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イギリス
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夏休みに入り榎本は毎日ラインをしてくれる
合宿の支度やトレーニングで忙しいのに 僕が不安にならない様にしてくれていた
榎本がイギリスへ行く日になった
僕は駅でおばさんを待っていた おばさんは僕に手を振ってやって来た
「悠君久しぶりねぇ~ やっぱり正臣が言っていた通りね おばさんも早く出て来たつもりだったけど 悠君の方が早かったわねぇ~」
「おばさんこんにちは 今日はよろしくお願いします」
僕はおばさんに頭を下げた
「正臣 先に隆と行ってるのよ」
「あっはい 聞いてます」
「そうよね じゃ~行こうか」
僕はおばさんと電車に乗り 電車の道中は榎本の事を話してくれて
電車の乗り換えもスムーズで 僕はおばさんの話に耳を傾け
途中何度もおばさんと笑い合い あっという間に空港に着いていた
「あっ悠君 ちょっと待っててね」
「はい」
おばさんは誰かに連絡を取っていた
「悠君ごめんね あっちみたい」
おばさんが指をさし僕はおばさんの後をついて行った
おばさんは大塚君のお母さんと合流した
そこには同じTシャツを着た人達がたくさん居た
「悠君 ちょっと監督さんに挨拶してくるわね」
「はい」
おばさんと大塚君のお母さんが行ってしまうと
入れ替わる様に女の子が遠くから近づいて来た
その女の子は僕と目を離さずまっすぐ近づいて来た
「ねぇ~ 高橋君だよね」
「えっあっはい」
(誰だろう?)
「やっぱりね隆が言ってた通り すぐにわかったよ でも隆よりも背が高いよね」
(えっ大塚君)
「あぁ~ごめんね 私加藤亜美(かとうあみ) 一応隆の彼女してます」
そう言って女の子は軽く手をあげた
(えっちょっと待って 大塚君の彼女亜美って言った この人が榎本の言ってた亜美さん?)
そこへ榎本がやって来た
「悠 母ちゃんが見えたから 悠も居ると思ってすっ飛んで来た」
(悠の顔見たら落ち着けた やっぱ俺少し緊張してたかも)
「榎本・・・」
(榎本が僕のところへ来てくれた 榎本に聞けばわかるよね)
「ねぇ~榎本君 私もここに居るんだけど ホント高橋君しか見てないんだから 隆が言ってた通りねぇ~」
「あぁ~ワリー亜美」
(ホント俺悠しか見てなかった それほど悠に会いたかったんだなぁ~)
「ねぇ~隆は? さっき話はしたんだけど」
「あぁ~母ちゃん達に捕まってる その内来んだろう」
「そう~ それにしても榎本君すぐに高橋君の方を向かなくてもいいでしょう 私高橋君を取ったりしないよ」
(当たり前だろう 悠は誰にも渡さねぇ~よ)
「榎本 榎本が言ってた亜美さんって・・・」
「あぁ~びっくりしたろう 隆の彼女だ」
(やっぱりそうだった)
大塚君の大きな声に亜美さんが駆け寄って行った
(やっと邪魔者が居なくなった 悠の視界に俺だけが映ればいい)
僕は榎本に視線をさえぎられた
「悠 抱きしめてもいい?」
「えっ」
僕の返事も聞かず 榎本は僕を包み込んでいた
「悠来てくれてありがとう 俺行って来る 電話はムリかもしれねぇ~けどラインするから」
「うん いろいろ気を付けてね」
「あぁ~大丈夫だ」
榎本はそう言いながら僕から離れた
(悠の顔見たら元気出た 悠を抱きしめて悠のニオイも これで俺は大丈夫だ)
「集合」
大きな声が聞こえた
「じゃ~な悠行って来る」
「うん榎本いってらっしゃい」
そう言って榎本はみんなのところへと走って行った
「お集まりの皆さん これよりイギリスへ出発します 1人1人必ず成長して帰って来る事をお約束します 2週間大事なお子様をお預かりさせて頂き感謝しています では行って参ります」
一同は頭を下げ 次々と奥へと消えていく
榎本は僕の方に向かって手を振っていた
僕は榎本に見える様に 大きく手を振った
「行ったわね」
そう言っておばさんと大塚君のお母さん 加藤さんが僕のところへ
「さぁ~帰りましょう」
おばさんと大塚君のお母さんの後ろを僕と加藤さんが歩いた
「あっ加藤さん」
「高橋君」
「はい」
「加藤さんはやめてほしい」
(えっじゃ~何て呼べばいいの?)
