悠と榎本

暁エネル

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それから①

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俺は悠を送り出し ベッドシーツをはがし洗濯機へ放り込み 部屋を一通り掃除機をかけた


相変わらず部屋の中はキレイで 掃除機のホコリも少なかった




どこから聞きつけて来たのか サッカー連盟から電話があった


俺はすぐに行動にうつした




(どこでもいい俺を必要としてくれる所であれば・・・)




俺はすぐに契約を結んだ


母ちゃんには電話をかけた 俺が帰って来た事にかなりびっくりされたけど 


今までほったらかした分 しっかり悠の事を大事にしなさいと強く念を押された


そんな事を言われなくても 俺は悠の事を一番に考えてると反撃したところで


母ちゃんにはとても 勝てる気がしねぇ~から言い返しはしなかった


父ちゃんとはうまくやっているらしく 俺は少し安心していた






(遅くなちゃった 榎本に連絡しなくちゃ・・・)




僕は電車を待ちながら 榎本に連絡を取った


榎本のラインにすぐ既読が付き スタンプが送られて来た




(榎本のスタンプかわいい 今までは何日も既読が付かない事もあった だけど今は・・・)




僕は電車に乗り家へと向かった




(悠が帰って来る ヤベ~悠のスーツ脱がしてぇ~)




俺は手を止め悠の帰りを待っていた




「榎本 ただいま遅くなってごめん」


僕はカバンを置き玄関でそう言った


「悠待ってたよ」


榎本はそう言って僕に近づいて来た


「榎本ごめん」


「悠 言葉だけ・・・」


榎本が言っている意味が僕にはわからなかった


「榎本 僕お腹がすいたよ」


「俺もペコペコ スゲ~すいてる 悠で満たしたい」


榎本はさがろうともせず どんどん僕に手を伸ばして来た


「榎本 僕手を洗って来るよ」


「悠 ただいまのキスは・・・」


榎本に両手で顔を包まれ 榎本の舌がどんどん僕の中へ


榎本はキスをしながら僕の上着のボタンをはずし


僕の上着がストンと床に落ちた




(榎本待って何で・・・)




僕は榎本に抱きしめられたまま テーブルに倒されワイシャツをめくられた




(あぁ~スゲ~いい色 悠の白い肌ヤベ~)




俺は悠の胸をなめ回しベルトをはずし ズボンを一気におろした


「榎本待って」


「悠 スゲ~エロい」


僕はテーブルからおろされ 榎本に抱きしめられた


「悠 俺悠がたりねぇ~ 離れてた期間が長過ぎた」


「榎本わかったから 今は僕からちょっと離れて・・・」


「嫌だ 悠今スゲ~エロいんだぞ それに当たってんだろう俺の硬いの・・・」




(わかってるよ 僕が帰って来た時から榎本変だったもん)




「悠 ちょっとだけ・・・」


榎本の大きな手に僕のが包まれ 僕は声を出した


僕はテーブルに手を付き 榎本の方へとお尻を突き出していた




(あぁ~スゲ~いいながめ ワイシャツヤベ~悠の尻は最高だ)




(恥ずかし・・・ でも僕は榎本のが欲しい)




俺は悠のに優しく手を伸ばし 悠のいい声を聞いていた




(あぁ~スゲ~気持ち良さそう もうトロトロだ)




(榎本お願いもうやめて我慢できない)




僕は大きな声を出すと 榎本のがゆっくりと僕の中へ




(あぁ~気持ちいい 悠の声もスゲ~いい)




俺はすぐに腰を動かした




(榎本凄い・・・ 気持ちいい・・・)




俺は悠の腰を掴み勢い良く腰を動かしていた




(もっとゆっくり悠としてぇ~けど 今はこのくらいに・・・)




俺は悠から離れると悠が滑る様に テーブルから離れ悠が倒れ込んだ




(危ねぇ~)




ワイシャツ姿の悠はまたエロさを俺に見せていた


「悠大丈夫」


悠は息を荒立て俺の腕の中で首を振っていた


俺はそれを見て少し笑ってしまった






榎本が日本へ帰って来てから サッカー選手として活躍し試合に出る事が多くなった




(これじゃ~帰って来た意味がねぇ~)




試合を終え俺が家に帰って来ても 悠と過ごせる時間は多いとは言えなかった





そんなある日の事 


榎本が幼い頃にお世話になっていたサッカークラブが 


無くなってしまうと言う知られが榎本に届いた


「もしもし隆か 俺たちばなサッカークラブに行って聞いて来るから そしたらまた連絡する」


「あぁ~わかった頼む」


「じゃ~な」


俺は隆との電話を切った




たちばなサッカークラブは 隆と俺がサッカーを始めた原点だった




「悠 俺が行ってもどうにもならねぇ~かもしれねぇ~けど とりあえず行くだけ行って来る」


「うん 榎本気を付けてね」


「あぁ~悠は先に寝るんだぞ 明日も学校だからな」


「うんわかった」


榎本は僕の頭をくしゃくしゃして行ってしまった





(榎本ショックだろうなぁ~ 榎本や大塚君 もっとたくさんの人達がサッカーを好きになった場所 どうなるんだろう)





