異世界に転生したので裏社会から支配する

Jaja

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第3章 勢力増強

第46話 戦闘部門の強化

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 「ボス。これで全員です」

 「思ったより多いな」

 屋敷の庭にて。
 戦闘部門の中でも能力値がCに上がってる人員を全員集めた。
 戦闘部門を強化する為に魔法を覚えさせようと思いまして。情報部門のアハムも混じってるけど。
 情報部門は戦う事もあるしね。

 「ひーふーみー…。9人か」

 片手で足りる人数ぐらいしか居ないと思ってたけど。長い抗争でレベルや能力値が上がった奴が多いって事かな。

 「えーっと。今日はみんなに魔法を覚えてもらいます」

 俺がみんなの前に立ってボスらしく威張る。
 身長が足りん。後30cmは欲しい。今150cmぐらいしかないし。

 俺がそう宣言すると、集められた人員はかなり驚いていた。
 そりゃそうだ。魔法は貴族が独占してるし、冒険者でも上位陣が独自ネットワークで少し教えあってるだけだ。それも相当な対価がいるらしいし。

 「ボ、ボス。本当に良いんすか?」

 「勿論。注意点はあるけどな」

 今はレーヴァンと領主が両方大人しくしてるけど、いつまた抗争になるか分からないからな。
 こちら側は今のうちに強化しておかないと。

 「で、注意点だけど。まずは他言は禁止ね。下っ端達にも教えないように」

 これは絶対。
 職業に魔法使い持ちが居たら教えるけど、なんと我がクトゥルフには魔法使いの職業を持ってる奴がいない。希少なのか、たまたまなのかは分からんが。

 「魔法はかなり強いからな。それに頼り切りになってもらったら困る。一定以上の強さを得てる奴にしか教える気はない」

 今回の基準は能力値がCになってる奴。
 それなりに修羅場を潜ってきてるって事だからな。それに魔法を使えるようになると、剣士とか前衛職の奴らにも恩恵があるんだ。

 「まず練習してもらうのは身体強化だ。これは無属性魔法で誰でも出来る。これで魔力操作について学んでもらってから属性魔法に移ろうと思う」

 俺は魔力操作の練習の一環で常時身体強化をしている。効率良く練習するならこれが一番と情報を得たので。チート万歳。

 「最初はすぐに魔力切れになるだろうけど、繰り返し練習するように」

 俺は最近やっと消費魔力量と回復量が釣り合いを取れるようになったので、常時使っても問題ないが、最初のうちは無駄に魔力を消費するだろうし、魔力切れも多発する事だろう。
 その失敗を教訓に魔力操作の練度を上げてほしい。

 「じゃあ今から一人ずつ魔力を体に流していくぞ。その感覚を忘れないように」

 俺は一人一人手を握って体に魔力を流していく。
 みんな新たな感覚に驚いてるようだけど、それよりも嬉しさが勝ってるみたいだな。

 「魔力が流れる感覚は分かったな? 後はそれを全身の隅々まで澱みなく流すように」

 後は慣れだ。どれだけ不器用な奴でも3ヶ月ぐらいあれば身体強化が出来るようになるだろう。
 俺は情報を叩き込まれたお陰ですぐに出来たけど。

 「じゃあ今日は解散ね。一週間に一回進捗確認するけど、魔法の練習ばっかりして職業訓練を疎かにしないように。分からない事があったら教えるから気兼ねなく聞きに来るように」

 「「「うっす」」」

 よし。これでとりあえず良いだろう。
 次は俺だな。

 「えーっと、拷問官の職業を外して…拳闘士をセット」

 いたたたたた。
 これ、職業を付け替える度に情報を貰えるのはありがたいんだけど頭痛がね…。
 慣れてきたけど、毎度毎度しんどい。

 「足捌きから何から何まで分かりやすく教えてくれるから文句は言えないんだけどさ」

 「ボス。せっかくですし私にも教えて頂いてもよろしいですか?」

 「そうだな。どうせ一緒にいるんだし」

 って事でそばにいたカタリーナも一緒に練習。
 カタリーナも後衛から魔法ブッパするだけで強いんだけど、近寄られた時の対策は必須だしね。

 「これ。暗殺者の時の足捌きに似てるな」

 「確かに似てますね」

 暗殺者は足音をたてない歩き方や走り方みたいな感じだったけど、拳闘士も似たような感じだ。
 下地があるお陰か、素人ながらも中々サマになってるんじゃなかろうか。

 「型とか練習して意味あるのかな」

 「効率的に基礎を学べるのでは?」

 情報には型稽古もあるんだけど。
 果たして役に立つのか。いや、今まで情報が間違ってた事はないしやるんだけどね?
 戦闘中に呑気に型なんてしてられないでしょ?
 『あ、ここ型稽古でやった所だ!』って戦ってる時に思うのかね? 進○ゼミかって。


 「ふぃー。疲れた」

 「慣れない動きのせいか疲弊が早いです」

 1時間ぐらい情報通りに訓練をした。
 もっと出来ると思ったけど、想像以上に体力を消耗する。

 「とりあえずこれを毎日の日課にするか。成長したらもっと出来る事が増えるだろう」

 「そうですね」

 汗だく汗だく。
 お風呂に入りたいでやんす。
 この屋敷には大浴場がある。でもお風呂を沸かすのはかなり面倒なのでラブジーは使ってなかったんだよね。勿体無い。

 俺達には全属性魔法を使えるカタリーナさんがいらっしゃるので。
 あっという間にお風呂に入れる。
 いつかは魔道具をエリザベスに作ってもらうけどさ。

 「ふむ」

 カタリーナをチラッと見る。
 俺と同じ様に型稽古で汗をかいてるんだけど…。
 色気が足りないんだよなぁ。
 俺がおっぱい星人だからだろうか。

 「? 何か?」

 「いや、なにも」

 ここで国務長官とか考えてはいけない。
 カタリーナはお胸様の事に関してはかなり鋭いからな。

 「何か不快な事を考えてますね?」

 ほらね?
 
 
 

 
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