クールなパイロットは初心な新妻を身籠らせたい

小田恒子

文字の大きさ
76 / 124
第四章

遠距離恋愛 14*

しおりを挟む
 私へ愛撫を施す千早さんの手が、唇が、私の身体を悦ばせる。

 全身にキスの雨が降り、私はそれを受け止めるのに精いっぱいだ。
 キスだけでこんなに身体が蕩けてしまうなんて、知らなかった。

 目を閉じて、千早さんの温度を感じる。

 千早さんが私に触れるたび、私の身体の奥が疼いて、蜜がいつの間にか溢れ出ていた。
 千早さんが私の蜜穴に触れ、私が濡れていることに気付くと、嬉しそうな表情を見せる。

「梢子、こんなに濡れてる」

 そう言って私の蜜をすくい上げると、私の目の前でそれを見せた。

「恥ずかしいです……」

 自分の蜜を直視することができなくて、私は千早さんの指から視線を逸らせるも、千早さんは蜜のついた指を私に見せつけるように一本ずつ舐め取っていく。

「全然恥ずかしくないよ、これだけ濡れてたら、すぐに入る」

 千早さんはそう言って身体を起こすと、自身の屹立を私の蜜で濡らし、そこへ体重をかけた。
 私の大切な場所に、千早さんの熱が伝わる。

「ほらね」

「ホントだ……」

 お腹を圧迫する感覚にはまだ慣れないけれど、千早さんが私の中にいると思うと、その圧迫感も愛おしい。

「結婚するまではきちんと避妊するけど、梢子には早く俺の子を産んでほしいな」

 千早さんの言葉に、プロポーズの言葉が現実味を帯びた。

「え……、子ども……」

「それと、できれば早いうちに、お互いの両親と顔合わせもしなきゃな」

 千早さんはそう言いながら、腰を動かし始めた。千早さんの昂りが私の中を浅く擦ると、私の身体はそれまで以上に敏感に反応する。

「ああっ……!」

「梢子、気持ちいい? もっと気持ちよくなろう、一緒に」

 そう言うと、千早さんは突然私の最奥を突いた。
 ズンとくるお腹の奧、私の一番切なくなる場所が、千早さんに触れられるたび、全身に快感の信号を発信する。
 もう、こうなったら何も考えられない。

 私はただひたすら千早さんから与えられる甘美な官能を感じるだけだ。

 手を伸ばせば、千早さんがしっかりと握り返してくれる。指を絡め合い、千早さんの律動に私は身を任せた。
 そのうちまた目の前が段々と真っ白になっていく。
 上り詰めていくような感覚に襲われる。

「ちは……ああっ……、ち、はや……さ……んっ!」

 私は掴んでいる千早さんの手に、これまで以上に力を込めた。しっかり掴んでいないと、大きな海原に溺れてしまいそうな感覚に襲われた。

 後で考えると、ここはベッドの上だから溺れるはずないのにと思うけど、絶頂を迎える時は、なぜかそのように感じるのが不思議だ。

「梢子、イった? じゃあ俺も」

 私が絶頂を迎えた後、全身の力が抜けてぐったりしているところに、千早さんは自身の腰を動かす速さを加速させる。

 そしてしばらくして私の中で自身の欲を吐き出すと、私の上に崩れ落ちるように覆い被さった。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

甘すぎるドクターへ。どうか手加減して下さい。

海咲雪
恋愛
その日、新幹線の隣の席に疲れて寝ている男性がいた。 ただそれだけのはずだったのに……その日、私の世界に甘さが加わった。 「案外、本当に君以外いないかも」 「いいの? こんな可愛いことされたら、本当にもう逃してあげられないけど」 「もう奏葉の許可なしに近づいたりしない。だから……近づく前に奏葉に聞くから、ちゃんと許可を出してね」 そのドクターの甘さは手加減を知らない。 【登場人物】 末永 奏葉[すえなが かなは]・・・25歳。普通の会社員。気を遣い過ぎてしまう性格。   恩田 時哉[おんだ ときや]・・・27歳。医者。奏葉をからかう時もあるのに、甘すぎる? 田代 有我[たしろ ゆうが]・・・25歳。奏葉の同期。テキトーな性格だが、奏葉の変化には鋭い? 【作者に医療知識はありません。恋愛小説として楽しんで頂ければ幸いです!】

黒瀬部長は部下を溺愛したい

桐生桜
恋愛
イケメン上司の黒瀬部長は営業部のエース。 人にも自分にも厳しくちょっぴり怖い……けど! 好きな人にはとことん尽くして甘やかしたい、愛でたい……の溺愛体質。 部下である白石莉央はその溺愛を一心に受け、とことん愛される。 スパダリ鬼上司×新人OLのイチャラブストーリーを一話ショートに。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

病弱な彼女は、外科医の先生に静かに愛されています 〜穏やかな執着に、逃げ場はない〜

来栖れいな
恋愛
――穏やかな微笑みの裏に、逃げられない愛があった。 望んでいたわけじゃない。 けれど、逃げられなかった。 生まれつき弱い心臓を抱える彼女に、政略結婚の話が持ち上がった。 親が決めた未来なんて、受け入れられるはずがない。 無表情な彼の穏やかさが、余計に腹立たしかった。 それでも――彼だけは違った。 優しさの奥に、私の知らない熱を隠していた。 形式だけのはずだった関係は、少しずつ形を変えていく。 これは束縛? それとも、本当の愛? 穏やかな外科医に包まれていく、静かで深い恋の物語。 ※この物語はフィクションです。 登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。

危険な残業

詩織
恋愛
いつも残業の多い奈津美。そこにある人が現れいつもの残業でなくなる

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です

朝陽七彩
恋愛
 私は。 「夕鶴、こっちにおいで」  現役の高校生だけど。 「ずっと夕鶴とこうしていたい」  担任の先生と。 「夕鶴を誰にも渡したくない」  付き合っています。  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  神城夕鶴(かみしろ ゆづる)  軽音楽部の絶対的エース  飛鷹隼理(ひだか しゅんり)  アイドル的存在の超イケメン先生  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  彼の名前は飛鷹隼理くん。  隼理くんは。 「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」  そう言って……。 「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」  そして隼理くんは……。  ……‼  しゅっ……隼理くん……っ。  そんなことをされたら……。  隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。  ……だけど……。  え……。  誰……?  誰なの……?  その人はいったい誰なの、隼理くん。  ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。  その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。  でも。  でも訊けない。  隼理くんに直接訊くことなんて。  私にはできない。  私は。  私は、これから先、一体どうすればいいの……?

処理中です...