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始まりの始まり
プロローグ 3
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やっと、次に進める…本題までが長いんだよな…ふぅ。
「ちょっと!聞いてますか?真面目に聞いてくださいね!もう…」
あ、やべ。怒られちった。
「あ~、すまん。悪いがもう一回説明してくれないか?」
「はぁ…では、もう一度だけですよ?今からここ、私の自室兼死者の来世を決める場所で、貴方の来世を決めます。ここまでは理解出来ましたか?」
あーりょーかいです。
「あぁ、そこまでは大丈夫だ。」
「分かりました。そして、貴方の来世は私が決めました。」
…ン? ナンデ?
「おい、ちょっと待て…いや、いいです。続けて下さい。」
凄い眼力で圧迫してきやがった。
「貴方は、刺激を求めてましたね?前世は、つまらない。と。だからわたしが来た。それで、刺激が欲しいならと、貴方の世界での、アニメ?やら漫画やらである『異世界』というタイプの世界を選んでおきました。どうですか?嫌…ですか?」
あら可愛い。暴力とは、ほど遠い聞き方だな。それより、来世を好きなように選べるなんてな。おぉ、なんか興奮して来た!凄いな。うん。なんか、女神オーラ出て来たから敬語使うようにしよう。
「いえ、ありがとうございます。女神様」
「え?いきなり敬語ですか?気持ち悪いですね。なんか企んでます?」
この女神ぃ!人の好意を!でも、まぁいいや。
「いえ、女神様なんだなと実感したので」
「あ、そうですか…ということは、今まで信じてなかったんですか!?少し、いや、かなりショックですね。泣きますよ?」
え?女神様泣かしたとか、レッテル的に悪いんじゃ?これは、マズイな。うん。マズイ…
「そ!それより、早く進めた方がいいんじゃないですか?」
誤魔化そう。
「え?あ、はい。そうですね。続けます。」
上手くいったな。
「では、これでいいのですね?」
「はい、ありがとうございます」
「いえいえ、では、決まりですね。」
「はい…」
少し、気になることが。
「では、送りますね。目がさめると、そこはもう…」
聞いておきたい事が…
「あの!すみません…一ついいですか?」
「なんですか?時間がもうありませんので手短にお願いしますね。」
「はい。では…女神様…いや、セリア様!! 何カップですか!!!?」
「はいでは、送りますねー」
「あー!!嘘です!!すみません!」
「はぁ…なんですか?本当に時間がありませんよ?」
「すみません…では。俺の…俺の前世の記憶は引き継がれるのですか?」
前世にも忘れたくない記憶くらいある。初デートとか…
「はい。そうでないと刺激を感じる事が出来ませんからね。」
なるほど。
「分かりました。ありがとうございます。」
「では、送りますね。」
あぁ…もうお別れか…正直寂しいな…
こんなに一緒にいて、ムカついたり、笑ったり、そんな風に感情をむき出しにさせてくれるやつ初めてだったな…
「あの、最後の最後にもう一ついいですか?」
「なんですか?もう送ってしまうのでくだらない質問であれば飛ばしますよ?」
まじか…じゃあ今思い浮かんだのは却下だな。パンツの色を聞こうと思ってたのに…
「大丈夫ですよ!あの…ですね…」
「はい?なんでしょう。」
「もし…もしも来世で会えたら…また俺とくだらない会話をしてくれますか?」
「嫌です。」
「ふぇ?」
「冗談ですよ~あははっ」
この女神…やっぱり意地悪りぃ…
「ですが…」
そう言うと、セリアは少し顔を伏せた。
「私が次にあなたに会えるとしたら、私が神の座を追われ、天界を追放された時になりますね!」
そう言って、微笑むセリアを俺は不覚にも可愛いなと思った。暴力と混沌の女神があんな顔で笑っていいのか?って思うほどに…しかし、この女神なら天界追放もそんなに遠くはなさそうだなと思ってしまう俺をどうか許してほしい。そして、俺は言う。
「セリア様。それ、フラグですよ」
そう言って、俺は、セリアに笑いかける。…俺がこんなに表情豊かになったのは多分この女神のおかげだろう。感謝してもしきれないだろうな…
セリアは、少し困った顔をしていたがそれでも笑っていた。
「本当にお別れなんだな」
独り言のように呟く言葉をもう聞こえないだろ。
あれで、最後とは素っ気ない。
まぁ、終わってしまった事は、しょうがないだろう。
気持ちを切り替えて、前を向く。
「さぁ、始めよう!新しい人生を!」
「ちょっと!聞いてますか?真面目に聞いてくださいね!もう…」
あ、やべ。怒られちった。
「あ~、すまん。悪いがもう一回説明してくれないか?」
「はぁ…では、もう一度だけですよ?今からここ、私の自室兼死者の来世を決める場所で、貴方の来世を決めます。ここまでは理解出来ましたか?」
あーりょーかいです。
「あぁ、そこまでは大丈夫だ。」
「分かりました。そして、貴方の来世は私が決めました。」
…ン? ナンデ?
