121 / 148
出発まで
しおりを挟む
榎本が出発するまであと3日となった
榎本は毎日僕にラインをしてくれていた
(悠 俺が居たら驚くかなぁ~ 楽しみだ)
俺は悠が来る少し前にサボテンのドアを開けた
「いらっしゃいませ・・・ あら榎本君」
俺はカウンターへと真っ直ぐに進んだ
「マスター幸子さん お久しぶりです」
俺は2人に頭を下げた
「悠君と一緒じゃ~ないの?」
「あっはい 今俺学校行ってなくて 手続きとか会わないとならない人達が居て・・・」
「えっそうだったの? 榎本も大変ねぇ~ 榎本君またイギリスへ行くんだって・・・」
俺はカウンター席に座った
「はい 今日はマスターと幸子さんに挨拶しようと思って・・・」
「まぁ~嬉しい・・・ ねぇ~マスター」
「私達はともかく 悠君は寂しがるんじゃないかねぇ~」
幸子さんは 俺におしぼりと水を出してくれた
「はい 今回は長くなると思うので ありがとうございます」
俺はマスターから幸子さんへ視線を向けた
「あら前に行った感じとは違うの? 確か2週間ぐらいだったわよねぇ~」
「はい 今回は正月休みに帰って来る予定なんですが」
「そんなに長く それじゃ~悠君寂しがるわねぇ~」
幸子さんはマスターに視線を送った
「榎本君が決めた事だ 悠君も承知の上だよ・・・」
「でもマスター悠君 榎本君の話をしてくれる時が一番嬉しそう顔するのよ」
「それは私もそう思うよ」
マスターと幸子さんは顔を見合わせてそう言った
「えっ悠 俺の話ここでするんですか?」
「そうなのよ 私達が聞くととっても嬉しそうに話てくれるのよ ねぇ~マスター」
「あぁ~ 自分の事の様になぁ~」
(マジか悠が俺の事を ヤベ~顔がニヤける・・・)
その時ドアの開く音がした
「こんにちは えっ榎本何で居るの?」
「こんにちは悠君 ちょっと前に榎本君が来たのよ」
(びっくりした 一瞬見間違いかと思った 榎本そう言えばマスターと幸子さんに挨拶するって言ってたよね)
「僕 着替えて来ます」
僕は榎本を見ながら奥へと進んだ
(榎本の顔見ただけなのに こんなにドキドキしてる)
(悠 もっと驚くとおもってたのに そうでもなかったなぁ~)
「榎本君 悠君にドリンク作ってもらってね」
「はい」
幸子さんはエプロンをはずしていた
「じゃ~悠君来たから私はあがります 榎本君また元気な顔見せに来てね 榎本君ならいつでも大歓迎だから」
「はい ありがとうございます」
そう言って幸子さんは2階へと上がっていった
お客さんも増えて来てた時 悠が奥から出て来た
「あっ悠君 お客さんお願い」
「はい 榎本ごめんちょっと待ってて」
「俺はいいよゆっくりで・・・」
(悠の仕事っぷりが久しぶりに見られる)
俺は悠が動くたび悠の姿を追いかけた
(榎本そんなに見ないでよ 恥ずかしよ)
「マスター ブレンド2つお願いします」
「はい ブレンド2ね」
僕はトレーを置いて榎本と向き合った
「榎本お待たせ 何飲む?」
「悠は何を飲ませてくれる?」
(榎本のいたずらっ子な顔久しぶりに見た)
「悠君 ブレンド2上がったよ」
「はい 行きます 榎本待ってて・・・」
僕はブレンドを持ってお客さんの所へ
僕はまた榎本と向き合った
「悠 サボテン終わったらちょっと 時間ある?」
「うん お母さんに連絡取れば大丈夫だよ」
「じゃ~ちょっと俺に付き合って」
