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入試
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3学期が始まり 僕のクラス特別進学クラスの教室は
2学期以上にピリピリとした雰囲気で
みんなの必死さが伝わって来るものがあった
僕の志望校がどこなのか 噂になっていたけれど
藤原君と吉田さんが 僕の事をいろいろかばってくれて 事なきを得ていた
2人に僕はとても感謝をしていた
どんな形であれ榎本の耳には まだ入れたくはなかったからだ
先生が教室へと入って来た
「みなさんいよいよ明日から入試本番です 受験票など忘れ物のない様に もし何か忘れ物をしてしまった時は どうか慌てず 高校の先生に助けを求めて下さい 今までやってきた事を全て出し切って来て下さい 以上です健闘を祈ります」
先生は教室を出て行った
明日からそれぞれの志望校へと みんなが向かう
いよいよ入試の始まり
「高橋君は明日?」
「うん」
僕は振り返り吉田さんに答えた
「榎本君は 今日も来ないのかなぁ~」
僕は吉田さんにうなずいた
(榎本とはお正月に会ったきりだ・・・ 明日は榎本に見つからない様にしないと・・・)
僕は夕飯を食べて部屋で本を読んでいた
すると電話が鳴った
「悠 榎本君から電話よ~」
(えっ榎本)
僕はお母さんの声にドキッとした
(もしかして榎本は 僕が西高校を受験する事を誰かから聞いたのかも・・・)
僕は部屋のドアを開け 恐る恐るお母さんから 受話器を受け取った
「もしもし」
「悠 俺明日が受験日なんだ そんでさぁ~俺がヘマしない様に 悠から元気貰おうと思って電話したんだ」
榎本の明るい声に僕はホッとしていた
(良かった 榎本にまだバレてない・・・)
「悠 何でもいいんだ頼むよ」
「うんわかった 榎本 必要な物は全部カバンに入れて 時間に余裕を持って明日は家を出よう 余計な事は考えず電車の景色を見ながら心を落ち着かせよう それから席に座ったらまず深呼吸をしよう 僕も一緒にするよ 榎本と一緒だよ 答案用紙が配られたら 丁寧に名前を書こう 大丈夫だよ榎本が全部解ける問題だから 慌てず問題に取りかかろう 榎本 僕も一緒に居るからね 榎本の近くに傍に居るからね」
(不思議だ・・・ あんなに不安だったのに 悠の言葉が俺に魔法をかけたみたいだ)
「悠ありがとう 俺頑張って来るな」
「うん 応援してる」
「じゃ~な おやすみ」
「うん おやすみ」
僕は受話器を置いた
(僕 榎本の役に立ったのかなぁ~ 榎本を勇気づける事が出来たのかなぁ~ もっと何か別な言い方をした方が良かったのかなぁ~ もう今さら何を考えてもしょうがない とにかく僕は明日榎本に絶対見つからなければそれでいい)
受験日 当日
「悠忘れ物ない大丈夫? はいお弁当」
僕は榎本に言った様に必要な物は全て カバンに入れていた
「うんお母さんありがとう いってきます」
「いってらっしゃい」
僕はマフラーを巻いて 顔を隠す様にマスクをして 早めに家を出た
(あぁ~ドキドキする 何かいけない事をしている様な そんな気分になる・・・)
駅へと向かって人が流れて行く
僕は離れた所から 榎本が来るのを待っていた
(もう榎本は電車に乗ったのかなぁ~ でもいくら何でも早過ぎるから それはないよね)
「あっ榎本だ」
僕はサラリーマンの後ろに隠れる様に 榎本のあとを追いかけた
(榎本がホームのどの位置に居るのか わからない)
僕は電車が来るまで 階段を少し降りた所で待つ事にした
電車が来ると僕は榎本の姿を確認して 電車に乗り込んだ
(榎本は落ち着いている様子だ・・・ 2つ目の駅だよね 改札口はどっちだろう・・・)
駅に着くと学生がたくさん下りて 僕は榎本に気づかれず改札口を出る事が出来た
榎本は振り返る様子もなく 真っ直ぐ高校へと向かって行った
信号が点滅し 榎本は小走りで渡って行った
(良かった・・・ これで榎本と鉢合わせする事は無くなった あとは教室だ もし榎本と同じ教室だったらどうしよう・・・)
