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校外学習③
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僕達は 午前中の予定を終え チェックを受ける為 駅へと向かっていた
「ねぇ~ 時間少し早いけど 先生居るかなぁ~」
リーダーが 振り向きながら そう言った
駅が見えて来ると 榊先生と4組の村上先生が 並んで楽しげに 話をしている様子が見えた
「榊先生~」
リーダーと須藤さんは 走り出し 先生のもとへ 僕達も 走り出した
榊先生は 僕達に手を振って
榊先生は隣に居る 村上先生の手を 押し下げていた
「俺の生徒だ」
「いいじゃねぇ~か 知らない生徒じゃねぇ~んだから」
僕達は 先生の前へ
「先生 何やってんの?」
須藤さんが 2人の先生を見て言った
「なんだ 美咲も居たのかぁ~ 小さくて見えなかったよ」
村上先生が 笑いながらそう言った
「先生 ひど~い」
須藤さんが ふくれた
「悪い 悪い・・・ ウソだよ 冗談だ」
村上先生は 須藤さんに手を合わせ 笑っていた
村上先生も榊先生と同じ 女子バスケットボール部の顧問をしている
「おっ 高橋も一緒だったのかぁ~」
村上先生は 僕と目が合い 話かけてくれた 村上先生は 僕が 1年生の時の担任の先生だ
「あっ はい」
「村上・・・ 悠が 困ってんだろう・・・ 俺の生徒に ちょっかいを出すなよ」
村上先生の後ろから 榊先生の声がした
「高橋は 1年の時の担任だぞ 俺は・・・」
村上先生は 振り返って そう言った
「あぁ~もう 村上 うるさい・・・ 全員 揃ってるから 行っていいぞ・・・」
榊先生は 村上先生の前へ
リーダーは榊先生から プリントを受け取った
「ねぇ~ 榊先生 うちのクラス来てる?」
「あぁ~ さっき 隆と正臣の班が チェックをしに来たぞ まだ その辺に居るんじゃないか?」
「そっか ありがとう 先生」
「気を付けて行けよ」
リーダーと須藤さんは 先生に軽く手をあげた
僕は 先生の言葉に ドキドキしてしまった
(榎本が近くに居る・・・ どうしよう・・・)
僕達は また リーダーと須藤さんを先頭に 歩き出した
「ねぇ~ リーダー 須藤さん 榊先生と村上先生って 部活でもあんな感じなの?」
田所君が 聞いていた
リーダーと須藤さんは 振り返った
「そうだよね・・・ 私達が アップしている時に ゴールがあいていると どっちが キレイなシュートを決められるか 勝負してるよよく ふざけながら・・・」
「あの2人 大学が同じで その頃から 変わってないんじゃない」
「2人で 盛り上がっちゃって・・・ うるさい時とかあって よく 部長に怒られてるよね」
「ホント どっちが生徒なんだかねぇ~」
「ふざけすぎなんだよねぇ~」
「ホント それ」
そう言って リーダーと須藤さんは 楽しそうに笑っていた
「ねぇ~ あれって 大塚達の班じゃない?」
リーダーが指をさして そう言った
僕の心臓が 飛び跳ねた
リーダーが 大きな声を出し 手を振った
榎本達の班が こっちへ来るのが見えて 僕は 田所君の後ろへと隠れた
(マジか・・・ 悠の班・・・ 着いたとたん 悠に会えるとか・・・ 俺 めっちゃ ついてる・・・)
俺は 班のみんなと移動し 悠の姿を探した
「やっと 会えたよ」
「えっ 何で?」
「私達 誰とも会えてなかったから」
「俺達 今 ここに着いたてさぁ~ これから回るんだ」
リーダーと大塚君が 話をしていた
「悠」
僕の肩に手を置かれ 僕の後ろから 榎本の声が聞こえた
僕は 振り返ると 榎本の顔が すぐ近くにあった
「悠は もう どこか回って来たの?」
「うん 回って来た」
「そっか・・・」
大塚君の大きな声が聞こえた
