114 / 152
114 ルナ王の探索に、ついて行ってもいいか?
しおりを挟む
気を良くしたのか、じいちゃんは連続で次の制作物に取り掛かったようだ。
大丈夫か?
ベストはアイテムボックスへ入れておこう。
さて、じいちゃんは置いておいて、ばあちゃんのところへ戻る。
隣部屋だからな。
優も一緒にお茶を飲んでいた。
何やってんだ、あいつ?
なるほど・・エルフたちを見ているのか。
見れば見るほど美人だよな。
ありえねぇぞ。
俺はこんな世界になったことに改めて感謝する。
エルフなんて、想像の存在だった。
だが今、目の前にいる。
しかも2人もだ。
・・・
想像の存在・・俺はこの言葉にひっかかった。
見たこともないものを想像できる。
これって、遺伝レベルで刻まれている情報なのだろうか?
誰が一番初めに想像したんだ?
もしかして、会ったことがあるんじゃないのか?
それを具現化して物語として作ったんじゃないのか?
・・・
・・
余計なことが頭に浮かんでくる。
おっと、それはいい。
フレイアとシルビアがニコニコしながらばあちゃんに懐いていた。
ばあちゃん、エルフテイマーか!
フレイアはお茶が本当にお気に入りのようだ。
シルビアも気に入ったらしく、これまたマグカップを持って飲んでいた。
エルフって、緑茶が好きなのか?
「フレイア、話は終わったかな?」
「あぁ、テツ。 シルビアからいろいろ聞いたが、ダークエルフもいきなりの転移だったから、誰がこちらへ来ているのかわからないようだ」
そうなのか?
俺にはわからないからな。
「テツ、フレイアとも話をしてみたが、私は夜の王、ルナ様を探してみるよ」
シルビアが落ち着いた顔で話してくる。
夜の王って・・変なイメージをしてしまうな。
俺はエロい想像をしたが、すぐに振り払った。
「あぁ、アニム王にも聞いたが、ヴァンパイアだってな」
今聞いた情報を、俺は言ってみた。
「うむ。 私が転移してきているのだ。 少しのタイムラグはあるだろうが、どこかにいるはずだ」
なるほど・・そんなものかもしれないな。
後は、どの種族がどれくらい転移してくるのかわからないが、地球も楽しくなりそうだ。
俺は無責任にもそう思った。
「シルビア、俺も一緒に探しに行ってもいいか?」
俺はふとそう思い、発言してみた。
「本当か! 私としては、願ってもないことだが…」
シルビアが喜んで立ち上がっていた。
フレイアも少し考えていたようだが、立ち上がって言う。
「テ、テツが行くのなら、私も同行しよう」
俺は少し考えて、フレイアに言う。
「う~ん・・フレイアはここでいてもらった方がいいような気もする」
なんか面倒なことが起こりそうだしな・・。
「な、なぜだ、テツ! 私が邪魔だとでもいうのか?」
「い、いや、違うよフレイア!」
俺は急いで弁明を試みた。
「フレイア、君が属する精霊とシルビアが属する精霊とでは、全く逆だろう。 それってどうなのかなと思ってな」
・・嘘だ。
「というのは、ルナ様だっけ? こちらに転移したとしても、状況がまるでわからないだろう。 もし、何かもめごとが起こった時に、違う属性のフレイアがいたら、困るんじゃないかと思ってな。 それに俺がいない間に強い人がいてくれると安心して出かけられる。 ばあちゃんのお茶も飲み放題だ」
フレイアは黙って聞いていたが、お茶の言葉に耳がピン! となっていた。
俺は適当に言ってみただけだが・・すまないなフレイア。
なんか騙すようで申し訳ない。
「でもフレイア、俺と念話できるようにしておこう。 そうすれば、いつでもフレイアに連絡が取れるだろ?」
フレイアは顔を上げて大きく頷いた。
フレイア、チョロいぞ。
ただ、二人もエルフ・・しかも美人を連れて歩いたら、それだけで俺が抹殺対象になるだろう。
余計な面倒事はごめんだ。
それに、フレイアがいてくれたら優もおとなしくしているだろう。
「フレイアには留守番みたいなことを頼んで申し訳ないが、俺の母や父の様子も見ていてほしい」
俺がそういうと、フレイアがいきなりソワソワし出した。
「テ・テ・テ、テツ・・わ、私は、お嫁さんになった覚えはないぞ!」
おいおい・・何を早合点してるんだ?
エルフは天然か?
