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渋滞長調査に変更?
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私は12年前、当時、横浜に住んでいた頃、約2カ月間交通量調査の仕事をしていたことで、みさきという彼女と知り会うことができたが、ケンカが原因で結局は別れてしまった。
その後は2回の交通量調査の仕事をしたのだが、1回は何の変哲もない仕事だったため記憶に残ることはほとんどなかったが、もう1回の調査で、みさきの再現を期待したのだが…
2回目の調査は、その前日にも調査があったということで2日間連続での調査となった。
この日も計量器のカウンターを使いながらの交通量調査をやると思っていたが、結局はやったこともない渋滞長調査をやることになってしまった。
駅名は覚えていないのだが、横浜シーサイドラインのとある駅での朝6時集合だった。
交通量調査は3人1組でローテーションをまわすため3人のグループでやるのだが、渋滞長調査は2人1組でやる仕事だったため、1人の誰かと組むということだ。
そこの会社の監督は
「交通量は人が足りてるから誰か渋滞長調査をやってくれないか」と言った。
私は交通量は2カ月の間やってきたが、渋滞長はやったことがないしイメージがわかないということで、できればやりたくはなかった。
しかし、
「そこの2人」
監督は私ともう一人の若い女性の2人を指名した。
いまになっても、なぜ指名したのかはわからないが偶然、私はその若い女性と2人で組むことになった。
渋滞長調査は交通量調査とは違って、椅子に座ることはできないもので、長時間立っぱはしの立ち仕事だから、かなり大変な仕事だった。
もう一人の彼女は最初の1時間は仕事をしたものの、思っていた仕事とは違うということで途中で帰ってしまったのだ。
私が交通量調査を始めた頃のみさきの再現を期待してどんな展開になるのだろうとしていたが、彼女がいなくなってしまったぶんの仕事をしばらくの時間はしなければならず、午前中いっぱいは1人でやるはめになった。
前日の交通量をやったことと渋滞長は基本的に走り回る仕事のため体力的にはくたくたになっていた。
しばらくすると
「よろしくな!」
哀川翔に似た男性が彼女の代わりに交代できた。
「忙しいのに、いまから来れますかって、しょうがないから来たんだよ」
最初は見知らぬ男だったことやみさきの再現がなくなったことでためらいもあったが、夜7時までの渋滞長調査をこなした。
もう一度、ほかの彼女と知り会うことができるかもしれないと期待していた私だったが、間もなく横浜から離れることやもう、みさきの再現はないということもわかり、それ以来交通量調査の仕事は幕を閉じることになったのだ。
その後は2回の交通量調査の仕事をしたのだが、1回は何の変哲もない仕事だったため記憶に残ることはほとんどなかったが、もう1回の調査で、みさきの再現を期待したのだが…
2回目の調査は、その前日にも調査があったということで2日間連続での調査となった。
この日も計量器のカウンターを使いながらの交通量調査をやると思っていたが、結局はやったこともない渋滞長調査をやることになってしまった。
駅名は覚えていないのだが、横浜シーサイドラインのとある駅での朝6時集合だった。
交通量調査は3人1組でローテーションをまわすため3人のグループでやるのだが、渋滞長調査は2人1組でやる仕事だったため、1人の誰かと組むということだ。
そこの会社の監督は
「交通量は人が足りてるから誰か渋滞長調査をやってくれないか」と言った。
私は交通量は2カ月の間やってきたが、渋滞長はやったことがないしイメージがわかないということで、できればやりたくはなかった。
しかし、
「そこの2人」
監督は私ともう一人の若い女性の2人を指名した。
いまになっても、なぜ指名したのかはわからないが偶然、私はその若い女性と2人で組むことになった。
渋滞長調査は交通量調査とは違って、椅子に座ることはできないもので、長時間立っぱはしの立ち仕事だから、かなり大変な仕事だった。
もう一人の彼女は最初の1時間は仕事をしたものの、思っていた仕事とは違うということで途中で帰ってしまったのだ。
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