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小悪党生活のはじまり
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目が覚めると屋内におり、どうやら俺は看病されていたらしい。
乾パンと缶ビーフが食事として提供され、それを見た俺は自身の腹が減っていたことを思い出し、ムシャムシャと食いだす。
食事中、先ほどの大人と誘拐されていた少女が部屋に入ってきた。
「ほんっとうにありがとう!もしあなたが助けに来なかったら私は奴隷として売られていました!」
俺と目が合った瞬間、少女は勢いよく頭を下げて礼を述べていた。
「君が戦った誘拐犯、有名な人さらいの『マムシ兄弟』でね。俺や門下生たちの前には絶対現れないが、彼女、ダンネをしつこく狙っていたんだ。
君が時間を稼いでくれなければ酷いことになっていただろう。
本当に、ありがとう。」
少女の後に続き、大人も頭を下げていた。
その後は、俺自身の素性についての話になった。
「俺の名前は、蛇道お…「ジャドっていうのね!よろしく、ジャド!」
え…、あの、ちが、「よろしくな、ジャドくん」……あ、ハイ。」
ということでここでの世界の俺の名はジャドとなった。こいつらちゃんと最後まで話を聞けよ!
そして、ダンネと会う前の経緯などを話すことになった。俺が転生したことは話しても信じてもらえないと考え、記憶喪失になり名前以外わからないと伝えた。
そこでこの世界についてたくさんのことが知れた。
人間の中には卓越性と呼ばれる異能力を持つことがあること。
数年前、人間を滅ぼすために生まれた存在である厄災者がおり、人間と戦争を行い、滅びたこと。
その戦争は人間社会に大きな打撃を与え、国々は滅び、人間社会に秩序が無くなってしまったこと。人間同士で争う弱肉強食の世界と化してしまったこと。
厄災者が世界に呪いを掛け、厄災獣と呼ばれる危険なクリーチャーが生まれるようになったこと。
つまり、法も秩序もない、能力を持った人間が好き放題しています。さらに、危険な生き物がその辺で生まれて襲ってきます。
この世界、色んな意味でオワッてるじゃねーか!!
どこぞの漫画の世紀末じゃねーか!!
「そこで、ジャドくんに提案がある。
俺はこの寺で悪行を成す者や厄災獣から無害な人々を守る者を育成している。
君は無力なのにダンネを救った。その勇気を見込んだ。
俺の門下生になって、平和の世を築いてくれないか?」
この寺に住む唯一の大人、バルカンと名乗る男は俺にヒーローになるために弟子になれと言っている。
当然、嫌である。
俺はダンネを助けてボコボコにされた後は、俺自身のために生きると心に決めている。
この過酷な世界で生きるために自衛できるほどの力は身に付けたいが、ヒーローにはなりたくない。絶対に。
そのため、力を身に付けつつヒーローにはならない選択肢を模索しなくてはならない。
俺の凡人並みの頭の回転速度と交渉力で見つけ出さなければならない。
「で、でも俺ってその卓越性っていう能力持ってないですし、能力の無い人間の俺が勇気だけで戦うっていうのも難しいですよね~。
ほら、蛮勇って言葉もあるくらいですし…。」
「ジャドくんにはアレテーあるよ!
だってマムシ兄弟から奪った武器を持ってるじゃない!」
ダンネ、何を言っているんだ?
奴らから強奪した武器は誰かが回収したんじゃないのか?
だって俺は持っていないぞ?
「いやいや、武器はそっちで回収したんじゃないのか?」
「俺たちが助けに来た時にはどこにも落ちてないし、マムシ兄弟は持っていなかった。
それに、ダンネが武器が君の身体の中に入っていくのを見たと言っている。」
………は? 俺の身体に武器が入っていった?