「友達はみんな亜美って呼んでくれるよ」
「じゃ~亜美さんで」
「それもちょっと嫌かなぁ~」
(え~そんなぁ~どうしよう・・・)
「亜美でいいって」
「じゃ~亜美ちゃんで」
「まぁ~いいか ホント高橋君は 隆が言ってた通りの人だね」
そう言って亜美ちゃんは笑っていた
「ねぇ~高橋君 この写真見た事ある?」
そう言って亜美ちゃんはスマホを出した
それは榎本が前に見せてくれたアルバムの写真
大塚君と榎本がボールを挟んで撮った小さな頃の写真だった
「あっこの写真」
「やっぱり見た事あるんだ」
「うん 僕この写真思わず欲しいって 言っちゃった写真だよ」
「ねぇ~高橋君スマホ持ってる? 連絡先交換しよう そしたらこの写真送れるから」
「えっ いいの加藤さん」
「その加藤さんはやめてって言った ほら何て呼ぶの」
僕は思わず苗字で呼んでしまって 亜美ちゃんは僕に顔を近づけた
「あっ亜美ちゃん」
「はい良く出来ました」
亜美ちゃんはまた笑っていた
(そう言えば榎本も亜美ちゃんの事を亜美って言ってた)
僕はスマホを出した
「あっストラップかわいいね 確か榎本君も同じ様なの付けてよね」
「うん 榎本はサメで僕のはオットセイなんだ」
「かわいい見せて」
僕は亜美ちゃんにスマホを渡した
「いいなぁ~ 隆はそういうの嫌がるんだよね」
そう言って亜美ちゃんはスマホを返してくれた
僕は亜美ちゃんとラインの交換をして 僕のスマホに榎本と大塚君の幼い頃の写真が映し出されていた
(本当にかわいい ずっと見ていられるよこの写真)
僕が亜美ちゃんから送られて来た写真を見ていたら 榎本からラインが来た
「あっ隆から・・・」
「こっちも榎本からだよ」
亜美ちゃんのスマホと僕のスマホに同じ内容のラインが送られて来ていた
「ねぇ~ 榎本君と隣の席だって・・・」
「うん 僕のスマホにも榎本から・・・」
僕と亜美ちゃんは笑った
電車内では榎本と大塚君の話で盛り上がり亜美ちゃんの降りる駅へ
「私次の駅だから 高橋君前からの友達だったみたいで話やすかったよ 隆の話とちょっと違ってたなぁ~ 楽しい話が出来て楽しかったよ」
「僕も 僕人見知りで初めての人とは うまく話が出来ないんだ だけど亜美ちゃんとは凄く話やすかったよ ありがとう」
「また会おうねラインするね 今日はありがとうございました」
亜美ちゃんは僕から視線を お母さん達に向け亜美ちゃんは電車を降りた
「悠君も凄く楽しそうに話してたわね 隆には勿体ない彼女ね」
「そうなのよ うちにもよく遊びに来てくれて 妹とも凄く仲がいいのよ」
(大塚君に妹が居るんだ知らなかった 大塚君優しいしめんどうみがあるのは 妹が居るからなのかなぁ~ 僕もそうだけど 大塚君ってあんまり自分の事を話さないからなぁ~)
おばさん達と電車を降りた
「それじゃ~悠君またね 悠君ママによろしく」
「あっはい 今日はありがとうございました」
僕はそう言って頭を下げた
家に帰ってスマホを見ると 榎本からラインが来ていた
【俺はとにかく頑張って来るから 悠待っててくれ】
僕も返信した
【待っているから帰って来てね】
(つづく)
合宿の支度やトレーニングで忙しいのに 僕が不安にならない様にしてくれていた
榎本がイギリスへ行く日になった
僕は駅でおばさんを待っていた おばさんは僕に手を振ってやって来た
「悠君久しぶりねぇ~ やっぱり正臣が言っていた通りね おばさんも早く出て来たつもりだったけど 悠君の方が早かったわねぇ~」
「おばさんこんにちは 今日はよろしくお願いします」
