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公爵令嬢?それがどうした!
第34話 いたずら心
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とりあえず、簡単にクッキーを焼いて、それを籠の中に入れて持ち歩く事にした。あぁ、卵がちゃんと使われてますよ。なんか、卵を使うのは、庶民だけらしいです。ですが、パパさんにおねだりという名の泣き落としをしたら仕入れてくれるようになりました。
これでお米も手に入れば、卵かけご飯……は出来ないなぁ。知ってるか分からないけど、生卵を食べるのって日本人だけなんですって。いや、正確には、衛生管理が徹底しているから、生で食べられるのは日本だけらしい。もしかしたら、他にも二、三国くらいはあるかもしれないけど。
そんな訳なので、卵は加熱しないとダメだろうなぁ……美味しい料理もろくに無いような所で、衛生面が良いとは思えないしね。
本邸から渡り廊下を通って、使用人棟に向かう途中で、シシーちゃんを見かけた。
「シシー!」
シシーちゃんがこっちを向いて、走ってきた。
「……ねえさま」
可愛い……!他の人よりも声が小さい感じだけど、それが聞き取れない私ではない。
あれ?一人なのかな?
そう思って辺りを見渡してみるけど、使用人も、カルディアもいない。
「ねぇ、カルディアはいないの?」
そう聞いたら、シシーちゃんはうなずいた。
「シシー、一人」
使用人もいないのか……何をしているんだ?じゃあ、やっぱり私が面倒を見ていた方が良かったじゃないか!私達の仕事がなくなってしまうのでやめてくださいって言ってきたから、泣く泣くやめたというのに!
まったく、私がやった事なんて、着替えの手伝いや、水を持ってきたりとか、髪を結ったりとか、お風呂……こっちでいう、湯浴みの準備したりとか、それくらいだというのに!
……うん?それ以外なら何があるのかって?……さぁ?なんだろうね。探せば一個くらいあるんじゃないかな?
仕事を盗っていたつもりはないんだ。妹ちゃんの世話をするのが好きだったから、譲れなかっただけであって……うんうん、盗るつもりはなかった。本当だよ?
……誰に弁明しているんだろう、私。よし、話をそらそう。そういえば、妹ちゃんは何でここにいるのかな?
「何してたの?」
「……散歩」
部屋の中にいるのは暇だったのかな?最近は、時々外に出ている。
「一人だと危ないわよ」
「ねえさまも一人」
わ、私は良いのよ!屋敷の中だし、護身術も出来るし……でも、シシーちゃんはまるでビスクドールみたいで、可愛らしいから、誘拐の可能性とかもあるかもしれない。
……えっ?私?無いでしょ絶対。自分でも可愛げがないというのは自覚しているし、王子とは不仲説が出ているし、婚約者として誘拐される事もないと思うし、たとえ誘拐されたとしても、その誘拐犯を撃退出来るだろうし。
「じゃあ、一人同士一緒にいましょう?シシーの好きなお菓子もあるから」
「うん、行く」
ちょっと迷っていたけど、お菓子をぶら下げたら食いついた。子供らしく、シシーちゃんはお菓子が好き。
とりあえず、クッキーを一つ渡す。シシーちゃんは、両手でそのクッキーを掴んで食べる。可愛い……!これを写真に保存したい!カメラ……作ろうかな?インスタントカメラは、魔法を使えば何とか作れなくも……そして、無線機も欲しい。無線機……せめて、電話のようなものがあれば、学校に行っても、シシーちゃんと会話出来る。
パパさんに相談がいるな。ミシンはよかった。でも、カメラや無線機はダメだ。歴史が本格的に変わってしまう。パパさんは、父親である前に、公爵だから、正しい判断が出来るだろう。
そもそも、学校に行きたくないけど。私は貴族なんで、一応家庭教師というものもいる。教える事はないと言われて今はマナーの先生とかしかいないけどね!
あっ、別に特待生の頭脳で天才児になった訳ではありませんよ?前世の記憶が戻る前から家庭教師がおり、日本でいう土日も勉強だったので、終わっているだけでございます。
ちなみに、この世界に月曜日、火曜日のような概念はございません。この世界は精霊という概念があり、それを当てはめている訳です。
その日は、その精霊の力が強くなるそうです。精霊は6種類。光、闇、火、水、風、土でございます。そして、日本でいう土曜日は無の日と言って、どの精霊も強くありません。なので、テストなどはこの日に行うそうですよ。
さて、この話は置いておいて、使用人棟に向かうとしましょう。
そして、シシーちゃんを連れて使用人棟に入った。
……ちょっと、気配を消して近づいてみようかな?妹ちゃんも、失礼かもしれないけど、影が薄いし。私は気づくけどね!
ほんのいたずら心だった。驚かないかな?っていう子供らしい理由。
今は、使用人達はご飯を食べているころのはず。だから、食堂にいるだろう。ちなみに、男性と女性である程度は分かれているらしい。部屋は同じだけどね。使用人の数が多いから、食堂も広い。だから、端からだったら向かい側は見えないくらい。
ちなみに、食堂は騎士も一緒の場所らしい。
「静かに行こうか」
「……?……うん」
なぜそんな事をするのか分からないという顔をしている。そんな顔も可愛い……!
少し近づくと、中から少しざわめきが聞こえる。風魔法【集音】で音を拾ってみようかな?
