果ての世界の魔双録 ~語り手の少女が紡ぐは、最終末世界へと至る物語~

ニシヒデ

文字の大きさ
55 / 59
二章 贖罪を求める少女と十二の担い手たち~霊魔大祭編~

隠されていた真実

しおりを挟む
「なに・・・・・・これ・・・・・・」

 地上で起きている状況を、数年ぶりに知ることになった私は愕然としました。
 何故ならそこは――――私が今いる研究施設に入る前とは、比較にならない程の恐ろしい光景に、様変わりしてしまっていたのですから。

 霧よりも濃い深緑色の大気。地表の全てを覆っていたそれは、人類にとって酷く有害なものであり、また決定的な死をもたらすものでした。

 酸素濃度は以前の三割以下にまで低下してしまい、とても生身の人間が外で生活していける環境ではありません。
 草木すら生存出来ない、強力な毒素を含んだ死の大気。例え高性能の防護服を着用したところで、人類が地上で活動可能な時間は、一分にも満たないでしょう。

 それ以外の詳しい情報を得ようにも、各国が保持するネットサーバーが完全に凍結されてしまっているらしく、詳細を調査することすら出来ません。

 仕方なく研究施設内部の設備管理システムに、秘匿回線を使用してアクセスしてみた結果・・・・・・建物の地下五階から入口付近にまで、数人分の生体反応が検出されました。

 それらの情報を確認した私は、ひとまず先ほど電源を強制停止させた、ロコ君の再起動作業を試みます。

 私が知らぬ間に起きてしまった世界の異常。予想外の事態に私は冷静さを完全に失い、それと同時に軽度のパニック的な症状を、引き起こしてしまいました。

 (早く・・・・・・早く、早く、早くっ!!――――お願いだから・・・・・・早く再起動してよっ!ロコ君!)

 自分で停止命令を出しておいてこれですから、本当に救いようがありませんね。

 キーボードを叩く私の指先が恐怖で震え、その瞳からは涙が滝のように、止めどなく流れ出てきます。

 普段よりも倍近い時間をかけて、私はなんとかロコ君の機体に内蔵されている、システムメモリの再起動作業を完了させました。

 数秒後――――機体の各部に電力が行き渡り、飛行装置を含めたロコ君の全ての機能が、強制停止前と変わらない状態で再稼働を始めます。

 ロコ君は機体の調子を確かめるかのように、何度か後部のスラスター部分を開閉させると、すぐ傍で嗚咽を上げながら泣き崩れている私の姿を見てから、本物の人間のように大きくため息を吐きました。

 『・・・・・・見たのか?』
 「・・・・・・うん」

 ロコ君からの質問に対して、私は正面の方向ではなく、真下にあるタイルの床面を見つめながら答えます。

 『だから止めとけと言ったんだ。その様子じゃ外で何があったのか、大体の見当はついているんだろ?』
 「・・・・・・うん」

 どうやらロコ君は・・・・・・全てを分かっているようでした。

 私の保有する優れた知能と演算能力は、ほんの僅かな情報の中から最も正解に近い回答を、自動的に導き出します。
 だから説明されなくても分かってしまう。外の世界で何が起きたのかを。そして・・・・・・現実から目を逸らし続けてきた私自身が、何をしてしまったのかを。

 真実はこうでした。最終的に人類が定住していたこの惑星ほしに残された時間は・・・・・・残り一年と少しだけ。

 これはロコ君の開示してくれたデータを元に、私自らが算出した最新予測の結果です。

 既に取り返しのつかない段階にまで、惑星ほしの核自体が損傷し、崩壊現象が始まり初めていました。
 その影響によって地下深くから猛毒のガスが噴出し、地上の大気と混ざりあって、世界中を覆い尽くしてしまったのです。

 しかしなぜ二百年以上もあった、惑星崩壊までのタイムリミットが、そこまで急激に短くなってしまったのか。
 ――――その原因は全て私自身にありました。

 自らの研究を続ける変わりに、その対価として私が人類に提示し続けてきた叡智の力。本来であれば何世紀もかけて、人類が手に入れる筈の高度な技術や知識を、私は絶え間なく継続的に供給することが出来ました。