試しに武器を身体から出せと命じてみると、右手から警棒、左手からポケットナイフがニョキニョキと出てきた。
……うわっきもっ。
「…なるほど。ジャドくんのアレテーは物を体内に収納する能力か。収納量の限界や生物の収納の有無の確認も必要だな…。」
くそ、失敗した。今やるんじゃなかった。
今は無能力者のフリをして後で確認するのが最適解だった。
我ながら頭が悪い!
俺のアレテーは収納の能力なのか。ド◯えもんとかどこぞの英雄王の◯ートオブバ◯ロンみたいだ。
「でも収納の能力なんて戦闘向きじゃないですよね?どちらかというと、後方支援向きなのでは?」
「確かに戦闘向きではない。だが、それは応用次第。それに氣の使い方を学べば無能力者でも一人前の戦士になれる。」
そういえばバルカンさんもマムシ兄弟も言ってたな。氣は身体強化や高速治癒に使えるし、アレテーを使うための動力源だと。
……あれ?無能力者でも氣の使い方を学べば戦えるようになるなら世界中の人たちに教えればよくね?あ、でも勇気やら優しさのない者はあーだこーだ言うんだろうな。
俺があれこれ言うも、弟子になる方向性は揺らぐことなく、なあなあで弟子になることになった。
ちなみに、保護した戦うことに向いていない少年少女たちはバルカンさんの弟子らの世話人として寺に暮らすことになるらしい。俺もそうなりたかった。
寺とは少し離れた場所に訓練場があり、俺はそこでバルカンさんの紹介により、先輩の弟子たちと交流することになった。ダンネを助けた時に会った顔がちらほらいる。どの子たちも覇気があり、少し話しにくい印象を受けた。
先輩弟子たち全員と交流を終え、分かったことがある。
彼ら彼女らは、ほぼ全員が悲惨な過去があり、偉大な目標を持っている。
これは俺にとって安心するものであった。
なぜなら、俺が働かなくても彼らが勝手に平和な時代を築いてくれると確信したからだ。
こうして俺は自衛のための最低限の実力を養いつつヒーロー活動をサボる修行生活の幕が開けたのだった。
俺が寺から離れた場所で弟子たちを連れて修行をさせた後、戻ったらダンネが誘拐されたと聞き、弟子たちを連れてすぐに捜索を行った。
騒ぎが起きていた場に駆けつけると、ダンネは木箱に隠れているのが分かったが、見知らぬ少年がマムシ兄弟に痛めつけられていた。
弟子たちがマムシ兄弟を気絶させた後、惨状を最初から見ていたダンネが俺たちのもとに飛び出し、事情を語ってくれた。
なんと痛めつけられた少年がダンネを助けてくれたと。
俺は驚きと感心で声が出なかった。
今まで救い弟子になった子たちも同じように悲惨な目に遭った。
彼も弟子たちも本来家族といった大人たちから手厚い保護の下、愛を受けて育つ。弟子たちは、悲惨な目に遭ったとき何もできずにいた。それが当然である、彼らは子どもなのだから。
だが、彼は違った。
彼は今までの子たちと違い、自分自身で問題を解決しようと試みた。
養育環境か、それともこの地獄のような世界に適応してしまったのか。
どうであれ、俺は彼に光るものを見た。
彼が目を覚ましたと聞き、ダンナとともにすぐさま彼のところへ向かった。
彼はどうやら記憶喪失らしい。
だが、彼は落ち着いていた。年相応ではない、まるで大人のようだった。
俺の提案にも、すぐには乗らなかった。
今までの子たちはすぐに乗ったからか呆気に取られた。たしかに弟子たちは、過去に何もできなかった自分や環境を憎み、感情的になっており、それを俺が利用してしまっている部分もあった。
彼は驚くほどに思慮深かった。
弟子たちから感じる若さ故の危うさが彼には全くと言っていいほど感じられなかった。
そう、言うなれば子供らしくなかったのだ。
