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アルバム①
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昨日 榎本から電話をもらい 今日は 久しぶりに榎本の家へ僕は行く
でも今日は 朝から雨が降っていた
僕は 窓を開け空を見上げていた
(やまないなぁ~ 雨)
雨は シトシトと降っていた
雨のおかげで あまり暑さは感じられなかった
僕は傘をさし 榎本の家へと向かった
(どうしよう・・・ 凄くドキドキしてる)
榎本の家に 近づくにつれ 僕の心臓は跳ね上がり 僕の身体が揺れていた
久しぶりの感覚に 僕は自分の胸を押さえた
(どうしよう・・・ もう 榎本のマンションの前まで着いたの・・・)
僕は 胸を押さえながら オートロックを操作した
すると榎本の声が 直ぐに聞こえてきた
「悠」
「うん 僕」
「今 開ける」
自動ドアが開き 僕は 階段で行こうか迷ったけど 雨も降っていたし 傘も持ってる 足元も濡れていたので 今日は エレベーターを使うことにした
(どうしよう・・・ まだドキドキしてる)
エレベーターが開き 僕が エレベーターを出ると 榎本が玄関の前で 待っていてくれた
「悠 待ってた」
(もうホントに 何度も玄関開けて 悠の姿探してた・・・ 悠の傘が見えて思わず 悠の名前 叫びだすところだった・・・)
榎本が 僕の方へと近づいて来た
「榎本」
(どうしよう・・・ 僕まだ 心の準備が 出来てないのに・・・)
「悠 どうした?」
僕は とっさに下を向いた
「久しぶり」
(榎本の笑顔に めまいがしそうだ)
(ヤベ~ 悠がかわいい)
「雨なのに悪いなぁ~」
俺は 自分を誤魔化す様に そう言った
僕は榎本の言葉に 顔を上げた
「えっぜんぜん そんな事ないよ」
(僕の心臓おさまって・・・)
榎本は僕の背中に手をそえて 玄関の前へ
「入ってくれ」
榎本が 玄関を開けてくれた
「お邪魔します」
(おばさんは 仕事なのかなぁ~)
榎本の部屋は クーラーがきいていて 涼しくなっていた
丸いテーブルには すでに麦茶が用意されていて
僕はいつもの様に 丸いテーブルの前に座った
「悠 疲れたろう飲んでくれ」
「うん ありがとう」
僕は 麦茶に手を伸ばした
(あぁ~ やっぱ我慢なんか出来ねぇ~)
「俺さぁ~ 悠に電話してから スゲードキドキしてたんだ」
僕は榎本の言葉に 麦茶をこぼしそうになり すぐにコップを置いた
「悠 大丈夫」
榎本は テッシュボックスを取り 僕の唇をふいてくれた
「榎本 大丈夫だから」
僕の手と榎本の手が触れ 僕は榎本に抱きしめられた
「悠・・・ 俺スゲー悠に会いたかった・・・ プールで悠が寝ちゃってさぁ~ 天使の様な悠の寝顔 アイツらに見られて・・・ 俺・・・ あぁ~そうだ 悠 大丈夫だったかぁ~」
榎本はそう言って 僕から離れた
(ちょっと待って・・・ 僕の心臓が・・・ 天使って何?)