「うん いいよ」
(なんだろう どこへ行くんだろう・・・)
僕はグラスを用意した けれども榎本は何も言ってくれない
「悠君 榎本君に見せてあげれば」
マスターは笑ってプリンアラモードの横長のお皿を出した
「マスターまだダメです 僕はまだ時間もかかるし それにマスターに合格をもらっていないし・・・」
「それはそうなんだけど 榎本にならいいかなぁ~って思ったんだけど じゃ~これをアレンジしてみてよ 練習にもなるし・・・」
マスターはクリームソーダを指差し ホイップクリームを置いた
「えっ何? 何作ってくれるの?」
榎本がカウンターを覗き込んだ
「あっ榎本ダメだよ」
僕は榎本を押さえ 榎本は嬉しそうに笑っていた
僕はプリンアラモードのお皿を片付け クリームソーダを作り始めた
アイスクリームを乗せる前にホイップクリームで丸く円を乗せ
その上にアイスクリームを乗せ 缶詰のサクランボが乗るくらいのホイップクリームを少し乗せた
「マスター出来ました」
「悠君オリジナルだね」
「はい」
僕は榎本の前にコースターとストロースプーンを置き クリームソーダを置いた
「榎本 何してるの?」
榎本はスマホを取り出し 僕の作ったクリームソーダを撮っていた
「母ちゃんに自慢するんだ」
「えっ 榎本やめてよ恥ずかしよ」
榎本はすぐにスマホをしまい食べ始めた
だんだんとお客さんも減り 榎本1人になった
「悠君 さぁ~閉めよう 榎本君とゆっくり話しといで 榎本君も悪いね手伝ってくれ」
「はい 俺何でもしますよ」
榎本のおかげでいつもよりも 素早く後片付けが終わった
僕は着替えをする為奥へ
「榎本君 榎本君も親御さんと離れて大変だね」
「俺の父親 今イギリスに単身赴任してるんすよ でも場所が違うから会う事もそうは出来ないんすけど」
「そうだったのかい それは凄いね お父さんは仕事が出来る人なんだね」
「いや~どうなんすかね 行く時はいやいやだったんですけどね」
「榎本君その~ 悠君とは・・・」
「マスター 俺も悠の事は心配です なるべく連絡は取るつもりなんすけど・・・」
「私達もそれが一番心配なんだよ」
僕が奥から出て来ると マスターと榎本は深刻そうな顔をしていた
「お疲れ様です」
「あぁ~悠君 気を付けて帰ってね」
「はい お疲れ様でした」
「マスター ごちそうさまでした」
「あぁ~ 榎本君また顔見せてよ」
「はい」
榎本は元気にマスターに挨拶をしてサボテンを出た
(どこへ行くんだろう・・・)
「悠 母ちゃんに連絡した?」
「あっうん 着替える時に・・・」
「そっか」
榎本は駅の方へと歩いていた
「ねぇ~榎本 どこへ行くの?」
「あぁ~まだ 悠と行ってなかったなぁ~って思って・・・」
榎本はそう言ってどんどん進んで行った
3段ぐらいの階段を下った小さな公園へとやって来た
街頭がポツンと公園の真ん中を照らしていた
「ここさぁ~ 隆とかみんなと良く遊んだんだ もっと広いと思ってたけどなぁ~」
そう言って榎本はブランコに腰かけた
僕は榎本の傍へ
「榎本が大きくなったんだよ」
「そっか」
榎本はそう言って笑っていた
「悠もみんなと遊んだ場所とかあるだろう・・・」
「ううん 僕放課後は家に帰って本を読んでた 本が僕の友達だったよ あっごめんね暗い話になった・・・」
榎本はブランコから立ち上がり僕の方へ
