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クライスのご褒美
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夜の食事ではラウンドテーブルにリアの両隣は陛下とリヒトという席順になっていた。
「何で俺の隣がリアじゃないんだ。」
「よいではないか。私もリヒトもたまにはリアの隣が良い。」
陛下の言葉にクライスはムッとふて腐れていた。
「クライス、朝からカリカリしすぎですよ。」
リアがたしなめるとクライスはプイと向いていた。
食事が進みデザートになると、リヒトがクライスに礼の褒美を用意したと話出した。
「旅行に海に行くと言ってただろう。俺が全て手配した。存分に楽しんでこい。」
「本当か?」
「金も気にするな。全て俺と父上が出す。」
旅行の話にクライスは機嫌が良くなっていった。
「明日の昼には出発するといい。ケイン達にはもう伝えている。」
リアはいつの間に、と思っていた。
「リア、背中の傷は今日キースに治してもらったんだろう?これで気にせず水着が着られるぞ。」
リヒトは笑顔でクライスを見た。
「なら今日はもう帰るからな。明日は朝から準備で忙しい。」
クライスは、陛下とリヒトにでは、と挨拶し、リアを連れて部屋に帰った。
部屋に帰りドレスを脱いでいると、クライスは、明日は朝一で出発すると言った。
「出発は昼じゃないんですか?」
「絶対リヒトが朝から来るに決まっている。来る前に出かけるぞ。」
「皆に伝えていますか?」
「…ケインに伝えて来る。ベッドで待ってろ。誰も入れるなよ!」
クライスはあわただしく出ていった。
一人残されたリアは大人しくベッドで待っていた。
「何で俺の隣がリアじゃないんだ。」
「よいではないか。私もリヒトもたまにはリアの隣が良い。」
陛下の言葉にクライスはムッとふて腐れていた。
「クライス、朝からカリカリしすぎですよ。」
リアがたしなめるとクライスはプイと向いていた。
食事が進みデザートになると、リヒトがクライスに礼の褒美を用意したと話出した。
「旅行に海に行くと言ってただろう。俺が全て手配した。存分に楽しんでこい。」
「本当か?」
「金も気にするな。全て俺と父上が出す。」
旅行の話にクライスは機嫌が良くなっていった。
「明日の昼には出発するといい。ケイン達にはもう伝えている。」
リアはいつの間に、と思っていた。
「リア、背中の傷は今日キースに治してもらったんだろう?これで気にせず水着が着られるぞ。」
リヒトは笑顔でクライスを見た。
「なら今日はもう帰るからな。明日は朝から準備で忙しい。」
クライスは、陛下とリヒトにでは、と挨拶し、リアを連れて部屋に帰った。
部屋に帰りドレスを脱いでいると、クライスは、明日は朝一で出発すると言った。
「出発は昼じゃないんですか?」
「絶対リヒトが朝から来るに決まっている。来る前に出かけるぞ。」
「皆に伝えていますか?」
「…ケインに伝えて来る。ベッドで待ってろ。誰も入れるなよ!」
クライスはあわただしく出ていった。
一人残されたリアは大人しくベッドで待っていた。
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