僕はおばさんに頭を下げた
「正臣 先に隆と行ってるのよ」
「あっはい 聞いてます」
「そうよね じゃ~行こうか」
僕はおばさんと電車に乗り 電車の道中は榎本の事を話してくれて
電車の乗り換えもスムーズで 僕はおばさんの話に耳を傾け
途中何度もおばさんと笑い合い あっという間に空港に着いていた
「あっ悠君 ちょっと待っててね」
「はい」
おばさんは誰かに連絡を取っていた
「悠君ごめんね あっちみたい」
おばさんが指をさし僕はおばさんの後をついて行った
おばさんは大塚君のお母さんと合流した
そこには同じTシャツを着た人達がたくさん居た
「悠君 ちょっと監督さんに挨拶してくるわね」
「はい」
おばさんと大塚君のお母さんが行ってしまうと
入れ替わる様に女の子が遠くから近づいて来た
その女の子は僕と目を離さずまっすぐ近づいて来た
「ねぇ~ 高橋君だよね」
「えっあっはい」
(誰だろう?)
「やっぱりね隆が言ってた通り すぐにわかったよ でも隆よりも背が高いよね」
(えっ大塚君)
「あぁ~ごめんね 私加藤亜美(かとうあみ) 一応隆の彼女してます」
そう言って女の子は軽く手をあげた
(えっちょっと待って 大塚君の彼女亜美って言った この人が榎本の言ってた亜美さん?)
そこへ榎本がやって来た
「悠 母ちゃんが見えたから 悠も居ると思ってすっ飛んで来た」
(悠の顔見たら落ち着けた やっぱ俺少し緊張してたかも)
「榎本・・・」
(榎本が僕のところへ来てくれた 榎本に聞けばわかるよね)
「ねぇ~榎本君 私もここに居るんだけど ホント高橋君しか見てないんだから 隆が言ってた通りねぇ~」
「あぁ~ワリー亜美」
(ホント俺悠しか見てなかった それほど悠に会いたかったんだなぁ~)
「ねぇ~隆は? さっき話はしたんだけど」
「あぁ~母ちゃん達に捕まってる その内来んだろう」
「そう~ それにしても榎本君すぐに高橋君の方を向かなくてもいいでしょう 私高橋君を取ったりしないよ」
(当たり前だろう 悠は誰にも渡さねぇ~よ)
「榎本 榎本が言ってた亜美さんって・・・」
「あぁ~びっくりしたろう 隆の彼女だ」
(やっぱりそうだった)
大塚君の大きな声に亜美さんが駆け寄って行った
(やっと邪魔者が居なくなった 悠の視界に俺だけが映ればいい)
僕は榎本に視線をさえぎられた
「悠 抱きしめてもいい?」
「えっ」
僕の返事も聞かず 榎本は僕を包み込んでいた
「悠来てくれてありがとう 俺行って来る 電話はムリかもしれねぇ~けどラインするから」
「うん いろいろ気を付けてね」
「あぁ~大丈夫だ」
榎本はそう言いながら僕から離れた
(悠の顔見たら元気出た 悠を抱きしめて悠のニオイも これで俺は大丈夫だ)
「集合」
大きな声が聞こえた
「じゃ~な悠行って来る」
「うん榎本いってらっしゃい」
そう言って榎本はみんなのところへと走って行った
「お集まりの皆さん これよりイギリスへ出発します 1人1人必ず成長して帰って来る事をお約束します 2週間大事なお子様をお預かりさせて頂き感謝しています では行って参ります」
一同は頭を下げ 次々と奥へと消えていく
榎本は僕の方に向かって手を振っていた
僕は榎本に見える様に 大きく手を振った
「行ったわね」
そう言っておばさんと大塚君のお母さん 加藤さんが僕のところへ
「さぁ~帰りましょう」
おばさんと大塚君のお母さんの後ろを僕と加藤さんが歩いた
「あっ加藤さん」
「高橋君」
「はい」
「加藤さんはやめてほしい」
(えっじゃ~何て呼べばいいの?)