「悠 悠の小さな頃の話も悠の好きな本も 悠の事なら俺何でも知りたい・・・」
榎本は僕の前に立っていた
「悠 抱きしめていい?」
「うん」
榎本はフワリと僕を抱きしめた
「悠 俺行って来るよ 俺がとにかく頑張るしかねぇ~ みんなに俺がどれだけアピール出来るか どれだけ俺の事を認めさせる事が出来るのか 怖いけどやるしかねぇ~んだ」
榎本はそう言いながら僕から離れた
「うん 僕は榎本を信じて待ってるよ」
「ありがとう悠 送るよ」
榎本と僕はいつもよりゆっくりと歩いた
(榎本と何か話さなきゃ でも言葉が出てこない もっと僕の家が遠ければ 榎本ともっと一緒に居られたのに・・・)
(悠が俺に高校合わせてくれたんだよなぁ~ 悠に俺めっちゃ感謝だよなぁ~ 少し離れるけどこれからももっと悠と一緒に居て 俺が悠に感謝のお返ししねぇ~と)
僕のマンションの前まで来てしまった
「榎本 僕も心配だから 榎本が家に着いたらラインして」
「あぁ~わかった じゃ~な悠・・・」
榎本はゆっくりと歩き出した
僕が榎本の後ろ姿を見ていると 榎本が振り返り走って来て 僕をギュっと抱きしめた
「悠待ってて 俺頑張って来るから」
僕は榎本のニオイを思い切り吸い込んだ
榎本は僕から離れると走って行ってしまった
(榎本頑張れ・・・)
僕は榎本の後ろ姿に涙がこぼれない様に 夜空を見上げていた
(つづく)
榎本は毎日僕にラインをしてくれていた
(悠 俺が居たら驚くかなぁ~ 楽しみだ)
俺は悠が来る少し前にサボテンのドアを開けた
「いらっしゃいませ・・・ あら榎本君」
俺はカウンターへと真っ直ぐに進んだ
「マスター幸子さん お久しぶりです」
俺は2人に頭を下げた
「悠君と一緒じゃ~ないの?」
「あっはい 今俺学校行ってなくて 手続きとか会わないとならない人達が居て・・・」
「えっそうだったの? 榎本も大変ねぇ~ 榎本君またイギリスへ行くんだって・・・」
俺はカウンター席に座った
「はい 今日はマスターと幸子さんに挨拶しようと思って・・・」
「まぁ~嬉しい・・・ ねぇ~マスター」
「私達はともかく 悠君は寂しがるんじゃないかねぇ~」
幸子さんは 俺におしぼりと水を出してくれた
「はい 今回は長くなると思うので ありがとうございます」
俺はマスターから幸子さんへ視線を向けた
「あら前に行った感じとは違うの? 確か2週間ぐらいだったわよねぇ~」
「はい 今回は正月休みに帰って来る予定なんですが」
「そんなに長く それじゃ~悠君寂しがるわねぇ~」
幸子さんはマスターに視線を送った
「榎本君が決めた事だ 悠君も承知の上だよ・・・」
「でもマスター悠君 榎本君の話をしてくれる時が一番嬉しそう顔するのよ」
「それは私もそう思うよ」
マスターと幸子さんは顔を見合わせてそう言った
「えっ悠 俺の話ここでするんですか?」
「そうなのよ 私達が聞くととっても嬉しそうに話てくれるのよ ねぇ~マスター」
「あぁ~ 自分の事の様になぁ~」
(マジか悠が俺の事を ヤベ~顔がニヤける・・・)
その時ドアの開く音がした
「こんにちは えっ榎本何で居るの?」
「こんにちは悠君 ちょっと前に榎本君が来たのよ」
(びっくりした 一瞬見間違いかと思った 榎本そう言えばマスターと幸子さんに挨拶するって言ってたよね)
「僕 着替えて来ます」
僕は榎本を見ながら奥へと進んだ
