悪服す時、義を掲ぐ

羽田トモ

文字の大きさ
30 / 33
第二章

第6話 悪×正義

しおりを挟む
 翌日、アルシェさんと共に城へ訪れると、とある部屋に通された。その部屋は、研磨された石材で造られており、三つの扉、左右対称に彫られた太陽の彫刻、部屋を横断する赤い絨毯があった。それはまさに、皇国の“降臨の間”と同じだった。 

 赤い絨毯の両側には、臣下たちが頭を下げながら片膝を着いた状態で整然と並ぶ。その最前列でアルシェさんと並び、同じように片膝を着いて控えていた。 

(遅いな……) 

 すでに数十分が経過しているが、やってくる気配がない。入室する際に、動くことも、口を開くことも禁じられた。招かれた身としては従わざるを得ないため、もう何度目か分からない今朝の話し合いを思い返す。 

  

  

 ◇◇◇◇◇ 



  

「基本的に、すべて私が受け答えを行います。キルト様は、直接尋ねられた時にだけお答えしてください」 
「わかりました」 
「何貰えるのかな~? 王様がわざわざくれる物なんだから、きっとすっごいんだろね。宝石? 綺麗なドレス? 美味しい物? 楽しみだな~」 

 肩にちょこんと座るエノディアさんが、楽し気に妄想を膨らませる。 

「どうせ金だろ」 

 無邪気に浮かれるエノディアさんとは対照的に、ラルフさんが素っ気なく言い放つ。 

「ちょっと、水を差すの止めてよ~」 

 エノディアさんが口を尖らせて抗議するが、ラルフさんはさらに続けた。 

「エノ。お前さんは知らねぇかもしれねぇがよ、城とか王族はそんないいモンじゃねぇぞ」 
「え~、お城って素敵じゃん。中にいた人もみんなキラキラしてたよ?」 
「はぁ……いいか、綺麗なのは側だけだ。中は、人間の醜さと汚さを煮詰めた泥沼みてぇな場所だぞ。そんな中で、古狸くせぇヤツ等が泥沼から這い上がるために笑いながら足の引っ張り合いをしてんだ」 
「私の夢を壊さないでよう……」 

 現実を突きつけられ、エノディアさんの弾けんばかりの笑顔が一気に萎んでいく。 

「でもッ、褒美を貰えるのは確かなんですから、楽しみにしてましょう。俺は、お金とか、それか、綺麗な宝石かなって思います」 

 重たくなってしまった空気を変えようと、話題を褒美の内容に戻す。そうやってエノディアさんの元気を取り戻そうとしている最中、アルシェさんの目線が忙しなく動いているのに気付いた。 

「どうしました、アルシェさん?」 

 声をかけた瞬間、アルシェさんは固まってしまう。いつもの反応である。ただ今回は、彼女自身から何かを言い出そうとしていた。もう一度、優しく声をかける。 

「アルシェさん。もし何か思いついているなら、言ってください。アルシェさんの意見は、本当に参考になるんですから」 

 そう言って微笑みかけると、アルシェさんがおずおずと口を開いた。 

「……褒美について、私に考えがあります。もしよければ……――」 

  

  

 ◇◇◇◇◇ 



  

「第十二代天皇ロセンフ・スタァブ・ベツレヘム・サンバス様、御来光」 

(やっとか……ていうか、天皇?) 

 疑問に思っている中、三つある内の中央の扉がゆっくりと開いた。火は二つ。その二つが、一歩一歩踏み締めるように、赤い絨毯の上を歩く。 

(朝の子しか歩けないって言ってたけど、ここでは歩いていいのか……。それに後ろで歩いてる人……広場でロセンフの横に立ってた人か) 

 やがて玉座に辿り着いたロセンフは、静かに腰を下ろすと、口を開いた。 

「面を上げよ」 

 その一声で、全員が頭を上げる。 

「キルト。そして、アルシェと申したな。此度は、サンバスを救ってくれたこと感謝する」 
「光栄にございます、ロセンフ天皇陛下……――」 

 アルシェさんが恭しく挨拶を行っている間、ロセンフのことをそれとなく観察する。 

 年齢は二十代後半ほどだが、落ち着いた印象を受ける。顔立ちはレルロスに似ているが、冷たい目をしていた兄とは違い、優しげな目をしていた。髪はダークグレーで、レオガルドで「ちょんまげ」と呼ばれている長い襟足を三つ編みにして纏めている。 

「ロセンフ」 

 唐突に、玉座の隣に立つ男が重々しい口調で呟いた。六十代ほどの恰幅の良い男は、ロセンフに劣らないほど威厳のある風貌をしており、自分やアルシェさんのことを冷ややかな目で見ている。 

(……なんだ、あの男? 敵意? いや、俺らを見下してんのか?) 

