後はこの方法が使えなくなってしまった。
さすがに火魔法の重ねがけは火力が上がってしまうしつけっぱなしだと脱水してしまう。どうしようかな。

………火がだめなら水にするか?
いったん外に出てMPが回復するまでまた薪拾いをする。
あぁ降り始めしまった。


面白いくらい回復が早い。
MP72/221まで回復したところで洞窟へと戻った。
薪を火のそばに並べ乾かす。
置きっぱなしだった円錐台の周りに魔力を流す。
1/5程固めたところでMPが1/221になった。

横になって火置き場に火を焚く。
火が消えるまで入り口から入って左、火置き場の対面の土壁を掘る。
高さはお腹のあたりより少し上。
立って手を洗うのに便利な場所にする。
インベントリから園芸用のこてを取り出し土を掬いインベントリに落としていく。
MPが無いので固める作業はまた後日余裕ができてからにしよう。
連続してMP上げができないので火が消えるまで少しでも時間を稼ぐ。
黙々と作業をする。
作業する手元がふっと暗くなった。
こてをインベントリに仕舞う円錐台に魔力を使いMPを1/222にする。
寝床へ行き横になり火を焚く。


これを繰り返しMPが1/225になる頃には外が薄暗くなってきた。
寝る前に中途半端に確認したステータスを見ることにした。


火属性Lv1経験値211/1000
水属性Lv1経験値103/1000
風属性Lv1経験値 30/1000
土属性Lv1経験値 0/1000
光属性Lv1経験値 1/1000
闇属性Lv1経験値 0/1000


魔法を一回使用する毎に経験値が1入るのか。
あれだけ使った火属性魔法がまだ211なのか。
一緒に使用できる魔法も見れたがどの属性もファイアーやウォーターみたいに基本的な属性のものとエアカッターみたいな各々の攻撃属性、もしくはピュリフィケイションのような特殊なものが一つづつあった。
光属性のヒールは無かった。
Lvが上がれば使用できる魔法も増えるのかな?MPが上がったら練習しよう。



確認が済んだのでいったん外へ出て用を足し洞窟へと戻って今日は就寝することにした。

19日目

MP196/225
火置き場に火を焚き寝ぼけ眼で外を見た。
大粒の雪がはらはらと降っていた。今日は雪か。
ゆっくり起き上がり凝り固まった筋を伸ばす。

MP186/225

日課の水やりをすます。
アイスプラントの株には花芽が出来ていたので積んでおく。
脇芽は朝食として美味しく頂いた。
サツマイモの苗にも新たな芽が出ていたので引っこ抜いておいた。

MP98/225
いったん外に出て用を足す。
空を見上げる。
雪も止みそうにないので今日は室内作業にするか。
少し外に出ただけで肩に雪がうっすら積もった。

払ってから洞窟内へ入り昨日途中まで作った円錐台の外側に魔力を込める。
これでもまだ半分か。
ううむ…手間がかかる。
今日はしょうがないからMP上げに努めることにした。
火置き場の火はまだ燃えていた。
何かいい方法はないものかと考える。
ここに来た初日に雪の上でファイアーを唱えてすぐ消えたのを思い出した。
MPが無駄になるけどしょうがないか。
いつもなら横になって行う作業を入り口付近で行う。
外に向かってファイアーを唱えた。

洞窟内と外とに交互に魔法を打つ。
30分ちょっとでMPが1も上がった。
丸一日ぶっ続けで20も上げることが出来た。

MP1/245

この日は焼き芋をかじって倒れるように眠りについた。




しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします

雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました! (書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です) 壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。 辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。 しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。

異世界召喚されたけどスキルが地味だったので、現代知識とアイテムボックスで絶品料理を作ったら大商会になっちゃいました

黒崎隼人
ファンタジー
手違いで剣も魔法もない異世界に召喚された、しがない日本のサラリーマン、湊カイリ。 彼に与えられたのは、無限に物が入る【アイテムボックス】と、物の名前が分かる【鑑定】という、あまりにも地味な二つのスキルだけだった。 戦闘能力は皆無。途方に暮れるカイリだったが、異世界の食事が絶望的に不味いことを知り、大きなチャンスに気づく。 現代日本の「当たり前」の知識は、この世界ではとんでもない「宝」なのだと! 「醤油?味噌?そんなものがあれば、この世界の食文化はひっくり返るぞ!」 ひょんなことから出会った没落貴族の美少女・リリアナと共に、カイリは現代知識と地味スキルを駆使して屋台から商売をスタート。 絶品料理で人々の胃袋を掴み、さらには便利な生活用品を次々と発明していく。 伝説の神獣の幼体「フェン」やドワーフの鍛冶師など、頼れる仲間たちも加わり、彼らが立ち上げた「サンライズ商会」は瞬く間に大躍進! 迫り来る悪徳商会や腐敗した貴族の妨害も、現代のマーケティング術と知恵で痛快に打ち破る! これは、平凡なサラリーマンが異世界の常識を覆し、食と生活に革命を起こして一代で大商会を築き上げる、痛快成り上がりファンタジー! 美味しい料理と、もふもふな相棒、そして仲間との絆。 人生、逆転できないことなんて何もない!