 その結果――――土地の環境破壊や汚染が急速に進み、惑星ほしに残された寿命を、とんでもない速さで縮めていってしまったのです。

 勿論、ロコ君は製造者である私に対して、警告をしようとしました。しかし当時の私は自分の研究作業に没頭するあまり、周囲から入ってくる他の情報を、殆ど認識できていなかったのです。

 感情を失くして考えることを止めてしまえば、それはもはや機械と同一の存在となります。

 数年前に私の精神状態を危惧したロコ君は、その安全性を確保するため、全ての真実を話さずにいることを決意しました。

 「もっと早く、俺様の自我が完成されていれば・・・・・・」――――ロコ君はそのように話をしながら、地面に座り込んでいた私に対して謝罪をします。
 研究施設に来てから最初の一年間は、まだシステム内の自我が確立しておらず、ずっと機械的な口調のままでしたから。本当にどうしようもなかったのでしょう。

 ロコ君の中にあるシステムが形を成した時には、既に全てが手遅れの状態であり、どうしようもなかった・・・・・・というのが事実であり現実でした。
 だから悪いのはロコ君ではなく、その事に気づきもしなかった私自身。そして愚かでどうしようもない、人類という高慢な種そのものです。

 私たちが五年以上も過ごしてきたこの施設。ここは私の研究のために国連が用意した場所であると同時に、私を外へと出さないように閉じ込めておくための、牢獄でもありました。

 建物の各階には埋め込み式の監視カメラが設置されており、その範囲はシャワー室やトイレの室内にまで及んでいたそうです。
 その話をロコ君から直接聞かされた時の、私の精神状態ときたら・・・・・・それはもう言葉では言い表せない程に、とてつもなく酷いものでした。

 「ヴッ・・・・・・」

 他人に私生活の全てを覗かれていた。その事実は当時の私に対して、強いショックと嫌悪感を与えました。

 吐き気が込み上げ、私は思わず自らの口元を、震える両手の掌で、強く強引に押さえつけます。

 ロコ君の話によると、監視カメラの映像は何年も前から、ロコ君自身が作成した合成映像に切り替えてあったそうですが・・・・・・だからと言って、私の日常生活を見知らぬ誰かが覗いていたという、その事実が変わることはありません。

 結局のところ私は、悪い大人たちにとって都合が良いように、ただ利用されていただけなのです。

 父や母と同じようにはならないと・・・・・・そう決意しておきながら、こんなことになってしまっていたのですから。なんとも間抜けな話でしょう。

 どんなに自分の頭がよくても、ずる賢い大人たちには敵わない。なぜなら彼等は私ですら予測不可能な程に、冷酷で残忍な知的生命体でしたから。
 そこを甘く見ていた私自身が、敗北を被るのは寧ろ必然であると言えるでしょう。




 自らの置かれた現状を把握した私は次に、両親たちが過去に関わっていた人類救済プロジェクトの研究データを、本格的に最初から調べ出し始めました。

 その頃の人類は世界中の至るところに、私が提供した技術を応用して、大気中の毒素を遮断可能な防御シールドを築いていました。
 そしてその内部に建造されていた居住都市に、私の求めていた研究に関する記録や資料が、抹消後の僅かな破損データとして残されていたのです。

 各国が保有していたネットサーバーは、国という組織自体が解体されていた為、利用することが出来ませんでした。
 ロコ君は各居住都市に存在する、施設の管理システムへと簡単にアクセス出来た為、それらの情報体を見つけ出すのに、さほど時間は掛かりませんでした。

 私は手に入れた数々のデータを元通りのものに復元し、そこに記録されていた実験に関する資料の全てに、目を通していきました。

 ――――核融合炉製造実験計画。

 それこそが私の両親たちが、惑星を救える唯一の措置として、国連の上層部に示した、具体的な解決策だったのです。
 その計画の内容とは、惑星の中心部に存在する核自体を、人工的に製造したエネルギー装置へと置き換える――――というスケールの大きなものでした。

