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第二章
再会 15*
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天井の照明が逆光になって、藤川さんの顔に影が差す。でも、その表情と声は、先ほどとは違って色気を感じる。
いや、感じるどころではなく色気が駄々洩れだ。こんなふうに男性から迫られる経験なんて、生まれて初めてのことだ。意識すると、急に恥ずかしくなってきた。
身体をよじろうとしても、組み敷かれているので逃げ場はない。
私の様子に気付いたのか、藤川さんがキスを止め、そして私に囁いた。
「大丈夫、さっきも言ったように俺も緊張してるから」
その言葉に、先ほどの胸の鼓動を思い出す。
藤川さんと視線が合うと、彼が優しく頷くので、私は身体の力を抜いた。
もう、なるようにしかならない。
私は覚悟を決めると、言葉を発した。
「あの、私……。実はこういうこと、はじめてなので……」
過去に付き合っていた人はいたけれど、高校時代の話だ。このような深い関係になる前に高校を卒業してそれっきりだ。それ以降、彼氏と呼べるような人はいない。だから……
「わかった、できる限り優しくする。だから、恥ずかしがらなくていい。ありのままの梢子を見せて」
藤川さんはそう言うと、再び優しいキスをした。
「梢子のはじめてが、よかったって思えるよう頑張るよ」
そう言って、藤川さんは私の身体に触れながら、キスの雨を降らせた。
片手で私の手を握り、もう片方の手で、器用に服のボタンを外していく。キャミソールをたくし上げると、藤川さんの手が、私の肌に触れた。
ひんやりとしたその指に、私の身体が条件反射でビクッとするけれど、徐々に私の身体の熱が伝わっていくのか、触れられるだけで身体が敏感に反応する。
その間もキスが止むことはなかった。
気が付けば、私のシャツのボタンは全開にされ、キャミも胸の上までたくし上げられ、その手は私のブラジャーの上に置かれている。
ブラジャーのカップをずらされ、中途半端に服を着た状態が藤川さんの劣情を煽り立てたのか、彼は生唾を飲み込んだ。
「綺麗だ……」
藤川さんはそう言うと、手を放して私のシャツがこれ以上皺にならないよう隣のベッドの上に置く。そして、私の着衣を一枚ずつ、丁寧に脱がした。
脱がされた服は、先ほどと同様に隣のベッドの上に置かれ、藤川さん自身も自分の着衣を脱いでいく。
お互いが下着だけの状態になると、藤川さんが何かを思い出したかのようにベッドから移動した。
どこへ行くのかと視線を向けると、窓辺のカーテンを閉め、戻ってくるとベッド脇に置かれていた荷物の中から、スマホサイズの箱を取り出した。
それは避妊具で、藤川さんは外側の透明なフィルムを外すとそれをゴミ箱の中に捨て、箱の中からいくつもに連なっているそれを取り出した。
はじめて目にする避妊具に、私は驚きを隠せない。
藤川さん、こういうものを携帯しているの……?
目を見開いている私に、藤川さんは照れ臭そうに口を開く。
「梢子とこんなことができればいいなと思って、気が早いかなと思いながらも用意していたんだけど……。買っておいて正解だったな」
そう口にする藤川さんに、私への思いやりを感じた。
いや、感じるどころではなく色気が駄々洩れだ。こんなふうに男性から迫られる経験なんて、生まれて初めてのことだ。意識すると、急に恥ずかしくなってきた。
身体をよじろうとしても、組み敷かれているので逃げ場はない。
私の様子に気付いたのか、藤川さんがキスを止め、そして私に囁いた。
「大丈夫、さっきも言ったように俺も緊張してるから」
その言葉に、先ほどの胸の鼓動を思い出す。
藤川さんと視線が合うと、彼が優しく頷くので、私は身体の力を抜いた。
もう、なるようにしかならない。
私は覚悟を決めると、言葉を発した。
「あの、私……。実はこういうこと、はじめてなので……」
過去に付き合っていた人はいたけれど、高校時代の話だ。このような深い関係になる前に高校を卒業してそれっきりだ。それ以降、彼氏と呼べるような人はいない。だから……
「わかった、できる限り優しくする。だから、恥ずかしがらなくていい。ありのままの梢子を見せて」
藤川さんはそう言うと、再び優しいキスをした。
「梢子のはじめてが、よかったって思えるよう頑張るよ」
そう言って、藤川さんは私の身体に触れながら、キスの雨を降らせた。
片手で私の手を握り、もう片方の手で、器用に服のボタンを外していく。キャミソールをたくし上げると、藤川さんの手が、私の肌に触れた。
ひんやりとしたその指に、私の身体が条件反射でビクッとするけれど、徐々に私の身体の熱が伝わっていくのか、触れられるだけで身体が敏感に反応する。
その間もキスが止むことはなかった。
気が付けば、私のシャツのボタンは全開にされ、キャミも胸の上までたくし上げられ、その手は私のブラジャーの上に置かれている。
ブラジャーのカップをずらされ、中途半端に服を着た状態が藤川さんの劣情を煽り立てたのか、彼は生唾を飲み込んだ。
「綺麗だ……」
藤川さんはそう言うと、手を放して私のシャツがこれ以上皺にならないよう隣のベッドの上に置く。そして、私の着衣を一枚ずつ、丁寧に脱がした。
脱がされた服は、先ほどと同様に隣のベッドの上に置かれ、藤川さん自身も自分の着衣を脱いでいく。
お互いが下着だけの状態になると、藤川さんが何かを思い出したかのようにベッドから移動した。
どこへ行くのかと視線を向けると、窓辺のカーテンを閉め、戻ってくるとベッド脇に置かれていた荷物の中から、スマホサイズの箱を取り出した。
それは避妊具で、藤川さんは外側の透明なフィルムを外すとそれをゴミ箱の中に捨て、箱の中からいくつもに連なっているそれを取り出した。
はじめて目にする避妊具に、私は驚きを隠せない。
藤川さん、こういうものを携帯しているの……?
目を見開いている私に、藤川さんは照れ臭そうに口を開く。
「梢子とこんなことができればいいなと思って、気が早いかなと思いながらも用意していたんだけど……。買っておいて正解だったな」
そう口にする藤川さんに、私への思いやりを感じた。
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