(榎本の顔見ただけなのに こんなにドキドキしてる)
(悠 もっと驚くとおもってたのに そうでもなかったなぁ~)
「榎本君 悠君にドリンク作ってもらってね」
「はい」
幸子さんはエプロンをはずしていた
「じゃ~悠君来たから私はあがります 榎本君また元気な顔見せに来てね 榎本君ならいつでも大歓迎だから」
「はい ありがとうございます」
そう言って幸子さんは2階へと上がっていった
お客さんも増えて来てた時 悠が奥から出て来た
「あっ悠君 お客さんお願い」
「はい 榎本ごめんちょっと待ってて」
「俺はいいよゆっくりで・・・」
(悠の仕事っぷりが久しぶりに見られる)
俺は悠が動くたび悠の姿を追いかけた
(榎本そんなに見ないでよ 恥ずかしよ)
「マスター ブレンド2つお願いします」
「はい ブレンド2ね」
僕はトレーを置いて榎本と向き合った
「榎本お待たせ 何飲む?」
「悠は何を飲ませてくれる?」
(榎本のいたずらっ子な顔久しぶりに見た)
「悠君 ブレンド2上がったよ」
「はい 行きます 榎本待ってて・・・」
僕はブレンドを持ってお客さんの所へ
僕はまた榎本と向き合った
「悠 サボテン終わったらちょっと 時間ある?」
「うん お母さんに連絡取れば大丈夫だよ」
「じゃ~ちょっと俺に付き合って」
「うん いいよ」
(なんだろう どこへ行くんだろう・・・)
僕はグラスを用意した けれども榎本は何も言ってくれない
「悠君 榎本君に見せてあげれば」
マスターは笑ってプリンアラモードの横長のお皿を出した
「マスターまだダメです 僕はまだ時間もかかるし それにマスターに合格をもらっていないし・・・」
「それはそうなんだけど 榎本にならいいかなぁ~って思ったんだけど じゃ~これをアレンジしてみてよ 練習にもなるし・・・」
マスターはクリームソーダを指差し ホイップクリームを置いた
「えっ何? 何作ってくれるの?」
榎本がカウンターを覗き込んだ
「あっ榎本ダメだよ」
僕は榎本を押さえ 榎本は嬉しそうに笑っていた
僕はプリンアラモードのお皿を片付け クリームソーダを作り始めた
アイスクリームを乗せる前にホイップクリームで丸く円を乗せ
その上にアイスクリームを乗せ 缶詰のサクランボが乗るくらいのホイップクリームを少し乗せた
「マスター出来ました」
「悠君オリジナルだね」
「はい」
僕は榎本の前にコースターとストロースプーンを置き クリームソーダを置いた
「榎本 何してるの?」
榎本はスマホを取り出し 僕の作ったクリームソーダを撮っていた
「母ちゃんに自慢するんだ」
「えっ 榎本やめてよ恥ずかしよ」
榎本はすぐにスマホをしまい食べ始めた
だんだんとお客さんも減り 榎本1人になった
「悠君 さぁ~閉めよう 榎本君とゆっくり話しといで 榎本君も悪いね手伝ってくれ」
「はい 俺何でもしますよ」
榎本のおかげでいつもよりも 素早く後片付けが終わった
僕は着替えをする為奥へ
「榎本君 榎本君も親御さんと離れて大変だね」
「俺の父親 今イギリスに単身赴任してるんすよ でも場所が違うから会う事もそうは出来ないんすけど」
「そうだったのかい それは凄いね お父さんは仕事が出来る人なんだね」
「いや~どうなんすかね 行く時はいやいやだったんですけどね」
「榎本君その~ 悠君とは・・・」