彼に光るものを見た、と言ったが、それだけでは割に合わない。
彼ならば、俺が成し遂げられなかった平和の時代を築くことができるであろうと確信した。
彼が一人前になった時、時代は動くだろう。そのときが楽しみで仕方がない。
乾パンと缶ビーフが食事として提供され、それを見た俺は自身の腹が減っていたことを思い出し、ムシャムシャと食いだす。
食事中、先ほどの大人と誘拐されていた少女が部屋に入ってきた。
「ほんっとうにありがとう!もしあなたが助けに来なかったら私は奴隷として売られていました!」
俺と目が合った瞬間、少女は勢いよく頭を下げて礼を述べていた。
「君が戦った誘拐犯、有名な人さらいの『マムシ兄弟』でね。俺や門下生たちの前には絶対現れないが、彼女、ダンネをしつこく狙っていたんだ。
君が時間を稼いでくれなければ酷いことになっていただろう。
本当に、ありがとう。」
少女の後に続き、大人も頭を下げていた。
その後は、俺自身の素性についての話になった。
「俺の名前は、蛇道お…「ジャドっていうのね!よろしく、ジャド!」
え…、あの、ちが、「よろしくな、ジャドくん」……あ、ハイ。」
ということでここでの世界の俺の名はジャドとなった。こいつらちゃんと最後まで話を聞けよ!
そして、ダンネと会う前の経緯などを話すことになった。俺が転生したことは話しても信じてもらえないと考え、記憶喪失になり名前以外わからないと伝えた。
そこでこの世界についてたくさんのことが知れた。
人間の中には卓越性と呼ばれる異能力を持つことがあること。
数年前、人間を滅ぼすために生まれた存在である厄災者がおり、人間と戦争を行い、滅びたこと。
その戦争は人間社会に大きな打撃を与え、国々は滅び、人間社会に秩序が無くなってしまったこと。人間同士で争う弱肉強食の世界と化してしまったこと。
厄災者が世界に呪いを掛け、厄災獣と呼ばれる危険なクリーチャーが生まれるようになったこと。
つまり、法も秩序もない、能力を持った人間が好き放題しています。さらに、危険な生き物がその辺で生まれて襲ってきます。
この世界、色んな意味でオワッてるじゃねーか!!
どこぞの漫画の世紀末じゃねーか!!
「そこで、ジャドくんに提案がある。
俺はこの寺で悪行を成す者や厄災獣から無害な人々を守る者を育成している。
君は無力なのにダンネを救った。その勇気を見込んだ。
俺の門下生になって、平和の世を築いてくれないか?」
この寺に住む唯一の大人、バルカンと名乗る男は俺にヒーローになるために弟子になれと言っている。
当然、嫌である。
俺はダンネを助けてボコボコにされた後は、俺自身のために生きると心に決めている。
この過酷な世界で生きるために自衛できるほどの力は身に付けたいが、ヒーローにはなりたくない。絶対に。
そのため、力を身に付けつつヒーローにはならない選択肢を模索しなくてはならない。
俺の凡人並みの頭の回転速度と交渉力で見つけ出さなければならない。
「で、でも俺ってその卓越性っていう能力持ってないですし、能力の無い人間の俺が勇気だけで戦うっていうのも難しいですよね~。
ほら、蛮勇って言葉もあるくらいですし…。」
「ジャドくんにはアレテーあるよ!
だってマムシ兄弟から奪った武器を持ってるじゃない!」
ダンネ、何を言っているんだ?
奴らから強奪した武器は誰かが回収したんじゃないのか?
だって俺は持っていないぞ?
「いやいや、武器はそっちで回収したんじゃないのか?」
「俺たちが助けに来た時にはどこにも落ちてないし、マムシ兄弟は持っていなかった。
それに、ダンネが武器が君の身体の中に入っていくのを見たと言っている。」
………は? 俺の身体に武器が入っていった?