僕は下を向き 大きく動く心臓の音を聞き 大きく息をはいた
(待って ちょっと待って・・・ 落ち着いて・・・)
「榎本 ありがとう・・・ 僕 榎本のおかげで泳げる様になったよ・・・ 榎本が僕を家まで 運んでくれたんでだってね」
「あぁ~ そんなのぜんぜんいいよ 悠軽いし それよりもスゲー悠 頑張って泳いでたからなぁ~」
(ホント悠は・・・ 俺も悠に カッコいいところを見せてぇ~)
榎本は僕の目を そらしてはくれない 逆に 僕が榎本の顔から 目をそらした
(榎本が近い・・・ このままじゃ~)
(悠・・・ なんかさっきから おかしくねぇ~か・・・ もしかして 俺に会うのが気まずかったとか・・・ そうかもしんねぇ~ 悠 無防備な姿 恥ずかしかったのかも・・・)
「悠 もしかして 俺に会いたくなかった」
僕は榎本の言葉に 顔を上げた
「榎本 違う そうじゃなくて・・・ 僕も榎本に会いたかったんだ・・・ でも 榎本は部活もあるし・・・ 僕も榎本と同じなんだ ここへ来る時もドキドキして 今も・・・」
榎本の手が僕の顔に伸び 榎本の顔が僕の近づいて 榎本の舌がスルスルと僕の舌を絡ませた
「悠・・・ 俺 嬉しいよ・・・ 俺 悠に連絡するの遅くなって・・・ 悠の事が心配だったけど 部活あって寝ちゃってたり 気付くと時間が遅かったり 全部言い訳になっちまうけど 俺スゲー悠の事・・・」
「うん わかってる・・・ あともう少しで夏休みが終わる・・・ そしたら榎本に会えると思っていたから・・・ 榎本から電話もらって 僕 凄く嬉しかったよ・・・ あっ僕 寝言って言ってなかった?」
「寝言?いいや~・・・ 悠 寝言言うの?」
「えっ わかんない」
「なんだ~ でも悠が何て言うのか 聞いてみてぇ~ きっとかわいいんだろうなぁ~」
「えっ嫌だ やめてよ~」
(あぁ~ やっぱ悠の笑顔はいいなぁ~)
榎本の顔が また 僕に近づき榎本の舌が 僕の舌を絡めた
(どうしよう・・・ 止められない僕・・・)
(悠がスゲー・・・ 舌絡めてくる このままだとヤベ~)
(榎本と離れたくない)
榎本がゆっくりと僕から離れ 僕は榎本の首に腕を回した
(ヤベ~ 止められなくなるところだった・・・ 悠がかわいい・・・ 俺の腕にすっぽり収まるところ・・・ 俺の耳元で苦しそうに 息を整えてるところ 悠の舌凄かったし もうこのまま悠を・・・)
僕は 榎本からゆっくりと離れた
「榎本ごめん・・・ 僕はまた・・・」
(僕 またやっちゃった・・・ 僕が榎本の事・・・)
「悠・・・ 悠が謝る様に事は 何もしてない・・・ 言ったろう 俺の事で悠が 悩んだり謝る事は何もないんだ・・・ 悠が謝るのなら 俺は悠に謝りっぱなしだ」
榎本の優しい笑顔に 僕はまた救われた
僕は榎本の首から ゆっくりと腕を離した
僕は 飲みかけの麦茶を飲み 自分を落ち着かせた
「あっ榎本 そう言えば 僕に見せたい物って何?」
「あっ そっか」
(その事で 悠を呼んだのに 悠の顔を見たら・・・ やっぱ俺 どうしようもなく 悠の事が好きなんだ)
俺は 本棚に手を伸ばし 悠にアルバムを渡した
「榎本これ もしかしてアルバム?」
「そうアルバム 母ちゃんが片付けしてて見つけたんだ・・・ 俺も あんま見た事ない」
「えっ そうなの?」
「どうせ見るなら 悠と一緒に見たいと思って・・・」
榎本は また優しい笑顔を僕に見せた
(ずっしりと重い・・・ きっとたくさんの思い出が 詰まってるんだろうなぁ~)
僕は 麦茶を少しずらし テーブルにアルバムを乗せ 僕の方へと傾けた すると 榎本が僕の隣に座った
榎本の腕が僕とふれて また 僕の心臓が大きく動いた
僕は 小さく息をはいた
「榎本 開くよ」