ダンジョンを拾ったので、スキル〈ホームセンター〉で好き勝手リフォームします

ランド犬
ファンタジー
 異世界に転移した佐々木悠人は、召喚でも勇者でもなかった。ただ迷い込んだ先で見つけたのは、王都を望む郊外にひっそりと口を開けるダンジョン。足を踏み入れた瞬間、発動したスキルは ――〈ホームセンター〉 壁を張り替え、部屋を増やし、畑や牧場、カフェまで作れる不可思議な力だった。 気ままに始めたリフォームは、もふもふなネコミミ獣人の少女との出会いをきっかけに、思わぬ変化を呼び始める。 拡張され続けるダンジョンの先で、悠人が作り上げる“住める迷宮”とは――?

田舎娘、追放後に開いた小さな薬草店が国家レベルで大騒ぎになるほど大繁盛

タマ マコト
ファンタジー
【大好評につき21〜40話執筆決定!!】 田舎娘ミントは、王都の名門ローズ家で地味な使用人薬師として働いていたが、令嬢ローズマリーの嫉妬により濡れ衣を着せられ、理不尽に追放されてしまう。雨の中ひとり王都を去ったミントは、亡き祖母が残した田舎の小屋に戻り、そこで薬草店を開くことを決意。森で倒れていた謎の青年サフランを救ったことで、彼女の薬の“異常な効き目”が静かに広まりはじめ、村の小さな店《グリーンノート》へ、変化の風が吹き込み始める――。

異世界スローライフ希望なのに、女神の過保護が止まらない

葉泪秋
ファンタジー
HOTランキング1位感謝です!(2/3) 「小説家になろう」日間ランキング最高11位!(ハイファンタジー) ブラック企業で過労死した俺、佐久間遼。 神様に願ったのは、ただ「異世界で、畑でも耕しながらのんびり暮らしたい」ということだけ。 そうして手に入れた、辺境の村での穏やかな日々。現状に満足し、今度こそは平穏なスローライフを……と思っていたのだが、俺の妙なスキルと前世の社畜根性が、そうはさせない。 ふとした善意で枯れた井戸を直したことから、堅物の騎士団長やら、過保護な女神やらに目をつけられることになる。 早く穏やかに暮らしたい。 俺は今日も、規格外に育った野菜を手に、皆の姿を眺めている。 【毎日18:00更新】 ※表紙画像はAIを使用しています

ずっとヤモリだと思ってた俺の相棒は実は最強の竜らしい

空色蜻蛉
ファンタジー
選ばれし竜の痣(竜紋)を持つ竜騎士が国の威信を掛けて戦う世界。 孤児の少年アサヒは、同じ孤児の仲間を集めて窃盗を繰り返して貧しい生活をしていた。 竜騎士なんて貧民の自分には関係の無いことだと思っていたアサヒに、ある日、転機が訪れる。 火傷の跡だと思っていたものが竜紋で、壁に住んでたヤモリが俺の竜? いやいや、ないでしょ……。 【お知らせ】2018/2/27 完結しました。 ◇空色蜻蛉の作品一覧はhttps://kakuyomu.jp/users/25tonbo/news/1177354054882823862をご覧ください。

平凡冒険者のスローライフ

上田なごむ
ファンタジー
26歳独身、動物好きの主人公大和希は、神様によって魔物や魔法、獣人等が当たり前に存在する異世界に転移させられる。 彼が送るのは、時に命がけの戦いもあり、時に仲間との穏やかな日常もある、そんな『冒険者』ならではのスローライフ。 果たして、彼を待ち受ける出会いや試練とは如何なるものか。 ファンタジー世界に向き合う、平凡な冒険者の物語。

断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜

深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。 処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。 なぜなら彼女は―― 前世で“トップインフルエンサー”だったから。 処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。 空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。 タイトルは―― 『断罪なう』。 王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。 すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、 国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。 そして宣言される、前代未聞のルール。 支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。 処刑台は舞台へ。 断罪はエンタメへ。 悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。 これは、 処刑されるはずだった悪役令嬢が、 “ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。 支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、 それとも――自由か。

処理中です...