「正臣 時間ねぇ~から 行くぞ」
榎本は 大塚君に軽く 手をあげた
「それじゃ~な 悠」
そう言って 僕の肩から 榎本の手が離れ 榎本は走って行ってしまった
(榎本の触れた 僕の肩が 熱い・・・ 不思議と榎本とは 普通に話が出来た・・・ この気持ちは なんだろう・・・)
僕は 榎本の後ろ姿を追い 榎本から 目を離す事が出来なかった
(ヤベ~ 悠と近くで話せた・・・ 悠の目が キラキラしてたなぁ~ やっぱ かわいい・・・ あんなに近くで 話が出来たのって あの日以来だ 俺 変じゃなかったよなぁ~ 大丈夫だったよなぁ~ ヤベ~ めっちゃ 嬉しい・・・)
「正臣 何やってんだよ・・・ 急ぐぞ」
「あぁ~」
俺は 班のみんなと合流した
「高橋君 高橋君ってばぁ~」
リーダーの声がして 僕は 振り向いた
「高橋君 どうしたの 大丈夫? 榎本に なんか変な事 言われたの?」
リーダーは 榎本の方を向いて そう言った
僕は リーダーに首を振った
「そう それならいいんだけど・・・ みんなもう 向こうに行っちゃったよ」
リーダーが指をさすと 班のみんなは 信号を渡り 僕を待っていた
「あっ ごめん」
僕とリーダーは 走り出した
(僕は 何をやってるんだ・・・ 班のみんなに迷惑をかけて・・・)
僕は 走りながら 反省し 班のみんなに謝った
僕達は お昼ご飯を食べる場所を 探していた
「ここかなぁ~?」
リーダーが 階段を見上げていた
「ねぇ~ 楓 この上に何があるの?」
「多分 ここ みんな~ 間違ってたら ごめんね」
そう言って リーダーが階段を上り始めた
「やっぱり ここだった みんなここで お弁当食べよう」
階段を上りきると 芝生が広がる 広場があった
「うわ~ 何ここ 楓 来た事あるの?」
「ないよ 兄ちゃんが教えてくれた」
「え~ リーダー お兄ちゃんが居るんだ」
田所君が 驚いた様子で リーダーに聞いていた
僕も 驚いた
「うん 頼りにならない 兄ちゃんだけどね」
「え~ そんな事ないよ~ 楓のお兄ちゃん 凄く優しくて 何で教えてくれし 背も高いし カッコいいよ」
「ホント あの背だけは いいよね リバウンド取れる」
「だから・・・ 背だけじゃ~ないじゃん 楓のお兄ちゃん」
リーダーと須藤さんは また 楽しそうに話をしていた
「この辺で 食べよう」
リーダーの声で みんなが 荷物をおろした
「こんな所があるなんて 知らなかった」
須藤さんの声に みんながうなづいた
親子連れが ボールをコロコロ転がして 遊んでいたり 老夫婦が ベンチに座っていたり ゆっくりと時間すぎていく様な ステキな場所だった
みんながお弁当を 食べ始め 僕は 自由帳を取り出し 間違いがないか 確認していた
「高橋君 ちょっとそれ見せて」
リーダーに言われ 僕は リーダーに自由帳を渡した
「ねぇ~ みんな見て~」
リーダーが 真ん中に 自由帳を置いた
「凄い~ この絵 高橋君が書いたの?」
みんなが 僕の顔を見た
僕は 首を振った
「違うよ 田所君だよ」
今度は みんな田所君を見た
「あぁ~ それ 下書きだから あんまり見ないで 学校では ちゃんと書くから・・・」
「えっ これが下書きなの 凄い~」
須藤さんの言葉に みんながうなづいた
みんながお弁当を食べ終え 歩き出す
次に行く所は みんなが行きたがっていた 五重塔
リーダーと須藤さんは 地図を見ながら すれ違う人に道を聞き 僕達は やっと目的地にたどり着いた
「やっと 着いたね」
リーダーの言葉に みんながうなづいた
「ここは 来るべきだよ」
田所君が 五重塔を見上げながら そう言った
「そうだね・・・ 私もそう思うよ」
リーダーも 五重塔を見上げながら そう言った
僕も みんなも 五重塔を見上げていた
「どうする? ここは みんな自由に見て回る」
「そうだね・・・ いいんじゃない」
