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夏休み
榎本がイギリスへ旅立ち
僕は夏休みに入ってから少し早く サボテンへ行く様になった
夏休みな事と時間帯が違っていた事で お客様はガラリと変わっていた
ドリンクは一通り作れる様になり マスターと幸子さんにも褒められる様になった
僕はマスターが作るお店の看板メニュー プリンアラモードを始めて見た
マスターは素早くいろいろな果物に包丁を入れ キレイに盛り付けていく
僕はただ見とれてしまっていた
(凄いあんなに早く包丁が動く まるで芸術作品みたいだ・・・)
「悠君 出来たよ持って行って」
「あっはい」
僕はプリンアラモードをトレーに乗せお客様のところへ
「お待たせしました プリンアラモードです」
僕がテーブルに置くと お客様はスマホを取り出し写真を撮っていた
僕は カウンターへと戻った
「マスター 僕プリンアラモード始めて見ました」
「そうだったかなぁ~」
「悠君が入っていた時間は ほとんど年配の常連客だったからよね」
マスターと幸子さんはお互い顔を見合わせそう言った
(榎本も頑張っているんだ 僕だって何かに挑戦したいと思ってた 前から看板メニューのプリンアラモードは気になっていたんだ)
「マスター僕も プリンアラモード作れる様になれますか?」
僕の言葉にマスターと幸子さんは顔を見合わせた
「いいけど またどうして・・・」
「榎本が頑張っているのに 僕も負けてられないです」
(どうしよう つい口から出ちゃった)
「そう言う事なら どうだろう幸子さん」
「マスター 悠君はのみ込みも早いし私はいいと思う それに榎本君が帰って来たら驚かせたいじゃない ねぇ~悠君」
「あっありがとうございます頑張ります でも僕すいません 包丁まったく使った事がなくて お母さんのお手伝いをしてみた事もあったんです でも結局お母さんの二度手間になってしまって」
「うん悠君わかった 私もしっかり教えていきたいと思っています ケガをしない様に頑張ってください」
つい言葉に出てしまった僕の言葉に マスターと幸子さんはすんなりと受け入れてくれた
僕は嬉しかったし 期待に応えたいとも思った
「じゃ~早速」
そう言ってマスターはリンゴを取り出した
「悠君 お客様は私に任せて 悠君はマスターに教えてもらってね」
幸子さんは僕に優しくそう言ってくれた
「あっはいすいません 頑張ります」
僕は手を洗い カウンターに背を向けマスターと並んだ
マスターは僕にわかりやすく丁寧に教えてくれた
マスターと同じ様に包丁を動かしても ちっとも包丁が斜めに入っていかない
僕は包丁を使いこなせていない事に落胆していた
「悠君 焦らずゆっくりとすればいい すぐに悠君なら出来る様になるから大丈夫」
「はいすいません 家でも練習してきます」
(今更だけど こんなに自分が何も出来ないとは でも榎本に負けられない僕だって頑張れば出来るんだ多分)
幸子さんは時間になり2階へ
「じゃ~ね悠君 あとお願いね」
「はい お疲れ様でした」
僕は使っていた物を片付けた
「悠君 榎本君はいつ帰って来るの?」
「あっはい あと10日ぐらいです」
「そう 榎本君頑張っているんだ・・・」
「はい みんな凄くレベルが高く 榎本もいい刺激を受けているみたいです」
「連絡してるのかい」
「はい 連絡してますし僕もしてます」
「そう 榎本君も元気で良かった」
マスターとそんな話をしながら お店の中を掃除しサボテンを閉めた
僕は早速スーパーマーケットへ
(とりあえずリンゴを買って マスターに教えてもらった事を出来る様に・・・)
僕は家に帰って早速台所へ リンゴを切ったところへお母さんが帰って来た
「あら悠何してるの?」
「あっお母さんおかえり ちょっとお母さん教えて・・・」
