伯爵令嬢は狙われている

屋月 トム伽

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四人の再会

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キースはアリーゼを止められなかったことを悔やむがおそらくアリーゼならどんな選択をしてもこうなる最後だとぼんやり思った。

クライスはやっとリアに会え、強くリアを抱き締めていた。
「無事で良かった。」
「クライス、会いたかった。」

キースはリアの方を振り向くとクライスと抱き合っており引きはなそうと近づいた。
「リア、俺と来い。」
キースはクライスを睨みつけた。

「リア行く必要はない。」
クライスはリアをキースから見せないように抱き締めた。

だがリアはクライスの腕の中離れようとした。
「クライス、ごめんね。キースと約束したの。」
リアは、一歩二歩とクライスから離れた。

「何を言っているんだ?リア、キースの元に行くなら、俺はキースを殺す。」
クライスがキースに向かい二人が睨み合うと、マルクもクライスに同調した。
「俺もクライスに賛成です。殺されかけましたからね。」
「殺しはしなかっただろ。癒しの魔法が発動したはずだ。」
マルクはやっぱりキースがかけた魔法だとわかった。

三人は向かい合うも、キースは今は戦う気にはなれず、睨むのをやめ、リアに微笑んだ。
「リア、今はクライスに返してやるよ。」
リアはキースが悲しくなりこのままいかせたら死ぬんじゃないかと思った。
「キース、待って!」 
リアがキースを呼ぶとクライスはリアを抱き寄せた。
「キース、一緒にテレーズに行ってアルフォンス様に会おう。」
「リア、何を言って…?」
「クライス、お願い、キースは私をアリーゼから助けてくれたの。アルフォンス様に会わせてあげて。」

クライスは断るとリアがキースと行くのではと不安になった。
すると、クライスはリアが逃げられないように強くキスをし、リアは息が止まりそうだった。

(俺のものだって、いいいたいのか?)
キースはキスをしているクライスとなんとなく目が合った。

唇を離すとクライスはマルクに指示を出した。
「マルク!キースは重要参考人だ!テレーズに連れて行く!」

マルクは、渋々従った。

クライスはリアを抱きかかえ、転送のシードで、四人はテレーズに行った。

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