僕は信号を渡り西高校の門をくぐった
学校へ着くと先生方が立っていて 受験番号と矢印が書いてあり 僕はカバンから受験票を出した
(榎本の受験番号はいくつだったんだろう・・・)
僕は矢印に従って教室へ
榎本の姿が無い事にホッとしていた
俺は受験票を手に教室へ
受験票を机に置いて席に座った
(何かスゲー落ち着いてる 悠の言葉が心地良く俺の身体の隅々まで 本当に悠に魔法をかけられたみたいなんだよなぁ~)
俺は悠に言われた通りに深呼吸をしていた
(さぁ~かかってこい どんな問題でも解いてやる)
同じ制服の人が多く 西高校の近くに中学校がある事を思い出した
(藤山中からはどのくらいの受験生が居るんだろう・・・ 榎本の事ばかりが気がかりで ちっとも気にもしてなかった もし休み時間とかに榎本の耳に入ったら もう少し僕は慎重に動くべきだったのかもしれない)
時間になり先生が教室へと入って来た
「皆さん おはようございます 我が西高校へようこそ 私が試験が終わるまでこのクラスを担当します よろしくお願いします 皆さんは今凄く緊張していると思います いつもの力を発揮する為に皆さん両手を上げて・・・」
教室の生徒がみんな両手を上げた
「ではおろして下さい・・・ 肩の力が抜けたと思います ではテストを配ります筆記用具を出して下さい」
先生は机に何も無いかを確かめる様に 1人1人にテストを配っていた
「時間はたっぷりあります 名前や受験番号をしっかりと書いて下さい 時間までまだ少しありますね深呼吸をするのもいいでしょう」
先生はそう言ってゆっくりと前に進み僕達を見渡していた
先生が腕時計を見た
「では皆さん 始めて下さい」
先生の言葉で 一斉にテストをめくる音がした
榎本の事を気にしつつ 僕は休み時間も 1人静かに持って来た本を読み お弁当も1人で食べた
榎本がこの学校に居て 一緒にテストを受けていると思うだけで 僕は嬉しくなっていた
試験が終わり 教室に居た生徒が帰りはじめた
(榎本がどの教室なのかわからない 今むやみにこの教室を出る事は出来ない)
僕はみんなが帰り 教室が静かになるのを待っていた
(やっと終わった・・・)
俺は腕を上にあげて身体を伸ばした
(悠が言ってた通り 全部書けた わかんねぇ~問題も無かった 合ってるかどうかは別として俺はやり切った 悠に言いてぇ~ 悠に会いてぇ~ 声だけでも聞きてぇ~ 今日電話してもへ~きかなぁ~)
俺はそう思いながら西高校を出た
「正臣」
後ろから声をかけられた
「正臣も西高校受験してたんだ・・・」
コイツは中学から一緒で サッカー部のキーパー杉山正俊(すぎやま まさと)
「えっ正俊も一緒だったんだ・・・」
「近いしなぁ~ 合格したらまたよろしくなぁ~正臣」
「あぁ~まためっちゃぶちぬいてやるよ」
「お手柔らかに頼むぜホントに・・・」
「嫌なこった」
俺達は笑っていた
「なぁ~話違うんだけど 高橋ってここ受験してんのか?」
「高橋って悠の事? 学年トップの成績の悠が西高とか有り得ねぇ~だろう・・・」
「そうだよなぁ~ 朝似てる人を見かけてさぁ~ いや~チラッと見ただけだからわかんねぇ~けど・・・」
(悠に似てた・・・ いやいや悠の方がかわいいに決まってんだろう)
正俊と話しながら 俺は家へと帰った
俺は早速悠の家へ電話をかけた
(悠の声少しでいいんだ 頼む悠が出てくれ・・・)
「高橋さんのお宅ですか?」
「榎本?」
僕が受話器を取ると榎本の声がした
「悠 良かった悠が出て・・・ 俺 悠のおかげでテスト全部書けたよ 全部解る問題だった」
「そう~だったんだね 良かったね榎本・・・」
(あとは結果を待つだけだから 今榎本に言ってもいいよね大丈夫だよね)
「榎本僕ね・・・」
「悠はこれからなんだろう頑張れよ まぁ~悠の事だから心配はしねぇ~けど じゃ~それだけだから」
電話が切れてしまった
(また榎本に言えなかった・・・ でももういつでも言えるんだ・・・)
僕はそう思いながら自分の部屋へと戻った
(あぁ~悠の声聞けて良かった・・・ 悠ならどの高校を受験しても大丈夫だろう 俺が言ってやれる言葉なんか何もねぇ~よなぁ~)