僕はお母さんにサボテンでの出来事を話した
「そう 悠も頑張ってるのね」
「うんあっごめん台所・・・」
「いいのよ でもしばらく果物買わなくて済みそうね」
そう言ってお母さんは 僕が失敗したリンゴを口に運んでいた
(どうしても斜めに包丁が入らないし 厚さもバラバラでバランスが悪い 時間がたつとリンゴの色が変わってしまう・・・)
お母さんにも教えてもらっても やっぱりマスターの様にはいかず
結局 包丁をほとんど握った事がない僕は
包丁の使い方を覚える事から始めないとダメなのだという事に気づき
それからは僕は台所へ立つ様になった
ジャガイモはデコボコしていて どこから包丁を入れたらいいのかわからなかった
お母さんのお手伝いも何となく出来る様になって来て リンゴとの格闘が毎日続いていた
僕が失敗したリンゴはアップルパイ リンゴジュース リンゴのドレッシング
お母さんは僕が飽きない様に いろいろなアレンジをしてくれた
そんな毎日のリンゴとの格闘をしてきた結果
やっとマスターに近づき リンゴを斜めに包丁を交互に入れ少しずつリンゴをずらし紅白にキレイな模様になった
(やっと出来た緊張した でもまだ時間がかかる マスターみたいに手早く出来ない でもやっとここまで来た)
僕はまた包丁を持った
(ヤベ~練習超~キツイけど超~楽しい ラインだけじゃなく悠に早く会って話てぇ~)
俺は隆と広島から来たヤツと3人部屋になった
広島から来たヤツのナマリがカッコよくて 俺は隆よりも話をしていた
毎日その日のやった事の話で盛り上がっり 楽しい毎日をおくっていた
(たまに出る広島弁めっちゃいいカッケー 聞いていて違和感がねぇ~むしろもっと聞きてぇ~くらいだけど 気を遣って標準語で話してくれてるのがわかる 別にいいのになぁ~)
俺は俺の存在感を十分に出していた
(榎本が帰って来るまであと3日 それまでに他のフルーツも出来る様になっておきたい)
(つづく)
僕は夏休みに入ってから少し早く サボテンへ行く様になった
夏休みな事と時間帯が違っていた事で お客様はガラリと変わっていた
ドリンクは一通り作れる様になり マスターと幸子さんにも褒められる様になった
僕はマスターが作るお店の看板メニュー プリンアラモードを始めて見た
マスターは素早くいろいろな果物に包丁を入れ キレイに盛り付けていく
僕はただ見とれてしまっていた
(凄いあんなに早く包丁が動く まるで芸術作品みたいだ・・・)
「悠君 出来たよ持って行って」
「あっはい」
僕はプリンアラモードをトレーに乗せお客様のところへ
「お待たせしました プリンアラモードです」
僕がテーブルに置くと お客様はスマホを取り出し写真を撮っていた
僕は カウンターへと戻った
「マスター 僕プリンアラモード始めて見ました」
「そうだったかなぁ~」
「悠君が入っていた時間は ほとんど年配の常連客だったからよね」
マスターと幸子さんはお互い顔を見合わせそう言った
(榎本も頑張っているんだ 僕だって何かに挑戦したいと思ってた 前から看板メニューのプリンアラモードは気になっていたんだ)
「マスター僕も プリンアラモード作れる様になれますか?」
僕の言葉にマスターと幸子さんは顔を見合わせた
「いいけど またどうして・・・」
「榎本が頑張っているのに 僕も負けてられないです」
(どうしよう つい口から出ちゃった)
「そう言う事なら どうだろう幸子さん」
「マスター 悠君はのみ込みも早いし私はいいと思う それに榎本君が帰って来たら驚かせたいじゃない ねぇ~悠君」
「あっありがとうございます頑張ります でも僕すいません 包丁まったく使った事がなくて お母さんのお手伝いをしてみた事もあったんです でも結局お母さんの二度手間になってしまって」
「うん悠君わかった 私もしっかり教えていきたいと思っています ケガをしない様に頑張ってください」