俺は懐かしの場所へと急いでいた




(今何を考えてもしょうがねぇ~ 話をちゃんと橘さんから聞かねぇ~と・・・)




俺はサッカークラブの事務所へ向かった


そこは小さい頃隆と良く潜り込んだ場所だった


事務所には明かりが付いていた


「すいません榎本です」


俺はそう言って中へと入った




榎本の話だと 橘さんと言う人はかなりのご年齢で入退院を繰り返し


息子さんが手伝ってはいたものの 片手間で出来る事ではなく


苦渋の決断なのだと言っていた そこへ榎本が待ったをかけた





「悠ちょっと話あるんだけど聞いてくれるか」


「うん」


榎本がソファーに座り 僕は榎本の隣へ座ると 榎本は僕の肩に腕を回した


「俺さぁ~イギリスから帰って来てから ずっと考えてた事があって悠ともっと一緒に居てぇ~って でも実際 俺が地方へ行く事も多くて悠とゆっくりしてる暇がねぇ~ それは俺がしたかった事じゃねぇ~んだ だから俺サッカー選手を辞めるよ」





(僕は何て言えばいいの? 榎本がサッカー選手を辞める 榎本は選手としてやり切ったって事なの 榎本はそれでいいの?)





「榎本 榎本がイギリスに居た頃ラインでも話したんだけど 僕榎本の本を生徒にあげちゃったでしょう」


「あぁ~あの本だろう【君への想い】」


「うん あの本は親子の絆だったり 友達との関係だったり 僕悩んでた生徒の役に立つんじゃないかと思って渡した」


「あの後2人はどうなったんだろうなぁ~ 友情の関係がそのまま続いていったかなぁ~」


「うん いろいろな解釈が出来るよね」


「で その本がどうかしたのか?」


「うん 僕が勝手に生徒に渡したちゃったから・・・」


「悠がそうしたかったんだろう」


僕は榎本と向き合った


「うんだから 榎本も自分のしたいようにして 僕は榎本を支えたいと思ってるから」


「悠 ありがとう 俺がどこまで出来るかわかんねぇ~けど サッカーを好きな子供達を救いてぇ~んだ」


「榎本なら出来るよ」


榎本に抱きしめられ 榎本の舌が僕の舌を絡めていた





榎本は正式にサッカー選手を引退し 橘さんから引継ぎを受けた


榎本はたちばなサッカークラブを新たに立ち上げた


元サッカー選手がサッカークラブを開く事もあって


マスコミやミーハーな親子さん達が連日 サッカークラブへ押しかけていた





「正臣 何とかしろよ これじゃ~収拾が付かねぇ~ぞ」


隆が凄い勢いで俺に言った


「元居たメンバーはともかく 遠い所からはムリだろう・・・」


「あぁ~それは俺も考えてる ちゃんと保護者には説明するよ」


隆には俺には出来ねぇ~ 事務的な事を手伝ってもらっていた


隆は今サラリーマンをしていて 昔からとても頼りになる男だ





「しばらく大変だぞ」


「まぁ~そうかもしれねぇ~けど すぐにみんなあきるんじゃねぇ~」


「正臣はそういう事ぜんぜんかわらねぇ~な」


隆は書類を整理しながらそう言った




榎本は1人1人保護者の方へ 丁寧に説明をしていた


もしケガをしてしまった時 遠方から来た子供達を送ってあげられない事


遠方から通わせ事故等に合うリスクがあるという事 いろいろな説明をした 


近隣のそれも保護者の方が 俺の協力をしていただける事を条件とした





元居たメンバーよりも増えたものの マスコミの姿もなくなり


榎本は前よりもいきいきと毎日を過ごしていた





「悠 俺先に行ってる」


「うん僕もあとで行くよ」


榎本はそう言ってサッカークラブへと向かった 僕は洗濯機を回し掃除にとりかかった




土曜日はお休みで 月曜日~金曜日まで学校からそのまま


たちばなサッカークラブへサッカーが出来る様にしていた




毎週日曜日は午後からサッカークラブへ行く


榎本は準備があり 朝から河川敷にあるサッカークラブへと出かけて行く





「今日も凄くいい天気だなぁ~」


僕は掃除機をかけていた




俺は草むしりや金網の点検 ゴールネットの確認 危険な物が無いかを見て回った




(大丈夫みたいだなぁ~)




俺は事務所から ボールとカラーコーンを出して並べていた


早い時間からぞろぞろと保護者と一緒に子供達が集まって来た


「おめ~ら早っ」


「だって早くサッカーしたいんだもん」


「ほら 榎本コーチに言われたじゃない」


保護者の方が俺にそう言った


「あぁ~でも俺も小さい時 母親に早く行こうって言ってたんで 気持ちわかります」


「じゃ~あなた達は榎本コーチのお手伝いしなさい」


「いいよ何するの?」


俺は子供達と準備をしつつ ボールを蹴り子供達と遊んでいた



(つづく)


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