 その目は、格下や劣っている者に向ける目だった。英雄と呼んでいるが、それは上辺だけ。腹の底では、自分たちのことを歓迎しているわけではないことを悟る。 

 ロセンフは男を一瞥した後、再び正面に向き直って口を開く。 

「此度の礼として、そなたらに褒美を与える」 
「ありがとうございます、ロセンフ天皇陛下。ですが、恐れながら、いただきたい物がございます」 

 アルシェさんがそう言った瞬間、場の空気が微かに揺れた。ロセンフも予想外だったのか一瞬沈黙する。だが、直ぐに先を促す。 

「なんだ、申してみよ」 
「はい。レルロスの屋敷をいただきたく存じます」 
「それは、このサンバスに居を構えたということか?」 

 アルシェさんの発言に、隣の男が鋭い声で問いかける。 

「そうではございません。屋敷その物をいただきたいのです。キルトの天賜は、物を収納する力であり、屋敷を収納することが可能です」 
「なんとッ!? あれほどの力を有していながら、そのような優れた天賜も授かっているのか……」 

「…………」 

 興奮するロセンフとは裏腹に、天賜という言葉を聞いて胸がざわめく。床の一点を見つめ、薄く、深く息を吐いて心を自制する。 

「よかろう。褒美として、屋敷を与える」 


  

  
 ◇◇◇◇◇ 


  

  
 謁見を終えた後、すぐにレルロスの屋敷を与えられた。しかも、屋敷の中に置かれてある家具や調度品などもそのまま貰い受けたのだ。 

 引き渡しの際には、ロセンフの隣に立っていた男が立ち合った。嫌味でも言われるかと身構えていたが、何事もなく終わる。奇妙だが、もうこの国に用はない。 

 ロセンフから晩餐に誘われたが断り、サンバスを後にする。そして、ひとけがない平原で黒い穴の中に入った。 

「すっご~い! 小夜、今度あっち行ってみよ!」 
「うん」 

 穴は、屋敷の玄関に繋げている。屋敷に入ると、ちょうど開放感のあるエントランスホールをエノディアさんが興奮しながら飛び回っていた。そんな彼女の後を、控えめながらも楽しげな顔をした小夜ちゃんが追っている。 

「あッ、キルト様。も、申し訳ござ――」 

 こちらに気付いた小夜ちゃんが一瞬で顔を青くし、片膝を着こうとした。が――、 

「キルト! この屋敷すっごいよー。部屋がいっぱいあるの! 内装も豪華だし、お姫様になったみたい!」 

 興奮したエノディアさんが満面の笑顔を浮かべながら目の前まで飛んできて、全身を使って感想を伝えてくる。 

「喜んでもらえたなら、良かったです。小夜ちゃんも、気にしなくていいよ」 
「うん。ありがと、キルト! 小夜! あっち行こ、あっち!」 

 エノディアさんが廊下を指差す。それに対し、小夜ちゃんは行きたそうな目をさせながら、こちらを向いた。断る理由がないため頷き返えすと、表情を明るくした小夜ちゃんが「ありがとうございます」と頭を下げ、エノディアさんの後を追う。 

「ガキだな~」 

 二人の背中を眺めていると、ラルフさんが近づきながらしみじみと呟く。 

「いいじゃないですか、俺も後で部屋を見て回るつもりですよ」 

 本心で答えると、一拍の間を置いた後、ラルフさんが頭を乱暴に撫でてくる。 

「キルトもガキだな、ガッハッハ――」 

 ラルフさんの言葉に気恥ずかしさを覚え、そそくさと逃げるように一階にある談話室で二人の帰りを待つ。 

「はぁ……」 

 感嘆の息を吐く。深みのある赤を基調にした、統一感のある談話室。ソファーや壁紙、床などがそれぞれ色合いの違った赤色。しかし、派手過ぎず、金製のランプの暖かな灯りと相まって品が良く、居心地の良い空間だった。 

  

  

 ◇◇◇◇◇ 


  