「あぁ~」
僕は ゆっくりとアルバムを開いた
榎本の赤ちゃんの写真が そこにはあった
「榎本 かわいい それに大きいねぇ~」
「そうかなぁ~」
「うん 大きいよ~」
その下に 生年月日
「榎本 8月6日」
「そう俺 夏生まれ」
「悠は?」
「僕 7月31日」
「えっ 悠も夏生まれだったの~ 俺 知らなかった」
「うんでも 僕 夏苦手・・・ 日焼けすると赤くなって痛いし・・・ 榎本みたいに黒くなった事 一度もないよ~ 保育園に居た頃は 誕生日にみんなから おめでとうって言ってくれてたけど 小学校に通う様になったら 夏休みの誕生日だから・・・ あっでも お母さんがケーキ屋さんで ケーキを買ってきてくれるのが嬉しかった」
「そっか じゃ~来年からは 一緒に誕生日祝いが出来るなぁ~」
榎本はそう言って 僕の顔を覗き込んだ
(来年から・・・ 榎本と・・・)
「つっ次 めくるよ」
「あぁ~ 悠のペースでいいから」
僕はまた 少しドキドキしてしまった
(つづく)
でも今日は 朝から雨が降っていた
僕は 窓を開け空を見上げていた
(やまないなぁ~ 雨)
雨は シトシトと降っていた
雨のおかげで あまり暑さは感じられなかった
僕は傘をさし 榎本の家へと向かった
(どうしよう・・・ 凄くドキドキしてる)
榎本の家に 近づくにつれ 僕の心臓は跳ね上がり 僕の身体が揺れていた
久しぶりの感覚に 僕は自分の胸を押さえた
(どうしよう・・・ もう 榎本のマンションの前まで着いたの・・・)
僕は 胸を押さえながら オートロックを操作した
すると榎本の声が 直ぐに聞こえてきた
「悠」
「うん 僕」
「今 開ける」
自動ドアが開き 僕は 階段で行こうか迷ったけど 雨も降っていたし 傘も持ってる 足元も濡れていたので 今日は エレベーターを使うことにした
(どうしよう・・・ まだドキドキしてる)
エレベーターが開き 僕が エレベーターを出ると 榎本が玄関の前で 待っていてくれた
「悠 待ってた」
(もうホントに 何度も玄関開けて 悠の姿探してた・・・ 悠の傘が見えて思わず 悠の名前 叫びだすところだった・・・)
榎本が 僕の方へと近づいて来た
「榎本」
(どうしよう・・・ 僕まだ 心の準備が 出来てないのに・・・)
「悠 どうした?」
僕は とっさに下を向いた
「久しぶり」
(榎本の笑顔に めまいがしそうだ)
(ヤベ~ 悠がかわいい)
「雨なのに悪いなぁ~」
俺は 自分を誤魔化す様に そう言った
僕は榎本の言葉に 顔を上げた
「えっぜんぜん そんな事ないよ」
(僕の心臓おさまって・・・)
榎本は僕の背中に手をそえて 玄関の前へ
「入ってくれ」
榎本が 玄関を開けてくれた
「お邪魔します」
(おばさんは 仕事なのかなぁ~)
榎本の部屋は クーラーがきいていて 涼しくなっていた
丸いテーブルには すでに麦茶が用意されていて
僕はいつもの様に 丸いテーブルの前に座った
「悠 疲れたろう飲んでくれ」
「うん ありがとう」
僕は 麦茶に手を伸ばした
(あぁ~ やっぱ我慢なんか出来ねぇ~)
「俺さぁ~ 悠に電話してから スゲードキドキしてたんだ」
僕は榎本の言葉に 麦茶をこぼしそうになり すぐにコップを置いた
「悠 大丈夫」
榎本は テッシュボックスを取り 僕の唇をふいてくれた
「榎本 大丈夫だから」
僕の手と榎本の手が触れ 僕は榎本に抱きしめられた
「悠・・・ 俺スゲー悠に会いたかった・・・ プールで悠が寝ちゃってさぁ~ 天使の様な悠の寝顔 アイツらに見られて・・・ 俺・・・ あぁ~そうだ 悠 大丈夫だったかぁ~」
榎本はそう言って 僕から離れた
(ちょっと待って・・・ 僕の心臓が・・・ 天使って何?)
僕は下を向き 大きく動く心臓の音を聞き 大きく息をはいた
(待って ちょっと待って・・・ 落ち着いて・・・)
「榎本 ありがとう・・・ 僕 榎本のおかげで泳げる様になったよ・・・ 榎本が僕を家まで 運んでくれたんでだってね」
「あぁ~ そんなのぜんぜんいいよ 悠軽いし それよりもスゲー悠 頑張って泳いでたからなぁ~」
(ホント悠は・・・ 俺も悠に カッコいいところを見せてぇ~)
榎本は僕の目を そらしてはくれない 逆に 僕が榎本の顔から 目をそらした
(榎本が近い・・・ このままじゃ~)
(悠・・・ なんかさっきから おかしくねぇ~か・・・ もしかして 俺に会うのが気まずかったとか・・・ そうかもしんねぇ~ 悠 無防備な姿 恥ずかしかったのかも・・・)
「悠 もしかして 俺に会いたくなかった」
僕は榎本の言葉に 顔を上げた
「榎本 違う そうじゃなくて・・・ 僕も榎本に会いたかったんだ・・・ でも 榎本は部活もあるし・・・ 僕も榎本と同じなんだ ここへ来る時もドキドキして 今も・・・」
榎本の手が僕の顔に伸び 榎本の顔が僕の近づいて 榎本の舌がスルスルと僕の舌を絡ませた
「悠・・・ 俺 嬉しいよ・・・ 俺 悠に連絡するの遅くなって・・・ 悠の事が心配だったけど 部活あって寝ちゃってたり 気付くと時間が遅かったり 全部言い訳になっちまうけど 俺スゲー悠の事・・・」
「うん わかってる・・・ あともう少しで夏休みが終わる・・・ そしたら榎本に会えると思っていたから・・・ 榎本から電話もらって 僕 凄く嬉しかったよ・・・ あっ僕 寝言って言ってなかった?」
「寝言?いいや~・・・ 悠 寝言言うの?」
「えっ わかんない」
「なんだ~ でも悠が何て言うのか 聞いてみてぇ~ きっとかわいいんだろうなぁ~」
「えっ嫌だ やめてよ~」
(あぁ~ やっぱ悠の笑顔はいいなぁ~)
榎本の顔が また 僕に近づき榎本の舌が 僕の舌を絡めた
(どうしよう・・・ 止められない僕・・・)
(悠がスゲー・・・ 舌絡めてくる このままだとヤベ~)
(榎本と離れたくない)
榎本がゆっくりと僕から離れ 僕は榎本の首に腕を回した
(ヤベ~ 止められなくなるところだった・・・ 悠がかわいい・・・ 俺の腕にすっぽり収まるところ・・・ 俺の耳元で苦しそうに 息を整えてるところ 悠の舌凄かったし もうこのまま悠を・・・)
僕は 榎本からゆっくりと離れた
「榎本ごめん・・・ 僕はまた・・・」
(僕 またやっちゃった・・・ 僕が榎本の事・・・)
「悠・・・ 悠が謝る様に事は 何もしてない・・・ 言ったろう 俺の事で悠が 悩んだり謝る事は何もないんだ・・・ 悠が謝るのなら 俺は悠に謝りっぱなしだ」
榎本の優しい笑顔に 僕はまた救われた
僕は榎本の首から ゆっくりと腕を離した
僕は 飲みかけの麦茶を飲み 自分を落ち着かせた
「あっ榎本 そう言えば 僕に見せたい物って何?」
「あっ そっか」
(その事で 悠を呼んだのに 悠の顔を見たら・・・ やっぱ俺 どうしようもなく 悠の事が好きなんだ)
俺は 本棚に手を伸ばし 悠にアルバムを渡した
「榎本これ もしかしてアルバム?」
「そうアルバム 母ちゃんが片付けしてて見つけたんだ・・・ 俺も あんま見た事ない」
「えっ そうなの?」
「どうせ見るなら 悠と一緒に見たいと思って・・・」
榎本は また優しい笑顔を僕に見せた
(ずっしりと重い・・・ きっとたくさんの思い出が 詰まってるんだろうなぁ~)
僕は 麦茶を少しずらし テーブルにアルバムを乗せ 僕の方へと傾けた すると 榎本が僕の隣に座った
榎本の腕が僕とふれて また 僕の心臓が大きく動いた
僕は 小さく息をはいた
「榎本 開くよ」
「あぁ~」
僕は ゆっくりとアルバムを開いた
榎本の赤ちゃんの写真が そこにはあった
「榎本 かわいい それに大きいねぇ~」
「そうかなぁ~」
「うん 大きいよ~」
その下に 生年月日
「榎本 8月6日」
「そう俺 夏生まれ」
「悠は?」
「僕 7月31日」
「えっ 悠も夏生まれだったの~ 俺 知らなかった」
「うんでも 僕 夏苦手・・・ 日焼けすると赤くなって痛いし・・・ 榎本みたいに黒くなった事 一度もないよ~ 保育園に居た頃は 誕生日にみんなから おめでとうって言ってくれてたけど 小学校に通う様になったら 夏休みの誕生日だから・・・ あっでも お母さんがケーキ屋さんで ケーキを買ってきてくれるのが嬉しかった」
「そっか じゃ~来年からは 一緒に誕生日祝いが出来るなぁ~」
榎本はそう言って 僕の顔を覗き込んだ
(来年から・・・ 榎本と・・・)
「つっ次 めくるよ」
「あぁ~ 悠のペースでいいから」
僕はまた 少しドキドキしてしまった
(つづく)
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