俺はそう思いながらベッドに入った
(つづく)
2学期以上にピリピリとした雰囲気で
みんなの必死さが伝わって来るものがあった
僕の志望校がどこなのか 噂になっていたけれど
藤原君と吉田さんが 僕の事をいろいろかばってくれて 事なきを得ていた
2人に僕はとても感謝をしていた
どんな形であれ榎本の耳には まだ入れたくはなかったからだ
先生が教室へと入って来た
「みなさんいよいよ明日から入試本番です 受験票など忘れ物のない様に もし何か忘れ物をしてしまった時は どうか慌てず 高校の先生に助けを求めて下さい 今までやってきた事を全て出し切って来て下さい 以上です健闘を祈ります」
先生は教室を出て行った
明日からそれぞれの志望校へと みんなが向かう
いよいよ入試の始まり
「高橋君は明日?」
「うん」
僕は振り返り吉田さんに答えた
「榎本君は 今日も来ないのかなぁ~」
僕は吉田さんにうなずいた
(榎本とはお正月に会ったきりだ・・・ 明日は榎本に見つからない様にしないと・・・)
僕は夕飯を食べて部屋で本を読んでいた
すると電話が鳴った
「悠 榎本君から電話よ~」
(えっ榎本)
僕はお母さんの声にドキッとした
(もしかして榎本は 僕が西高校を受験する事を誰かから聞いたのかも・・・)
僕は部屋のドアを開け 恐る恐るお母さんから 受話器を受け取った
「もしもし」
「悠 俺明日が受験日なんだ そんでさぁ~俺がヘマしない様に 悠から元気貰おうと思って電話したんだ」
榎本の明るい声に僕はホッとしていた
(良かった 榎本にまだバレてない・・・)
「悠 何でもいいんだ頼むよ」
「うんわかった 榎本 必要な物は全部カバンに入れて 時間に余裕を持って明日は家を出よう 余計な事は考えず電車の景色を見ながら心を落ち着かせよう それから席に座ったらまず深呼吸をしよう 僕も一緒にするよ 榎本と一緒だよ 答案用紙が配られたら 丁寧に名前を書こう 大丈夫だよ榎本が全部解ける問題だから 慌てず問題に取りかかろう 榎本 僕も一緒に居るからね 榎本の近くに傍に居るからね」
(不思議だ・・・ あんなに不安だったのに 悠の言葉が俺に魔法をかけたみたいだ)
「悠ありがとう 俺頑張って来るな」
「うん 応援してる」
「じゃ~な おやすみ」
「うん おやすみ」
僕は受話器を置いた
(僕 榎本の役に立ったのかなぁ~ 榎本を勇気づける事が出来たのかなぁ~ もっと何か別な言い方をした方が良かったのかなぁ~ もう今さら何を考えてもしょうがない とにかく僕は明日榎本に絶対見つからなければそれでいい)
受験日 当日
「悠忘れ物ない大丈夫? はいお弁当」
僕は榎本に言った様に必要な物は全て カバンに入れていた
「うんお母さんありがとう いってきます」
「いってらっしゃい」
僕はマフラーを巻いて 顔を隠す様にマスクをして 早めに家を出た
(あぁ~ドキドキする 何かいけない事をしている様な そんな気分になる・・・)
駅へと向かって人が流れて行く
僕は離れた所から 榎本が来るのを待っていた
(もう榎本は電車に乗ったのかなぁ~ でもいくら何でも早過ぎるから それはないよね)
「あっ榎本だ」
僕はサラリーマンの後ろに隠れる様に 榎本のあとを追いかけた
(榎本がホームのどの位置に居るのか わからない)
僕は電車が来るまで 階段を少し降りた所で待つ事にした
電車が来ると僕は榎本の姿を確認して 電車に乗り込んだ
(榎本は落ち着いている様子だ・・・ 2つ目の駅だよね 改札口はどっちだろう・・・)
駅に着くと学生がたくさん下りて 僕は榎本に気づかれず改札口を出る事が出来た
榎本は振り返る様子もなく 真っ直ぐ高校へと向かって行った
信号が点滅し 榎本は小走りで渡って行った
(良かった・・・ これで榎本と鉢合わせする事は無くなった あとは教室だ もし榎本と同じ教室だったらどうしよう・・・)
僕は信号を渡り西高校の門をくぐった
学校へ着くと先生方が立っていて 受験番号と矢印が書いてあり 僕はカバンから受験票を出した
(榎本の受験番号はいくつだったんだろう・・・)