「たッだいま!」 

 ソファーで寛いでいると、二人が帰ってきた。 

「おかえりなさい、楽しかったですか?」 
「うん!」 

 満足気な表情を浮かべるエノディアさん。そんな彼女に笑みを返しつつ、テーブルの上に用意しておいた物を指差す。 

「あー!!!」 

 用意していた物を目にした瞬間、嬉々とした声を上げるエノディアさん。そして、つむじ風の如く速度でテーブルに降り立つと、ペタペタと触り出す。 

「キルト! これどうしたのッ?」 

 エノディアさんが勢い良く振り向くと、嬉しさを隠しきれない表情をさせながら、弾んだ声で尋ねてくる。 

「あっちの部屋に置いてあったんですよ。エノディアさんが使うのにちょうどいいかなって、持って来たんです。どうですか?」 
「うん、ぴったりッ!」 

 見つけたのは、彼女に合うソファーだった。それだけでなく、部屋にはテーブルやベッド、カップといった家具や食器一式、さらには屋敷までもがあった。おそらく、異世界のドールハウスなのだろう。しかもそれは、王族が揃えた高級品である。 

「もう、最ッ高! ……でも、なんでこんな素敵な屋敷を簡単にくれたんだろう?」 

 高級な自分専用ソファーにしゃいでいたエノディアさんが、ふと呟く。 

(確かに……) 

 自分も気になっていた。褒美として屋敷を貰うというアルシェさんの提案を聞いて、内心では無理だと思っていた。しかし、一切揉めることも、渋られることもなく、貰い受けることが出来た。 

 意味が分からない。だからか、アルシェさんに自然と視線を向ける。 

「教えてくれませんか、アルシェさん?」 

 そう声をかけると、彼女はゆっくりと視線を交わしてきた。頼み込むように頷くと、アルシェさんは口を開いた。 

「あの屋敷が、レルロスの所有物だったからです」 
「……それって、外聞が悪ってことですか?」 

 レルロス王政から脱却したロセンフたち。新たな王政を始める際に、レルロスが残した物は『負の遺産』と見なされる。そのため、屋敷を引き渡したのだと考えた。 

「いえ、誰であろうと関係ありません。他人が使用していた物である、それだけで無価値であり、破棄すべき物なのです」 
「え~、さすがに勿体なさ過ぎない?」 

 エノディアさんが、信じられないといった表情で声を上げる。 

「あの者たちにとっては、それが正常であり、平常なのです」 
「どういうことですか?」 
「あの者たちはおそらく、未だに天上人主義を掲げているのだと思います」 

「…………」 

 聞き慣れない言葉(天上人主義)。だが、アルシェさんの雰囲気から、それが常識なのだと瞬時に察した。表情にはおくびにも出さず、目まぐるしい速度で思考を巡らせる。だが、思わぬ形で助け船が出た。 

「けッ、やっぱそうだったか」 

 腕を組んだラルフさんが、嫌悪感を込めた言葉を吐き捨てた。 

「何なの、その天上人主義って?」 

 エノディアさんが小首を傾げながら、ラルフさんに疑問を口にする。 

「あぁ……お嬢の方が説明が上手いだろ、頼むわ」 

 ラルフさんはそう言って、説明することを放棄した。この流れならば、アルシェさんの説明を聞いても不自然ではない。安堵しながら彼女を見た。 

「……天上人主義は、太陽暦三百年から五百年頃に広まった思想です。勇者の結界によって死の恐怖から解放されたことで、驕り高ぶった王族が不遜にも勇者を同列視するにために生んだものであり、人類史上最も愚かな考えです」 

(だから、天上人……) 

 パトリシアは、神や勇者は太陽にいると言っていた。それならば、確かに的を得た呼び名ではある。アルシェさんの言う通り、傲慢で、恐れ知らずな点を除けば。 

「でもよ、太陽暦……すげぇ昔に、金色の夜明け教がその思想は勇者に対する冒涜だとか言って大々的に廃止したんだろ、確か……」 

 ラルフさんは、指で頭を小突いて知識を思い返しながら言葉を紡ぐ。 

「あの国には、教会がなく、信徒もいないのです」 
「なんで断定できんだ?」 
「あの国の壁を覚えていますか?」 
「なんだ、いきなり……さすがにハッキリとは覚えてねぇな。キルト、覚えてっか?」 