「友達はみんな亜美って呼んでくれるよ」
「じゃ~亜美さんで」
「それもちょっと嫌かなぁ~」
(え~そんなぁ~どうしよう・・・)
「亜美でいいって」
「じゃ~亜美ちゃんで」
「まぁ~いいか ホント高橋君は 隆が言ってた通りの人だね」
そう言って亜美ちゃんは笑っていた
「ねぇ~高橋君 この写真見た事ある?」
そう言って亜美ちゃんはスマホを出した
それは榎本が前に見せてくれたアルバムの写真
大塚君と榎本がボールを挟んで撮った小さな頃の写真だった
「あっこの写真」
「やっぱり見た事あるんだ」
「うん 僕この写真思わず欲しいって 言っちゃった写真だよ」
「ねぇ~高橋君スマホ持ってる? 連絡先交換しよう そしたらこの写真送れるから」
「えっ いいの加藤さん」
「その加藤さんはやめてって言った ほら何て呼ぶの」
僕は思わず苗字で呼んでしまって 亜美ちゃんは僕に顔を近づけた
「あっ亜美ちゃん」
「はい良く出来ました」
亜美ちゃんはまた笑っていた
(そう言えば榎本も亜美ちゃんの事を亜美って言ってた)
僕はスマホを出した
「あっストラップかわいいね 確か榎本君も同じ様なの付けてよね」
「うん 榎本はサメで僕のはオットセイなんだ」
「かわいい見せて」
僕は亜美ちゃんにスマホを渡した
「いいなぁ~ 隆はそういうの嫌がるんだよね」
そう言って亜美ちゃんはスマホを返してくれた
僕は亜美ちゃんとラインの交換をして 僕のスマホに榎本と大塚君の幼い頃の写真が映し出されていた
(本当にかわいい ずっと見ていられるよこの写真)
僕が亜美ちゃんから送られて来た写真を見ていたら 榎本からラインが来た
「あっ隆から・・・」
「こっちも榎本からだよ」
亜美ちゃんのスマホと僕のスマホに同じ内容のラインが送られて来ていた
「ねぇ~ 榎本君と隣の席だって・・・」
「うん 僕のスマホにも榎本から・・・」
僕と亜美ちゃんは笑った
電車内では榎本と大塚君の話で盛り上がり亜美ちゃんの降りる駅へ
「私次の駅だから 高橋君前からの友達だったみたいで話やすかったよ 隆の話とちょっと違ってたなぁ~ 楽しい話が出来て楽しかったよ」
「僕も 僕人見知りで初めての人とは うまく話が出来ないんだ だけど亜美ちゃんとは凄く話やすかったよ ありがとう」
「また会おうねラインするね 今日はありがとうございました」
亜美ちゃんは僕から視線を お母さん達に向け亜美ちゃんは電車を降りた
「悠君も凄く楽しそうに話してたわね 隆には勿体ない彼女ね」
「そうなのよ うちにもよく遊びに来てくれて 妹とも凄く仲がいいのよ」
(大塚君に妹が居るんだ知らなかった 大塚君優しいしめんどうみがあるのは 妹が居るからなのかなぁ~ 僕もそうだけど 大塚君ってあんまり自分の事を話さないからなぁ~)
おばさん達と電車を降りた
「それじゃ~悠君またね 悠君ママによろしく」
「あっはい 今日はありがとうございました」
僕はそう言って頭を下げた
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【俺はとにかく頑張って来るから 悠待っててくれ】
僕も返信した
【待っているから帰って来てね】
(つづく)
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