僕達の班は みんな思い思いに 見て回る事になった
僕は 正面にある 立て札を見つけた
「高橋君 一緒に居てもいいかなぁ~」
「あっ 田所君 うん いいよ・・・ ちょっと待っててね いま 書いちゃうね」
僕は 自由帳を取り出した
僕は書き終わり 田所君を探した
田所君は 僕に手を振り 走って来た
「高橋君書けた・・・ あっちで いいアングル 見つけたんだよ」
田所君は 嬉しそうにそう言った
(本当に 田所君は 絵を描く事が 好きなんだなぁ~)
僕は 田所君に自由帳を渡し 僕も ゆっくりと五重塔を見て回った
班のみんなが集合し 僕達は 次の目的地へ
その間も 五重塔の話でもちきりだった
「ねぇ~ みんなどうしよう・・・」
リーダーが振り返った
「このままだと 全部回れない・・・ 思っていたよりも 遠かった」
「俺は 満足してる このまま帰ってもいいくらいだよ」
田所君が 言い切った
「みんなは どうしたい? 行けるとしたら 駅の近くの場所なら 何とか行けるけど・・・」
「そうだね・・・ せっかく来たんだし 最後はそこで閉めよう」
須藤さんの意見に みんなが賛成した
僕達は 時間を気にしつつ 最後の場所を見て回った
「みんな 時間」
リーダーの言葉に 僕達は走って駅へ向かった
「先生・・・」
僕達は 先生の前へ みんな息を切らしていた
「楓・・・ 全員 揃っているなぁ~ トラブルもなく良かった・・・」
「先生・・・ 私達が最後?」
リーダーが 先生に聞いていた
「あぁ~ うちのクラスは 優秀な生徒ばっかりだからなぁ~」
榊先生は 村上先生に向かって そう言った
「4組は まだなんだ」
榊先生は 口元に手をあて 小さな声でそう言った
「みんな 気を付けて 帰ってくれ・・・」
「うん 先生 バイバイ」
須藤さんは 榊先生に 手を振った
「先生・・・ さよなら」
僕達の校外学習は 終わった
(もう みんな帰ったんだ・・・ 榎本と普通に話せた 教室でも あんなふうに話せるかなぁ~)
(つづく)
「ねぇ~ 時間少し早いけど 先生居るかなぁ~」
リーダーが 振り向きながら そう言った
駅が見えて来ると 榊先生と4組の村上先生が 並んで楽しげに 話をしている様子が見えた
「榊先生~」
リーダーと須藤さんは 走り出し 先生のもとへ 僕達も 走り出した
榊先生は 僕達に手を振って
榊先生は隣に居る 村上先生の手を 押し下げていた
「俺の生徒だ」
「いいじゃねぇ~か 知らない生徒じゃねぇ~んだから」
僕達は 先生の前へ
「先生 何やってんの?」
須藤さんが 2人の先生を見て言った
「なんだ 美咲も居たのかぁ~ 小さくて見えなかったよ」
村上先生が 笑いながらそう言った
「先生 ひど~い」
須藤さんが ふくれた
「悪い 悪い・・・ ウソだよ 冗談だ」
村上先生は 須藤さんに手を合わせ 笑っていた
村上先生も榊先生と同じ 女子バスケットボール部の顧問をしている
「おっ 高橋も一緒だったのかぁ~」
村上先生は 僕と目が合い 話かけてくれた 村上先生は 僕が 1年生の時の担任の先生だ
「あっ はい」
「村上・・・ 悠が 困ってんだろう・・・ 俺の生徒に ちょっかいを出すなよ」
村上先生の後ろから 榊先生の声がした
「高橋は 1年の時の担任だぞ 俺は・・・」
村上先生は 振り返って そう言った
「あぁ~もう 村上 うるさい・・・ 全員 揃ってるから 行っていいぞ・・・」
榊先生は 村上先生の前へ
リーダーは榊先生から プリントを受け取った
「ねぇ~ 榊先生 うちのクラス来てる?」
「あぁ~ さっき 隆と正臣の班が チェックをしに来たぞ まだ その辺に居るんじゃないか?」
「そっか ありがとう 先生」
「気を付けて行けよ」
リーダーと須藤さんは 先生に軽く手をあげた
僕は 先生の言葉に ドキドキしてしまった