 ラルフさんに尋ねられ、記憶を遡る。 

「白い石材で築かれてて、壁の上部に太陽を模した彫刻に金細工まで施されてありますね。……何て言うか、防壁っていうより、芸術作品って感じですね」 
「もし、教会があるのならば、壁は飾りのない造りのはずです。そしてあの国の臣下たちは、ロセンフのことを天皇と呼んでいた。それが、未だに天上人主義が根付いている証拠です」 
「言われてみりゃあ、帝国とか、共和国の壁は飾り気のねぇ堅牢って感じの壁だな」 
「彫刻や細工が施されている壁は、天上人主義が主流だった頃の名残です」 

(ん? 待てよ……) 

 アルシェさんの説明を受け、聞き流せない事実に気付く。 

「じゃあ、ロセンフは皇国の血縁なんですか?」 

 もしそうなら、自分の存在が皇国に伝わり、面倒ごとに巻き込まれかねない。そればかりか、ホリィにまで火の粉が降りかかる可能性もある。 

 アルシェさんが答えるのを、固唾を呑んで待つ。 

「はい、血縁ということになります」 

 その言葉を聞き、全身に力を込める。だが――、 

「ですが、それはあくまで天上人主義が主流だった頃に、王族の血を引く者たちがレオガルド全土に都市国家を建国していたからです。時代が流れた今では、皇国王族とロセンフたちとの間に交流はありません」 

 さらに重ねた言葉を聞き、内心で安堵の声を出す。全身に込めた力を、少しずつ抜いていく。しかしアルシェさんの話は終わっていなかった。 

「おそらく、ロセンフたちが反乱を起こしたのもそれが原因です」 

 サンバスの内戦の核心を、アルシェさんが突く。 

「どういうことですか?」 

 エノディアさんに尋ねる。 

「サンバスは、レオガルド外縁部に位置しているのもかかわらず、異様なほどに発展しています。これは、レルロス王政の賜物。謁見の際に、『帝国から帰って豹変した』と言っていことから間違いありません。帝国は今、様々な分野で優れています。その帝国で学び、知識を蓄え、サンバスの発展に生かしたのでしょう。ですが、それは天上人主義を否定することになる」 
「ッ! 確か、ロセンフは間違ってるって……」 

 合点がいった。だが、それと同時に疑問が浮かぶ。自分が殺めてしまった者たちだ。暗い気持ちに苛まれながら重い口を開く。 

「でも、あの……まつろわぬ民の蛮行や犯罪を放置してるって……」 

 仮にロセンフが叫んでいたことが本当であれば、到底許されることではない。だが、レルロスはその行いに対して、罪に問わなかったというのだ。 

「最善を選んだのだと思います」 
「最善?」 
「レルロスは天秤にかけた……そして国の治安が悪くなるよりも、国を発展させる方を選んだのです。まつろわぬ民がいるとわかっていて、街道を通る組合はいません。そのため、まつろわぬ民を招き入れた」 
「ひどい……」 

 エノディアさんが口に手を当て、顔を歪ませながら非難する。 

「国を成長させるために理想を追い求めても、待っているのは滅亡しかありません。それに、レルロスも何も手を打っていなかったわけではないと思います。キルト様、あの若い兵士を覚えていますか?」 
「若い兵士……あッ」 

 アルシェさんの話を聞いた上で、あの若い兵士を思い出すと、すべてが繋がった。 

「あの若い兵士は、あの番犬の子ども……」 
「そうです。Aランクに到達できるほどの才能を持った者の子ども。兵士として鍛えれば、この上ない戦力になります。そして、頃合いを見てまつろわぬ民たちを始末すれば、国の秩序は改善し、武力を国人に知らしめることができる」 
「おい、お嬢。つまりアレか、アイツ等があんなぶくぶく太ってたのも、レルロスの計算の内ってことか」 
「おそらくは」 
「ちッ、クソがッ。だから王族ってヤツ等は……」 

 怒気を放つラルフさんを尻目に、自分があの国で仕出かしたことの大きさを改めて知ってしまった。 

「アルシェさん、あの国はこれからどうなるんですか……?」 

 力なく尋ねると、アルシェさんの瞳が揺れ、固まってしまう。こちらを気遣う時に出る彼女の癖の一つだった。そのことに気付き、微笑みながら口を開く。 

「心配してくれてありがとうございます。でも、大丈夫です。だから、教えていただけませんか?」 
「……サンバスは、衰退します。レルロスと友好的な関係を気付いた組合の者も訪れなくなり、レルロスの近衛兵たちも待遇は悪いものになると思われます。築いたものは失われ、しかし、贅を知ってしまった者たちで争いが多発するでしょう……――」 

 歯を食いしばりながら、アルシェさんの話に耳を傾ける。引き返しはしない。最優先は、ホリィ。今抱いている感情は、わが身可愛さゆえだ。ただ、サンバスの衰退は自分の責任。一字一句聞き逃さぬよう全神経を集中して聞き入った。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

木を叩いただけでレベルアップ⁉︎生まれついての豪運さんの豪快無敵な冒険譚!