「おい、ちょっと待て…いや、いいです。続けて下さい。」
凄い眼力で圧迫してきやがった。
「貴方は、刺激を求めてましたね?前世は、つまらない。と。だからわたしが来た。それで、刺激が欲しいならと、貴方の世界での、アニメ?やら漫画やらである『異世界』というタイプの世界を選んでおきました。どうですか?嫌…ですか?」
あら可愛い。暴力とは、ほど遠い聞き方だな。それより、来世を好きなように選べるなんてな。おぉ、なんか興奮して来た!凄いな。うん。なんか、女神オーラ出て来たから敬語使うようにしよう。
「いえ、ありがとうございます。女神様」
「え?いきなり敬語ですか?気持ち悪いですね。なんか企んでます?」
この女神ぃ!人の好意を!でも、まぁいいや。
「いえ、女神様なんだなと実感したので」
「あ、そうですか…ということは、今まで信じてなかったんですか!?少し、いや、かなりショックですね。泣きますよ?」
え?女神様泣かしたとか、レッテル的に悪いんじゃ?これは、マズイな。うん。マズイ…
「そ!それより、早く進めた方がいいんじゃないですか?」
誤魔化そう。
「え?あ、はい。そうですね。続けます。」
上手くいったな。
「では、これでいいのですね?」
「はい、ありがとうございます」
「いえいえ、では、決まりですね。」
「はい…」
少し、気になることが。
「では、送りますね。目がさめると、そこはもう…」
聞いておきたい事が…
「あの!すみません…一ついいですか?」
「なんですか?時間がもうありませんので手短にお願いしますね。」
「はい。では…女神様…いや、セリア様!! 何カップですか!!!?」
「はいでは、送りますねー」
「あー!!嘘です!!すみません!」
「はぁ…なんですか?本当に時間がありませんよ?」
「すみません…では。俺の…俺の前世の記憶は引き継がれるのですか?」
前世にも忘れたくない記憶くらいある。初デートとか…
「はい。そうでないと刺激を感じる事が出来ませんからね。」
なるほど。
「分かりました。ありがとうございます。」
「では、送りますね。」
あぁ…もうお別れか…正直寂しいな…
こんなに一緒にいて、ムカついたり、笑ったり、そんな風に感情をむき出しにさせてくれるやつ初めてだったな…
「あの、最後の最後にもう一ついいですか?」
「なんですか?もう送ってしまうのでくだらない質問であれば飛ばしますよ?」
まじか…じゃあ今思い浮かんだのは却下だな。パンツの色を聞こうと思ってたのに…
「大丈夫ですよ!あの…ですね…」
「はい?なんでしょう。」
「もし…もしも来世で会えたら…また俺とくだらない会話をしてくれますか?」
「嫌です。」
「ふぇ?」
「冗談ですよ~あははっ」
この女神…やっぱり意地悪りぃ…
「ですが…」
そう言うと、セリアは少し顔を伏せた。
「私が次にあなたに会えるとしたら、私が神の座を追われ、天界を追放された時になりますね!」
そう言って、微笑むセリアを俺は不覚にも可愛いなと思った。暴力と混沌の女神があんな顔で笑っていいのか?って思うほどに…しかし、この女神なら天界追放もそんなに遠くはなさそうだなと思ってしまう俺をどうか許してほしい。そして、俺は言う。
「セリア様。それ、フラグですよ」
そう言って、俺は、セリアに笑いかける。…俺がこんなに表情豊かになったのは多分この女神のおかげだろう。感謝してもしきれないだろうな…
セリアは、少し困った顔をしていたがそれでも笑っていた。
「本当にお別れなんだな」
独り言のように呟く言葉をもう聞こえないだろ。
あれで、最後とは素っ気ない。
まぁ、終わってしまった事は、しょうがないだろう。
気持ちを切り替えて、前を向く。
「さぁ、始めよう!新しい人生を!」
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