「マスター 俺も悠の事は心配です なるべく連絡は取るつもりなんすけど・・・」
「私達もそれが一番心配なんだよ」
僕が奥から出て来ると マスターと榎本は深刻そうな顔をしていた
「お疲れ様です」
「あぁ~悠君 気を付けて帰ってね」
「はい お疲れ様でした」
「マスター ごちそうさまでした」
「あぁ~ 榎本君また顔見せてよ」
「はい」
榎本は元気にマスターに挨拶をしてサボテンを出た
(どこへ行くんだろう・・・)
「悠 母ちゃんに連絡した?」
「あっうん 着替える時に・・・」
「そっか」
榎本は駅の方へと歩いていた
「ねぇ~榎本 どこへ行くの?」
「あぁ~まだ 悠と行ってなかったなぁ~って思って・・・」
榎本はそう言ってどんどん進んで行った
3段ぐらいの階段を下った小さな公園へとやって来た
街頭がポツンと公園の真ん中を照らしていた
「ここさぁ~ 隆とかみんなと良く遊んだんだ もっと広いと思ってたけどなぁ~」
そう言って榎本はブランコに腰かけた
僕は榎本の傍へ
「榎本が大きくなったんだよ」
「そっか」
榎本はそう言って笑っていた
「悠もみんなと遊んだ場所とかあるだろう・・・」
「ううん 僕放課後は家に帰って本を読んでた 本が僕の友達だったよ あっごめんね暗い話になった・・・」
榎本はブランコから立ち上がり僕の方へ
「悠 悠の小さな頃の話も悠の好きな本も 悠の事なら俺何でも知りたい・・・」
榎本は僕の前に立っていた
「悠 抱きしめていい?」
「うん」
榎本はフワリと僕を抱きしめた
「悠 俺行って来るよ 俺がとにかく頑張るしかねぇ~ みんなに俺がどれだけアピール出来るか どれだけ俺の事を認めさせる事が出来るのか 怖いけどやるしかねぇ~んだ」
榎本はそう言いながら僕から離れた
「うん 僕は榎本を信じて待ってるよ」
「ありがとう悠 送るよ」
榎本と僕はいつもよりゆっくりと歩いた
(榎本と何か話さなきゃ でも言葉が出てこない もっと僕の家が遠ければ 榎本ともっと一緒に居られたのに・・・)
(悠が俺に高校合わせてくれたんだよなぁ~ 悠に俺めっちゃ感謝だよなぁ~ 少し離れるけどこれからももっと悠と一緒に居て 俺が悠に感謝のお返ししねぇ~と)
僕のマンションの前まで来てしまった
「榎本 僕も心配だから 榎本が家に着いたらラインして」
「あぁ~わかった じゃ~な悠・・・」
榎本はゆっくりと歩き出した
僕が榎本の後ろ姿を見ていると 榎本が振り返り走って来て 僕をギュっと抱きしめた
「悠待ってて 俺頑張って来るから」
僕は榎本のニオイを思い切り吸い込んだ
榎本は僕から離れると走って行ってしまった
(榎本頑張れ・・・)
僕は榎本の後ろ姿に涙がこぼれない様に 夜空を見上げていた
(つづく)
0
あなたにおすすめの小説
【完結】抱っこからはじまる恋
* ゆるゆ
BL
満員電車で、立ったまま寄りかかるように寝てしまった高校生の愛希を抱っこしてくれたのは、かっこいい社会人の真紀でした。接点なんて、まるでないふたりの、抱っこからはじまる、しあわせな恋のお話です。
ふたりの動画をつくりました!
インスタ @yuruyu0 絵もあがります。
YouTube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。
プロフのwebサイトから飛べるので、もしよかったら!
完結しました!