(榎本が近くに居る・・・ どうしよう・・・)
僕達は また リーダーと須藤さんを先頭に 歩き出した
「ねぇ~ リーダー 須藤さん 榊先生と村上先生って 部活でもあんな感じなの?」
田所君が 聞いていた
リーダーと須藤さんは 振り返った
「そうだよね・・・ 私達が アップしている時に ゴールがあいていると どっちが キレイなシュートを決められるか 勝負してるよよく ふざけながら・・・」
「あの2人 大学が同じで その頃から 変わってないんじゃない」
「2人で 盛り上がっちゃって・・・ うるさい時とかあって よく 部長に怒られてるよね」
「ホント どっちが生徒なんだかねぇ~」
「ふざけすぎなんだよねぇ~」
「ホント それ」
そう言って リーダーと須藤さんは 楽しそうに笑っていた
「ねぇ~ あれって 大塚達の班じゃない?」
リーダーが指をさして そう言った
僕の心臓が 飛び跳ねた
リーダーが 大きな声を出し 手を振った
榎本達の班が こっちへ来るのが見えて 僕は 田所君の後ろへと隠れた
(マジか・・・ 悠の班・・・ 着いたとたん 悠に会えるとか・・・ 俺 めっちゃ ついてる・・・)
俺は 班のみんなと移動し 悠の姿を探した
「やっと 会えたよ」
「えっ 何で?」
「私達 誰とも会えてなかったから」
「俺達 今 ここに着いたてさぁ~ これから回るんだ」
リーダーと大塚君が 話をしていた
「悠」
僕の肩に手を置かれ 僕の後ろから 榎本の声が聞こえた
僕は 振り返ると 榎本の顔が すぐ近くにあった
「悠は もう どこか回って来たの?」
「うん 回って来た」
「そっか・・・」
大塚君の大きな声が聞こえた
「正臣 時間ねぇ~から 行くぞ」
榎本は 大塚君に軽く 手をあげた
「それじゃ~な 悠」
そう言って 僕の肩から 榎本の手が離れ 榎本は走って行ってしまった
(榎本の触れた 僕の肩が 熱い・・・ 不思議と榎本とは 普通に話が出来た・・・ この気持ちは なんだろう・・・)
僕は 榎本の後ろ姿を追い 榎本から 目を離す事が出来なかった
(ヤベ~ 悠と近くで話せた・・・ 悠の目が キラキラしてたなぁ~ やっぱ かわいい・・・ あんなに近くで 話が出来たのって あの日以来だ 俺 変じゃなかったよなぁ~ 大丈夫だったよなぁ~ ヤベ~ めっちゃ 嬉しい・・・)
「正臣 何やってんだよ・・・ 急ぐぞ」
「あぁ~」
俺は 班のみんなと合流した
「高橋君 高橋君ってばぁ~」
リーダーの声がして 僕は 振り向いた
「高橋君 どうしたの 大丈夫? 榎本に なんか変な事 言われたの?」
リーダーは 榎本の方を向いて そう言った
僕は リーダーに首を振った
「そう それならいいんだけど・・・ みんなもう 向こうに行っちゃったよ」
リーダーが指をさすと 班のみんなは 信号を渡り 僕を待っていた
「あっ ごめん」
僕とリーダーは 走り出した
(僕は 何をやってるんだ・・・ 班のみんなに迷惑をかけて・・・)
僕は 走りながら 反省し 班のみんなに謝った
僕達は お昼ご飯を食べる場所を 探していた
「ここかなぁ~?」
リーダーが 階段を見上げていた
「ねぇ~ 楓 この上に何があるの?」
「多分 ここ みんな~ 間違ってたら ごめんね」
そう言って リーダーが階段を上り始めた
「やっぱり ここだった みんなここで お弁当食べよう」
階段を上りきると 芝生が広がる 広場があった
「うわ~ 何ここ 楓 来た事あるの?」
「ないよ 兄ちゃんが教えてくれた」
「え~ リーダー お兄ちゃんが居るんだ」
田所君が 驚いた様子で リーダーに聞いていた
僕も 驚いた
「うん 頼りにならない 兄ちゃんだけどね」
「え~ そんな事ないよ~ 楓のお兄ちゃん 凄く優しくて 何で教えてくれし 背も高いし カッコいいよ」
「ホント あの背だけは いいよね リバウンド取れる」
「だから・・・ 背だけじゃ~ないじゃん 楓のお兄ちゃん」
リーダーと須藤さんは また 楽しそうに話をしていた
「この辺で 食べよう」
リーダーの声で みんなが 荷物をおろした
「こんな所があるなんて 知らなかった」
須藤さんの声に みんながうなづいた
親子連れが ボールをコロコロ転がして 遊んでいたり 老夫婦が ベンチに座っていたり ゆっくりと時間すぎていく様な ステキな場所だった
みんながお弁当を 食べ始め 僕は 自由帳を取り出し 間違いがないか 確認していた
「高橋君 ちょっとそれ見せて」
リーダーに言われ 僕は リーダーに自由帳を渡した
「ねぇ~ みんな見て~」
リーダーが 真ん中に 自由帳を置いた
「凄い~ この絵 高橋君が書いたの?」
みんなが 僕の顔を見た
僕は 首を振った
「違うよ 田所君だよ」
今度は みんな田所君を見た
「あぁ~ それ 下書きだから あんまり見ないで 学校では ちゃんと書くから・・・」
「えっ これが下書きなの 凄い~」
須藤さんの言葉に みんながうなづいた
みんながお弁当を食べ終え 歩き出す
次に行く所は みんなが行きたがっていた 五重塔
リーダーと須藤さんは 地図を見ながら すれ違う人に道を聞き 僕達は やっと目的地にたどり着いた
「やっと 着いたね」
リーダーの言葉に みんながうなづいた
「ここは 来るべきだよ」
田所君が 五重塔を見上げながら そう言った
「そうだね・・・ 私もそう思うよ」
リーダーも 五重塔を見上げながら そう言った
僕も みんなも 五重塔を見上げていた
「どうする? ここは みんな自由に見て回る」
「そうだね・・・ いいんじゃない」
僕達の班は みんな思い思いに 見て回る事になった
僕は 正面にある 立て札を見つけた
「高橋君 一緒に居てもいいかなぁ~」
「あっ 田所君 うん いいよ・・・ ちょっと待っててね いま 書いちゃうね」
僕は 自由帳を取り出した
僕は書き終わり 田所君を探した
田所君は 僕に手を振り 走って来た
「高橋君書けた・・・ あっちで いいアングル 見つけたんだよ」
田所君は 嬉しそうにそう言った
(本当に 田所君は 絵を描く事が 好きなんだなぁ~)
僕は 田所君に自由帳を渡し 僕も ゆっくりと五重塔を見て回った
班のみんなが集合し 僕達は 次の目的地へ
その間も 五重塔の話でもちきりだった
「ねぇ~ みんなどうしよう・・・」
リーダーが振り返った
「このままだと 全部回れない・・・ 思っていたよりも 遠かった」
「俺は 満足してる このまま帰ってもいいくらいだよ」
田所君が 言い切った
「みんなは どうしたい? 行けるとしたら 駅の近くの場所なら 何とか行けるけど・・・」
「そうだね・・・ せっかく来たんだし 最後はそこで閉めよう」
須藤さんの意見に みんなが賛成した
僕達は 時間を気にしつつ 最後の場所を見て回った
「みんな 時間」
リーダーの言葉に 僕達は走って駅へ向かった
「先生・・・」
僕達は 先生の前へ みんな息を切らしていた
「楓・・・ 全員 揃っているなぁ~ トラブルもなく良かった・・・」
「先生・・・ 私達が最後?」
リーダーが 先生に聞いていた
「あぁ~ うちのクラスは 優秀な生徒ばっかりだからなぁ~」
榊先生は 村上先生に向かって そう言った
「4組は まだなんだ」
榊先生は 口元に手をあて 小さな声でそう言った
「みんな 気を付けて 帰ってくれ・・・」
「うん 先生 バイバイ」
須藤さんは 榊先生に 手を振った
「先生・・・ さよなら」
僕達の校外学習は 終わった
(もう みんな帰ったんだ・・・ 榎本と普通に話せた 教室でも あんなふうに話せるかなぁ~)
(つづく)
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