つい言葉に出てしまった僕の言葉に マスターと幸子さんはすんなりと受け入れてくれた
僕は嬉しかったし 期待に応えたいとも思った
「じゃ~早速」
そう言ってマスターはリンゴを取り出した
「悠君 お客様は私に任せて 悠君はマスターに教えてもらってね」
幸子さんは僕に優しくそう言ってくれた
「あっはいすいません 頑張ります」
僕は手を洗い カウンターに背を向けマスターと並んだ
マスターは僕にわかりやすく丁寧に教えてくれた
マスターと同じ様に包丁を動かしても ちっとも包丁が斜めに入っていかない
僕は包丁を使いこなせていない事に落胆していた
「悠君 焦らずゆっくりとすればいい すぐに悠君なら出来る様になるから大丈夫」
「はいすいません 家でも練習してきます」
(今更だけど こんなに自分が何も出来ないとは でも榎本に負けられない僕だって頑張れば出来るんだ多分)
幸子さんは時間になり2階へ
「じゃ~ね悠君 あとお願いね」
「はい お疲れ様でした」
僕は使っていた物を片付けた
「悠君 榎本君はいつ帰って来るの?」
「あっはい あと10日ぐらいです」
「そう 榎本君頑張っているんだ・・・」
「はい みんな凄くレベルが高く 榎本もいい刺激を受けているみたいです」
「連絡してるのかい」
「はい 連絡してますし僕もしてます」
「そう 榎本君も元気で良かった」
マスターとそんな話をしながら お店の中を掃除しサボテンを閉めた
僕は早速スーパーマーケットへ
(とりあえずリンゴを買って マスターに教えてもらった事を出来る様に・・・)
僕は家に帰って早速台所へ リンゴを切ったところへお母さんが帰って来た
「あら悠何してるの?」
「あっお母さんおかえり ちょっとお母さん教えて・・・」
僕はお母さんにサボテンでの出来事を話した
「そう 悠も頑張ってるのね」
「うんあっごめん台所・・・」
「いいのよ でもしばらく果物買わなくて済みそうね」
そう言ってお母さんは 僕が失敗したリンゴを口に運んでいた
(どうしても斜めに包丁が入らないし 厚さもバラバラでバランスが悪い 時間がたつとリンゴの色が変わってしまう・・・)
お母さんにも教えてもらっても やっぱりマスターの様にはいかず
結局 包丁をほとんど握った事がない僕は
包丁の使い方を覚える事から始めないとダメなのだという事に気づき
それからは僕は台所へ立つ様になった
ジャガイモはデコボコしていて どこから包丁を入れたらいいのかわからなかった
お母さんのお手伝いも何となく出来る様になって来て リンゴとの格闘が毎日続いていた
僕が失敗したリンゴはアップルパイ リンゴジュース リンゴのドレッシング
お母さんは僕が飽きない様に いろいろなアレンジをしてくれた
そんな毎日のリンゴとの格闘をしてきた結果
やっとマスターに近づき リンゴを斜めに包丁を交互に入れ少しずつリンゴをずらし紅白にキレイな模様になった
(やっと出来た緊張した でもまだ時間がかかる マスターみたいに手早く出来ない でもやっとここまで来た)
僕はまた包丁を持った
(ヤベ~練習超~キツイけど超~楽しい ラインだけじゃなく悠に早く会って話てぇ~)
俺は隆と広島から来たヤツと3人部屋になった
広島から来たヤツのナマリがカッコよくて 俺は隆よりも話をしていた
毎日その日のやった事の話で盛り上がっり 楽しい毎日をおくっていた
(たまに出る広島弁めっちゃいいカッケー 聞いていて違和感がねぇ~むしろもっと聞きてぇ~くらいだけど 気を遣って標準語で話してくれてるのがわかる 別にいいのになぁ~)
俺は俺の存在感を十分に出していた
(榎本が帰って来るまであと3日 それまでに他のフルーツも出来る様になっておきたい)
(つづく)
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