改:どうやら異世界ではないらしいが、魔法やレベルがある世界になったようだ

ボケ猫

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35 スライム・・テイムできたのか?

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さて、とりあえず帰ろう。
そして、颯や優たちを連れてもう1度来よう。
スライムがテイムできるかどうかも試してみたい。
颯、きっと喜ぶだろうな。

おっと、忘れるところだった。
ガーゴイルの石だ。
きれいだな。
黄色……琥珀色か?
俺はそれを拾うとステータス画面に取り込ませた。
ワーウルフの石は優にあげよう。

俺は家に向かって走る。

すぐに家に到着。
玄関を開けると、凛が出迎えてくれた。
「おかえり~!」
「ただいま~凛」
くぅ、かわいいなぁ。
やっぱり子供に出迎えてもらうのはいい。
今となっては無理だが。
俺は凛を抱っこしてそのままリビングに向かう。
凛のほっぺにチューをしようとすると、嫌がられた。

ん?
……
何か、反省会をしている。
「母さん、あそこでゴブリンを仕留めてもらわなきゃ……ビビッてたらダメだよ」
嫁が優に注意されているようだ。
「ごめんなさい」
なるほど、あの嫁は子供に対しては素直だな。
俺には謝ったことないぞ!!
優が少し得意になって話していた。
レベルは上がらなかったようだが。

時間は11時30分。
また、30分ほどしたらリスポーンしてくるのだろうな。
こんなことを繰り返さなきゃいけないのか……しんどいな。
そう思ったが、すぐに思い出した。
スライムだ。
俺は早速話してみる。
「颯・・スライムがいたぞ」
颯がピクッとしてこちらを向く。
「テツ・・どこにスライムいたの?」
優は俺のことをおやじさんと呼ぶが、颯は名前で呼ぶ。
お父さんって呼んでくれるのは外でだけだな。
ま、呼称なんてどうでもいいし・・そう俺は思っている。

「ああ、変電所にいたよ」
颯はスッと立つと、すぐに行こうと言い出した。
行動早いな。
まぁ、行くつもりだったし、次のリスポーンまで30分近くある。
大丈夫だろう。
それと停電の原因は、はっきりとはわからないがスライムが変電所に大量にいた。
それが何か電気を通さないようにしているんじゃないかとも言ってみた。
・・・
みんな、別にどうでもいいみたいだ。

颯はもうスライムのことで頭がいっぱいみたいだな。
さてと、パーティ編成をし直す。
優のところへばあちゃん、じいちゃん。
俺のところへ、嫁、颯、凛にしてみた。
そのパーティで行動する。
もし、リスポーンのタイミングがずれていたら、知らせてくれと優に言った。
どうせ移動時間なんて、俺と優ならば数十秒だろう。

こんな状況になって数時間が経過したが、ばあちゃんやじいちゃん、よく対応してるな。
まさか回復と鍛冶職の適性があるとは思わなかったが。
優は強くなってくるし、嫁は……わからないな。
颯に至っては戦闘する気はないだろう。
凛は……かわいいな。

「優、こっちは頼むよ。 じいちゃんもばあちゃんも頼みます」
俺は、颯を片腕で抱っこした。

全然重くない。
なるほど、レベルが上がるとこうも違うのか。
人間を超えてるな。

すぐに変電所に到着した。
最初、颯は驚いていたがスライムを見て目を見開く。
「いっぱいいる! スライムだ。 テツ・・飼ってもいい?」
「そのために来たんだ、颯」
颯はテイムする気満々だが、どうやってするんだ?
そういえばスキルに勧誘ってあったようだが、俺にはわからない。
俺は一応辺りを索敵する。
・・
何も引っかかっていない。
大丈夫だ。
颯はスライムの集団に近寄って行く。
スライムから2~3メートル離れたところでスライムをずっと眺めている。
物色してるのか?

やがて、スライムの山から1匹のスライムが颯の方へ移動してきた。
やや白色のような透明のような、そんな感じだ。
颯は躊躇ちゅうちょすることなく、そのスライムに手を伸ばして拾い上げた。
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