「いや、違うからフレイア。 ただ、フレイアがいてくれると、安心して家を任せられるんだ。 本当に頼りにしてるよ」
「お、おお、任せておけ・・違うのか」
最後の方は、小さな声でぼそぼそと何か言ってたようだが、俺にはわからなかった。
まぁ、フレイアの天然はともかく、本当に助かるよ。
「フレイア、いろいろと優とかに教えてやってくれ。 ただ、俺たちの家族のレベルとか職種は他の人には教えないで欲しい。 特にじいちゃんの錬金術士などは知られたくない」
「当然だろう、テツ。 風の精霊に誓って言わないと約束しよう」
フレイア、あんたも結構重いな。
大丈夫か?
ベストはアイテムボックスへ入れておこう。
さて、じいちゃんは置いておいて、ばあちゃんのところへ戻る。
隣部屋だからな。
優も一緒にお茶を飲んでいた。
何やってんだ、あいつ?
なるほど・・エルフたちを見ているのか。
見れば見るほど美人だよな。
ありえねぇぞ。
俺はこんな世界になったことに改めて感謝する。
エルフなんて、想像の存在だった。
だが今、目の前にいる。
しかも2人もだ。
・・・
想像の存在・・俺はこの言葉にひっかかった。
見たこともないものを想像できる。
これって、遺伝レベルで刻まれている情報なのだろうか?
誰が一番初めに想像したんだ?
もしかして、会ったことがあるんじゃないのか?
それを具現化して物語として作ったんじゃないのか?
・・・
・・
余計なことが頭に浮かんでくる。
おっと、それはいい。
フレイアとシルビアがニコニコしながらばあちゃんに懐いていた。
ばあちゃん、エルフテイマーか!
フレイアはお茶が本当にお気に入りのようだ。
シルビアも気に入ったらしく、これまたマグカップを持って飲んでいた。
エルフって、緑茶が好きなのか?
「フレイア、話は終わったかな?」
「あぁ、テツ。 シルビアからいろいろ聞いたが、ダークエルフもいきなりの転移だったから、誰がこちらへ来ているのかわからないようだ」
そうなのか?
俺にはわからないからな。
「テツ、フレイアとも話をしてみたが、私は夜の王、ルナ様を探してみるよ」
シルビアが落ち着いた顔で話してくる。
夜の王って・・変なイメージをしてしまうな。
俺はエロい想像をしたが、すぐに振り払った。
「あぁ、アニム王にも聞いたが、ヴァンパイアだってな」
今聞いた情報を、俺は言ってみた。
「うむ。 私が転移してきているのだ。 少しのタイムラグはあるだろうが、どこかにいるはずだ」
なるほど・・そんなものかもしれないな。
後は、どの種族がどれくらい転移してくるのかわからないが、地球も楽しくなりそうだ。
俺は無責任にもそう思った。
「シルビア、俺も一緒に探しに行ってもいいか?」
俺はふとそう思い、発言してみた。
「本当か! 私としては、願ってもないことだが…」
シルビアが喜んで立ち上がっていた。
フレイアも少し考えていたようだが、立ち上がって言う。
「テ、テツが行くのなら、私も同行しよう」
俺は少し考えて、フレイアに言う。
「う~ん・・フレイアはここでいてもらった方がいいような気もする」
なんか面倒なことが起こりそうだしな・・。
「な、なぜだ、テツ! 私が邪魔だとでもいうのか?」
「い、いや、違うよフレイア!」
俺は急いで弁明を試みた。
「フレイア、君が属する精霊とシルビアが属する精霊とでは、全く逆だろう。 それってどうなのかなと思ってな」
・・嘘だ。
「というのは、ルナ様だっけ? こちらに転移したとしても、状況がまるでわからないだろう。 もし、何かもめごとが起こった時に、違う属性のフレイアがいたら、困るんじゃないかと思ってな。 それに俺がいない間に強い人がいてくれると安心して出かけられる。 ばあちゃんのお茶も飲み放題だ」
フレイアは黙って聞いていたが、お茶の言葉に耳がピン! となっていた。
俺は適当に言ってみただけだが・・すまないなフレイア。
なんか騙すようで申し訳ない。
「でもフレイア、俺と念話できるようにしておこう。 そうすれば、いつでもフレイアに連絡が取れるだろ?」
フレイアは顔を上げて大きく頷いた。
フレイア、チョロいぞ。
ただ、二人もエルフ・・しかも美人を連れて歩いたら、それだけで俺が抹殺対象になるだろう。
余計な面倒事はごめんだ。
それに、フレイアがいてくれたら優もおとなしくしているだろう。
「フレイアには留守番みたいなことを頼んで申し訳ないが、俺の母や父の様子も見ていてほしい」
俺がそういうと、フレイアがいきなりソワソワし出した。
「テ・テ・テ、テツ・・わ、私は、お嫁さんになった覚えはないぞ!」
おいおい・・何を早合点してるんだ?
エルフは天然か?