 非現実的で無謀な計画の裏には、きっと二人にだけ分かる確かな勝算が伴っていたはずです。

 だからこそ私の両親たちは、その人口エネルギー装置の開発と研究に、全身全霊をかけて挑んでいったのでしょう。
 復元した炉の見取り図に、初めて目を通してみた私は、そのあまりの完成度に、心の底から驚かされてしまいました。

 「凄い・・・・・・やっぱりパパとママは凄い!こんな発想・・・・・・私にだって思い浮かべることが出来なかった。
 ――――でもここまで完璧な内容の計画なのに、核融合炉自体の初期起動実験には失敗している・・・・・・。あの日、あの事故が起きた瞬間、いったい二人に何があったの?」

 父と母の二人が残した研究成果は、この私ですら文句のつけようがない位に、完璧なものでした。
 
 なのに起きるはずのない・・・・・・本来であればあり得ない筈の、大事故が起きてしまったのです。
 私はその明らかな矛盾点を追及するべく、更に深く厳重に管理されていた、世界中に存在している人類居住都市の中枢システムに、ハッキングを続けていきました・・・・・・。




 ――――どれほどの時間が経ったのでしょうか。

 数々のデータの復元と解析作業を繰り返していた私はついに、人口エネルギー装置の初期稼働実験に関する詳細が記録された、国連の最重要機密資料を入手することに成功します。しかし――――、

 「・・・・・・なにこれ。炉の設計自体に手が加えられているし、何より・・・・・・本体に内蔵されている冷却システムが、パパたちの考えたものと全然違うじゃない!こんな――――」

 こんな代物では事故が起きるのは当然だ――――私はそのように呟きながら、呆然とした様子で目の前の画面に映し出された、残酷な真実というものを目の当たりにしました。

 人類史上最も甚大な被害をもたらしたであろう、過去に起きてしまった大事故の原因。それは本来完璧であるはずの、両親たちが考案した設計資料に、知識の甘い他の研究者たちが、余計な手を加えていたという、本当にどうしようもないものでした。

 「こんな・・・・・・こんなことって・・・・・・」

 一部の大人たちの勝手な都合が、私の大切な家族である、両親たちの命を理不尽に奪っていった。その事実は私の心の内に芽生えていた、ドス黒い感情の塊を一気に燃えたぎらせました。

 「許せない・・・・・・っ!!」

 いい加減に私は我慢の限界でした。私は両親たちにとっての“いい子”でいようと・・・・・・たったそれだけの想いで、ここまで頑張れて来れたのです。

 その頑張りを否定する存在は・・・・・・人類という愚かしい生き物は、全員私の目の前から、消し去ってしまいたい。父と母の二人が愛したこの惑星ほしから、未来永劫にわたって追い出してしまいたい――――。

 本心からそのように強く願った私は、惑星崩壊までに残された僅かな時間を利用して、生き残った全世界に住む人々に対し、復讐と制裁をおこなうことを心に決めたのです。




 惑星ほしが完全に崩壊してしまうまでに残された時間は、ついに半年を切りました。

 現在の人類は、新たな新天地へと旅立つために、長時間航行が可能な宇宙船を建造しています。

 最後のロールアウトテストも終了し、後は乗組員である人類を乗せれば、すぐにでも出発できるというこの状況。それは自分以外の全人類を、この惑星ほしから追い出してしまいたいと願っていた私にとって、またとない機会でもありました。

 彼等の興味は既に、宇宙そらの彼方に点在している、新たな居住先へと向いています。
 惑星ほしの崩壊による衝撃が、銀河系全体を巻き込んで、巨大な時空の歪みを引き起こし、その後には砂粒の欠片すらも残りません。

 それはまさにこの世界自体の終焉といっても、過言ではありませんが・・・・・・見苦しくも生にしがみつこうとする人類は、その銀河系の外側に広がる認識外領域へ、逃げ込むことを決定したようです。

 私の推測では、宇宙の果てには見えない領域――――つまり未知のエネルギーによって区切られた、フィルターのようなものがあり、その反対側には別の時空及び次元に繋がる何がが、存在しているものと思われます。
 
 全てが仮説に過ぎず、本当のことは分かりませんが、生存領域をあと少しの所にまで、追い込まれていた人類は、私がぶらつかせた目の前の餌に対して、何も考えずにすぐさま食らいつきました。