試しに武器を身体から出せと命じてみると、右手から警棒、左手からポケットナイフがニョキニョキと出てきた。
……うわっきもっ。
「…なるほど。ジャドくんのアレテーは物を体内に収納する能力か。収納量の限界や生物の収納の有無の確認も必要だな…。」
くそ、失敗した。今やるんじゃなかった。
今は無能力者のフリをして後で確認するのが最適解だった。
我ながら頭が悪い!
俺のアレテーは収納の能力なのか。ド◯えもんとかどこぞの英雄王の◯ートオブバ◯ロンみたいだ。
「でも収納の能力なんて戦闘向きじゃないですよね?どちらかというと、後方支援向きなのでは?」
「確かに戦闘向きではない。だが、それは応用次第。それに氣の使い方を学べば無能力者でも一人前の戦士になれる。」
そういえばバルカンさんもマムシ兄弟も言ってたな。氣は身体強化や高速治癒に使えるし、アレテーを使うための動力源だと。
……あれ?無能力者でも氣の使い方を学べば戦えるようになるなら世界中の人たちに教えればよくね?あ、でも勇気やら優しさのない者はあーだこーだ言うんだろうな。
俺があれこれ言うも、弟子になる方向性は揺らぐことなく、なあなあで弟子になることになった。
ちなみに、保護した戦うことに向いていない少年少女たちはバルカンさんの弟子らの世話人として寺に暮らすことになるらしい。俺もそうなりたかった。
寺とは少し離れた場所に訓練場があり、俺はそこでバルカンさんの紹介により、先輩の弟子たちと交流することになった。ダンネを助けた時に会った顔がちらほらいる。どの子たちも覇気があり、少し話しにくい印象を受けた。
先輩弟子たち全員と交流を終え、分かったことがある。
彼ら彼女らは、ほぼ全員が悲惨な過去があり、偉大な目標を持っている。
これは俺にとって安心するものであった。
なぜなら、俺が働かなくても彼らが勝手に平和な時代を築いてくれると確信したからだ。
こうして俺は自衛のための最低限の実力を養いつつヒーロー活動をサボる修行生活の幕が開けたのだった。
俺が寺から離れた場所で弟子たちを連れて修行をさせた後、戻ったらダンネが誘拐されたと聞き、弟子たちを連れてすぐに捜索を行った。
騒ぎが起きていた場に駆けつけると、ダンネは木箱に隠れているのが分かったが、見知らぬ少年がマムシ兄弟に痛めつけられていた。
弟子たちがマムシ兄弟を気絶させた後、惨状を最初から見ていたダンネが俺たちのもとに飛び出し、事情を語ってくれた。
なんと痛めつけられた少年がダンネを助けてくれたと。
俺は驚きと感心で声が出なかった。
今まで救い弟子になった子たちも同じように悲惨な目に遭った。
彼も弟子たちも本来家族といった大人たちから手厚い保護の下、愛を受けて育つ。弟子たちは、悲惨な目に遭ったとき何もできずにいた。それが当然である、彼らは子どもなのだから。
だが、彼は違った。
彼は今までの子たちと違い、自分自身で問題を解決しようと試みた。
養育環境か、それともこの地獄のような世界に適応してしまったのか。
どうであれ、俺は彼に光るものを見た。
彼が目を覚ましたと聞き、ダンナとともにすぐさま彼のところへ向かった。
彼はどうやら記憶喪失らしい。
だが、彼は落ち着いていた。年相応ではない、まるで大人のようだった。
俺の提案にも、すぐには乗らなかった。
今までの子たちはすぐに乗ったからか呆気に取られた。たしかに弟子たちは、過去に何もできなかった自分や環境を憎み、感情的になっており、それを俺が利用してしまっている部分もあった。
彼は驚くほどに思慮深かった。
弟子たちから感じる若さ故の危うさが彼には全くと言っていいほど感じられなかった。
そう、言うなれば子供らしくなかったのだ。
彼に光るものを見た、と言ったが、それだけでは割に合わない。
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