「いや、違うからフレイア。 ただ、フレイアがいてくれると、安心して家を任せられるんだ。 本当に頼りにしてるよ」
「お、おお、任せておけ・・違うのか」
最後の方は、小さな声でぼそぼそと何か言ってたようだが、俺にはわからなかった。
まぁ、フレイアの天然はともかく、本当に助かるよ。
「フレイア、いろいろと優とかに教えてやってくれ。 ただ、俺たちの家族のレベルとか職種は他の人には教えないで欲しい。 特にじいちゃんの錬金術士などは知られたくない」
「当然だろう、テツ。 風の精霊に誓って言わないと約束しよう」
フレイア、あんたも結構重いな。
10
あなたにおすすめの小説
異世界では地味な俺が、なぜか神々に最愛されて無双してる件
fuwamofu
ファンタジー
平凡な高校生・桐生ユウは、女神の手違いで異世界に転生した。
チートもスキルも貰えず、冒険者登録すらままならない落ちこぼれ……のはずだった。
しかし周囲の異常な好感度、意味不明な強運、そして隠された神格スキルによって、ユウは「無自覚に全能」な存在へと覚醒していく。
気づけば女神も姫騎士も魔王娘も彼に夢中。誤解と崇拝が加速する中、ユウの“地味な日常”は世界を揺るがす伝説になっていく。
笑いあり、胸キュンあり、ざまぁありの最強(なのに本人だけ気づいてない)異世界ファンタジー開幕!
やがて最強に至る弾丸付与術士の成り上がり
彼方
ファンタジー
2035年の日本では、多数出現したダンジョンを探索する探索者という職業が大きな注目を集めていた。ダンジョンを探索することは大きな危険も伴うが、地球では本来手に入らない希少な資源を入手することができるため、日本を含め世界各国はダンジョン資源の獲得に力を入れていた。
そうした世界の中で平均的な探索者として活動していた加賀優斗は、親友である木場洋輔から突然パーティを追放されてしまう。優斗は絶望し失意の底に沈むが、不治の病に侵された妹を助けるために行動を開始する。
これは、実力も才能もない一人の青年が努力と工夫によって世界最強へと上り詰めるまでの物語。
俺の家に異世界ファンタジーガチャが来た結果→現実世界で最強に ~極大に増えていくスキルの数が膨大になったので現実世界で無双します~
仮実谷 望
ファンタジー
ガチャを廻したいからそんな理由で謎の異世界ガチャを買った主人公はガチャを廻して自分を鍛えて、最強に至る。現実世界で最強になった主人公は難事件やトラブルを解決する。敵の襲来から世界を守るたった一人の最強が誕生した。そしてガチャの真の仕組みに気付く主人公はさらに仲間と共に最強へと至る物語。ダンジョンに挑戦して仲間たちと共に最強へと至る道。
ガチャを廻しまくり次第に世界最強の人物になっていた。
ガチャ好きすぎて書いてしまった。
おっさん冒険者のおいしいダンジョン攻略
神崎あら
ファンタジー
冒険者歴20年以上のおっさんは、若い冒険者達のように地位や権威を得るためにダンジョンには行かない。
そう、おっさんは生活のためにダンジョンに行く。
これはそんなおっさんの冒険者ライフを描いた生活記である。
神々のダンジョン~チートスキル【アイテムボックス】と【鑑定】でアラフォーおっさんは成り上がる~
葵はるか
ファンタジー
「少子化で、八百万の神々の力が衰えるどころか滅亡しそうです! ですので、氷河期世代を救います!」
国会に突如、降臨した絶世の美少女である天照大御神は、氷河期世代を救うために日本中に日本人専用のダンジョンを作りだすことを宣言するのであった。
会社に一方的にクビにされた佐藤和也も、日本中に発生したダンジョンへ生活の糧を得るために潜ることになったのであった。
アラフォーおっさんの週末ダンジョン探検記
ぽっちゃりおっさん
ファンタジー
ある日、全世界の至る所にダンジョンと呼ばれる異空間が出現した。
そこには人外異形の生命体【魔物】が存在していた。
【魔物】を倒すと魔石を落とす。
魔石には膨大なエネルギーが秘められており、第五次産業革命が起こるほどの衝撃であった。
世は埋蔵金ならぬ、魔石を求めて日々各地のダンジョンを開発していった。
明日を信じて生きていきます~異世界に転生した俺はのんびり暮らします~
みなと劉
ファンタジー
異世界に転生した主人公は、新たな冒険が待っていることを知りながらも、のんびりとした暮らしを選ぶことに決めました。
彼は明日を信じて、異世界での新しい生活を楽しむ決意を固めました。
最初の仲間たちと共に、未知の地での平穏な冒険が繰り広げられます。
一種の童話感覚で物語は語られます。
童話小説を読む感じで一読頂けると幸いです
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる