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愛されたがりのオオカミ、愛を振りまく。
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灰色と黒の混じった毛並みを持つ一匹が小川をぴょんと飛び越えた。
帽子から覗く鈍色の髪が向かい風になびく。跳ねた目尻に青磁色の瞳。薄い唇は先がつんと上を向いていて、その印象からよく「生意気そうだ」と言われてしまう。
立ち並ぶ掘っ立て小屋の裏には緑に囲まれた教会が建っている。木漏れ日の下、朝露に濡れた芝生の庭を横切りながら、福田マダラは頬を緩ませた。
教会の隣にある木造の建物はマダラが生まれ育った孤児院だ。マダラは被っているキャスケット帽のつばを下げ、背中に担いでいた大きな袋を孤児院の玄関先に置いた。
「さあ、朝食の時間ですよ。主に祈りを捧げましょう」
扉の向こうからはシスターの声。「父よ、あなたのいつくしみに感謝して……」シスターの祈りに続く幼い声が早朝の空へ広がっていく。マダラはその場から通りすがりのネコのように立ち去ろうとした。
「マダラ。そのように急いでどこへ行くのです」
驚きの為に尻尾の毛がぶわりと逆立つ。マダラは膨らんでしまった尻尾を背後に隠してミラ神父を振り返った。
「ミラ神父、おはようございます……」
ミラ神父はぎこちなく笑みを浮かべるマダラに歩み寄り「立ち寄ったらドアベルを鳴らしなさいと言っているのに」と眉根を寄せた。
キャスケット帽を脱いだ途端に現れる灰色と黒のまだら模様の耳。三角のそれは毛足の長い毛に覆われ、祈りの声に反応して小刻みに動いている。ミラ神父は微笑み、その耳をそっと撫でた。
「少し痩せましたね。元気にやっていますか?何か変わったことは?」
「元気にやってます。ミラ神父に紹介してもらった仕事もちゃーんと続けてるし、新しい友達だって出来たし、怪我や病気だって一度もしてないし」
気丈に見せたその裏で、マダラの胸がつきんと痛んだ。ミラ神父に紹介してもらった仕事は獣人関係や仕事内容が合わず二か月で辞めた。新しい友達なんて一匹も出来ていないし、孤児院を出てからは何度も熱を出した。……でも、そんなことを正直に話したら皆を心配させてしまう……。
「あれー!?マダラがいる!マダラーっ!」
声に振り返れば、食堂の窓から幼子たちが身を乗り出していた。窓枠から溢れそうな子を中へ押し戻すシスターの隙をついてキツネの子がマダラの元までやって来た。それに続き、ウサギやらネズミやらネコやら……。マダラは一瞬で獣人の幼子たちに取り囲まれてしまった。
「マダラ、どこに行ってたの?」
「いっしょにあそぼう、絵本よんで」
「わたしがさき!サカアガリおしえてくれるって言ったじゃない!」
窓枠を越えられない子たちの要求に押し負けたのだろう。シスターに続き扉からそれぞれの毛並みや耳、尻尾を持つ幼子たちが駆けて来る。……と、その内の何匹かが玄関先に置かれている麻の袋に気が付いた。
「シスター!また“しっぽながおじさん”だよ!」
紐を上手くほどけず焦れているトカゲの子に変わりシスターが袋の封をとく。こぼれんばかりに見開かれた無数の瞳に星々が瞬いた。
「わあ……!」
袋を覗き込んでいた幼子たちの口元がみるみる綻び、頬は茱萸の実のように熟れた。絵本におもちゃ、その隙間を埋めるように詰め込まれたお菓子。幼子たちは背伸びをしてよろめきながら袋の中身に歓声を上げた。
「エル!こっちにきて!きっとエルにだよ!」
後方から袋を見つめていたウサギの子・エルに先頭のイヌの子が声を掛けた。エルはおずおずと幼子たちを掻き分け、前へ。視線を逸らしていたマダラも、この時ばかりは横目でエルの様子を窺った。
「わたしがほしかった、水色のランドセルだ……」
箱の中のランドセルを取り出し、エルは瞳を輝かせた。「なんでエルのすきな色がわかったんだろう!」「かるってみせて!」引っ込み思案なエルが見る間に皆の中心に。事態は収拾がつかず、シスターは半ば辟易しながらも微笑みを浮かべエルの肩を抱いた。
「素敵な贈り物に感謝と祈りを捧げましょう。姿の見えない私たちの友人、“しっぽながおじさん”に」
場が水を打ったように静まり返る。小さな両手を握り合わせ、幼子たちは瞼を下ろして感謝と祈りを捧げた。……この隙にと踵を返そうとしたマダラを「待ちなさい」とシスターが一喝する。
「マダラ、あなた、なにか無茶なことをしているんじゃないでしょうね?」
シスターことエバーは眉を吊り上げてマダラに詰め寄った。エバーはミラ神父の実の娘でマダラの幼馴染。父親と同じ銀色の毛並みを持つオオカミの獣人だ。マダラは彼女の赤い瞳から視線を逸らし「エバーは心配性だなあ」と頭を掻いた。
「心配するに決まってる!あなた、ここを出てからどこで暮らしているの?パパはあまり干渉するなって言うけど、私はあなたの親でなく友人よ。めいっぱい干渉させてもらうわ」
気の強いエバーに負けそうになったところでミラ神父が娘の肩に触れた。「エバー、子どもたちを頼めるかな?」差された指の先では幼子たちが我先にと袋からお菓子を取り出している。エバーは血相を変えて子どもたちの元へ戻って行った。
「マダラ」
耳に馴染んだ声で呼ばれ、マダラは耳をつんと立てた。
二十余年前の春の日のこと。先代の神父が欅の下で泣いていた乳飲み子を抱き上げた。その幼獣は大きな三角の耳とたっぷりと毛のついた尻尾を持っていて、鼻も夜目もよく効いた。歯が生え始めれば犬歯が目立ち、狩りが上手く俊敏で、理性よりも本能が勝るその幼獣を、先代の神父も「オオカミの子だろうか、ネコの子だろうか」と悩み抜いたという。
マダラは、自分はオオカミだと思っている。ミラ神父やエバーのような銀色の毛並みは無いけれど、並べば一族の人間と間違われることも多く、マダラはそれが何よりも誇らしかった。
「何かあったらすぐにここに帰って来なさい。お前の家はここで、お前の家族はこうやっていつまでもここにいる。……お前に神のご加護があらんことを」
幼い頃と変わらない優しさで抱き寄せられ、マダラは尻尾をピンと立てた。……これではオオカミというよりネコではないか。マダラは尻尾を振り立ててミラ神父の香りを胸の奥まで吸い込んだ。
帽子から覗く鈍色の髪が向かい風になびく。跳ねた目尻に青磁色の瞳。薄い唇は先がつんと上を向いていて、その印象からよく「生意気そうだ」と言われてしまう。
立ち並ぶ掘っ立て小屋の裏には緑に囲まれた教会が建っている。木漏れ日の下、朝露に濡れた芝生の庭を横切りながら、福田マダラは頬を緩ませた。
教会の隣にある木造の建物はマダラが生まれ育った孤児院だ。マダラは被っているキャスケット帽のつばを下げ、背中に担いでいた大きな袋を孤児院の玄関先に置いた。
「さあ、朝食の時間ですよ。主に祈りを捧げましょう」
扉の向こうからはシスターの声。「父よ、あなたのいつくしみに感謝して……」シスターの祈りに続く幼い声が早朝の空へ広がっていく。マダラはその場から通りすがりのネコのように立ち去ろうとした。
「マダラ。そのように急いでどこへ行くのです」
驚きの為に尻尾の毛がぶわりと逆立つ。マダラは膨らんでしまった尻尾を背後に隠してミラ神父を振り返った。
「ミラ神父、おはようございます……」
ミラ神父はぎこちなく笑みを浮かべるマダラに歩み寄り「立ち寄ったらドアベルを鳴らしなさいと言っているのに」と眉根を寄せた。
キャスケット帽を脱いだ途端に現れる灰色と黒のまだら模様の耳。三角のそれは毛足の長い毛に覆われ、祈りの声に反応して小刻みに動いている。ミラ神父は微笑み、その耳をそっと撫でた。
「少し痩せましたね。元気にやっていますか?何か変わったことは?」
「元気にやってます。ミラ神父に紹介してもらった仕事もちゃーんと続けてるし、新しい友達だって出来たし、怪我や病気だって一度もしてないし」
気丈に見せたその裏で、マダラの胸がつきんと痛んだ。ミラ神父に紹介してもらった仕事は獣人関係や仕事内容が合わず二か月で辞めた。新しい友達なんて一匹も出来ていないし、孤児院を出てからは何度も熱を出した。……でも、そんなことを正直に話したら皆を心配させてしまう……。
「あれー!?マダラがいる!マダラーっ!」
声に振り返れば、食堂の窓から幼子たちが身を乗り出していた。窓枠から溢れそうな子を中へ押し戻すシスターの隙をついてキツネの子がマダラの元までやって来た。それに続き、ウサギやらネズミやらネコやら……。マダラは一瞬で獣人の幼子たちに取り囲まれてしまった。
「マダラ、どこに行ってたの?」
「いっしょにあそぼう、絵本よんで」
「わたしがさき!サカアガリおしえてくれるって言ったじゃない!」
窓枠を越えられない子たちの要求に押し負けたのだろう。シスターに続き扉からそれぞれの毛並みや耳、尻尾を持つ幼子たちが駆けて来る。……と、その内の何匹かが玄関先に置かれている麻の袋に気が付いた。
「シスター!また“しっぽながおじさん”だよ!」
紐を上手くほどけず焦れているトカゲの子に変わりシスターが袋の封をとく。こぼれんばかりに見開かれた無数の瞳に星々が瞬いた。
「わあ……!」
袋を覗き込んでいた幼子たちの口元がみるみる綻び、頬は茱萸の実のように熟れた。絵本におもちゃ、その隙間を埋めるように詰め込まれたお菓子。幼子たちは背伸びをしてよろめきながら袋の中身に歓声を上げた。
「エル!こっちにきて!きっとエルにだよ!」
後方から袋を見つめていたウサギの子・エルに先頭のイヌの子が声を掛けた。エルはおずおずと幼子たちを掻き分け、前へ。視線を逸らしていたマダラも、この時ばかりは横目でエルの様子を窺った。
「わたしがほしかった、水色のランドセルだ……」
箱の中のランドセルを取り出し、エルは瞳を輝かせた。「なんでエルのすきな色がわかったんだろう!」「かるってみせて!」引っ込み思案なエルが見る間に皆の中心に。事態は収拾がつかず、シスターは半ば辟易しながらも微笑みを浮かべエルの肩を抱いた。
「素敵な贈り物に感謝と祈りを捧げましょう。姿の見えない私たちの友人、“しっぽながおじさん”に」
場が水を打ったように静まり返る。小さな両手を握り合わせ、幼子たちは瞼を下ろして感謝と祈りを捧げた。……この隙にと踵を返そうとしたマダラを「待ちなさい」とシスターが一喝する。
「マダラ、あなた、なにか無茶なことをしているんじゃないでしょうね?」
シスターことエバーは眉を吊り上げてマダラに詰め寄った。エバーはミラ神父の実の娘でマダラの幼馴染。父親と同じ銀色の毛並みを持つオオカミの獣人だ。マダラは彼女の赤い瞳から視線を逸らし「エバーは心配性だなあ」と頭を掻いた。
「心配するに決まってる!あなた、ここを出てからどこで暮らしているの?パパはあまり干渉するなって言うけど、私はあなたの親でなく友人よ。めいっぱい干渉させてもらうわ」
気の強いエバーに負けそうになったところでミラ神父が娘の肩に触れた。「エバー、子どもたちを頼めるかな?」差された指の先では幼子たちが我先にと袋からお菓子を取り出している。エバーは血相を変えて子どもたちの元へ戻って行った。
「マダラ」
耳に馴染んだ声で呼ばれ、マダラは耳をつんと立てた。
二十余年前の春の日のこと。先代の神父が欅の下で泣いていた乳飲み子を抱き上げた。その幼獣は大きな三角の耳とたっぷりと毛のついた尻尾を持っていて、鼻も夜目もよく効いた。歯が生え始めれば犬歯が目立ち、狩りが上手く俊敏で、理性よりも本能が勝るその幼獣を、先代の神父も「オオカミの子だろうか、ネコの子だろうか」と悩み抜いたという。
マダラは、自分はオオカミだと思っている。ミラ神父やエバーのような銀色の毛並みは無いけれど、並べば一族の人間と間違われることも多く、マダラはそれが何よりも誇らしかった。
「何かあったらすぐにここに帰って来なさい。お前の家はここで、お前の家族はこうやっていつまでもここにいる。……お前に神のご加護があらんことを」
幼い頃と変わらない優しさで抱き寄せられ、マダラは尻尾をピンと立てた。……これではオオカミというよりネコではないか。マダラは尻尾を振り立ててミラ神父の香りを胸の奥まで吸い込んだ。
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