 建造中の宇宙船を航空させるための心臓部――――永久機関式のエンジン製作を依頼された時の、私が思い浮かべた心境といったら・・・・・・それはもう、本当に愉快なものでした。

 自分達が騙されているとも知らず、彼等は私の製作した設計図通りに、幾つもの巨大宇宙船を、せっせと建造していきます。
 
 旅立ちの日のおよそ一週間前。当然ですが私の元にも、とある組織から迎えの者たちが送られて来ましたが・・・・・・その頃には既に私の姿は、長きに渡って滞在していた、研究施設内にはありませんでした。

 全ての下準備を終えた私はロコ君と共に、半年間の月日を掛けて外界に建造しておいた、最新式の人類居住都市を訪れます。

 そこへ移動するために私が使用した飛行船は、既存のどのレーダー装置にも反応しない、特殊な妨害装置が取り付けられていましたから。研究施設から失踪してしまった、私の足取りを追跡することは、実質不可能に近いことでしょう。













しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜

一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m ✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。 【あらすじ】 神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!   そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!  事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます! カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします

夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。 アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。 いわゆる"神々の愛し子"というもの。 神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。 そういうことだ。 そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。 簡単でしょう? えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか?? −−−−−− 新連載始まりました。 私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。 会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。 余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。 会話がわからない!となるよりは・・ 試みですね。 誤字・脱字・文章修正 随時行います。 短編タグが長編に変更になることがございます。 *タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。

断罪後のモブ令息、誰にも気づかれずに出奔する

まる
ファンタジー
断罪後のモブ令息が誰にも気づかれないよう出奔して幸せを探す話

男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件

美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…? 最新章の第五章も夕方18時に更新予定です! ☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。 ※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます! ※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。 ※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

妻からの手紙~18年の後悔を添えて~

Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。 妻が死んで18年目の今日。 息子の誕生日。 「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」 息子は…17年前に死んだ。 手紙はもう一通あった。 俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。 ------------------------------

3歳で捨てられた件

玲羅
恋愛
前世の記憶を持つ者が1000人に1人は居る時代。 それゆえに変わった子供扱いをされ、疎まれて捨てられた少女、キャプシーヌ。拾ったのは宰相を務めるフェルナー侯爵。 キャプシーヌの運命が再度変わったのは貴族学院入学後だった。

真祖竜に転生したけど、怠け者の世界最強種とか性に合わないんで、人間のふりして旅に出ます

難波一
ファンタジー
"『第18回ファンタジー小説大賞【奨励賞】受賞!』" ブラック企業勤めのサラリーマン、橘隆也(たちばな・りゅうや)、28歳。 社畜生活に疲れ果て、ある日ついに階段から足を滑らせてあっさりゲームオーバー…… ……と思いきや、目覚めたらなんと、伝説の存在・“真祖竜”として異世界に転生していた!? ところがその竜社会、価値観がヤバすぎた。 「努力は未熟の証、夢は竜の尊厳を損なう」 「強者たるもの怠惰であれ」がスローガンの“七大怠惰戒律”を掲げる、まさかのぐうたら最強種族! 「何それ意味わかんない。強く生まれたからこそ、努力してもっと強くなるのが楽しいんじゃん。」 かくして、生まれながらにして世界最強クラスのポテンシャルを持つ幼竜・アルドラクスは、 竜社会の常識をぶっちぎりで踏み倒し、独学で魔法と技術を学び、人間の姿へと変身。 「世界を見たい。自分の力がどこまで通じるか、試してみたい——」 人間のふりをして旅に出た彼は、貴族の令嬢や竜の少女、巨大な犬といった仲間たちと出会い、 やがて“魔王”と呼ばれる世界級の脅威や、世界の秘密に巻き込まれていくことになる。 ——これは、“怠惰が美徳”な最強種族に生まれてしまった元社畜が、 「自分らしく、全力で生きる」ことを選んだ物語。 世界を知り、仲間と出会い、規格外の強さで冒険と成長を繰り広げる、 最強幼竜の“成り上がり×異端×ほのぼの冒険ファンタジー”開幕! ※小説家になろう様にも掲載しています。

処理中です...