ついでに、【身体強化】で聴力もあげてみる。身体強化は、身体能力だけでなく、五感もアップするんですよ、便利ですよね。
シシーちゃんと一緒にそこで立ち止まった。シシーちゃんは何で止まったのか分からないみたいだけど。
さーて、何の話をしてるのかなぁ~……
これでお米も手に入れば、卵かけご飯……は出来ないなぁ。知ってるか分からないけど、生卵を食べるのって日本人だけなんですって。いや、正確には、衛生管理が徹底しているから、生で食べられるのは日本だけらしい。もしかしたら、他にも二、三国くらいはあるかもしれないけど。
そんな訳なので、卵は加熱しないとダメだろうなぁ……美味しい料理もろくに無いような所で、衛生面が良いとは思えないしね。
本邸から渡り廊下を通って、使用人棟に向かう途中で、シシーちゃんを見かけた。
「シシー!」
シシーちゃんがこっちを向いて、走ってきた。
「……ねえさま」
可愛い……!他の人よりも声が小さい感じだけど、それが聞き取れない私ではない。
あれ?一人なのかな?
そう思って辺りを見渡してみるけど、使用人も、カルディアもいない。
「ねぇ、カルディアはいないの?」
そう聞いたら、シシーちゃんはうなずいた。
「シシー、一人」
使用人もいないのか……何をしているんだ?じゃあ、やっぱり私が面倒を見ていた方が良かったじゃないか!私達の仕事がなくなってしまうのでやめてくださいって言ってきたから、泣く泣くやめたというのに!
まったく、私がやった事なんて、着替えの手伝いや、水を持ってきたりとか、髪を結ったりとか、お風呂……こっちでいう、湯浴みの準備したりとか、それくらいだというのに!
……うん?それ以外なら何があるのかって?……さぁ?なんだろうね。探せば一個くらいあるんじゃないかな?
仕事を盗っていたつもりはないんだ。妹ちゃんの世話をするのが好きだったから、譲れなかっただけであって……うんうん、盗るつもりはなかった。本当だよ?
……誰に弁明しているんだろう、私。よし、話をそらそう。そういえば、妹ちゃんは何でここにいるのかな?
「何してたの?」
「……散歩」
部屋の中にいるのは暇だったのかな?最近は、時々外に出ている。
「一人だと危ないわよ」
「ねえさまも一人」
わ、私は良いのよ!屋敷の中だし、護身術も出来るし……でも、シシーちゃんはまるでビスクドールみたいで、可愛らしいから、誘拐の可能性とかもあるかもしれない。
……えっ?私?無いでしょ絶対。自分でも可愛げがないというのは自覚しているし、王子とは不仲説が出ているし、婚約者として誘拐される事もないと思うし、たとえ誘拐されたとしても、その誘拐犯を撃退出来るだろうし。
「じゃあ、一人同士一緒にいましょう?シシーの好きなお菓子もあるから」
「うん、行く」
ちょっと迷っていたけど、お菓子をぶら下げたら食いついた。子供らしく、シシーちゃんはお菓子が好き。
とりあえず、クッキーを一つ渡す。シシーちゃんは、両手でそのクッキーを掴んで食べる。可愛い……!これを写真に保存したい!カメラ……作ろうかな?インスタントカメラは、魔法を使えば何とか作れなくも……そして、無線機も欲しい。無線機……せめて、電話のようなものがあれば、学校に行っても、シシーちゃんと会話出来る。
パパさんに相談がいるな。ミシンはよかった。でも、カメラや無線機はダメだ。歴史が本格的に変わってしまう。パパさんは、父親である前に、公爵だから、正しい判断が出来るだろう。
そもそも、学校に行きたくないけど。私は貴族なんで、一応家庭教師というものもいる。教える事はないと言われて今はマナーの先生とかしかいないけどね!
あっ、別に特待生の頭脳で天才児になった訳ではありませんよ?前世の記憶が戻る前から家庭教師がおり、日本でいう土日も勉強だったので、終わっているだけでございます。
ちなみに、この世界に月曜日、火曜日のような概念はございません。この世界は精霊という概念があり、それを当てはめている訳です。
その日は、その精霊の力が強くなるそうです。精霊は6種類。光、闇、火、水、風、土でございます。そして、日本でいう土曜日は無の日と言って、どの精霊も強くありません。なので、テストなどはこの日に行うそうですよ。
さて、この話は置いておいて、使用人棟に向かうとしましょう。
そして、シシーちゃんを連れて使用人棟に入った。
……ちょっと、気配を消して近づいてみようかな?妹ちゃんも、失礼かもしれないけど、影が薄いし。私は気づくけどね!
ほんのいたずら心だった。驚かないかな?っていう子供らしい理由。
今は、使用人達はご飯を食べているころのはず。だから、食堂にいるだろう。ちなみに、男性と女性である程度は分かれているらしい。部屋は同じだけどね。使用人の数が多いから、食堂も広い。だから、端からだったら向かい側は見えないくらい。
ちなみに、食堂は騎士も一緒の場所らしい。
「静かに行こうか」
「……?……うん」
なぜそんな事をするのか分からないという顔をしている。そんな顔も可愛い……!
少し近づくと、中から少しざわめきが聞こえる。風魔法【集音】で音を拾ってみようかな?
ついでに、【身体強化】で聴力もあげてみる。身体強化は、身体能力だけでなく、五感もアップするんですよ、便利ですよね。
シシーちゃんと一緒にそこで立ち止まった。シシーちゃんは何で止まったのか分からないみたいだけど。
さーて、何の話をしてるのかなぁ~……
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