神崎あら
ファンタジー
運動も勉強も特に秀でていないがめっちゃ運が良い、ただそれだけのオルクスは15歳になり冒険者としてクエストに挑む。 そこで彼は予想だにしない出来事に遭遇する。 これは初期ステータスを運だけに全振りしたオルクスの豪運冒険譚である。  

ただのFランク探索者さん、うっかりSランク魔物をぶっとばす 規格外ダンジョンに住んでいるので、無自覚に最強でした

むらくも航
ファンタジー
旧題:ただのFランク探索者さん、うっかりSランク魔物をぶっとばして大バズりしてしまう~今まで住んでいた自宅は、最強種が住む規格外ダンジョンでした~ Fランク探索者の『彦根ホシ』は、幼馴染のダンジョン配信に助っ人として参加する。 配信は順調に進むが、二人はトラップによって誰も討伐したことのないSランク魔物がいる階層へ飛ばされてしまう。 誰もが生還を諦めたその時、Fランク探索者のはずのホシが立ち上がり、撮れ高を気にしながら余裕でSランク魔物をボコボコにしてしまう。 そんなホシは、ぼそっと一言。 「うちのペット達の方が手応えあるかな」 それからホシが配信を始めると、彼の自宅に映る最強の魔物たち・超希少アイテムに世間はひっくり返り、バズりにバズっていく──。

クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる

アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。 でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。 でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。 その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。 そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。

戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件

さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。 数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、 今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、 わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。 彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。 それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。 今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。   「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」 「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」 「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」 「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」   命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!? 順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場―― ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。   これは―― 【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と 【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、 “甘くて逃げ場のない生活”の物語。   ――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。 ※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。

異世界ビルメン~清掃スキルで召喚された俺、役立たずと蔑まれ投獄されたが、実は光の女神の使徒でした~

松永 恭
ファンタジー
三十三歳のビルメン、白石恭真(しらいし きょうま)。 異世界に召喚されたが、与えられたスキルは「清掃」。 「役立たず」と蔑まれ、牢獄に放り込まれる。 だがモップひと振りで汚れも瘴気も消す“浄化スキル”は規格外。 牢獄を光で満たした結果、強制釈放されることに。 やがて彼は知らされる。 その力は偶然ではなく、光の女神に選ばれし“使徒”の証だと――。 金髪エルフやクセ者たちと繰り広げる、 戦闘より掃除が多い異世界ライフ。 ──これは、汚れと戦いながら世界を救う、 笑えて、ときにシリアスなおじさん清掃員の奮闘記である。

【コミカライズ決定】勇者学園の西園寺オスカー~実力を隠して勇者学園を満喫する俺、美人生徒会長に目をつけられたので最強ムーブをかましたい~

エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】 【第5回一二三書房Web小説大賞コミカライズ賞】 ~ポルカコミックスでの漫画化(コミカライズ)決定!~  ゼルトル勇者学園に通う少年、西園寺オスカーはかなり変わっている。  学園で、教師をも上回るほどの実力を持っておきながらも、その実力を隠し、他の生徒と同様の、平均的な目立たない存在として振る舞うのだ。  何か実力を隠す特別な理由があるのか。  いや、彼はただ、「かっこよさそう」だから実力を隠す。  そんな中、隣の席の美少女セレナや、生徒会長のアリア、剣術教師であるレイヴンなどは、「西園寺オスカーは何かを隠している」というような疑念を抱き始めるのだった。  貴族出身の傲慢なクラスメイトに、彼と対峙することを選ぶ生徒会〈ガーディアンズ・オブ・ゼルトル〉、さらには魔王まで、西園寺オスカーの前に立ちはだかる。  オスカーはどうやって最強の力を手にしたのか。授業や試験ではどんなムーブをかますのか。彼の実力を知る者は現れるのか。    世界を揺るがす、最強中二病主人公の爆誕を見逃すな! ※小説家になろう、カクヨム、pixivにも投稿中。

処理中です...