僕は矢印に従って教室へ
榎本の姿が無い事にホッとしていた
俺は受験票を手に教室へ
受験票を机に置いて席に座った
(何かスゲー落ち着いてる 悠の言葉が心地良く俺の身体の隅々まで 本当に悠に魔法をかけられたみたいなんだよなぁ~)
俺は悠に言われた通りに深呼吸をしていた
(さぁ~かかってこい どんな問題でも解いてやる)
同じ制服の人が多く 西高校の近くに中学校がある事を思い出した
(藤山中からはどのくらいの受験生が居るんだろう・・・ 榎本の事ばかりが気がかりで ちっとも気にもしてなかった もし休み時間とかに榎本の耳に入ったら もう少し僕は慎重に動くべきだったのかもしれない)
時間になり先生が教室へと入って来た
「皆さん おはようございます 我が西高校へようこそ 私が試験が終わるまでこのクラスを担当します よろしくお願いします 皆さんは今凄く緊張していると思います いつもの力を発揮する為に皆さん両手を上げて・・・」
教室の生徒がみんな両手を上げた
「ではおろして下さい・・・ 肩の力が抜けたと思います ではテストを配ります筆記用具を出して下さい」
先生は机に何も無いかを確かめる様に 1人1人にテストを配っていた
「時間はたっぷりあります 名前や受験番号をしっかりと書いて下さい 時間までまだ少しありますね深呼吸をするのもいいでしょう」
先生はそう言ってゆっくりと前に進み僕達を見渡していた
先生が腕時計を見た
「では皆さん 始めて下さい」
先生の言葉で 一斉にテストをめくる音がした
榎本の事を気にしつつ 僕は休み時間も 1人静かに持って来た本を読み お弁当も1人で食べた
榎本がこの学校に居て 一緒にテストを受けていると思うだけで 僕は嬉しくなっていた
試験が終わり 教室に居た生徒が帰りはじめた
(榎本がどの教室なのかわからない 今むやみにこの教室を出る事は出来ない)
僕はみんなが帰り 教室が静かになるのを待っていた
(やっと終わった・・・)
俺は腕を上にあげて身体を伸ばした
(悠が言ってた通り 全部書けた わかんねぇ~問題も無かった 合ってるかどうかは別として俺はやり切った 悠に言いてぇ~ 悠に会いてぇ~ 声だけでも聞きてぇ~ 今日電話してもへ~きかなぁ~)
俺はそう思いながら西高校を出た
「正臣」
後ろから声をかけられた
「正臣も西高校受験してたんだ・・・」
コイツは中学から一緒で サッカー部のキーパー杉山正俊(すぎやま まさと)
「えっ正俊も一緒だったんだ・・・」
「近いしなぁ~ 合格したらまたよろしくなぁ~正臣」
「あぁ~まためっちゃぶちぬいてやるよ」
「お手柔らかに頼むぜホントに・・・」
「嫌なこった」
俺達は笑っていた
「なぁ~話違うんだけど 高橋ってここ受験してんのか?」
「高橋って悠の事? 学年トップの成績の悠が西高とか有り得ねぇ~だろう・・・」
「そうだよなぁ~ 朝似てる人を見かけてさぁ~ いや~チラッと見ただけだからわかんねぇ~けど・・・」
(悠に似てた・・・ いやいや悠の方がかわいいに決まってんだろう)
正俊と話しながら 俺は家へと帰った
俺は早速悠の家へ電話をかけた
(悠の声少しでいいんだ 頼む悠が出てくれ・・・)
「高橋さんのお宅ですか?」
「榎本?」
僕が受話器を取ると榎本の声がした
「悠 良かった悠が出て・・・ 俺 悠のおかげでテスト全部書けたよ 全部解る問題だった」
「そう~だったんだね 良かったね榎本・・・」
(あとは結果を待つだけだから 今榎本に言ってもいいよね大丈夫だよね)
「榎本僕ね・・・」
「悠はこれからなんだろう頑張れよ まぁ~悠の事だから心配はしねぇ~けど じゃ~それだけだから」
電話が切れてしまった
(また榎本に言えなかった・・・ でももういつでも言えるんだ・・・)
僕はそう思いながら自分の部屋へと戻った
(あぁ~悠の声聞けて良かった・・・ 悠ならどの高校を受験しても大丈夫だろう 俺が言ってやれる言葉なんか何もねぇ~よなぁ~)
俺はそう思いながらベッドに入った
(つづく)
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