おまけのお話を時々更新しています。
BLoveさまのコンテストに応募しているお話を倍以上の字数増量でお送りする、アルファポリスさま限定版です!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
【本編完結】才色兼備の幼馴染♂に振り回されるくらいなら、いっそ赤い糸で縛って欲しい。
ホマレ
BL
才色兼備で『氷の王子』と呼ばれる幼なじみ、藍と俺は気づけばいつも一緒にいた。
その関係が当たり前すぎて、壊れるなんて思ってなかった——藍が「彼女作ってもいい?」なんて言い出すまでは。
胸の奥がざわつき、藍が他の誰かに取られる想像だけで苦しくなる。
それでも「友達」のままでいられるならと思っていたのに、藍の言葉に行動に振り回されていく。
運命の赤い糸が見えていれば、この関係を紐解けるのに。
【完結】口遊むのはいつもブルージー 〜双子の兄に惚れている後輩から、弟の俺が迫られています〜
星寝むぎ
BL
お気に入りやハートを押してくださって本当にありがとうございます! 心から嬉しいです( ; ; )
――ただ幸せを願うことが美しい愛なら、これはみっともない恋だ――
“隠しごとありの年下イケメン攻め×双子の兄に劣等感を持つ年上受け”
音楽が好きで、SNSにひっそりと歌ってみた動画を投稿している桃輔。ある日、新入生から唐突な告白を受ける。学校説明会の時に一目惚れされたらしいが、出席した覚えはない。なるほど双子の兄のことか。人違いだと一蹴したが、その新入生・瀬名はめげずに毎日桃輔の元へやってくる。
イタズラ心で兄のことを隠した桃輔は、次第に瀬名と過ごす時間が楽しくなっていく――
僕の、しあわせ辺境暮らし
* ゆるゆ
BL
雪のなか3歳の僕を、ひろってくれたのは、やさしい16歳の男の子でした。
ふたりの、しあわせな辺境暮らし、はじまります!
ふたりの動画をつくりました!
インスタ @yuruyu0 絵もあがります。
YouTube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。
プロフのwebサイトから飛べるので、もしよかったら!
君に望むは僕の弔辞
爺誤
BL
僕は生まれつき身体が弱かった。父の期待に応えられなかった僕は屋敷のなかで打ち捨てられて、早く死んでしまいたいばかりだった。姉の成人で賑わう屋敷のなか、鍵のかけられた部屋で悲しみに押しつぶされかけた僕は、迷い込んだ客人に外に出してもらった。そこで自分の可能性を知り、希望を抱いた……。
全9話
匂わせBL(エ◻︎なし)。死ネタ注意
表紙はあいえだ様!!
小説家になろうにも投稿
【完結】この契約に愛なんてないはずだった
なの
BL
劣勢オメガの翔太は、入院中の母を支えるため、昼夜問わず働き詰めの生活を送っていた。
そんなある日、母親の入院費用が払えず、困っていた翔太を救ったのは、冷静沈着で感情を見せない、大企業副社長・鷹城怜司……優勢アルファだった。
数日後、怜司は翔太に「1年間、仮の番になってほしい」と持ちかける。
身体の関係はなし、報酬あり。感情も、未来もいらない。ただの契約。
生活のために翔太はその条件を受け入れるが、理性的で無表情なはずの怜司が、ふとした瞬間に見せる優しさに、次第に心が揺らいでいく。
これはただの契約のはずだった。
愛なんて、最初からあるわけがなかった。
けれど……二人の距離が近づくたびに、仮であるはずの関係は、静かに熱を帯びていく。
ツンデレなオメガと、理性を装うアルファ。
これは、仮のはずだった番契約から始まる、運命以上の恋の物語。
秘花~王太子の秘密と宿命の皇女~
めぐみ
BL
☆俺はお前を何度も抱き、俺なしではいられぬ淫らな身体にする。宿命という名の数奇な運命に翻弄される王子達☆
―俺はそなたを玩具だと思ったことはなかった。ただ、そなたの身体は俺のものだ。俺はそなたを何度でも抱き、俺なしではいられないような淫らな身体にする。抱き潰すくらいに抱けば、そなたもあの宦官のことなど思い出しもしなくなる。―
モンゴル大帝国の皇帝を祖父に持ちモンゴル帝国直系の皇女を生母として生まれた彼は、生まれながらの高麗の王太子だった。
だが、そんな王太子の運命を激変させる出来事が起こった。
そう、あの「秘密」が表に出るまでは。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる